雨

　急に空模様が怪しくなり、干したばかりの洗濯物を娘があわてて取り入れる。私はBSで朝から楽しみにしていたイチローと松井の対決を見る。シアトルも雨。一回裏イチローの先頭打者ホームラン。小気味のいい音を残して打球はライトスタンドに突き刺さる。最近マリナーズの試合がなかなか見れず残念でしたが録画でない生の映像の見れる幸せ。イチローは今年になって打撃改造をしている。めっきりゴロが少なくなっている。天才にしてこの努力。頭がさがる。
　昼ごはんは私の担当。冷蔵庫の中をみて、すき焼きオジヤに決定。少しの肉からできるだけ旨みをだすため、砂糖と醤油でよくいためる。そのあと玉ねぎ、白菜、マイタケをいれ、炒める。その後水をいれ、もう一度砂糖、醤油ですき焼きの味をつくる。中身を取り出したあとの汁にご飯をいれ、卵を溶きいれて完成。中身は夕食用に取っておく。なかなか美味。
　出勤時間になって小降りになっていたが車で娘に送ってもらう。十三で降りるとひどい土砂降り。商店街を歩いていると昔の生徒に会う。私が傘を持っていないのをみると、彼女の店まで走り傘を持ってきてくれる。今日一番の感激でした。

総選挙公示

　総選挙が公示されました。今回の選挙の一番の争点は、参議院で法案が否決されたからといって、衆議院を解散できるのか。憲法上許されているのか。衆議院議員が仕事を失うといった問題ではない。世論調査で国民の過半数が賛成だという問題でもない。この点についてマスコミはもっと議論すべきじゃーないか。法律のすきまをぬって、日本をあらぬ方向に誘導されていく危険性を強く感じる。誠実さも良心もない連中によってひそかにどこかで謀略がなされている。
　争点とされている郵政民営化だって郵政民営化是か非かじゃなく、小泉流郵政民営化が是か非かが問われているということを意識すべきです。小泉流という形容詞が大事なのです。この一言を常につけてほしい。

水郷めぐり

　十三のチケットショップで３０００円で買ってあった一回分。どこに行こうか思案の末悲しいかな体力は近場に決定。釣竿は持たず、愛用のESPIO 160とスケッチ用のハガキ、読みかけの『白洲正子自伝』持ってJRに乗り込む。急ぐ旅でもないので普通で京都に向かう。白洲正子は気になっていた存在ではあるが同じ日本人とは思えぬスケールに感心する。いつの間にかまどろんでいるうちに京都到着。プラットホームで３２０円の月見そばを食べる。これはなかなかの味。ねぎのシャキシャキ感がいい。麺もだしもよし。米原行きに乗り近江八幡に向かう。湖東の風景はいつも心が和む。先祖がえりというか私自身の歴史を遡りなつかしい世界に戻る気がする。私の祖父は農民であった。私が小さい頃、父は田んぼを借り、米を作っていた。田んぼでお腹に卵をいっぱい抱いたザリガニを見つめる３歳の自分が見える。
　近江八幡を降りて、今日の目的を水郷めぐりにし、バスに乗る。船着場には「あなたも日本で一番おそい乗り物にのってみませんか」の看板。乗ってみると確かにおそい。船頭のたくみな櫓さばきで和船はゆっくりと時間をひきのばす。一面の葦、まこも、すげ、がまの中を静かに進み、景色がスローモーションで動く。こんな時間のすごし方いいなあと思いながらまぶたが落ちてくる。一時間十分の船旅、これもいい。季節を変えてもう一度来たい。
　帰りは日牟礼神社まで歩き、スケッチ。お土産に芋子判をたねやで買い、篠原で途中下車。姉の家に寄って、久しぶりに姉家族と会う。姪の長男の成長ぶりに驚く。次に会うのが楽しみ。どんな天才坊やになっているか。
　家に帰ったのは十時過ぎ、遊びに来ていた孫を抱きしめてやることもできました。最高の一日でした。

アロエジャム

アロエジャムの作り方
　カスピ海ヨーグルトにアロエジャムはよくあいます。
　　１　アロエベラの棘の部分をピラーでとります。
　　２　包丁で両面の皮をとる。少々皮が残ってもよい。
　　３　アロエと砂糖の比を１：0.7ぐらいにする
　　４　砂糖とジャムベースを混ぜる。ジャムベース砂糖1キロに軽量スプーン大匙１．
　　５　後は厚手の鍋で二三十分弱火で炊き、最後にレモン汁一個分を加え出来上がり。

柔道

昨夜夢を見ました。柔道の達人が登場し柔道の技は単純に説明できるものでなければならないと言って去りました。先生から生徒、先輩から後輩に伝えられるうちにいつの間にか柔道の本質からかけ離れ、間違ったことが 柔道と言われているのではないでしょうか。こんな疑問がふつふつと湧いてきます。
これからこのテーマについて思いつくままに語ります。

ブログを始めました

娘の力を借りてブログを始めました。孫が一歳一ヶ月会うたびに考えます。この子の将来のため何をしたらいいのか、何をすべきなのかを。この子が小さな自然の生命の悲しみがわかり、他人の哀しみがわかり、そして地球の痛みがわかる人間になってほしいと考えています。
ブログが広まって初めての総選挙、自分の意見を述べる場を持てることは私にとってはとてもうれしいことです。
いつも人を評価する場合、この人は誰の立場に立っている人なのか、本当に自分を捨てている人なのかを見ます。
少なくとも小泉さんには他人の悲しみをわかる心が見えません。見えるのは自分自身の欲望をかなえようとする餓鬼の姿しか見えてきません。