十三のカーネルおじさん

十三に巣くってウン十年。ひとつここらで十三から飛び立ってみよう。

結婚記念日

2021-09-23 21:10:50 | 思い出

47回目の記念日。結婚式を9月23日を選んだのは、祭日にする、といつもその日は休日で都合がいいと思ったからだ。今回は高槻の安満遺跡公園に決めた。昔京大の農場があり、妻の実家は農場の中を通り当時は安満遺跡の標識のみがある児童公園を左に田圃のあぜ道を野草を見ながらのんびり歩いていくとあった。娘が幼い時、農場の建物の前の木に登らせたり、夏ミカンを拾ったり、即売会で農場でできた果実を買ったり、田んぼの中を泳ぐ蛇を見たりなかなか楽しい場所であった。私が大学生のころも車窓から毎日見た懐かしい風景だった。そんなところが公園になっていた。この公園はアクセスよし、施設よし、広さよし、なかなかいい公園だ。今日は妻といい一日を過ごせました。

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真菰

2021-09-20 11:01:40 | 見山

コロナ禍日曜日はどこも行くところがないので、夫婦で見山に行くことになる。里山の景色は一週間過ぎると変化、何かしら新しい経験ができる。お目当ての野菜も少なくなった時間も訪れる人は多い。途中彼岸花があちらこちらに咲いている。「赤い花なら曼殊沙華阿蘭陀屋敷の庭に咲く」の歌詞が自然に浮かんでくる。家にラジオもなかったし、もちろんレコードもなかったので、母が口ずさんでいたのを覚えていたのか不思議に彼岸花をみると、この歌が出てくる。家を出るのが遅かったので見山の郷の野菜は少なかった。真菰と書かれたのがあったので、珍しいので買ってみた。昔真菰という歌詞がある歌があったなあと記憶を辿った。昔友人とよく通った飲み屋のおばあさんの十八番でよく歌ってくれた「船頭小唄」。あの中にあった。夕食に炊き込みご飯と天ぷらにしたら、これが絶品。娘たちにもぜひ食べさせたいと思った。

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マッカ

2021-09-15 14:27:33 | 思い出

 今ではその座をメロンに譲った感があるが、メロンと似たマッカ(まくわうり)は夏の味覚だった。私は中学一年の時、牛乳配達を始めたが、私の配達先の農家の屋敷内の畑には夏になるとマッカが育てられていた。土塀の中の大きな藁ぶきの農家で、中庭の畑を見ながら玄関横の牛乳箱まで牛乳を届けに行っていた。農家の朝は早いので時々はご主人と挨拶することもあった。中学2年の時体育の新任の体育の先生が朝礼で紹介された。その次の日の早朝、いつものように農家に配達に行くと、その先生が中から出てこられたので、びっくり仰天。自己紹介をあわててして退散した。今はすっかりその趣は無くなったが、当時は大阪市の北部のあちらこちらに広い屋敷の農家があり、畑や水田が広がっていた。先生のご実家もそんな一軒でマッカを見ると当時のことががよみがえってくる。先生の授業は受けたことはなかったが、かわいがっていただいた。高校入試が終わった春休み、柔道部の友人たちと一緒に京都まで先生とサイクリングした。楽しい思い出である。

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