イチローがFAになった。イチローが大リーグに行ってから、大リーグの開幕が待ちどうしかった。BSで彼の活躍が私の元気のもとになっていたといっていい。シアトルのマリナーズ。セーフコ球場。試合中に聞こえるサンタフェ鉄道の列車の汽笛の長い音。イチローの活躍の姿とともに思い出す。私の母校と現地の高校との交流が始まったのもイチローのマリナーズ時代。高校の先生との会話もイチローのおかげではずんだものでした。手紙のやり取りした校長先生も今はいない。ロスオリンピックの審判もした柔道を愛した温厚な先生でした。シアトルは峡湾都市で日本の船も昔から航行していた。私の父も貧しい少年時代船員としてシアトルに行ったようだ。しかし当時船員は上陸できなかったと一緒に船に乗っていた親戚が言っていたのを思い出す。船から町を眺めて少年の父は何を考えていたのだろうか。イチローはもう一度マリナーズに帰ってほしいなあ。シアトルにはイチローを愛する人がたくさんいるのだから。