黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 調子をこいて天国から地獄へ落ちた話

2017年11月10日 09時37分26秒 | アマチュア無線


 昨日の昼間はVK9MAが24~28MHz帯を運用してくれた御蔭で「今のDXコンディションでは24~28MHz帯での交信は難しいだろうな」と思って居たが如何にかCWモードでQSOする事が出来た。反してVK9ARの方は21MHz帯は交信する事が出来たが24~28MHz帯の信号は当局は聞いて居ない運用は有ったのだろうか?


 昨晩は寝る前にDXクラスターを確認したら3C1Lが21MHzのCWで9U4M(Burundi)が14MHz帯のSSBでQRVしている情報がアップされて居た。3C1Lとの交信の可能性は少しは有るかも知れないが9U4Mの方は多分無理だろうと思い21MHz帯を優先して聞いたら先ず先ずの信号強度で受信に苦労する状態では無く早速呼掛けたら直ぐに応答が有って「うそぅ~本間かいな?」今回の3C1Lとの交信は全て苦しい展開の中であったので拍子抜けしてしまった。


 9Uはアフリカの中に有って最近こそ時々QRVが有る様だが少し前のアフリカ全土が内戦状態に有った時代は非常にレアーな場所で3C0や3C1等とは比較に成らない難度Aクラスの場所で私のアフリカ大陸の上がりは確か此の9Uと9Xが最期の1~2であった。従って1~2日前からDXクラスターに此の局のQRV情報が上がって居た事は知って居たが今の此のPoorなDXコンディションの中で交信など無理無理と聞く事すら無かった。3C1Lとの交信で気分良く駄目元で呼掛けたら何と一発で返って来て1年間に1回有るか無いか?の奇跡にビックラコン状態に成った。

 

 難度の高い日頃のDX局との交信は常に苦労が伴うが時折は此の様な事が有るから辞められない。此の数日間はDXペディションの追っ掛けでのストレスの性か睡眠が浅く良く眠れて居なかった私だが昨晩は気持ち良く0時前に布団に入ったら朝06時に家内に起こされるまで目覚めなかった。家内曰く「何時も早起きのお父さんが起きて来ないのは珍しいね何処か具合いが悪いの?」と聞いて来たが「こんな絶好調状態で具合いが悪い筈が無かろう。盆と正月が同時に来た気分や!」と言いたかったが家内に言っても解かる筈が無いし「しょうもな!」と言われる事は解かり切って居る事なので心の中で叫んだ。


 絶好調の兆しは今朝一番も継続していて7MHz帯でVK9ARのSSBが確か7.160MHz??位で聞こえたので呼掛け様と思ったが当局の短縮3エレ八木では此処まで周波数が高いとSWRは3を越す状態では「如何かな?」と思いながらもオートチューナーで誤魔化して呼掛けたら此れも一発で返って来て「本間に如何なってるんや?」状態・・・・・・


 然し威勢の良かったのは此処までで其の後に10MHz帯のRTTYで運用して居たC31Lの信号を見付けて気分良く呼掛けを開始した。昨晩からの絶好調気分と10MHz帯は3エレ八木なので其の時点では時間の問題で楽勝でしょうと思って居たが1時間以上に渡り断続的に呼掛けても反応無しで一寸焦りを感じて来た。暫くして何気なくSWR計を覗いたら針が時々1から∞の間を往復して居る状態に初めて気が付いた。

 

 何と7MHz帯のアンテナで呼び続けて居たのだ・・・・オート・チューナーが勝手に働いて何とか電波は出ていたのだろうが?此れではパイルアップの中で通用する訳が無く随分と時間の無駄使いをして居た事に成る。直ぐにアンテナを切替えて臨んだがこんなイージーミスを遣らかしたショックと段々とコンディションの落ちる中の焦りで冷静さを欠き遣っては成らぬ根拠の無い送信周波数のシフトを繰り返す完全な負のスパイラルに・・・・・・・・そして終わってみると2時間近くを呼び続けても交信は出来ず仕舞いに終わったHi


 人間幾等、絶好調状態でも調子に乗ってはいけないと言う事だろう。今朝は天国から地獄に落ちた気分、早めに散歩に出て気分を一新する予定である。


 



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