黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 1300MSAの修理依頼

2017年09月20日 20時08分53秒 | アマチュア無線



          


    

 



 先日エモトのローテーター1300MSAのオバーホールの記事をブログに載せたら昨日に私の知人から「ブログの記事と同型の1300MSAでアンテナが回らないのでタワーから取外して確認したらブーンとモーターが回って居る感じがするのだが本体が回転しないので診て貰えないだろうか?」と電話が入った。此の方には日頃御世話になって居るので「直るかどうかは解からないけれどコントローラーは有るので本体だけ送ってみて下さい」と御伝えしたら今日タワーに上がって作業している時に宅急便が来て降りられ無いので上から送り主の名前を聞いたら其の方からの荷物だったので玄関に置いて貰った。


 今日は昼頃から夕方の5時半頃まではタワー上で作業を行い夕食の後で荷物を解き早速本体とコントローラーを接続して作動させると「ブーン」とウナリ音がしてやっぱり本体部は回らない症状、早速上蓋と本体下部を連結する6本のボルトを緩め二つに割ろうとしたが下側のボールベアリングの受け側は簡単に分離したが本体と上部ベアリング球のガイド部(上蓋)が如何しても外れず嫌な予感がした。本体を逆さまにして木槌で360度を小まめに叩いて4~5分して漸く二つに分離した。ローテーターの分解は何回も経験したが今回のケースは初めて、当初は可也重度の故障かと?心配したが減速駆動部分の歯車の欠けや異物及び壊れた部品に寄るロックも無いので写真の様に順次分解して行った。


 回転駆動部を写真の様に目視出切る状態まで分解して最初の駆動モーター軸のギアから最終段階の大型ギアの動きを確認する為にコントローラーを操作したらモーターの回転音はするものの其れ以後の歯車系は全く動かない状態・・・・そして何回か操作したら駆動モーターの軸は左右に回転するも軸に取り付けられた歯車は全く動かない。「何、???」其の部分は小さく一番奥に位置してい居るので最期の行き着く所まで分解を進めた。


 最期のモーター取付け板を外しモーター本体を取り出して試験をしても矢張りモーター軸は回転して居るのだが軸に連結した歯車は回転しない。最初歯車はキーピン等で直接固定されて居ると思ったので歯車を見たが其の様な物も無いし「其れではトコトン行くか!」と覚悟を決めて分解したら歯車の奥にスプリングを使用したクラッチ機構が付いている。「ええ~ローテーターに此の様な細工がして有るのか?エモトさん遣るでね~の!」と思ったがモーターの型式シールを見ると「日本サーボ」と表記、「矢張りなぁ~」と納得した。


 此のスプリングコイルを利用したクラッチ機構、身近な所では全自動洗濯機の脱水時のクラッチ機構に使用されて居て重い負荷時の急激な負荷変動からモーターを守る為に使用して居る。良く考えてみるとローテータは急激に反転操作する事は多いし特に此の機種は大型アンテナ用なので此の様な機構を持った駆動モーターでないと信頼性が得られないのだろう。


 結論的に多分此のスプリング・コイルを利用したックラッチ部分の不良の様に思われるのだが(モーターは正常)少しややこしい問題と成る。多分部品供給はクラッチ機構を含めたモーターアッセンブリに成る可能性が強く結構値段が張りそうな気配がする事である。明日エモトに電話して其の供給方式なら日本サーボに電話して単品部品供給が可能か?万一駄目な場合はモーターのメーカー修理対応が可能か如何か?確認せねば成らない。


 全体的に診た段階で他にも問題箇所が有り最終回転ストッパーのマイクロSWを押す銅版がビス一本で金属型に固定されて居て此のビスネジがグタグタに成って居る事に寄り回転強制ストップ位置が可也ずれたか?若しくは止まらずに故障に成ったのか?先ずは駆動回路が動かない事には先に進まない状態・・・・ストッパー用の金具は矢張り2本ビスで左右にズレる心配が無い様な配慮が必要に感じる。此の手の故障は他でも発生して居る感じがするのだが兎に角、何れにしても短期間で直すには可也の金額が掛かるのは間違い無さそう。単品部品供給が可能だと数百円だろうが会社送りのモーター修理に成ると片手は必要だろう。モーターアッセンだと万太郎は必要、果たして如何なる対応に成るか???



 矢張りアフリカの信号を聞くと自然に血が騒ぎ出します。

2017年09月20日 06時53分31秒 | アマチュア無線


 相変わらずSSN値は10~20台をさ迷って居ますが段々と秋が深まると共にDXコンディションの方は徐々に良く成って居る感じがします。今朝は無線を聞き始めるのが少し遅く成りましたが昨日は信号も捉えられなかったFPの信号を探していたら7.012MHzで信号を捉えましたが信号は弱く安心して呼掛けられる状態では無く暫く待機しましたが結果的には呼掛ける事無く其の内に5T5OK(Mauritnia)のQRVがクラスターにアップされたので聞いてみると此方は安定に入感して居たし「CQ JA」と指定してくれて居たので交信の可能性を感じ呼掛けを開始しましたが中々応答が無くパイルアップが無くなって頻繁に「CQ JA」を交える段階で如何にかQSOする事が出来ました。此の場所も特別に珍しい場所では有りませんが7MHz帯で毎日聞こえるDXの大半がロシアやEU局が大半の中でアフリカからの信号が聞こえると矢張り自然に血が騒ぎ出します。


 最近は10MHz帯も時々ワッチ(殆がEU方面にアンテナを向けて)をするのですが何時もノイズばかりで殆どDX局の信号は確認出来ませんでしたが今朝は久し振りにアンテナを北東に向けて聞いたらVO1MPの信号が559で入感して居ましたが其れ以外は聞こえませんでした。18MHz帯はノイズばかりで何も聞こえず矢張り暫くDX通信が可能な周波数帯は7MHz帯位しか使い物に成りません。




           今朝聞こえたDX局


  SV5/DL3DRN    MU/ON4ANN    FP/DK2AB   

 

  VO1MP(10、CW) 5T5OK         RO80RO     

 

  UA0WW/M