先週の土曜日は慣れない仕事の関係で本来、肩が凝った事など経験の無い私だったが終日肩が重く又、体の節々が痛くて困った。今日の日曜日には幾分良くなったが現在でも肩凝りと思われる其の症状は治らない為に本日はゆっくりとコタツの中で過ごして今考えると今日は家から一歩も出ない侭の状態、その結果太腿の張りは治まった様だ。
今日、昼頃にインターネットでFT5ZMのオンライン・ログを確認したら新たに3.5MHz(CW)、10MHz(CW)、7MHz(CW)、14MHz(CW)、28MHz(SSB)が加わり11QSOまで挽回したが今週の平日は家に居なかったのでリタイヤ組みの特権を行使出来ず、久し振りに現役組と同じ土俵で競う状態に成ったが正直大変で有った。リタイヤしてからの大きいDXぺディションはリタイヤ組みの特権(何時、如何なる時でも運用出来る)を駆使して1.9MHz帯を除く各周波数帯での交信を完成させるのに大きな苦労は伴わなかったが?今回は日中は不在の為に平日の夜間のパスしか使えなかったし、週末の土、日曜日で交信しようと思えば競合犇く中で悪戦苦闘を強いられた。特に28MHzのSSBモード は相手の信号が強力に入感しているのに当方の電波が届かずに2時間近く呼び続ける事と成った。
矢張りFT5ZMクラスのDXぺディションと成ると交信の可否がアンテナシステムの差で歴然と決まりガックリとしてしまう。私は以前より一つの周波数帯に絞り其の周波数帯でのトップレベルのアンテナ・システムの構築をする事よりは出来るだけ多くの周波数帯(マルチ・バンド)で交信出来る可能性をあるアンテナ・システムを作る事を主眼に考えてきた。従って現在のアンテナシステムは下記の物を使用している。此のアンテナシステムはアマチュア局の多い21MHz帯と7MHz帯は無視する事が出来ないし、特にコンテスト時には21MHz帯は非常にドル箱的な重要なバンドでコンテスト中の時間によってはWとEUを同時に拾える様に(アンテナ1本だとアンテナを回すロスが発生)其々のアンテナを別方向に合わせアンテナ切替器で瞬時に対応出来る様に二つ用意している。此等のアンテナシステムだと日頃出てくる海外局との交信は聞えれば特別なパイルが無い限り80~90%の確立で交信が可能と成るが?DXぺディションと成ると一変して殆ど役に立たない。
当局が現在使用して居るアンテナ
1.9MHz なし 現在計画中
3.5MHz 18mH 逆V
7MHz 23mH 3エレ八木
10MHz 18mH 傾斜ダブレット
14MHz 22mH 4エレ八木
18MHz 23mH 3エレ八木(WB)
21MHz 22mH 5エレ八木 23Mh4エレ八木
24MHz 23mH 3エレ八木(WB) 20mH、5エレ八木
28MHz 15mH ダブレット
50MHz 24mH 7エレ八木
見てお分かりの様に今回は案の定10MHzと28MHzで苦戦を強いられた。前にも書いたが10MHzは3エレ(10,18,24MHz 3バンド八木)と28MHz帯は廃材を利用した6エレ八木を組み上げて用意は出来ているのだが28MHzのアンテナを上げようと思えば21MHzの5エレと交換するしかアンテナを取付けるスペースが無く28MHz帯のコンディションの開ける時期や可能性や有用性等を考えると如何しても躊躇してしまう。10MHz帯は私自身がCWを遣らなかったので日の目を見なかったがこれらも徐々に克服されつつ有る事と昨今の10MHz帯のコンディション上昇と海外のQRV局の多さを考えると其の効果は十分有ると思われるので此のアンテナは現在の18MHzと24MHzの(WB)アンテナと交換すればスペース的には問題が無いので愈々重い腰を上げる時が来たなと実感している。私が現在より20歳若ければ考え方や選択肢も大きく変わったと思うが残された無線を運用する期間が見えてくると一つ一つの海外からのぺディション局を落す事無く有効にGetする為には此の方法がベストの様に思える。