平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録6月18日(土)

2016-06-18 06:03:58 | アマチュア無線

本日午前7時快晴27.0℃

【万葉の花】「モジズリ」万葉集にも歌われている花です。芝生の中に好んで生えるのですから不思議です。蘭の一種

【UKube-1】LinearTransponderON AMSAT-BBには24日までONのようなことが書いてあります。カタログ№は「40074」です。これでTLEを設定し、SATINFOは「」の周波数で記述し、CALSAT32で追うことにします。IARUのFreq coordinationを見ると、青字の周波数でした。一応この周波数で設計(設定)してあるものと思います。

11:39にMEL72.9°∠のパスがありますので、QRVして見ます。

【UKube-1】11:39 ■交信(CW)JH3XCU/1 JA3PXH +13.11kHzないし11.40kHzSSBでもある程度の強さで降りていましたが、CWで何とか2局と交信。QSBがあります。全体的に信号弱い感じでした。

@UKube-1
145.840 CW
435.070 LSB
145.940 USB
№40074 FUNCube-2 Up+12~15kHz

@UKube-1
145.840 CW
435.030 LSB
145.950 USB
40074 FUNCube-2 Up-15kHz

【さっそく検証】UKube-1◇この衛星のLinearTransponderがONになっているとの情報に触れ、夕べ22:14のパスで確かめました。ループを採ることが出来ましたので、動いていることが分かりました◇↑上記はCALSAT32に設定した周波数で、一番下は備忘メモです◇しかしながら、周波数は2つの説があって、微妙に違います。JA0CAWさんの紹介Up435.060-435.080「435.070」Down145.930-145.950「145.940」◇JE9PELさんの周波数帳Up435.020-435.040「435.030」Down145.940-145.960「145.950」◇周波数範囲が表記されていますので、カギかっこ「」の中がCALSAT32に設定すべき中心周波数ということになります。CVLは夕べは「」の数値を設定して追いました◇ループが採れた時のアップ周波数はほぼ「」の中心周波数の「435.07217MHz」でした。ところがこの時受信固定で「145.950MHz」を聞いていましたので「」の周波数関係から行くと+12.17kHzアップ周波数を補正してループが採れたことになります。ややこしい説明になっていますが、説明は合っているはずです◇他の衛星でも同じですがループの基本はアップとダウンの周波数を加算した数値になりますが、青「581.01」赤「580.98」です。間違いとかでなく、HPでも公表されていませんし、そもそも設計周波数がどうなっていたのか、作り上げてテストした時、どのような周波数関係になっていたのかが分からないと、現実に飛んでいる状態で確かめるしかないということになります。いずれにしてもCVLがループを確認した周波数はアップ「435.07217MHzLSB」ダウン「145.950MHzUSB」です。

【FUNCube】「喜びのサイコロ衛星」このシリーズの衛星は三つあって、FUNCube-1が「AO-73」FUNCube-2がこの「UKube-1」FUNCube-3が「EO-79」(QB50p1)です。UKube-1はEU上空ではTransponderのテストがたびたび行われていたようですが、JA上空で確認出来るのは今回が初めてのようです。ちなみにFUNCUBEDONGLE「FCD」は、このシリーズ衛星からの信号を受信するために開発されたSDR用のドングルです。

【Meteor-M N2】08:44 東北から西の日本列島晴れています。

コメント
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