わたしの好きなひと～パソコンの使えなかった時期に・・・

このいと小さきものにしたことが、わたしにしたことである。（聖書のどこか・・・ごめんよ。旧約新約かもわからない。どなたか教えてください。

今日は久しぶりに心が欝状態になってしまいました。
寝ようと思って追加して飲んだセルシンが今頃効いて来たよ。
あー神様ーーーーーーーーーーーー！
父ちゃーーーーーーーーーーーーん泣きだぐなる（今日のは本当に悲しくてどうしていいかわからなくて、泣きたい）

わたしの好きな方の画像をバンバン貼ります。お好きな方はご覧になって行ってくださいね。



私の大好きな矢野顕子さん。出前ピアノ、今でもしてるのかな？
ネコのようななんとも言えない矢野さん独特の声が好きです。



歌われる姿のセクシーなこと。
官能的というのは、芸術のひとつの大事な要素だと思います。



この矢野さんが一番好き。けだるそうで、楽しそうで、目がちょっと外国人っぽい華やかさがあって好き。



「好きに理屈はいらない」



はい、どんどんいきましょう。矢野さんの元ダンさん、ご存知大御所坂本隆一さん。
「教授」ですねぇ・・・。

さ、ここから、がラット変わります。

この方わかる方おいでですか？俳優さんです。もう故人となられました。
山形県出身の俳優さん、と言えば。。。。わかるかな～？
これ、かなりお若い時の写真ですね。ヒントは映画「氷点」より。

当たった方には、心からあなた様のお祈りををさせていただきます。
あ、目がもうまぶたおちてきた。寝よう



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神様との握手

God bless you.（ガッド　ブレス　ユー。）
主があなたを祝福してくださいますように。（賛美歌　"God bless you" の一節から）

お陰様で、我が家のインターネット、今日からやっとスムースに使えるようになりました。

雷で使えなくなってから、ほぼ二週間、その間の様々インストール更新と、４００通余のメールの仕分け？（どこかの政治みたい）がやっと今終り、画像の整理も付き、今１１時を過ぎたところです。

また、今週土曜日から、キッズブラウン英語教室も無事開講させて頂くことになりました。
生徒さんのご入会も頂きました。
私もスタッフの一員の講師として、立たせて頂くことになりました。
今日、授業をさせて頂く生徒さんの名簿を頂きました。
その生徒さんたちのお名前を見ているだけで、無料体験教室に来て頂いた時のキラキラした輝く笑顔とまなざしが心に思い出され、感動で胸が一杯になってしまいました。
嬉しいです・・・嬉しい・・・。
名簿を宝物のように大事に頂いて帰り、その後教室が開かれる別のチャペルでの夕拝で、心から神様に感謝の祈りを、そして、先生として立たせて頂くために、祈らせて頂いて帰宅しました。
「先生」と呼んで頂く仕事につくのは、神様に心身ともに聖め（きよめ）られなければ立たせて頂けない、また、身を慎み、謙虚に私自身が学ばせて頂かなければ、講師として使って頂けない・・・そんな厳粛な身の引き締まる思いで一杯です。
疲れてはおりましたが、夕拝に行って、神様に祈らなければ帰れない。
そう思い、夕拝にも行かせて頂き、祈って帰宅しました。
ただただ・・・感謝と喜びで一杯です。←これはちなみに・・嬉し泣きです。

これまで導いてくださった神様と皆様に、心からの感謝を申し上げます。

ありがとうございます。これからも私のために
わたし大切な家族のために
そして、キッズブラウン英語教室のために
そして私たちの山形南部教会のために、どうぞお祈りください。

画像は、ある映画のワンシーンなのですが、あえて「神様との握手」とタイトルをつけました。
９年前の２００１年、私が初めて今の教会、「山形南部教会」に行った時、岡摂也先生が私に教えて下さった握手です・・・神様との握手。

岡先生は、今と変わらない穏やかな笑顔でこう仰いました。

「シズコさん、神様のと握手をご存知ですか？人と握手する時は、手と手をつないで握手をしますよね？でも、神様との握手はちょっと違います。シズコさん、私の腕をつかんでくださいますか？」

そう仰ったので、私は岡先生の左腕をつかみました。その後岡先生も、私の腕をつかんでくださり、こう仰いました。

「シズコさん、今シズコさんの腕を私がつかみましたよ。それでは、シズコさん、私の腕から手を離してくださいますか。」

私は岡先生の腕を離しました。その時、ちょうどこの画像と同じ状態になりました。
その時、先生はこう仰ったのです。

「シズコさん、ほら、見てください。シズコさんが手を離しても、私の手はしっかりシズコさんの腕をつかんでいるから、シズコさんの手は落ちないでしょう？これが「神様との握手」なんです。イエス様はシズコさんがイエス様の手を離しても、ふりきっても、絶対にシズコさんの手を離すことはありません。どんな状況でも、どんなに辛い時でも、誰一人シズコさんを、牧師の私でも手を離しても、神様だけは絶対にシズコさんを一度つかんだ手を離すことはないのです。だから、安心してイエス様にシズコさんを委ねてください」

その後お祈りをして頂きました。

それから私は、南部教会に通うようになり、その６ヵ月後の２００１年１０月７日日曜日、私の誕生日の翌日、洗礼を受けさせて頂きました。

それから９年たちました。

神様は、イエス様は、私の手を離さず、今までずうっと見守っていてくださいました。

感謝します。

父ちゃん、ありがとう。ハレルヤ！アーメンだよ！

これからもずっと、私の父ちゃんでいてね。本音で話せる、父ちゃんでいてね。

日付が変わりました。もう８月３０日です。
でも、これは８月２９日のブログです。
今週もイエス様が私と、そしてこのブログを読んで下さった方々皆さんとともにいてくださり、祝福してくださるようお祈りしてブログを更新いたします。
ハレルヤ！アーメン！
父ちゃん、私、生きてて良かった。・・・・生かしてくれて、本当に本当にありがとう！

ただ主の御名（みな）だけが崇め（あがめ）られますように。

オヤスミナサイ

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休息日～off day

God be with you.（ガッド　ビー　ウィズ　ユー
（主があなたと共におられますように。（賛美歌　"God bless you" の一節から）

今日はお休み日。オフ・デイにしました。
昨日まで実質、二週間休みなしでずっと動いていて、体も心もパンパンで、余裕がなくなってしまったので、昨日キッズブラウンのスタッフの皆さんに「明日はお休みにさせて頂きたいのですが・・・疲れた・・・」と申し出たら、快く好美先生が「そうしましょうね」とあたたかく言って下さったので、今日はプレイズタイム後、ヘアカットに行き、コンビニでサンドイッチを買ってお昼にし、その後インターネットカフェに久しぶりに来て、涼しい中、美味しいホットコーヒー、口の中が爽やかになる冷たいジャスミンティーを頂きながら、ネットしてます。
正直、入会料＋３時間分料金は、この間のトラットリア・ピントビージョさんに行った時の半分くらいで、お財布は苦しくなりましたが、久しぶりに思う存分ネットを使えて、気持ちはかなりリラックスできました。
そして、ここは店員さんがとても親切で感じがいいのです。しかも！グラスで頂けばセルフサービスのソフトクリームもお変わり自由で無料！ワオ！二杯頂いちゃった！嬉しい！

やっぱりお店の質と最後は、気持ちの良いサービスがきめてなのかなあ・・・と、感じた今日でした。

我が家のインターネットはまだ使えません。
弟も今仕事が忙しいし、私は設定はまったくできないので、もう少しの辛抱です。
でも、・・・・こうしてここ、気持ちの良いネットカフェに来てリラックスできて良かった。神様ありがとうございます！ネットカフェの店員さん、ありがとうございます！


明日が最後のキッズブラウン英語教室の練習、打ち合わせで、いよいよ明後日が無料体験授業教室です。
祈って祈って、足りないところは精一杯助け合って、ここまで来させていただきました。
まだまだ足りないところはあるかもしれませんが、このネットカフェのお店の皆さんの対応や、ピントビージョさんの素敵な心地よいお店のように、「ああ、キッズブラウンの体験教室に来てよかったな」と、思って頂けるような無料体験教室を開かせて頂けるように、体調管理も含め、明日一生懸命、祈って、知恵を出して、練習して、明後日に備えたいと思います。

「精一杯させて頂いたら、結果は、私たちが握らず、手を開いて、神様にお任せしましょう」

スタッフでそう話し合い、祈りました。

私自身も、ここまでの二ヶ月の間、初めてのセールス？勧誘をさせて頂き、久しぶりの準備をさせて頂きながら、自分の内面を神様に問われ、探られ、随分私の傲慢と不遜（ふそん）、あたかも自分が神様のように振舞っている自分に気づくこともあり、正直、そんな自分を認めるのが嫌で、辛い時、また一緒に助け合っていくはずのスタッフの方を責めたり、傷つけたりし、何度も悔い改めに導かれ、そうしたくない自分を見つめさせられました。

正直、それはとても厳しい神様の訓練でした。

でも、私には必要に思えましたし、やはり必要でした。

素直に自分の悪いところや、直すところ、そういうところを見過ごさず、知らないふりをせず（したくなるんだけど・・・・）天の父ちゃんに祈って、また今日の午後を過ごさせて頂きたいです。

まだ我が家でネットは使えないし、ここは高いので（サービスやお店の環境、設備などを考えれば、お値段はとても納得できるのですが、今度は我が家のネットが使えるまでは、もう来られないと思うので、どうぞご了解くださいね。

いつも皆さんのお祈りありがとうございます。

ただ、感謝です。

欠点だらけの者ですが、天の父ちゃん、神様が

「私にとってあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」（旧約聖書：イザヤ書４３章４節　新改訳版）

そうおっしゃってくださっているから、私自身高ぶることも、変に卑下することもやめて、ありのままの自分を、父ちゃんと一緒に歩ませて頂きたい・・・・と思っております。

・・・・なかなか、できなくて、毎日すったかもんだ？してるんだけどね・・・

今日の聖句は、神聖歌に入っている、God bless you.より取りました。
God bless you.は「神様からの祝福があなたにありますように」ですが、God be with you.　は「神様があなたとともにいてくださいますように」です。
どちらも素晴らしい祈りの言葉ですが、最近私は「神様が一緒にいてくださいますように」の方がほっとします。
父ちゃんがいてくれる・・・それだけで、なんか安心するんだず～


おっと、そろそろ時間切れかな？

たくさんの方のお祈りに支えて頂いているのが昨日今日と久しぶりにインターネットを拝見し、よくわかり、本当にありがたいです。ありがとうございます。

今日のブログを読んでくださった皆様とともに、神様がいてくださいますようお祈り申し上げ、このブログをアップいたします。

God be with you. アーメン。

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お祈り下さい

聖書にも「主を信じる者は、誰でも失望することがない」と書いてあります。
・・・・「主の名を呼び求める者は誰でも救われる」のです。
新約聖書：ローマの信徒への手紙１２章１１節、１３節

みなさん、お久しぶりです。
実は先週の水曜日、山形は凄い豪雨と落雷でした。
しかも我が家のすぐ近所に、落雷し我が家の電話回線インターネットも使えなくなりました。
お陰様で電話は次の日つながったのですが、ネットを設定するラン？モデム？・・・・ようわからなくてごめんなさい・・・・がショートし、今もインターネットは全く使えない状態です。
今は教会のインターネットを特別お借りして、このブログを書かせていただいております。
復旧までもう少しお待ち下さいね。

お陰様でシズコは、今週末に始まるキッズブラウンの練習や、英会話と中国語、家事手伝い、その他諸々、ひいこらですが、なんとか神様と家族、そして教会のみなさんや、ブログの仲間のみなさんに助けていただいて、祈っていただいて、元気に過ごしております。疲れてはおりますが、たいせつなもの・・・「感謝」とか「感謝」とか「感謝」とか・・・・冗談ではなく、真剣に感謝ということ。そして、うまく言葉に出せないけれど「生かされて」「愛されて」「赦されて」「慰められて」「励まされて」こうして毎日過ごさせていただいているんだな・・・ってただただありがたいです。

ブログを読んでくださっているみなさま、どうぞ我が家のインターネットが直るようにお祈り下さい。
また、いよいよ今週末から、松波チャペルでキッズブラウン英語教室が始まります。
英語教室の祝福のためにお祈り下さい。

私のために、家族のために、心身の健康が守られますようにお祈り下さい。
このブログを読んでくださっている皆様に神様からの祝福と平安があるようにお祈りしてブログアップいたします。アーメン。


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父ちゃん・・・疲れた

呼び求めるわたしに近づき、
恐れるなと言ってください。
旧約聖書：哀歌３章５７節

早よう寝よ・・・そう思ってお風呂に入ったんだよ
歯も磨いた
でもね、母がその後「シズコが好きだって言ってたって、くれたよ」って
従姉妹からのチョコクッキーを食べた
ココア豆も食べた
食べた
一昨日は焼肉一杯食べたから
口の脇が割れちゃった！
父ちゃん、シズコは
一生懸命がんばってるよ！
そりゃ、神様に祈るの忘れて
一人突っ走ることが多いけど
本当にわたしは一生懸命だよ？
ねえ、父ちゃん
今日は疲れたんだ
寝せでケロ
休ませてケロ
午前中はプレイズタイムで祈って歯医者と整形外科
午後はキッズブラウンのＨＰ見て勉強して
３時半から４時まで、中国語と英語も聞いたよ
さっぱりわかんなくなっちゃったけど
わかんないままにしてたら、もっとわかんなくなるべした？
だから聞いてるよ
がんばってるべ？
父ちゃん、ほめてよ
シズコは疲れました
今日は寝たいんだぁ
明日がキッズブラウンで忙しいんだあ～
わたしが指導案書かなくちゃいけないんだあ～！
叩き台！ってやつ
ああああああああ
父ちゃん？
ね？あたしが
頭ぐるぐるぱーにならないうちに
父ちゃんの腕の中で
しっかり抱きとめて
寝せでけろ
お願いします

画像は去年のケズイックのメモ。
一杯書いたべ？
わたし、バンバン書くんだよ、父ちゃん？
ほめてほめて！

今疲れてて、淋しいんだ・・・

このお祈りを、御名によって祈ります。アーメン。



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みだりに「アーメン」、と言わすなかれ

アーメン＝ヘブライ語で、「本当に」「まことにそうです」「然り」の意。原意は「安定」である。

（↑上記の解説は、ブログ筆者がウィキペディアより参照したものです。）


アーメン（そのとおりです）と言う言葉は
本当に私には、一つ間違えれば、怖い言葉だ
そんなふうに思える
私たちクリスチャンは
その重さを
本当に知っているのだろうか？

クリスチャンになって
「アーメンですか？」と
さまざまな集会で私は講壇から問われた
その時の、なんとも言えない違和感
あたかも、学校の教師が生徒に
「宿題をちゃんとしてくるんですよ。いいですか？」と聞き
「はーい」と生徒が答えなかったり、黙っていたりする
その時教師が
「ちゃんと聞いているの？はっきり答えなさい」と促し
「はあぁぁ～い」と、強制的に言わせている
それと、非常に良く似た感情を
ひどく、ざらざらした、不快な感情を
私は何回か体験しているからだ
ある集会で
私が、アーメンと心から言えない時、一人黙し
「意地でも言うものか」と
抵抗の気持ちを持って座っていたら
「なんですって？声が小さい！もう一度！」
その牧師は叱るように問うた
私はその言葉にますます貝のようにかたくなになって
ますます口を閉ざした
素直な？無邪気な？だいたいの会衆は
（脅されたと勘違いしたのだろうか？）
「アーメン」と
幾分大きな声で言ったら、牧師は満足気に頷いた
私は憤りを隠せなかった
「これではまるでカルトではないか？」と

「アーメン」

この言葉を、どうぞ主よ
誰もが誰にも強制しないようにして欲しい
この言葉は、主へ、私たちが本当に、心から応答する
大切な言葉ではないのでしょうか？
主よ、教えてください
私は、強制されて言いたくないし
強制して言わせている（時もある）キリスト教会の厳然たる事実がおそろしい
一歩間違えば、キリスト教さえもが
カルト化してしまう可能性がある、そんな不安が
クリスチャンになってから、私の中から離れないのです

主よ、こんなことを書いた私を
「不信仰だ」と、非難し、叩くクリスチャンは多いでしょう
しかし、私は、主よ
あなたに叫びたい
そして、私を含むすべてのクリスチャンに叫びたい
みだりに「アーメン」、と言わすなかれ、と



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ポール・トゥルニエ著「暴力と人間」より

確かに宣教すると言うことは征服を意味する。

私の若い頃、異郷の国に宣教するという言葉は、白人の優越性の偏見に満ちていたものであった。そして司令官が作戦の展開を地図の上で追うように、宣教団の本部でも、宣教の進展を満足げに見守っていたものである。幸い今はそのようなことはなくなったが。しかし、まだ教会には、この戦いのイメージが色濃く残っており、力への渇望が相変わらず残っていることは否めない。

聖パウロ自身、宣教師の中で最もすぐれた宣教師ではあるが、エペソ人への手紙の終り（６章１４節～７節）に、キリスト教の武具とやらを列挙している。少なくとも正直と言う点では評価できるけれども。救世軍も軍隊用語を用い、軍隊組織と、規律を保持している。私は最近、救世軍の著名なある幹部の一人と『ときの声』という思いきった名を冠するその機関紙について話し合ったことがあった。

ところがここに一つ注目すべきことがある。最も悲惨な人たちに、最もよく救いの手をさしのべ、同時に教義をおしつけることなく神学的に最も寛容な態度を示しているのもまた、救世軍だという事実である。そこには、他の教会が用心深く隠している戦闘的性格をさらけ出すことによって、逆に、無意識の中にあった攻撃性が表出し、その結果、温かい思いやりの心が解放されて出てきたかのように見えるのである。

われわれが、力を求める本能をどうしても払いよけることができないのならば、むしろそれと正面から対決し、制御することを学んだ方が良いのかもしれない。実際、教会の歴史を見ると、その本能のゆがんだ結果が何と多くの悪を生んできたことであろう。

ヤスパースは「仏教だけが、全体的特長として、暴力も、魔女裁判も、十字軍もなかった唯一の宗教である」（『偉大な哲学者たち』第一巻）。多分それは、清貧、克己、自己滅却などを、もっと忠実に教えてきたからではないだろうか

「暴力と人間（ポール・トゥルニエ著、山口實訳　ヨルダン社出版　ブログ筆者注、現在絶版）」より引用。
Ⅱ権力の持ち方「教会と権力」の章より。
257ページ8行から258ページ9行まで。



最初、詩という形で書こうと思ったブログですが、この「暴力と人間」のポール・トゥルニエの文章を引用しているうち、もうこれだけで十分ではないか。という気がしてきました。
新しく「私の好きな本」と言うカテゴリーを今日作って、この文章を載せます。
このポール・トゥルニエは、スイスの精神科のお医者さんだそうです。この本のあとがきには、哲学者・神学者とも書いてありました。彼自身はカトリック・クリスチャンではないのでしょうか？
ポール・トゥルニエ、ヘンリ・ナウゥエンなどのカトリック・クリスチャンの著作は、私故人の感想ですが、深い思索に富み、慎みに溢れているように感じます。
誤解を恐れず、あえて書かせて頂くと、私が読んだ著作の、プロテスタント・クリスチャンにはあまり見られない「ためらい」や「弱さ」を非常に強く感じます。
お勧めの著作です。
絶版になったのが非常に惜しい一冊です。
私はネットで古書を買い求めることができた、非常に幸運な一人です。

と言うことで、「トラットリア・ピントビージョ」さんのお店情報は、今日はお休みです。
ごめんなさい。



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心のあるイタリアンのお店～トラットリア・ピントビージョ その１

どのような時にも、”霊”に助けられて祈り、願い求め、
すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。
また、わたしが適切な言葉を用いて話し、福音の神秘を大胆に示すことができるように、
わたしのためにも祈ってください。
わたしはこの福音の使者として鎖につながれていますが、それでも、
語るべきことは大胆に話せるように、祈ってください。

新約聖書：エフェソの信徒への手紙６章１８節～２０節


一昨日、庄内から所用で山形市に来てくれた友達二人と（ＡちゃんとＢちゃん、実はＢちゃんとの再会は！なんと１０年以上！でした）久しぶりに再会しました。

「せっかくだから、夕食も一緒にすっべ（＝一緒にしようよ）」と誘い合い、「さて、どこで、何食べる？」と、迷った末、あちこち探してたどり着いた？場所が、一昨日ちょこっとブログに書かせて頂いた、イタリアンのお店、「トラットリア・ピントビージョ」というお店です。

今週木曜日、急遽（きゅうきょ）入ったキッズブラウン英会話教室のスタッフ・ミーティングを終え、友達から電話をもらい迎えに行って、久しぶりの再会を喜んでから、「ご飯食べる？まだ５時だから、早ぐない？」と聞いた私に、Ａちゃん「うんにゃ、もうおなかすいた。食べようよ」というＡちゃんの言葉に

「んだら、今日花笠祭りだし（初日でした）道も混むべから、行ぐがは～？（＝じゃあ、今日は花笠祭りだし、道も混むだろうから、行きましょうか～？）」

と、三人で私の愛車ｄｕｅｔに乗ってＧＯ！

二人とも「シズコに任せるから～」と場所は私に一任してくれた。
ところが・・・・・・・皆さんご存知のとおり、私は金欠で、最近外食をしていない。
前もって弟に

「１０００円くらいで、満足して女性同士食べられるお店知ってる？でも、花笠祭りだから、市内は外した場所で」

と言う、めちゃくちゃわがままなリクエストをして、あらかじめ何件か、候補を聞いていた。しかし、Ａちゃんと前にランチに行った１件目のお店は「ディナーは、あることはあるんですが、メニューが少ないんです～」の言葉にアウト！
「じゃ、弟がお勧めの、ラーメン屋さんはどう？チャーハンとかもあるらしいよ」の提案にをする。ところが、二人とも「昼ラーメン食べたから、ラーメンでねのがいいの～（＝ラーメンで無いのがいいわ～♪）」とのこと。で、そこもアウト！

（注意：二人は庄内出身なので、庄内弁が彼女らの母語？です。私は内陸なので、内陸弁が母語。庄内弁と内陸弁はちょっと違う。一番違うのは、語尾。庄内弁は語尾に「の～」と優しく京都なまりのような感じだが、山形弁は「ズ」と、あんまり可愛く？は無い。

「何食べたったい？やっぱりパスタが良いんだが？」と私が聞いたら二人ともオッケーだと言う。
個人的にはご飯が大好きな私だが、「よーし、イタリアンじゃあ～！」と、たどり着いたのが、先ほど書かせて頂いた、

トラットリア・ピントビージョ　　でした。

ここは、我が家からちょっと行った、バス路線の最終地点、ヒルズサンピアの近くです。
一回だけ、母と一緒にランチに行ったけど「なかなか雰囲気も良く、美味しかったな～」という記憶があったのでした。
で、ピントビージョに到着。・・・ところが

「ＣＬＯＳＥＤ」

が、かけられてるではありませんか。ガーン！
しかも、ランチタイムのことは書いてあるが、ディナータイムについては何も書いてない。

しかし、私は見た！「あ、人影今動いたよ。準備しったのんね？（＝準備してるんじゃない？」
Ａちゃん強し！「まもなく６時だから、きっと開くやあ～。（＝きっと開くよ）私、聞いて来る！」と店に入って聞きに行ってくれた。Ａちゃん、エライ！

Ａちゃん曰く、

「やっぱり、６時から開店だとやぁ～。あと８分で６時だし、ここで待ってればいいあんね？（＝やっぱり６時から開店だって。あと８分で６時だし、ここで待ってたら良いんじゃない？」

と提案してくれたので、しばし車を停めて３人で開店を待った。

さあ！６時！３人でワクワクして、お店にＧＯ！」

「いらっしゃいませ」の声とともに、素晴らしく感じの良い男性が、テーブルへ案内して下さった。おおっ！良い感じじゃーん？
（実はこの方が、店長さんでした。後で聞いたの。）


結果から申し上げると私たちはここで、２１００円のＡコースを頂きました。
そして、お味も、量も、お店の雰囲気も、大満足でした。

本当にお世辞抜きで、２１００円分以上のお食事・雰囲気・満足を頂いたのです。


ピントビージョさんでディナーを頂けて良かった！　

本当にありがとうございました。　　


正直言うと、皆さんご存知のとおり・・・私の当初の予算は１０００円だったので、一番乗りして、メニューを拝見した時の本音は

「あ、あ！やっぱりランチよりディナーは高い～！どげしよう？
しかも、メニューを見ても、その内容がよくわからないよ～」でした。

しかし、皆さん、ここであきらめちゃあ、いけんよ。

聖書にも

「求めなさい。そうすれば、与えられる」

・・・とあっべした～！？

私は、思い切って店長さんに、一番大事な質問をした。（でも、本当はかなり普段、私が行かない、ゴージャスかつ上品で静かなお店の雰囲気にビビってた。）

「あ、あの～、こちらにご飯はありますか？」

店長さん、にこやかに、少し申し訳なさそうに、こう答えられた。

「申し訳ございません。当店はライスはございません。フォカッチャというパンならございまが・・・またはリゾットならご用意できますが・・・」

「ご飯が無い～！？」

ガーーーーーーーーーーーーーーン！


でもさ、よっく考えてみると、母のお供でイタリアに行った時も、パンかパスタ、そしてリゾットしか、無かったもんね。

よし、イタリアの歯ごたえのあるパンを頂こう！と、決め、私はさらに店長さんに伺った。

「あの～、パンは結構食べ応えあるくらいの量ですか？おなか一杯頂きたいのですが・・・」

店長さん、私のわがままな、場違いで失礼とも受け取られる質問に、本当に申し訳なさそうに、丁寧にお答えくださった。

「パンは・・・先ほど申し上げたフォッカッチャというパンでございますが、大きさはこのくらいで、小さいんです。（だいたい３センチくらいを、手で示してくださった）おなか一杯と召し上がって頂く、というより、メインディッシュのソースにつけて召し上がって頂く、という感じでございます。おなか一杯、という感じには、ちょっと難しいかと・・・」

う！ううう・・・・悲しい・・・

けれど、開店時間８分前から店の前に居て、素晴らしく感じの良い店長さんの案内を受け、メニューまで拝見して、こんなに丁寧な説明を頂いたのに

「パンとご飯が無いから、他のお店さ、行きますは。（＝パンとご飯が無いので、他のお店に行きます）」

・・・・・・などと、いくら大胆不敵？・・・いや・・・無作法な私でも、さすがに言えない。えーい！勇気をふるって、私はさらに尋ねた。

「あの～・・・そのフォッカッチャは、お代わりできますか？」

今まで困っていた感じの店長さんの顔が、ぱっと明るくなってこう答えられた。

「ハイ！お代わりは追加３００円で（いくらでも・・・と、私には聞こえたような気がした。）ご用意できます。」

・・・さすがに、私もここまでしつこくお尋ねして、恥ずかしくなった。
で、メニューにもう一度戻った。店長さんはにこやかに、丁寧に、こうおっしゃった。

「それでは、ご注文がお決まりになったらお声掛け下さいませ。またお伺いに参ります」

Ａちゃん、Ｂちゃん、そして私たち三人は、慎重にメニューを見始めたのでＲ。

続きはまた今度！こうご期待


追伸：画像は我が家の家庭菜園の茄子です。大きいでしょう？
あっしの手と大きさを比べてやっておくんなさい。（銭形平次風に読んでね）

オヤスミナサイ





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殺してはならない～広島原爆投下日と映画「華麗なる一族」 その２

殺してはならない。
姦淫してはならない。
盗んではならない。
旧約聖書：出エジプト記第１０章13節～15節（十戒より）

今日8月6日は、広島の原爆投下日でした。

ネットの毎日ニュースの記事から、一文を引用させて頂きます。

広島は６日、６５回目の原爆の日を迎えた。秋葉忠利広島市長は平和宣言で、日本政府に非核三原則の法制化や「核の傘」からの離脱を求めた。平和記念式典には潘基文（バン・キムン）国連事務総長や原爆を投下した米国の代表らも初めて参列。核兵器廃絶の潮流を加速させる「８・６」となった。鎮魂から核軍縮を巡る国際政治の象徴の場へヒロシマの位置付けも変わりつつあるが、核廃絶の実現には政治の現実が立ちはだかる。

最後の一文が、重い事実として残ります。

10年前、まだ中学校の教員をさせて頂いていた頃、職員旅行で広島の平和記念資料館を訪問しました。英語のテキストに広島の原爆を扱っていたので、同じ学年の英語の先生の強いねがいでした。
女性ヴォランティアの方が解説をしてくださいました。

「原爆は、英語で別名ＴＷＩＮＳ（トゥインズ＝双子の意味）と言われ、必ず２つで1組だそうです。一個は長崎に投下されたので、もう一箇所、残りの原子爆弾を投下する場所を探さなければならなかったのだそうです。その場所に選ばれたのが広島でした。そんな馬鹿げた理由のために、たくさんの広島の人達が被爆し、死んでいったのです」


その涙ながらの解説を聞いて、私も涙を抑えることができませんでした。
Seeing is believing.＝百聞は一見に如かず。という古い諺（ことわざ）を思い出しました。
ぜひ機会があったら、広島平和記念資料館に足をお運び下さい。私は被爆の悲惨さが体に染み付く貴重な場所だと思います。入場料が非常に安かったのも記憶があります。今ＨＰを調べたら

大人（大学生以上）50円（30人以上の団体は40円）
小・中・高生30円（20人以上の団体は無料）
※8月6日から9日まで、小・中・高生は無料。

とありました。（2010年8月6日現在）どうぞご参考になさって下さい。コメント欄に資料館のＨＰを貼り付けますので、そこから詳細をご覧になって下さい。

さて、今日の聖句は映画でも有名な「十戒」から選びました。

昨日見た映画「華麗なる一族」の続きのシーンをご覧頂く時、この聖句を心に刻んで頂ければ幸いです。

さて、仲代達也さん演じる万俵鉄平の経営する阪神特殊製鋼は、父・万俵大介が、鉄平の祖父にそっくりの容貌から「鉄平は自分の子ではなく、留守中に妻寧子（やすこ）と祖父の間に生まれた不義の子ではないか？」という疑惑から起きる怒りにかられ、父と息子の間でありながら、表面上は援助を惜しまない姿勢をとりつつ、裏では融資を密かに断ち、鉄平を破滅に追い落とそうとします。

その間、鉄平を援助する大同銀行頭取三雲に不満を持つ、綿貫副専務が万俵大介に近づき、秘密裏に大同銀行の頭取の座を奪うため、万俵大介から持ちかけられた、阪神銀行との合併の話に同意します。この綿貫専務を演じられたのが、西村晃さんです。ご存知でしょうか？
一番わかりやすく申し上げれば、二代目水戸黄門を演じられた方です。私はこの方のファンでした。キムタク版では、笑福亭鶴瓶さんが演じられました。昭和版と平成版ではイメージが随分違いますね。



鉄平は父大介が、自分を憎み、自分の邪魔をするのは「もしかしたら自分が祖父と母の間に生まれた子だからではないか？」と感じ、とうとう両親にその事実を突きつけます。怒りたけった大介は、鉄平を張り飛ばし、とりなす母寧子をも突き飛ばしますが、鉄平は母寧子に「お母さん、いったい僕は、誰の子供なんですか？」と詰め寄ります。これがそのシーンです。公家育ちのお姫様で、おっとりした母、寧子を演じているのは、月岡夢路さん。キムタク版では、原田美枝子さんが難しい、一味違う役に取り組まれ、好演でした。




経営破産を目の前にした阪神特殊製鋼で、鉄平を支え、また鉄平の妹二子（つぎこ）と恋仲にある一之瀬四ヶ彦（いちのせ　よしひこ）は、もう一度鉄平が学び、また自分も学んだアメリカ・ピッツバーグに留学するため、鉄平に挨拶に来ます。キムタク版では万俵大介を演じられた北大路欣也様の若き姿です。後に恋人二子（つぎこ）は四ヶ彦を追い掛けピッツバーグに飛び立ちます。




鉄平の奔走もむなしく、阪神特殊製鋼は破産。
鉄平は祖父から譲り受けた猟銃で自殺します。キムタク版より静かに深く感じられるのは時代と配役の違いでしょうか？え？単にシズコの好み？
けれど、どちらも辛いシーンですね。




鉄平の死を知り、またその血液型から、実の息子だと知り、嘆き悲しむ大介と寧子です。
佐分利信さんの演技にご注目下さい。



息子は失ったものの、大介の目論見（もくろみ）通り、大同銀行頭取三雲は、その座を追われ、阪神銀行が実質大同銀行を吸収合併し、名前も新しく「東洋銀行」が誕生します。大介の本拠地の住まいは大阪から東京に移ります。
一足早く東京の万俵宅に着いた愛人、相子は、大阪のように寝室にベッドが３つではなく、２つしかない事に気付き「何かが変わった？」と不審を抱きます。
それを誤魔化すように、大介が後ろから相子を抱きしめるシーンです。
それにしても、相子演じる京マチ子さんの豊満な肢体には女性の私でもドキドキします。
撮影当時京マチ子さんは、なんと53歳だとか！？お若いですね！



新しい大銀行、東洋銀行の頭取となった大介は、身辺整理のため、愛人の相子に、なんとかうまく、別れを告げようと思案中のシーンです。何となくそのことを感じ取ったような、投げやりで、かつ大介に媚びるような相子の放埓な姿です。



ついに大介は、公私ともに彼をサポートした愛人相子に、別れを告げます。

「貴方が私を必要としないなんて！？万俵家は？そして貴方を誰が支えるの？！」

呆然とする相子に、老獪（ろうかい）かつ好色（こうしょく）な表情で手切れ金を渡し、別れを告げる大介の演技はさすが佐分利信さんです。相子の戸惑いを見事に演じる京マチ子さんも美しいです。

実は、映画と小説では、呆然とした相子の脇には、静かに妻の寧子が座っており、手切れ金を受け取り強がる相子に、追い討ちをかけるように寧子が

「相子さん、貴女にもこんな時、お子さんがおありだったらよろしかったのに」

と、言います。その寧子の言葉に、結婚もせず、大介の愛人として、また寧子の子供たちを
家庭教師として育てた相子の、喪失感が見事に描き出されています。
このシーンはキムタク版にはありません。
ぜひ小説か、映画をご覧頂きたいと思います。

この後相子は、涙ながらに万俵家を去ります。




ここまでは万俵大介の一人勝ちのようですが、皆さんご存知のように、最後に大どんでん返しがあります
新しい東洋銀行の祝賀会に、大臣秘書として行く一子の娘婿、美馬中（あたる）に、なんと大臣から美馬に、「次は東洋銀行と他行との合併を、君がするんだよ」と告げられます。
この提案に美馬は、一瞬動揺しますが、自分の出世をほのめかされ、ついに「大臣、お受けします」と答えます。
事実上、万俵大介の、新銀行頭取就任祝賀会の前に、美馬は舅の大介を裏切ったのです。
美馬を演じる田宮二郎さん、やはり存在感がありますね。




東洋銀行祝賀会に行き、新頭取で舅の万俵大介とグラスを交わす美馬の複雑な表情をご覧下さい。



蛇足ですが、この映画版「華麗なる一族」で、田宮二郎さんは「自分が主役の鉄平を演りたい」と仰ったそうです。
田宮さんご自身が最後に、猟銃自殺で他界なさったのは、何かつながりがあるのでしょうか？

長々と「華麗なる一読」の解説にお付き合い下さり、ありがとうございました。

コメント欄に、今日のブログの参考ＨＰ、またはサイトを貼っておきますので、よろしければご覧になって下さいね。

山形市は今日、37度を越す猛暑日でした。

おやすみなさい。



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華麗なる一族 その１

富に依存するものは倒れる。
神に従う人は木の葉のように茂る。
旧約聖書：箴言11章28節

今日、正確には（昨日）5日、大学時代の友達が教員免許更新に来形しました。
10年以上会ってない友達もいたので、楽しみとどきどきでした。
キッズブラウンのスタッフミーティングが午後からあり、その後友達を大学に迎えに行き、三人で素敵なイタリアン・トラットリアに行って美味しい食事を頂き、10年ぶりに語り合い、友達をホテルに送り届け帰宅しました。
このイタリアン・トラットリアについては、また詳しく書かせて頂きたいと思います。

帰宅したら、見たかった「映画版：華麗なる一族」を放送するちょうど前でした。
急いで楽な格好に着替えて、見ました。なんと9時から翌日0時33分までだったけど、見ちゃった！
ＤＶＤは二枚組みです。どこのレンタルショップでも80円でだいたい借りられます。
一度借りたんだけど、見る時間がなくて、今日は美味しい夕食を頂いたので、母と一緒に見ました。
正直、スマップのキムタクと、北大路欣也様のリメイク版よりキャストも豪華で、ずっと良かったです。
一言で言えば、昭和の重厚さ、香りがある、とでも申しましょうか？

ストーリーは皆さんご存知だと思いますので（知らない方は本をお読み下さい）画像を追いながら、お話させてくださいね。

まずキムタクが演じた万俵鉄平役を、仲代達也さんが演じておられます。若いでしょ～！？
もともと、山崎豊子さん原作の小説「華麗なる一族」をお読み頂ければおわかりになるのですが、主役は鉄平ではなく、お父さんの万俵大介が主人公の小説です。
私個人としては、小説の万俵鉄平のイメージは、キムタクより仲代さんの鉄平の方が、近く感じられます。




で、万俵大介を演じられた佐分利信（さぶり　しん）さん。
北大路欣也さんも素敵ですが、やはり佐分利信さんの貫禄・重厚さ・深みのある演技には敵わないかなあという正直な感想です。存在感が十分です。



愛人役の高須相子を演じられたのは、京マチ子さん。キムタク版では鈴木京香さんが演じられ、私はとても素敵だと思いましたが、京マチ子さんの演技力、豊満な肉体、豊かな表情はやはり軍配は京マチ子さんかなあ・・・。（鈴木京香さん、ごめんなさいね）





長女一子（いちこ）の娘婿を演じたのは田宮二郎さん。（キムタク版では中村トオルさん）
官僚の傲慢さと冷徹さ、そして舅の愛人の相子にまで手を出す淫らさまで演じきっています。




そして、この俳優さん、どなたかわかりますか？うふふ～。




なんと！北大路欣也さんなんですよ！若いでしょう？
この映画では、万俵家の次女二子（つぎこ）と恋仲になる、鉄平の製鉄所の若き技師・一之瀬四ヶ彦（いちのせ　よしひこ）役を演じています。リメイク版では成宮寛貴さんが好演なさってました。

一之瀬四ヶ彦は、閨閥結婚を迫られている二子とデートをし、四ヶ彦は彼女の本意を確めます。
二子は酒井和歌子さんが溌剌（はつらつ）とした二子を演じておられます。なんと！この後車の中で二人の接吻シーンが！しかも欣也様からガバッと酒井和歌子さんの唇を奪ってしまうの。ああっ！欣也様～



昭和当時、テレビバージョンも放送されたらしいのですが、そちらはまだ見たことがありません。
今日約4時間近いこの「映画」を見て思ったのは「人間のエゴ」を徹底的に書き尽くしている山崎豊子さんの凄さでしょうか。
この映画は、１９７１年上映の映画ですが、今見ても、ちっとも古く感じることは無く、むしろ映画版だけに、妻妾同居やベッドをともにするシーンなど、私が思うにはキムタクテレビ版より、ずっとあからさまに、子供に見せるのにはためらわれる程、衝撃的に描いていました。平成の今ですら、そう思わせるのですから、映画公開当時の昭和時代には、妻妾同居・妻妾同衾という異常な夫婦の在り方を映画化したのは、当時の観客にはかなり衝撃的かつ刺激的だったのでは？と思われます。

映画は見に行く選択ができますが、テレビでしかも、夜の9時といえば、まだ子供は起きている時間ですよね。そういう配慮もキムタク版「華麗なる一族」では、配慮があったのかなあ・・・・などと。感じながら見てました。

もっと続きの画像もあるのですが、もう遅いので今日は終わり。おやすみなさい。



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