ビギナークリスチャン♪シズコの縁側

クリスチャン歴18年、うつ状態歴27年をむかえたけど未熟or発展途上?悩み満載!生かされて感謝♪クリスチャンブログ。

回旋塔(かいせんとう)

2012年11月01日 | 思い出
主はこう言われる。
泣きやむがよい。
目から涙をぬぐいなさい。あなたの苦しみは報いられる、と主は言われる。
旧約聖書:エレミヤ31章16節(新共同訳)
                                                 昨日は結局4時まで眠れなくて、朝がとても怖かった。だから風邪薬と安定剤を少し多めに飲んで、昼近くまで寝てしまった。なんだか気持ちが凄く落ち着かなく、ちょっとすると涙が出てきて、布団に包まって「父ちゃん!父ちゃん!(=神様!神様!)」と泣いていた。で、お昼に起きて母に「まだおなかがすかないと告げると「大丈夫。まず風邪薬だけ飲んで休んだらいい。風邪薬はもし行けなかったら取ってきて上げても良いし、明日も私は家にいるから」と言う言葉に、私はまた二階の部屋に行って母の優しい言葉に泣きたくなった。どうしてこんなに母は優しいんだろう(涙)母がいなかったら絶対私は今まで生きてこられなかったと思う。「この母がいてこその自分なのだ」と言うことを、星野富広さんも書いておられたけど、今の私にもとてもその気持ちがわかる。私は少し泣きながら、アマゾンから安く買った本が届いたので開けてみた。「風の使者ゼノ」と言う本と「ありがとうゼノさん」と言う絵本である。実は「ありがとうゼノさん」は、以前ネットオークションでカトリックの姉妹から安く譲って頂いたのだが、部屋を片付けたときにどこかへしまってしまいわからなくなってしまった。先日、アリの街の北原怜子さんの本を読んでいると書かせて頂いたけど平行して、私はゼノ神父の本も集めている。正直「風の使者ゼノ」は買うか迷った。でも、アマゾンのレビューを読んで「ノンクリスチャンからの視点で書かれているのが良い」その一言で購入を決めた。二階の布団の上に座ってから少し読み始めたが、あっという間に数ページ進んだ。読んでいくうちに、元気を貰った気がした。自分で内科に電話をし、点滴をしてもらえるか問い合わせた。そして点滴に行く前に、バターブレッドを二つ食べて、歯を磨いて、お化粧はしなかったけれど、温かく着込んで,ずっと入浴していなかったので、近所の美容院に電話して、シャンプーだけしてもらった。自分で運転していった。シャンプーしてもらったら頭がさっぱりした。そのまま内科に診察に行った。緊張したけど、そのまんまで診て貰おうと思い、ゼノさんの本を読みながら待っていた。診察室に呼ばれたら、血液検査もしたけれど、気管支炎にはなっていないこと。だから安心して今日だけ点滴をしたら、後は温かくして寝てれば治ります。と言って頂いた。点滴も明日も行った方が良いですか?と聞いたら「もう今日だけで良いよ」と笑って言ってくださったのでとても嬉しかった。安心して処置室に入ると、看護士さんが「今日はずっと顔色も目の色も良いね。思い切って休むときは休まなくちゃ駄目なんだよ」と話してくれた、私もいつもより楽な気持ちで点滴をした。今日は眠らなかった。その時ふっと頭に思い出したのが、小学校の頃遊んでいた「回旋塔(かいせんとう)」である。私たちと同じ昭和40年代前後の方々はご存知だと思う。鉄の棒に三角錐をひっくり返したような鉄の傘みたいなのが、かぶさっていて、それを持って、ぐるぐる回して遊ぶのだ。あれは凄く楽しかった。私たちはもっと「おっかない」(=怖い)遊び方をして楽しんでいた。なんという遊び方か忘れたけど、一番力が強い子が、回旋塔の棒にしっかりと捕まって、もう一方の手で、三角錐の端っこを「ぐうっ!」と手繰り寄せて、その三角錐の周りにぶら下がった子供は、かなり高い位置まで地面から離れるのである。ぶら下がった子供を、真ん中の回旋塔をまわす生徒は、棒と三角錐が離れないように、しっかり力を込めて腕でひきつけ、三角錐をぐるぐる回しだす。すると、物凄い勢いで反対側の生徒は、地面からかなり高い位置で、振り回されることになるのだ。これはかなり怖い!でも面白い!(苦笑)実際面白かった!私はこの遊びが大好きで、しょっちゅう男の子と女の子混ざって遊んでいた。棒にぶら下がる方が絶対楽しいし、女の子は力がないので、どうしても棒につかまって三角錐をまわしてくれる男の子が必要になる。「○○君、してけね?(=まわしてくれない?)」とよく頼んだ。男の子はめんどくさそうな顔をするのだけれど、三回にいっぺんくらいは一緒に遊んでくれた。「ふっとばさったってしゃねじぇえ~!(=吹っ飛ばされても知らないよ~!)と、必ず言われたが私も含め、みんな平気な顔で三角錐にぶらさがっていた。もしかしたら「グライダー」と言う遊びだったかもしれない。でも定かではない。私もしょっちゅう「ひっぽろぎ落ちて(=吹っ飛ばされて落ちて)」躰ごとでんぐり帰り、膝小僧や腕小僧がずる向けになって、血がいっぱい出たけど、全然平気だった。グランドにある水道場でまず怪我したところを洗う。その後、学校の中にあるすぐ近くの保健室に行って「センセイ、回旋塔から落っこちたので、赤チン塗ってください」と行った。先生も「気をつけなきゃ駄目だよ」とか言った気が・・・正直無い(苦笑)。私たちは一度もこの遊びを「しちゃ駄目」とか言われたことは無かったまま小学校を卒業したと思う。きっと私だけじゃなく、何十人もの子供が、「ひっぽろぎ落ちて」「ふっとばさった」んだと思う。でも私たち昭和40年代の子はそのくらいでめげるような子でなかった。グランドが、道が(アスファルトでなく砂利道だ)、田んぼが、近くの山が遊び場だった。今の子供はどこで遊んでいるのかな?きっと回旋塔は、今の学校には「危険遊具」扱いになっちゃってるんじゃないかなあ?結構吹っ飛ばされると痛かったもん(苦笑)でも楽しいんだよね。何度も吹っ飛ばされました。そんなことを今日は点滴しながら思い出した。ドクターに「もう少し大人しく寝てれば治る」と言われて、かなりほっとした。いつかもう一回母校に行ったら、グランド(グラウンドなんて言わなかったよ)で、思いっきり年齢を忘れて遊んで来たいなー。                                                                                                    今日の画像は、青トマトとたまねぎを漬ける母の手。                                                                                                                                                             エレナ・ポーターの作品「パレアナ」(=ポリアンナ)には「家庭にはそれを支える女性の手が必要なのね」と書いてあったのをちょっと思い出した。だいぶ躰の芯がしゃきっとしてきたけど、油断は禁物。明日も大人しく寝てます。オヤスミナサイ。                                                                                                          空色リボン・キャンペーン




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