さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ポカラ その3

2012年03月05日 | 海外旅行
ワールドピースパゴタ(日本山妙法寺)へのハイキングを終えた後は、ポカラの市内観光になりました。

まずは、山を下ってきた所にあるタシリン・チベット村を訪れました。1959年の中国軍侵入によるチベット動乱の際にネパールに逃げてきた難民が造った村です。村内には、チベット仏教のお寺もありました。



そこで毛織物の工場の見学を行いました。

毛をすいでいるところ。



糸を作っているところ。



中では、織物を行っていました。



ここでは、毛織物の絨毯やマットを作っていました。



お土産に買ったマット。チベット人が造っているので、チョモランマという名前が使われています。



中庭にノラ牛登場。チベット人は、仏教徒で牛を神聖視していないので、邪険に追い払われていました。牛も場所を良く考えるべきですね。



続いてデヴィズ・フォールを訪れました。



入り口付近は、いかにも観光地といった土産物屋が並んでいます。



デヴィズ・フォールは、水の流れによって岩が深く削られています。

デヴィズ・フォールは、デヴィズというスイス人トレッカーが落ちて行方不明になったことから名前が付けられています。



岩には穴が開いてその中を水が落ちています。底は深く、体を乗り出して下をのぞきこんでやっと見える状態でした。



水量は多くない川に滝ができています。現在は乾季ですが、雨季には水の流れも増えるようです。



滝の脇に井戸が置かれていました。



井戸の中には、神様の像が置かれており、コインを投げ入れてその台座に乗ると願いがかなうということでした。やってみたのですが、ネパールのコインは軽いため、水に流されて失敗しました。



デヴィズ・フォールの庭には、コンクリート製のマチャプチャレの像が置かれていました。



クリスマスの飾りとして使われるポインセチアは、メキシコ原産ですが、ネパールでは木のように伸びたポインセチアを各所で見かけました。ネパールでは「ラルパテ」と呼ばれて、これは「赤い葉」を意味します。



レイクサイトでお昼を食べてから、ポカラ市内を通る川のセティ・ガンダキを見学しました。水道橋の脇の歩道橋から溪谷を見下ろしました。



川を見下ろすと、飛び越せそうな幅にもかかわらず、深く掘りこまれていました。



続いて、ヒンドゥバシニ寺院に向かいました。



門前には、参詣者向けのお土産やお供え物を売る店が並んでいました。



ヒンドゥバシニ寺院は、ポカラで一番大きいヒンドゥー寺院です。といっても、こじんまりしたものです。



ドウルガー、ヴィシュヌ、クリシュナ神を祀っています。





境内には、いくつかの建物が並んでいます。



木の下には石像が置かれていますが、赤い染料が架けられているため、何の像か判りません。



これは、三又戟が置かれているので、シヴァ神を祀っているのでしょう。



ヒンドゥバシニ寺院の下には、仏教寺院も置かれていました。



ネパールの仏教寺院で特徴的なブッダ・アイも描かれています。



門前のお土産屋。



ポカラの街は、ヒマラヤ登山の基地のリゾート地といった顔を持っていますが、もともとはチベットとインドを結ぶ交易路にあるバザールでした。このオールドバザールと呼ばれる通りは、古い建物が並んで、昔の雰囲気が残されています。





一般にオールドバザールというと、小さな店や露店が密集しているものを連想しますが、ここは繁華街から外れて、閑散としています。



ガレージの扉ですが、ガネーシャが描かれていました。









オールドバザールの通りを少し歩いて、ここの見学は終わりになりました。
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