さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ワルシャワ その6

2017年02月27日 | 海外旅行
夜景見物と夕食のために街に出ました。旧市街広場を目指すことにして、文化科学宮殿下を通り抜けた後、新世界通りに進みました。



新世界通りはレストランやカフェの並ぶ繁華街になっています。この通りは、聖十字架教会の手前でクラクフ郊外通りと名前を変えます。



再び王宮広場にやってきました。



旧王宮は木曜日で開館時間が20時まで延長になっていることから、入場することにしました。ショパン博物館にも入りたかったのですが、両方は無理そうなため、旧王宮を選んでしまいました。



旧王宮の中庭。

王宮の歴史は14世紀にまでさかのぼりますが、ジグムント3世の治世の16世紀と17世紀には城は大規模な拡張が行われ、中庭がある五角形の建物に立て直されました。王宮として、そして国会審議が行われ、国の行政、文化の中心になってきました。17世紀の半ばのスウェーデン大戦や第二次大戦中のドイツ軍による爆破によって破壊されましたが、その都度再建されました。



英語のガイドだと充分理解できるわけでもないので、ガイドツアーではなく、個人で見て回ることにしました。



古そうなタペストリーです。王宮にあった貴重な調度品は、第二次大戦中は国外に持ち出されて難を逃れたそうです。



政府の議場として使用された評議会室。



18世紀末のポーランド・リトアニア共和国の最後の国王であるアウグストの王座。1795年につくられました。



次の部屋へと進みます。王宮見学は、次にどのような部屋が現れるか、どきどき感がありますね。



この旧王宮でもっとも大きく豪華な部屋である宴会場。アウグスト王の時代、この部屋で王室行事や国家の祝宴、コンサートといったさまざまなイベントが催されました。



ふんだんに使われた鏡やシャンデリアが、きらびやかな雰囲気を盛り上げています。



昼間は大勢の観光客で賑わっているのでしょうけど、独り占め状態です。

後でパンフレットを読むと、この隣に大理石の間があったようですが、入口が閉まっていたのか、そのまま通過していました。



騎士の間。



クロノス像。



アウグスト王が外国の賓客など最も大切な客人を招き入れた王座の間。



王の書斎。







王の寝室。



小さすぎて休めないですね。



旧接見室。







王宮の礼拝堂。1770年代につくられたもので、戦後オリジナルの資材を中心に復元されました。













上院議員室。







ヤン・マテイコの絵画。ヤン・マテイコは、ポーランドの画家で、ポーランド史に残る政治・軍事の出来事を主題にした絵画で知られています。









クラクフとワルシャワで二つの王宮を見学しましたが、ワルシャワの王宮は復元が終わったのが1984年と新しいせいもあって、よりきらびやかに見えました。
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