さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 グラナダ その4

2013年08月27日 | 海外旅行
ネフェラリフェの見学を終えて次は、アルハンブラ宮殿に向かいました。



ネフェラリフェとアルハンブラ宮殿の間には谷が横たわっており、橋がかかっています。近くには、シェラ・ネバダからの水を引くための水道橋も架かっていました。



宮殿の東側には、イスラム時代には宮殿や住宅が建っていました。これは15世紀に造られたフランシスコ会の修道院を改築したパラドーヅ・デ・グラナダです。



前回は、昼過ぎまでアルハンブラ宮殿の見学を行って昼食の時間も終わり近くなっていたので。ここで昼食をとった覚えがあります。



生け垣の間を抜けていきます。



通りを歩いていくと、サンタ・マリア教会が現れました。アルハンブラ宮殿は、イスラム建築というイメージがありますが、グラナダ陥落後にキリスト教徒による建物が加えられています。



いかつい建物のカルロス5世の宮殿が現れました。



カトリック両王の孫のスペイン王カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)が新婚旅行でアルハンブラ宮殿に泊まった時に建設を決めた宮殿です。ルネサンス様式の宮殿として建造を開始しましたが、資金不足により未完に終わりました。



壁に取り付けられている馬止めのリングを鷲が咥えていますが、これは神聖ローマ帝国の紋章によるものでしょうか。



ライオンの像は、スペイン紋章由来と考えられます。



カルロス5世前の広場には、大砲も飾られていました。



ワインの門。ここから入場するのかと思いましたが、違っていました。



カルロス5世宮殿に入場しました。



カルロス5世宮殿は、外観は四角形ですが、内部は列柱が並ぶ円形をしています。建築が資金難で中断したため、屋根がついたのは18世紀になってからのことです。

カルロス5世の宮殿は、アルハンブラ宮殿の中で異質で、屋根が見えてイスラム建築の調和を乱しているところもあります。



一般的な順路とは違うようですが、カルロス5世宮殿内の扉からロマレス宮に入ることになりました。
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