さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 マルボルク城 その3

2016年11月29日 | 海外旅行
下の城から高い城へと移動します。高い城は、修道院として使われていたようです。



下の城から高い城へは、堀に架かる木橋を渡る必要があります。



下の城と高い城の間は深い壕が設けられていました。



攻撃の際に、この壕を超えることは難しそうです。



門の内側ですが、仕掛けが施されているようです。



錘が吊るされているので、落とし戸が隠されているのでしょうか。



入口の奥は、長いトンネルになっていました。



通路を抜けると、建物に囲まれた中庭に出ました。中庭の中央には井戸が設けてありました。



車輪を回して水を汲み上げるようです。



井戸の上の屋根にはペリカンの像が飾られていました。

ペリカンは「食べ物が無いときには、自分の肉を子どもに与える」と言われ、このことを騎士達に示したものといいます。

博愛の教えなら良いですが、籠城の際の飢餓に対する教えだとすると怖いですね。



高い塔が見下ろしていました。



周囲の建物も堅固な造りです。



建物内部の通路の窓にはステンドグラスが飾られていました。



これは、騎士団の会議場として使われていたチャプターハウス。



下の城の食堂と同じ造りで、柱の上からアーチが延びていました。



中央は、騎士団総長の席です。意外に質素な造りです。この椅子には見学者が座りたがるため、写真を撮るのもしばらく待つ必要がありました。



チャプターハウスの窓。



聖母子像のステンドグラスが飾られていました。



十字架上のキリスト像。



聖母子像。



聖人でしょうか。



ここでもセントラルヒーティング施設が設けられていました。
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