五彩池の奥にある展望台から下山路に進むと、一旦高台に出て、眼下に石灰華段や禹王廟を見下ろすことができるようになりました。
禹王廟の周囲には山道が見えていますが、現在では立ち入り禁止になっており、遊歩道からの道は設けられていませんでした。
禹王廟は、中国最初の王朝とされる夏の初代皇帝の禹王を祀った廟です。禹王は、治水の神として敬われています。
下山方向には、黄龍古寺が見えていました。
石灰華段の眺めが素晴らしく、写真撮影で足が止まりました。
青色の水が印象的です。まさに水色。
石灰華段の向こうに登ってきた遊歩道が見えています。
五彩池の奥の展望テラスを振り返ったところ。
石灰華段を眺めながら下っていきます。
石灰華段を横から眺めると何層にも重なっているのが判ります。
黄龍古寺に到着して、前の広場から振り返ったところ。
黄龍古寺と書かれた額。これは正面から見たものです。
同じ額を左から見ると、「山空水碧」と書かれています。
さらに右から見ると、「飛閣流舟」と書かれています。面白い仕掛けです。
黄龍古寺は道教の寺で、黄龍の名の由来となった黄龍真人が祀られています。この真人は、道教において仙人という意味です。
黄龍真人は、治水事業で有名な夏王朝の王、禹の父だといいます。禹が治水事業で困難にぶつかった時、黄龍真人は一匹の黄色い龍に姿を変え、禹の船を背に載せて川を遡り、その事業を助けたといいます。
伝説では、黄竜真人がここで修行を積み、道を体得して天に昇ったとも、禹を助けた後にここにたどり着いて修行したといいます。
黄龍古寺は熱心な信仰の対象になっているようで、道内は線香の煙で満たされていました。
道教の神は日本人にはなじみが少ないですが、この黄龍真人は、中国古典小説「封神演義」において崑崙十二大仙の一人として登場しますね。ただ、活躍はあまりしないやられキャラとしての役割どころが残念なところです。安能務著の小説「封神演義」は、道教の神や仙人を知るきっかけにはなるでしょう。藤崎竜による漫画だと、キャラに変な先入観が植え付けられてしまいますが。
道教のお寺の前ですが、チベット仏教ならではの祈祷旗が飾られていました。
黄龍古寺を過ぎると、石灰棚も泥が溜まっているのか、茶色に変色して見た目が悪くなってきました。
三叉路が近づいてきました。五彩池への遊歩道は、登る人が列を作っていました。
三叉路に到着して時間は2時15分。2時間ほどで下れるはずなので、時間には余裕があるようです。
禹王廟の周囲には山道が見えていますが、現在では立ち入り禁止になっており、遊歩道からの道は設けられていませんでした。
禹王廟は、中国最初の王朝とされる夏の初代皇帝の禹王を祀った廟です。禹王は、治水の神として敬われています。
下山方向には、黄龍古寺が見えていました。
石灰華段の眺めが素晴らしく、写真撮影で足が止まりました。
青色の水が印象的です。まさに水色。
石灰華段の向こうに登ってきた遊歩道が見えています。
五彩池の奥の展望テラスを振り返ったところ。
石灰華段を眺めながら下っていきます。
石灰華段を横から眺めると何層にも重なっているのが判ります。
黄龍古寺に到着して、前の広場から振り返ったところ。
黄龍古寺と書かれた額。これは正面から見たものです。
同じ額を左から見ると、「山空水碧」と書かれています。
さらに右から見ると、「飛閣流舟」と書かれています。面白い仕掛けです。
黄龍古寺は道教の寺で、黄龍の名の由来となった黄龍真人が祀られています。この真人は、道教において仙人という意味です。
黄龍真人は、治水事業で有名な夏王朝の王、禹の父だといいます。禹が治水事業で困難にぶつかった時、黄龍真人は一匹の黄色い龍に姿を変え、禹の船を背に載せて川を遡り、その事業を助けたといいます。
伝説では、黄竜真人がここで修行を積み、道を体得して天に昇ったとも、禹を助けた後にここにたどり着いて修行したといいます。
黄龍古寺は熱心な信仰の対象になっているようで、道内は線香の煙で満たされていました。
道教の神は日本人にはなじみが少ないですが、この黄龍真人は、中国古典小説「封神演義」において崑崙十二大仙の一人として登場しますね。ただ、活躍はあまりしないやられキャラとしての役割どころが残念なところです。安能務著の小説「封神演義」は、道教の神や仙人を知るきっかけにはなるでしょう。藤崎竜による漫画だと、キャラに変な先入観が植え付けられてしまいますが。
道教のお寺の前ですが、チベット仏教ならではの祈祷旗が飾られていました。
黄龍古寺を過ぎると、石灰棚も泥が溜まっているのか、茶色に変色して見た目が悪くなってきました。
三叉路が近づいてきました。五彩池への遊歩道は、登る人が列を作っていました。
三叉路に到着して時間は2時15分。2時間ほどで下れるはずなので、時間には余裕があるようです。