1929年の世界恐慌を受け
1930年の昭和恐慌が起こりました。
20年代に入ってからの長引く不況に
有効な政策を打ち出せない政府。
社会風俗の退廃とエロ・グロ・ナンセンスの流行。
そこに新しい革新勢力である軍部が登場してきました。
1931年の満州事変が起こり
「15年戦争」が始まりました。
1936年の2.26事件
1937年には日・中開戦
1938年には国家総動員法が発令され
どんどん戦時色が強まってきました。
現代に話が移ります。
2000年にITバブルが崩壊して
90年代に有効な政策を打ち出せない政府。
そして2001年に「聖域なき構造改革」を引っさげて
小泉改革が始まりました。
2005年の郵政民営化は覚えていますか?!
2006年には、すぐダメになった第一次安倍政権
2007年にはサブプライム問題の影響から
2008年にはリーマンショックが起こり
派遣切りやワーキングプア問題と
不景気がどんどん深まって行きました。
こうやって見ると
70年の時を経ても
社会心理の動きの相似性が解ると思います。