ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

宇治田原「新立麺館」に、十数年ぶりの再訪。

2019-06-08 20:00:00 | うまいもん
その前を何百回と通りながら、行けていない店というのは相当ある。
宇治田原町内、R307沿いのラーメン店「新立麺館(しんりゅうめんかん)」。


古めかしい店構えだが、ラーメン通の間では有名な店だ。
実はこの店、十数年前に行って申し訳ない事をしてしまった。
この店の事をよく知らないままラーメンを頼み、そのあまりのボリュウムに大量に残してしまったのだ。
特にチャーシューをほとんど残してしまい、恥を忍んで店の人に入れ物をもらって持ち帰った覚えがある。

あれから十数年。
我々も順調に加齢し、さらに食えなくなっているので謙虚にいこう。
相変わらず、味わいのある店内。


もうメニュウもすっかり忘れてしまっていたが、どんな感じだっただろうか。


そうそう、この「デリシャスラーメン」のチャーシューがとてもクリア出来なかったのだ。
デリシャスラーメンは遠慮し、息子は焼肉ラーメン。
妻はノーマルな味噌ラーメン、私はスタミナラーメンのそれぞれ並サイズにしておいた。

卓上を賑わす、豊富なトッピング。


まず、妻の味噌ラーメン・700円が着丼。


すり鉢というのが、実に心憎い演出だ。
しかもネギたっぷり。
味噌ラーメンには特にネギが合うというのを、よくわかっていらっしゃる。

息子の焼肉ラーメン・800円。


焼肉というのはいわゆる焼肉ではなく、厚切りチャーシューの側面を軽く焼いたものだ。
十数年前はコレの大盛りで討ち死にしたのだが、今でもコレなら大丈夫だ。
味見させてもらったが、コクのあるとてもウマい醤油ダレだ。
豚・鶏に加えイノシシでもダシをとっているそうで、地味に地産地消である。

そして私のスタミナラーメン・800円。


味噌ラーメンに煮込みがゴロゴロと入っており、さらにキムチまで載っている。
確かに、コレはスタミナが付きそうだ。

箸を上げてみる。


まず、ベースはヒジョーにウマい味噌スープだ。
煮込みは口の中でホロホロと崩れるほどによく煮込まれており、スープに程よい甘みを加えてくれる。
麺は、スープによくからむ中細ストレート。

しかし、味噌スープに煮込み・キムチで口の中が味の洪水状態になる(笑)。
煮込みとキムチの味わいと塩分から逆算して、スープはもっと薄い方がよいかもしれない。
あるいは煮込みを別皿にしてライスを付けた「煮込み定食」もあるので、いっそそちらにした方がよかったか。
ライスを付けるとボリュウムオーバーになるので、ラーメンは「小」にしてもよいかもしれない。

ウマいのは充分にわかっているのだが、私にとってのこの店のベストオーダーは十数年の時を経てもまだ答えを得ず、またしても次回に持ち越しとなってしまったのであった…
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