Go straight till the end!!

世界一周の旅の思い出を綴っています。
ブログタイトルは、出発前に旅日記の表紙に書いた言葉です。

おまけ(その16) AKO さん

2011-06-09 23:55:00 | おまけ
(147)エルサレム③(イスラエル)のおまけ記事



 Jerusalem (エルサレム)は今回の旅の目的地の一つだった(西暦2000年に行きたかった)。
 昔から行きたかった場所にようやく行くことができたのだ。テンションが高くなるのは自然なことだと思う。

 当時西暦2000年、エルサレムの街はミレニアムで盛り上がっていた。
 盛り上がるのも無理はない。西暦とは、イエス・キリストが生まれたとされる年の翌年を元年(紀元)とした紀年法だからだ。

 旅の目的地では、楽しいイベントが起こることが多い。
 テンションが高くなっているからかもしれないし、時間をかけて気持ちを溜めていくことにより、そこに恩寵とも言うべき贈り物が用意されるのかもしれない。

 今回、AKOさんに出会えたのもまさに恩寵だと思う。



 今思い返すと、AKOさんはイエス・キリストのような人だと思う。
 こんなことを言うと本人は否定するかもしれないが、風貌・雰囲気・その人間性、どれをとってもよく似ている。
 エルサレムの地で彼に出会えたことに感謝したい。
 ちなみに同じ宿に泊まっていたバックパッカー達もAKOさんには尊敬の眼差しを送っていた。

 

 AKOさんは、昔から原発反対運動を継続されている。
 このような状況になることを既に予想されていたのだろう。

 他にも無農薬野菜を作る農家のお手伝いをされたり、地球環境に優しい生き方を広められている。紙芝居が有名だが、ラジオインターネット動画を通じて講演活動もされているようだ。

 帰国後2回位お会いした(また機会があればお会いしたい)が、その時のエピソードを一つ紹介したい。



 それは富士山麓で開かれたイベント【世界平和と祈りの日( World Peace & Prayer Day )】(2004年)での話だ。

 このイベントで知り合ったご婦人は動植物と会話できる特技があると仰(おっしゃ)っていたが、一般の人にこんなことを言えば頭のおかしい人と思われてしまうだろう。

 このご婦人はAKOさんと挨拶だけ交わされた(お二人は初対面)。このご婦人が立ち去った後、AKOさんがご婦人に対して「霊性の高い方ですね」と一言つぶやかれたのを覚えている。

 実はAKOさんも動植物と会話できるらしい。AKOさんにはこのご婦人の情報は伝えていなかったが、瞬時にそのことを見抜いたのだ。
 もしかしたら、人はそれぞれ波長(波動)があり、それが精妙になるほど感度が優れていくのかもしれない。



 今日もAKOさんは日本のどこかで、優しい語り口で語りかけていることだろう。
 AKOさんの語られることはどれもが当然・当たり前のことだ。
 いつしか我々の価値観は経済重視になり、AKOさんのそれと大きくかけ離れてしまった。 
 手遅れになる前に還らなければならない。



※AKOさんの動画はこちら(⇒リンク先は削除された模様)

※AKOさんの活動を紹介された方のブログ記事はこちら



 (追記)

 先日、数年ぶりにAKOさんから手紙が届いた。

 日本山妙法寺の方々と三週間、三陸の被災地を歩いて供養して周ったり、青森六ヶ所村など、原子力反対の農家のお手伝いをしたと書かれている。南下して関西方面へ向かう途中だそうだ。
 
 ちなみに下記は手紙に書かれたAKOさんお勧めのもの。

『百姓レボリューション』(書籍)

『 Earth Lings 』(映画)

※『 Earth Lings 』のHP(英語)はこちら

『まごころ地球便』(靴、フェアトレード・オーガニック・スニーカー)