風の備忘録~ ~ ~

風は林に色や形や音を運んできます
忘れないうちに 忘れないように
短い言葉でメモ memo   
       

私の好きなイギリスの詩人 クリスティナ ロセッティとつながる人々

・画家・詩人ダンテ・ガブリエル・ ロセッティは兄 ・西條八十 ・三井ふたばこ(西條嫩子) ・宮澤賢治  ・金子みすず

「のぞみ」クリスティナ・ロセッティ。。。サイズが大きい画像のテスト

2013-02-08 | クリスティナ・ロセッテイ関係

・・・エプソン複合印刷機のスキャナでスキャンしてJTrimで縮小 縦700・・・

                                     のぞみ 

目にみえぬ 空のかなたゆく
いちわの 小鳥になりたい

ただいちどきいて
幾たびも思い出される 
うたになりたい。

そよかぜにゆれる
ゆかのうえの
そらゆりのかげになりたい

すぎたむかしのすべてに
    値する
愛のこだまになりたい

わすれはててにどとかえりこぬ
希望のその記憶になりたい


クリスティナ・ロセッティ

 ~~~~~~~~~~~~~

(20代に書きうつしたロセッティの詩・のぞみ)・・・ひらがなが多い・

三井ふたばこさんの翻訳ではどれくらい漢字が使われていたのか知りたい)

 

2月6日 水曜日 外は雪です。

 


金子みすず・クリスティナロセッティ・西條八十・やなせたかし「詩とメルヘン」

2012-03-14 | クリスティナ・ロセッテイ関係

・・・私の大事な本「日本童謡集」(昭和34年4月30日発行) 1959年7月17日・19歳の時に購入・・・

先日「「金子みすず展」~みんなちがって、みんないい。ーーーを見に行きました。

会場で私の好きな『クリスティナ・ロセッティ』の名前を見つけました。

西條八十がみすずの童謡の才能を見出し励ましたという。

その西條八十の娘さんの三井ふたば子さんがクリスティナ・ロセッティの詩を訳しています。

 

この「日本童謡集」には金子みすずの詩が載っていたけれど 

私は長い間 西條八十、北原白秋などの他の作品の目が行き、みすずの作品は気がつかなかった。

 

みすずの作品をはっきり見たのはやなせたかしさんが作っていた「詩とメルヘン」

それは1986年(昭和61年)の1月だったようで、

そのことは当時 私が近所の子どもたちの造形活動の教室をひらいていて、

たびたびガリ版で作っていた教室だより(1986年(昭和61年)7月13日に書いてありました。

1986年(昭和61年)7月13日の教室だよりに載せた詩(文字・イラストは私)

 

「詩とメルヘン」で金子みすずをとりあげたときに どなたのイラストだったか調べているうち

金子みすずがなくなってから50年以上過ぎているけれど、

詩を自由に使うことは著作権に引っかかるということがわかりました。

 

自分のノートに書きうつしたりするのは良いのでしょうね。

みすずも好きな詩を書きとめた詩集を作っています。

 

・・・・「みすず」の表記がこのパソコンではせいかくにできません・・・・

 

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今日の歩数・・・1472歩・・850m

午後2時からクロマティックハーモニカの練習日(アンサンブル)

今日は大きな地震が多い。北東北そして関東地方、みなさん 被害はなかったか心配です。

 

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グログタイトルにクリスティナ・ロセッテイ

2008-08-17 | クリスティナ・ロセッテイ関係

今日、ブログタイトル「風の備忘録~~~」に
(クリスティナ・ロセッティの「のぞみ」をもとめて)という言葉を追加しました。

このブログを作った原点が
「クリスティナ・ロセッティの詩」と「翻訳した三井ふたばこさん」(嫩子)

を知ることだったのですが探せず中断していました。
ここで原点に戻って
カテゴリーに新しく「クリスティナ・ロセッティ関係」を作り、
分ったことを書き加えていこうと思います。

というのも
長い間探していたクリスティナ・ロセッティの詩「のぞみ」が載っている本が分りそうな
ブログがあったのです。
ブログ名は「♪
 その中に「少年少女世界文学全集」よりクリスティナ・ロセッティ(←クリックで開きます)に
私のブログに2005-02-15に載せた詩「のぞみ」(三井ふたばこ訳)などと同じ詩がいくつか載っています。
ただし 翻訳者の名前は出ていません。

詩が掲載されている本をネットで調べています。
 「少年少女世界文学全集」のNo.50「世界少年少女詩集」
が、はっきりしません。
どうにか連絡をとって出版元を教えていただきたいと思っています。


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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
goo検索
クリスティナ・ロセッテイ
クリスティナ・ロセッテイの詩
クリスティナ・ロセッテイ のぞみ
クリスティナ・ロセッテイ のぞみ 三井ふたばこ
三井ふたばこ
「少年少女世界文学全集」
世界少年少女詩集」・・・



三津田 富佐子さん

2007-01-19 | クリスティナ・ロセッテイ関係
ここ2~3日の間に「三津田 富佐子」さんの文字を目にした。

きっとあの人だと 古いスクラップノートを見た。
まえまえから気になっていたことを新聞や雑誌などからスクラップして
まとめたノート。
『すてきな老後のために・毎日の努力』=私が45歳頃に作ったもの。

やっぱりあった。
1990年10月16日 朝日新聞の「ひととき」への投稿。
[孤独でも、のんきです]無職 77歳とある。

もう一つは 11月6日の[私の葬儀は祭壇なしよ]で74歳と書いてある。
年号は記入してないけれど年齢からすると1987年の11月6日なのだろう。

この2~3日、どこで三津田 富佐子さんのお名前を見たのかが気になって
新聞を捜してみたけれど、
今週の新聞には見つからない。

インターネットで「三津田 富佐子」で検索してみた。
本を出している。「60歳からのシンプル満足生活

1990年の77歳だから今年は+17歳で94歳ということになる。
お元気なのだろうか。もう少し調べてみよう。

Amazonの本の紹介によると
出版社/著者からの内容紹介『朝日新聞』『いきいき』等で、その"凛"とした生き方が話題
に!94歳の今も、ひとり暮らしで、ますます楽しく人生を充実させている秘訣
が満載です。読むとスカーッと晴れやか気分になる!「元気」の特効薬のような本。

94歳でお元気なのですね。
お名前はもしかしたら、新聞の広告の『いきいき』の中にあったのかもしれない。

追記:コメント欄にクリスティナ・ロセッテイのことを書いてあるので、こちらに転記します。

インターネットの限界 (林)  2007-03-15 10:23:49

山根さん
教えていただきましてありがとうございます。
私はインターネットの朝日新聞のHP内で調べましたが分かりませんでした。
インターネットで何でも分かるというものでないとあらためて認識しました。

>80代後半の素敵な婦人をそこで、お見かけし・・・
とありますが
素敵な人であれば いつまでも経っても 本当はどうなのか知りたくなりますね。

*私は「三井ふたばこ」さんのことも 知りたく思っています。
私が若い頃に読んで好きだったクリスティナ・ロセッテイの詩は三井ふたばこさんの翻訳だったのです。
クリスティナ・ロセッテイの三井ふたばこさんの翻訳の詩
インターネットではこのブログに私が載せたものだけです。
(ネット検索しても 1つも出てきません)
*ふたばこさんはお亡くなりになった事はインターネットを調べて分かりました。
でも亡くなってから50年たっていませんから著作権のひっかかります)
どこでその詩を読んだのか何の本だったのかとても知りたいです。

 

三井ふたばこさん

2006-10-02 | クリスティナ・ロセッテイ関係

数日前のgoo「アクセス元URL」を見たら「三井ふたばこ」(嫩子)さんで検索して
ここにおいでになった方がいた。

その中に三井ふたばこさんのその後の消息の重要な手がかりになりそうなURLがあった。

たしかにあったのに、今いくら見ても見当たらない。

明日、時間を作って探して
クリスティナ・ロセッテイ」の訳詩についてお伺いしたい。
ブログに掲載に許可も貰いたい。


・・・・・・・・・・・・・・・
メモ 10月2日 激しい雨
       孫の母親がお医者さん行くので孫の家に行き、遊ぶ。


 


「林の写真・文は林のもの」のしるし

2005-05-18 | クリスティナ・ロセッテイ関係
わからないことは検索によって調べています。
「著作権」は少しずつ わかってきました。
書いた人の権利を侵さないようにブログを続けたい。

また たいしたことのない林自身の写真や文章ですが
これにも「著作権」があるということで次のような言葉をいれました。

著作権は「林・風の備忘録」にありますという「しるし」です。
Copyright(C) 2005 hayasi. kaze no bibouroku. All rights reserved

これは次のページを読んでつくったものです。

著作権のひろば
© サークルシーってなんぞなもし? Web上での著作権表示の仕方? 

クリックすると開けます。
こういうふうにURL紹介の場合は著作権は侵害していないそうです。

今までブログをやってきて故意に「著作権」に触れた物が1箇所あります。
どなたかに指摘していただいて正しいことを知りたいため。
(2つのボンタンの詩)

また外国語の翻訳者の場合(三井ふたばこさんのもの)は
「著作権」の基準がわからない時に載せてしまって、そのままにしてあります。
クリスティナ・ロセッティの「のぞみ」は私がこの2月にここのブログにUPするまでネット上には出てなかった詩です。
多くの人に読んでもらいたいのです。
早くふたばこさんの消息がわかって承諾を得たいと思っています。

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著作権について(外国文学の訳者の場合)

2005-05-12 | クリスティナ・ロセッテイ関係
著作権で 私はまちがった解釈をしていました。
①作家の没後50年たてば良いと思っていましたが
 死後51年以上たったものが掲載可能なのだそうです。

②外国文学の訳者の場合はどうか 調べかねていましたが
 これも同じで死後50年間は著作権が存在するということです。
つれづれの文車――趣味の文書室――「著作権」に関連して

③また絵画についてもほとんど同じで作者の死後から50年
(第二次大戦の戦勝国の作者は75年)経ったものは著作権が切れているそうです。

Stock Book Cover Illustration―――表紙の絵について

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これまで私は クリスティナ・ロセッティの「のぞみ」など
三井ふたばこさん訳でこのブログに載せていました。
三井ふたばこさんについてはこれまで調べましたが消息がわかりません。
ということは 著作権を侵害している可能性があります。

「作者から異論が出なければ良い」ということも見た気がしますが
はっきりしません。

三井ふたばこさんの訳したものが好きなだけに複雑な心境です。

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趣味は「検索」です。

2005-04-15 | クリスティナ・ロセッテイ関係
私の趣味は「検索」。。。わからないことを知りたいのです。
「個人情報」にも書いたのだけど趣味は何故か表示されません。

一番検索するのはNHKの日曜の「のど自慢」。
「いい歌だなぁ」と聴いても題名しかわからないときは検索します。
歌の名前を書けば たいてい検索されます。
出かけるときは地域情報、地図とか天気とか。

目にしたリ耳にしたりしたわからない言葉も検索します。

それから、若いころ書き写していた詩のこと。
これは 今 大事な私の検索事項。

検索すれば 何でもわかると思っていましたが
そうでもないのですね。
ネットに載っていない事は出てこないのです。

クリスティナ・ロセッティの「のぞみ」の訳者の三井ふたばこさんの情報も入りません。
私が何の本から書き写したのか是非知りたいし。

室生犀星の「ぼんたん」の二つの詩も
二つ目はどこから私の手帳に来たのかまだわかりません。

ほかにも 沢山知りたい事があります。
昔は「百科事典」で調べこと。 今は「インターネットで検索」。
・・・・・・・・・・・・・・・・
PCを始めたころは「Yahoo」は「やほー」と読んでいました。
「Goo」は「ゴー」
「Google」は「グーグル」と読めました。
それはかなり経ってからパソコンに入れたから 
      検索も言葉も少しずつわかって来たのです。

他にも私の知らない「検索」するところがあることが
ブログをし始めてからわかってきました。

今朝のテレビで「ライブドア」が「Google」と提携を結ぶとか。

検索しようとするとき 
開いた そこの画面によって世の中の見方が違って見えます。
それぞれ特色があるから選ぶ楽しみが増えます。

検索がいよいよ面白くなります。
      どこから入って検索しようかな?

あら・・・すっかり同じロセッティの「のぞみ」

2005-03-07 | クリスティナ・ロセッテイ関係
2月15日に載せたロセッティの「のぞみ」
すっかり同じ 字配りのURLを2月26日に見つけました。
  
http://www7.ocn.ne.jp/~someday/piasu11.html

BGNも入っていて きれいな落ち着いた画面です。

私の古いノートの曖昧なままの詩がそのまま載っています。

クリスティナ ロセッティを検索していて2005年2月15日以前はなかったURLです。
私はまだ ここにはURLは貼れませんので
コメントに同じURLを貼っておきます。

追記:20080818  見つけたURLを貼りました。
  2005年2月26日にネット検索で見た「のぞみ」←クリックで開きます。


④  ローレンス・アルマ=タデマの詩「およめにもらってくれなかったら」

2005-03-07 | クリスティナ・ロセッテイ関係
「およめにもらってくれなかったら」
                    ローレンス・アルマ=タデマ

だあれもあたしを
およめにもらってくれなかったら
――だってそうかもしれないわ。
ばあやはあたしを
ふきりょうだっていうし
それにおとなしくもないって
いうんですもの。

だあれもあたしを
およめにもらってくれなかったら
――でもかまやしない。

あたしはかごにはいったりすと
それから小ちゃいうさぎの小屋を買うの。

あたしは森のそばにうちをたて
あたしだけ乗る小うまと
それから町へつれてゆける
きれいな おたなしい小ひつじを飼うの。
そしてあたしが
ほんとうにおとなになったら
――そう28か9になったら
あたしは小ちゃい
親なし娘(ご)を買ってきて
あたしの子にしてそだてるの。   


  (1965年12月  ノートにうつす)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
若いころ書き写した詩のノートを
この2月に再びていねいに見るまでは長い間 
この詩を「クリスティナ・ロセッティの詩」と思っていました。
詩の訳者は誰か わかりませんし、元の本もわかりません。

検索したら
ローレンス・アルマ=タデマ」は画家ということです。
他の人の詩を元に絵を描いたそうですが 
「ローレンス・アルマ=タデマが詩を書いたかどうか」については 
今のところネット検索ではわかりません。

クリスティナ・ロセッティ ・Christina Georging Rossetti (1830-1894)
           イギリスの女流詩人。
*ローレンス・アルマ=タデマ ・Sir Lawrence Alma-Tadema (1836-1912)
       イギリスの画家
   二人に接点はあったのかどうか?

三井ふたばこさんは その後どうなさっているのか?

この3人を調べて行こうと思っています。



④ クリスティナ・ ロセッティ の詩 「私が死んでしまっても」 

2005-03-02 | クリスティナ・ロセッテイ関係
「私が死んでしまっても」 

わたしが死んでしまっても
やさしいきみよ
わたしのために悲しい歌をうたわないでください
わたしの上にばらの花も
かげふかいいとすぎの木も植えないでください
ただそこはつゆにぬれる
みどりのわか草をしいて下さい
そしてあなたがおもいだすなら思いだして
わすれるなら わすれてください
わたしはかげも見ないでしょう
雨もかんじないでしょう
くるしげにないている
夜鶯(ロシェル)の声もきかないでしょう
そして朝も夜もないうすあかりの中で
わたしは永久にうつらうつらと
おもいだしたり わすれたり
しているでしょう

           クリスティナ ロセッティ
三井ふたばこ訳  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これも約40年ほど前に ノートに書き写した詩です。私は昔から文字を書くのが嫌いでした。 特に漢字。
この詩もひらがなが多いです。
もしかしたら、もともとの詩は漢字がもっとあったのかも知れません。

今まで載せた4つの詩とも、本当の詩はどうだったのか
どこが漢字で、どこがひらがなで句読点はどうなっていたのかを
本当の詩を知りたいです。

自分では本が買えなかった時代、
どこからか借りた本に載っていたのでしょう。

 三井ふたばこさんの詩は本が出てるのでしょうか?
 三井さんのことは何で調べればいいのでしょう?
 インターネットであまり見られません。
 訳された詩も 著作権の対象になるのでしょうか?  

クリスティナ・ロセッティの事を知りたくて
インターネットで捜して歩いているうち <ahref="http://webclub.kcom.ne.jp/ma/horizon/">Horizon と言うHPをみつけ
その中にクリスティナ ロセッティの本が載っていました。
本は見つかるかも知れません。
ただ 上の詩は「ソング」となっていて
    三井ふたばこさんの訳とは違っています。

他に(高木絢子・訳)にも出会いました。 HPは後で書き入れます。

追記1:上のURLはなくなっています。
    「クリスティナ ロセッティの本」も出て来ません。
追記2:2005年11月30日 高木絢子・訳のを見つけました。
   ようこそ あそんのホームページ
        おほぢ・つうしん 平成14年02月 に下の詩が書いてあります。
  
  「歌」

私が死んでも 友よ
悲しい歌はうたわないでください
私のうえに バラの花など植えないで下さい。
いと杉の翳もいりません
ただ 雨露にゆれる緑の草を
私の上に敷いて下さい
だが それも
思い出したら どうぞ、忘れてしまってもかまいません
私には もう影すら見えないでしょう
悲しそうに歌いつづける
夜鶯(ナイチンゲール)の声さえも もう
聞くことはないでしょう
日も夜もない薄闇で
うつらうつらと夢みるように
思いだしたり 忘れたり
しているでしょうから

   クリスティナ・ロセッテイ(高木絢子・訳)

追記3:英詩

 「When I am dead, my dearest」


When I am dead, my dearest,
Sing no sad songs for me;
Plant thou no roses at my head,
Nor shady cypress tree:
Be the green grass above me
With showers and dewdrops wet;
And if thou wilt, remember,
And if thou wilt, forget.

I shall not see the shadows,
I shall not feel the rain;
I shall not hear the nightingale
Sing on, as if in pain:
And dreaming through the twilight
That doth not rise nor set,
Haply I may remember,
And haply may forget.

ーChristina Georgina Rossetti ー


*songという題名になっているのもあります。



③ クリスティナ・ ロセッティ の詩 「どちらなの」

2005-02-26 | クリスティナ・ロセッテイ関係
    
  「どちらなの」

              クリスティナ ロセッティ
    
  どちらが重いの、
  海のすなと悲しみと。

  どちらがみじかいの
  きょうとあすと。

  どちらがもろいの、
  春の花と青春と。

  どちらがふかいの、
  海と真理(しんり)と。 

・・・・・・・・・・・・・・・

 2月15日に掲載の「のぞみ」と同じノート(昭和38年ころ)に書き写していた詩です。
 訳者は書いてありません。
 でも、後で書きますが
 もう一つの「わたしが死んでしまっても」は三井ふたばこさんが
 訳していますから、きっとこれも三井ふたばこさんの訳と思います。

追記:2005年11月30日 「どちらなの」の原詩

「What Are Heavy?」 

What are heavy? Sea-sand and sorrow:
What are brief ? To-day and to-morrow:
What are frail? Spring blossoms and youth:
What are deep? The ocean and truth.

② クリスティナ・ ロセッティ の詩  「のぞみ」 (二種)

2005-02-15 | クリスティナ・ロセッテイ関係
何十年も前に、好きな詩を書き写したノートが見つかりました。
詩「のぞみ」はうろ覚えだったものとは かなり違っていました。
ネット検索では まだこの詩「のぞみ」は全く見つかりません。

「のぞみ」   クリスティナ・ロセッティ

目にみえぬ 空のかなたゆく
一わの小鳥になりたい。

ただ一度きいたのち
いくたびも思いだされる
歌になりたい。

そよ風にゆれる
ゆかの上のしらゆりのかげに
なりたい。

すぎたむかしのすべてに値する
愛のことばのこだまになりたい。

わすれはてて二度と
生まれこぬ希望の
その記憶になりたい。
    
             三井ふたばこ訳

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
訳の三井ふたばこさんは 次のURLで
「風」を訳した西条八十の娘であることがわかりました。
三井ふたばこさんについてのURL

追記:コメント欄に2005-02-19 18:53:59 書いたものをこちらにも写しました。

初めに書いた「のぞみ」のノートとは別のノート(絵入り)が見つかりました。
二つは微妙に違います。
後からのほうを「のぞみ」(ノート2)とします。
(ノート2)のほうが いいような気がします。
3連目の「そよかぜ」が「そよ風」だと なおいいのですが。

同じ詩を書き写したのでしょうに、どうしてこんなに違ってしまったのか、
不思議です。
何の本に どのように書いてあってあったのか思い出せません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   
「のぞみ」
     クリスティナ・ロセッティ(三井ふたばこ訳)
 (ノート2)

  
目に見えぬ 空のかなたゆく
一羽の 小鳥になりたい

ただ一度きいて
幾たびも思い出される うたになりたい。

そよかぜにゆれる
床の上の白百合のかげになりたい

すぎたむかしのすべてに値する
愛のこだまになりたい

わすれはてて 二度とかえりこぬ
希望のその記憶になりたい。
             

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① クリスティナ・ロセッティの詩 「風」

2005-02-13 | クリスティナ・ロセッテイ関係

小さいときに 知った歌
中学校のときだったか英語の教科書に出ていた詩

先日 偶然に インターネットのあるHPで
それが クリスティナ・ロセッティの詩だったということがわかりました。

それがわかったときのうれしさは なかなか言い表せません。

 

「 風 」     
         クリスティナ・ロセッティ (西条八十訳)

 
誰が風を見たでしょう
 僕もあなたも見やしない
 けれど木の葉をふるわせて
 風は通りぬけていく
 
誰が風を見たでしょう
 あなたも僕も見やしない
 けれど樹立が頭を下げて
 風は通りすぎていく

   ・・・・・・・

Who has seen the wind?           
  Neither I nor you ; 

But when the leaves hang trembling,   
  The wind is passing through.

Who has seen the wind ?           
  Neither you nor I ; 

But when the trees bow down their heads,
  The wind is passing by.

(Christine G.Rossetti 作 西条八十 訳)


この曲を1月17日の阪神淡路大震災の10年目の式典のときに
トランペットだったとおもうのですが 
ゆっくりと演奏されていたのを聞きました。

あまりに ゆっくりとしたテンポだったので 
初めは別の曲だと感じたほどでした。

私が知っていたクリスティナ・ロセッティの詩「のぞみ」は
さっきネット検索したけど 出て来ません

書き写した古いノートを捜してみよう。