Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

ただ眠いだけの話

2013年02月06日 13時17分39秒 | Weblog
ええええっと、チョーーー専門的な話をしようと思います。フルートやっていない人には、ただ眠いだけだと思いますのでごめんなさい。

トレヴァー先生は、知る人ぞ知るフルートスケール(トーンホールの位置等設計)に関して、玄人中の玄人。
今のアルタスのスケールは、ウィリアム・ベネット・スケール(ベネット氏とアルタス社長が共同開発したもの)ということで売り出されていますが、スケールの計算式はトレヴァー先生が算出しています。

具体的には、C♯のトーンホールの位置が、他のメーカーに比べて若干下方(足部管寄り)にあります。この設計によって、C♯音の音程がかなり改善されています。

簡単に言うと、通常、Cシャープ音を吹くときには、かなり大幅に息を下方に吹き入れないと、ピッチが合いませんね。
アルタスの場合は、他のメーカーの10分の1ぐらいの息の方向転換で済みます。

で、この度3月から発売されるアズミフルートも、アルタスと同じスケールを採用していますので、同じようにピッチコントロールがラク、ということです。

ーーーあー、やっぱり今日もここまで書いてつかれた・・・・楽器メーカーのはなしを書くのはちょい勇気が必要。。。

もう、ここぐらいで止めておこう。別段、他のメーカーさんを卑下するつもりもありませんし。アルタス持っていたって、音程悪く演奏する人もゴマンといますしね。

楽器はあくまでも道具で、それを扱うのは他でもない自分、ということを忘れてはいけないんだぞーーーっと。

自分への戒め戒め。

あ、ところで、フルートは、音程が非常~に悪い楽器!!として有名で(苦笑)、ブラバンやアンサンブル等では、他の楽器の人々にちょーー嫌われてるんですぅ・・・私もかつて吹奏楽部では「ちょっと!フルート!音程悪いよっ!!!」と何度怒鳴られたことか。あの頃はさあ、ピッチ悪いのは分かってたけど、それをどうやって改善するのか、分からなかったし、全く出来なかったんだよね。。。。



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