(承前)
この日の宿は、釧路駅を出て左に曲がるとすぐに見える「釧路ロイヤルイン」でした。
冒頭画像の左手の建物です(右の教会は関係なし)。
昔は「釧路東映ホテル」といって、映画会社がホテルを経営しているのが不思議でした。客室のビデオは、当然ながらやくざ映画などが充実しており、そこだけは東映っぽいのでした。
いつの間にか東映ホテルは撤退し、建物の大家さんが、自前でホテル経営を引き継いだようです。
ネット検索すると、朝食の評判が良いようですが、筆者は翌朝5時すぎにチェックアウトしたため、朝食にありつけていません。
なので、このホテルについて、ここで良し悪しの評価はできません。
釧路駅と、観光名所の和商市場からは、非常に近いです。
その分、夜の繁華街からは歩いて10分ぐらいかかります。
近くには、夕食をとれる場所があまりありません。
フロントの手前に、フクロウのような木彫が立っていました。
銘板などはなし。
エレベーターのすぐ横にあったのが、上野山清貢「鶴」。
30号ぐらいでしょうか。
上野山(1889~1960)は江別生まれの画家で、1926年(大正15年)から3年連続で、帝展で特選になったことで知られます。
戦後は全道展創立会員。日展、一線展に出品しました。北海道新聞文化賞なども受賞し、昭和期の北海道を代表する画家のひとりです。
一時期、釧路に滞在し、増田誠と交友していたこともあったそうです。
これは、いかにも釧路で取材した作品ですね。
筆者の客室には、JR北海道車内誌の表紙でおなじみの、藤倉英幸さんの切り絵版画がありました。
旅情を誘う藤倉さんの作品は、北海道のホテルにはぴったりだと思います。
10月9日は、あと1本書いておしまいにします。
旅行の1日間の出来事で16本は、さすがに引っぱりすぎかもしれません。
http://www.royalinn.jp/
この日の宿は、釧路駅を出て左に曲がるとすぐに見える「釧路ロイヤルイン」でした。
冒頭画像の左手の建物です(右の教会は関係なし)。
昔は「釧路東映ホテル」といって、映画会社がホテルを経営しているのが不思議でした。客室のビデオは、当然ながらやくざ映画などが充実しており、そこだけは東映っぽいのでした。
いつの間にか東映ホテルは撤退し、建物の大家さんが、自前でホテル経営を引き継いだようです。
ネット検索すると、朝食の評判が良いようですが、筆者は翌朝5時すぎにチェックアウトしたため、朝食にありつけていません。
なので、このホテルについて、ここで良し悪しの評価はできません。
釧路駅と、観光名所の和商市場からは、非常に近いです。
その分、夜の繁華街からは歩いて10分ぐらいかかります。
近くには、夕食をとれる場所があまりありません。
フロントの手前に、フクロウのような木彫が立っていました。
銘板などはなし。
エレベーターのすぐ横にあったのが、上野山清貢「鶴」。
30号ぐらいでしょうか。
上野山(1889~1960)は江別生まれの画家で、1926年(大正15年)から3年連続で、帝展で特選になったことで知られます。
戦後は全道展創立会員。日展、一線展に出品しました。北海道新聞文化賞なども受賞し、昭和期の北海道を代表する画家のひとりです。
一時期、釧路に滞在し、増田誠と交友していたこともあったそうです。
これは、いかにも釧路で取材した作品ですね。
筆者の客室には、JR北海道車内誌の表紙でおなじみの、藤倉英幸さんの切り絵版画がありました。
旅情を誘う藤倉さんの作品は、北海道のホテルにはぴったりだと思います。
10月9日は、あと1本書いておしまいにします。
旅行の1日間の出来事で16本は、さすがに引っぱりすぎかもしれません。
http://www.royalinn.jp/
(この項続く)