ガザの戦火がやまぬ中、石川県では大地震が発生して、「あけましておめでとうございます」と口にするのがはばかられるような2024年の年明けです。
前身のウェブサイト「北海道美術ネット」から数えると今年は25年目を迎えます。
これまで、主に道内のアート、美術、写真、書道などの展覧会や情報を紹介しようと努めてきました。
これもひとえに、力作を制作・発表し、筆者のつたない取材に快く応じてくださった作家や関係者の皆さんのおかげです。心よりお礼を申し上げます。
筆者の力不足により、紹介できずじまいの展示やイベントがたくさんありました。深くおわびします。
ただし、今春以降はその状態が改善される可能性が高いです。
何月何日からと明確にすることはいまはできませんが、当ブログ「北海道美術ネット別館」は今年、開始して以降で最大の変身をする予定です。
イ)しばらくお休みしていたツイッター(現X)などSNSでの展覧会の予告を、再開します。これは春を待たず、なるべく早く実施します
ロ)これまでは、開催中の展覧会は、会期末に訪れることが多かったですが、4~5月以降は早めに足を運び会期終了までに速やかに紹介できるようにします
ハ)札幌以外の展覧会や催しにも、従来よりも積極的に出かけます
このブログが風変わりなのは、カバーする範囲が、現代アートや従来の絵画・彫刻のみならず、写真、書道、工芸なども含めて多岐にわたっていることです。
筆者がそれらの分野にも精通しているからではもちろんなく、道内でそれらを紹介するメディアがほかにないというのが理由のひとつです。
半面、中央や道外のメディアやサイト、ツイッターアカウントなどは、それぞれの分野に特化して、地域をまたいで情報提供したり批評したりしています。
道内の現代アート作家・関係者は、格安航空会社などを活用して、道外の芸術祭や美術展も鑑賞に出かけているようですが、筆者はこの5年間で3度しか道外に出られていないこともあって、全国的な動きからしだいに疎くなってきていることは自覚しています。
個人で行っているブログですからおのずと限界はあるでしょうが、今年は道外・国外のアートシーンにももう少し目配りできるようにしたいです。
道内のアートシーン自体が、一部を除き、全国的なシーンから切り離されて、後れを取っているのではないかという危機感は、筆者もうっすら抱いています。
北海道と全国との隔たりは、1990~2000年代に比べて広がっているような感じがあるのです。また、たとえば Tokyo Art Beat などのサイトで、批評家が選ぶ2023年のベスト展覧会や、関係者座談会で、北海道のことはまったくといっていいほど触れられていません(2024年には札幌国際芸術祭がある、という座談会の発言のみ)。
その忘却が、単に「中央」の怠慢なのか、それとも本当に北海道には見るべきものが乏しく「ガラパゴス化」しているのか。
北海道のアートを、全国的なシーンの中でどのように位置づけたらよいのかを見定めていく必要があると思います。
充実を図ることしの北海道美術ネット別館にご期待ください。
また、これまでと同様、ご協力、ご鞭撻をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
前身のウェブサイト「北海道美術ネット」から数えると今年は25年目を迎えます。
これまで、主に道内のアート、美術、写真、書道などの展覧会や情報を紹介しようと努めてきました。
これもひとえに、力作を制作・発表し、筆者のつたない取材に快く応じてくださった作家や関係者の皆さんのおかげです。心よりお礼を申し上げます。
筆者の力不足により、紹介できずじまいの展示やイベントがたくさんありました。深くおわびします。
ただし、今春以降はその状態が改善される可能性が高いです。
何月何日からと明確にすることはいまはできませんが、当ブログ「北海道美術ネット別館」は今年、開始して以降で最大の変身をする予定です。
イ)しばらくお休みしていたツイッター(現X)などSNSでの展覧会の予告を、再開します。これは春を待たず、なるべく早く実施します
ロ)これまでは、開催中の展覧会は、会期末に訪れることが多かったですが、4~5月以降は早めに足を運び会期終了までに速やかに紹介できるようにします
ハ)札幌以外の展覧会や催しにも、従来よりも積極的に出かけます
このブログが風変わりなのは、カバーする範囲が、現代アートや従来の絵画・彫刻のみならず、写真、書道、工芸なども含めて多岐にわたっていることです。
筆者がそれらの分野にも精通しているからではもちろんなく、道内でそれらを紹介するメディアがほかにないというのが理由のひとつです。
半面、中央や道外のメディアやサイト、ツイッターアカウントなどは、それぞれの分野に特化して、地域をまたいで情報提供したり批評したりしています。
道内の現代アート作家・関係者は、格安航空会社などを活用して、道外の芸術祭や美術展も鑑賞に出かけているようですが、筆者はこの5年間で3度しか道外に出られていないこともあって、全国的な動きからしだいに疎くなってきていることは自覚しています。
個人で行っているブログですからおのずと限界はあるでしょうが、今年は道外・国外のアートシーンにももう少し目配りできるようにしたいです。
道内のアートシーン自体が、一部を除き、全国的なシーンから切り離されて、後れを取っているのではないかという危機感は、筆者もうっすら抱いています。
北海道と全国との隔たりは、1990~2000年代に比べて広がっているような感じがあるのです。また、たとえば Tokyo Art Beat などのサイトで、批評家が選ぶ2023年のベスト展覧会や、関係者座談会で、北海道のことはまったくといっていいほど触れられていません(2024年には札幌国際芸術祭がある、という座談会の発言のみ)。
その忘却が、単に「中央」の怠慢なのか、それとも本当に北海道には見るべきものが乏しく「ガラパゴス化」しているのか。
北海道のアートを、全国的なシーンの中でどのように位置づけたらよいのかを見定めていく必要があると思います。
充実を図ることしの北海道美術ネット別館にご期待ください。
また、これまでと同様、ご協力、ご鞭撻をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
こちらのブログを始めて25年も経つのですね。今年より、美術関係の話題を広げて読ませていただく楽しみ、ありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
最初はホームページビルダーで自作したウェブサイトで、2004年頃から徐々にブログに移行しました。
今後もご愛読お願いします。
本年もよろしくお願いいたします。
この記事の宣言を見て、非常に楽しみになりました。
これまで以上に積極的な発信に期待しています。
私ももう少ししたら、もう少し時間を取れるようになるかなと淡い期待を抱きつつ…
(といっても、明らかに仕事時間は私の方が少ないですけどね)
今年もよろしくお願いします。
ブログで、本州旅行の記事をうらやましく拝見していました。今年は私が頑張って書こうと思います。
どれくらいの時間が確保できるか、正直読めないのですが…