(承前)
Shuji Izumi "Boxes Like Bird Houses That Are Connected By Red Strings"
泉修次さんは1960年生まれ、札幌在住。
図録には題の英語訳がなかったので、仮に筆者がつけておいた。
泉さんは、北海道立体表現展にも出品していたし、この手の大型グループ展にはよく登場する。
そして、なぞなぞのような頓知を感じさせて、シンプルに楽しい作品が多い。さいとうギャラリーで毎年、年末年始に企画されているグループ展では、おみくじタイプの立体作品を出しており、ことしは何が出るかたのしみにしている人もいるだろう。
今回のインスタレーションも、クイズ形式。
いったい何個が樹上に設置されているのか。
これを正確に数えるのはかなり難しい。
特定の位置から数えるのが早道だと思うが、枝や葉に隠れて確認しづらいものもあるからだ。
かといって、むやみに歩き回ると、どこまで数えたのかが、わからなくなってしまう。
図録によると、25個が正解のようだ。
鑑賞者参加型の作品だが、見る側は、じぶんの認識の不確かさをあらためて思い知らされる。ユニークな作品だと思う。
関連する記事
■泉修次 覗き穴のある箱シリーズ6 過去、現在、未来展(2012年)
以下画像なし
■企画展「07→08」
■北海道立体表現展’06
■北海道立体表現展'03
■02→03展
■リレーション・夕張2002
Shuji Izumi "Boxes Like Bird Houses That Are Connected By Red Strings"
泉修次さんは1960年生まれ、札幌在住。
図録には題の英語訳がなかったので、仮に筆者がつけておいた。
泉さんは、北海道立体表現展にも出品していたし、この手の大型グループ展にはよく登場する。
そして、なぞなぞのような頓知を感じさせて、シンプルに楽しい作品が多い。さいとうギャラリーで毎年、年末年始に企画されているグループ展では、おみくじタイプの立体作品を出しており、ことしは何が出るかたのしみにしている人もいるだろう。
今回のインスタレーションも、クイズ形式。
いったい何個が樹上に設置されているのか。
これを正確に数えるのはかなり難しい。
特定の位置から数えるのが早道だと思うが、枝や葉に隠れて確認しづらいものもあるからだ。
かといって、むやみに歩き回ると、どこまで数えたのかが、わからなくなってしまう。
図録によると、25個が正解のようだ。
鑑賞者参加型の作品だが、見る側は、じぶんの認識の不確かさをあらためて思い知らされる。ユニークな作品だと思う。
関連する記事
■泉修次 覗き穴のある箱シリーズ6 過去、現在、未来展(2012年)
以下画像なし
■企画展「07→08」
■北海道立体表現展’06
■北海道立体表現展'03
■02→03展
■リレーション・夕張2002
(この項続く)