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JR清水沢駅「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2014」

2014年10月06日 06時06分06秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 午前8時20分、自宅を出発。
 羊ケ丘通を経由し、北広島インターから道央道・道東道に乗って、夕張インターでおりる。

 小用を足したくなったので、清水沢のメーン会場である旧北炭清水沢火力発電所へ行く前に、清水沢駅前の駐車場に車をとめて、公衆便所に入る。

 ご存知のとおり、夕張は縦に細長いマチで、南北にいくつもの集落と市街地が点在している。
 1980年代以降あたりから、市役所や夕張駅などのある本町地区よりも、清水沢地区のほうが人口が増えている。
 市の財政危機や少子化を受けて、市内の小中学校は大胆な統合政策がとられたが、唯一の小学校、中学校も、清水沢に集約された。

 清水沢、南清水沢の各駅周辺にも商店街はあるが、日曜日なのでシャッターをおろしている店が多い。
 衣料品店は開いていたが。
 他の店が平日にも開いているのかどうかは、判断しづらい。

 駅は、時間帯によってはきっぷ売り・改札の人がいるようだが、日曜なので、いなかった。

 冒頭画像の作品は、大黒淳一「Branch」。
 サウンドインスタレーションである。
 本町地区や若葉などへの道と、南部、鹿島へ行く道の分岐点だった清水沢という場の特性を思い、拾った音を、聞かせているのだろう。

 このあたりで驚いたのは、古いマンサード式屋根の長屋の炭住が残っていたこと。
 森山大道や土門拳の写真で見る炭住そのままだ。

 エライ人の施設より、こういうふつうの人が使う家や施設を残すことを考えたらいいのに、と思う。




 清水沢のメーン会場は、車だと、駅からすぐだ。





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