ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

「フーリンの子供たち」のこと

2006年09月22日 | 指輪物語&トールキン
クリストファー・トールキン氏がThe Children of Hurinを出版するというニュース、このところあちこちのブログで話題をみかけます。
私は最初に見たのがTORnのニュースで、その時すでにThe Children of Hurinというタイトルも見ていたので内容も「トゥーリンの話か」とわかりましたし、そんなに騒ぐ気分ではありませんでした。英語読めれば話は違って来ますが、私は邦訳出ないととても読めそうにないので・・・
そして邦訳が出る可能性はかなり低そうだし・・・UTだって映画人気のおかげでようやく出版に漕ぎ着けた感じじゃないですか。完全盤サントラも限定版DVDも国内版が出ないこの状況で、邦訳を望むのはまず無理じゃないかなあと・・・
というわけでこのニュースを見た時の感想は、「へー、まだ遺稿があったんだー」「でもどうせ邦訳されないから私には関係ないか・・・」という感じで、そんなにテンションは高くありませんでした。実際ブログにも書いてなかったですしね(笑)
しかし、やけに興奮気味な記事が多いなあ、それもマニアックなファンでもなさそうな(シルマリルあたりも読んでなさそうな)人の記事が多くて、どうしたんだろうと思ったら、この記事が原因だったんですな・・・
うーん、これ読んだら、「指輪」みたいな話を別に書いていたのかと誤解されかねませんね。元はBBCの記事のようですが、よく知らない人がそのまま訳して紹介するとこうなりますよ、という見本のようなものだなーと(汗)
見出しが特にひどいですね・・・「第二の指輪物語か」って誤解を呼びそう(汗)写真も映画のフロド使ってるし・・・
「妖精と小人が出てくる」ってのも(汗)どうも「エルフとドワーフ」を訳したらこうなったらしいですが・・・まあ確かにベレグとかミームとか出てくるからエルフもドワーフも出てくるけど・・・
どこでどうなったのか「エルフとホビットとドワーフが出てくる」と書いていたブログもありました。伝言ゲームみたい(笑)ホビットは出てこないでしょう~
でも、邦訳されたらとても魅力はありますねー。英語が読めたら邦訳を待たずとも魅力なのでしょうが。
「終わらざりし物語」で、「シルマリル」よりも詳しく描かれた物語を読んで面白いと思いましたから、あんな感じで全編書かれているのなら楽しめそうです。
しかも、「終わらざりし-」では、いいところが書かれてなかったですからねえ。べレグの最期とか・・・あそこ楽しみにしてたのになくてガッカリだったなあ。
なんてこと考えていたら、やっぱり読みたくなって来ました(汗)邦訳出ないかな~
白の乗り手の皆さんが地道に頑張ってくださらないかしら・・・
結局のところ、未邦訳本がまた一つ増えるだけだなーと思ってしまう、やっぱりテンション低くなってしまう私でした(汗)
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