というわけで、ソウルの世宗文化会館のミス・サイゴン見て来ました!
過去2回ソウルに来た時に何度か前を通ったこのホールで実際に観劇することがあるとは思いませんでしたねえ。
鑑賞は金曜の夜公演の予定。当日朝10時すぎに世宗文化会館に行ったところ、チケットボックスでチケットを買うことができました。
1階席はなんと3席のみの残でしたが、7列目と11列目をバラバラにゲットできました。並び席だと2階席の後方か3階席になるようでした。
席種がいい順にR席、S席、A席、B席だったのですが、R席のRって何だろう・・・と思ったら、もしかしてSよりさらに上、という意味なんでしょーか(汗)
しかしこの1階R席、130000ウォンとかしました・・・高い(汗)今レートが100ウォン12円くらいなので、日本よりずっと高いことに・・・(汗)
というわけで満席ではなかったようですが、大きい会場だし、平日で1階席ほぼ売り切れはなかなか入っているのではないかと思いました。
普段はクラシックの公演が多いんですね。そのせいか音響もなかなか良かったように思いました。まあスピーカー使っているから単純には言えませんが。
ロビーまでは出入り自由で、座席に入る入り口でチケットのもぎりをしていたのはびっくり。入り口いくつあったのかわかりませんが、人件費かかるなあと余計なことを考えてしまいました(笑)
この出入り自由なロビーでプログラムなどのグッズを売っていたのですが、なんとマイケル・リーのCD"A Voice for Voices"が売っていて狂喜乱舞しかけました(笑)このためだけでも行った甲斐があったというものです(笑)普通には手に入りませんからねえ・・・
このCDの感想はまた後ほど・・・
プログラムは舞台写真もいろいろ載っていたのですが、かなり小さい写真が多くて残念・・・まあ東宝のプログラムよりはずっと安いですけど。(大きさは東宝の昔のプログラムくらいですが(笑))
あ、グッズでベトナム帽とか売ってたんですが・・・あれ買う人いるんかなあ? 私が見た範囲では一人もいませんでしたが(汗)売り子のお兄さんたちは被ってましたけど。
客席はかなり広いものの、1階席もかなり前の方から段差があるので、かなり見やすかったです。後ろの方の席はかなり遠くなるとは思いますが・・・
舞台は、両脇にベトナム風の家を模したセットがあって、舞台手前の両脇にも幕?のようなものが固定されていました。このために両端の席は見切り席としてチケット売ってなかったようです。
この両脇のセット、なかなか素敵なセットではあったんですが、舞台奥に行くほど真ん中にせり出してもいて、かなり舞台を狭くしていました。うーん、なんであんなセットなのかちょっと解せません。
アメリカン・ドリームやホーチミンの場面にはセットが引っ込んだので、引っ込められるならもっと引っ込めておけばよかったのに・・・と思うシーンが多々ありました。勿体無い・・・
狭いなあと思ったシーンは多々ありましたが、中でもアメリカ軍キャンプの鉄条網の場面が・・・
ただし、可動式のフェンスを折りたたんだり、くるっと外側と内側を入れ替えたりしていたのは、フェンスが小さいからならではでしたが。あれは面白かったです。
あ、ヘリコプターがCG映像だったのですが、私的には全然okでした。あれだけの場面のためにわざわざヘリ持って来ることもないと思うし・・・
LotR見慣れている身としては、CGもうちょっと頑張って欲しかった部分もありますが(笑)
あと、どう見てもヘリに乗り込んでいるように見えなかったのが(汗)落っこちてるように見えました・・・
でも、別に映像でもokだなあと思いました。音響とか工夫してたし。
実は客席に入って真っ先に感動したのは、音出しをしているオケが上手かったことでした(笑)特に金管楽器が上手くて感動。
演奏中は弦楽器が合ってないなあと思うところはあったのですが、音は綺麗だったと思うし、管楽器が良かった! 日本でもこのくらいのレベルで聴きたいですだよ・・・(涙)
指揮が女性、しかも西洋人に見えて珍しいなあと思ったのですが、プログラムで名前を見たらKolleen Parkさんとなっていて、韓国語翻訳もやっているようで、もしかしてハーフか韓国系アメリカ人なのかもしれません。
さて、初の韓国ミュージカル観劇でしたが(NANTAは来日公演で見てますが、あれはミュージカルではないですもんね)、韓国キャストの皆さんは予想通り皆歌も演技も上手くて、安心して聴いていられましたね。
ただ、ダンスはもう一息かなと思ったのですが・・・特に男性が。
別にちゃんと踊っているのですが、今ひとつ迫力に欠けるというか・・・ちょうど日本の「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のダンスが物足りなく感じたのと同じような感じでした。
と思ったのですが、ダンスが良かったという感想が多いですねえ。あれ、私の感覚がおかしいのかな(汗)
そんな歌の上手いキャストの中にあって、マイケル・リーの歌は群を抜いて上手かったです! ただ上手くて声量があるだけではなくて、柔らかな表現力が素晴らしかったです。やっぱりマイケルはいいよ~!
韓国キャストの皆さんも上手いのですが、マイケルを聴いた後だと、なんだか力任せのように感じてしまいました。これはスタイルの違いもあるでしょうが、でもやはりブロードウェイの底力?を感じましたねー。
「Why God Why」はもう感動。マイケルの歌をこんなに長く聴けるなんて、というのも含めて(笑)
終盤の、エレン(とジョン)に全てを告白する場面も、クリスの苦しみが伝わって来て、素直に共感できました。クリスに共感するのはなかなか難しいことなので(笑)良かったと思います。石井一孝さんのクリスもいいと思いましたが、マイケルの方が好きだ(笑)
(ちなみに私「ミス・サイゴン」は日本の初演のCDは持っているものの、舞台は日本の再演しか見ておりません)
しかし、マイケルのクリスは「可もなく不可もなく」とか「印象が薄かった」と感想を述べてらっしゃる方もいらして、うーん好みの違いなのかなあ。私はマイケルのやわらかい声にすっかりやられてますが(笑)韓国ミュージカルのパワフルな歌い方がお好きな方にはまた違う印象なのかもしれませんね。
マイケルは長年のロン毛を米兵らしく短くカット。韓国でカットしたせいか、一気に韓国人らしい風貌になってました。
韓国語の発音ですが、前半は私ですら違和感を感じる発音だったように思いますが、後半全く気にならなくなったのは単に馴れたからだけでしょうか?(汗)
キムはダブルキャストのうちのキム・ボギョンさんでした。初登場では田舎から出てきたいたいけな少女というイメージにぴったり。
でも、ちょっと声量がなくて・・・上手いんですけどねえ。
それでも後半、感情が高ぶるところになると気にならないくらいの迫力で・・・とにかく演技が良かったです。日本のキム、再演で二人しか見てませんが、演技的には今まで見たキムの中で一番良かったと思いました。
エレンのキム・ソニョンさんは、上手い! 歌も上手いですが、力任せではなく、なんというか包容力と静かな苦悩と情熱を感じさせる歌と演技でした。
I still Believeは素晴らしく、鈴木ほのかさん以来に泣いてしまいそうになったのですが、うなされて起き上がったクリスがパンツ1枚だったのでドッとひいてしまった・・・(汗)
いやトランクスなんですが、でも青と白の縦じまの・・・(汗)
うーん、せめて下だけでもなんか履いておいて欲しかった・・・アナキンはちゃんと履いてたぞ。
話をエレンに戻して(汗)ちょっと衣装やメイクが派手すぎかなーと思ったんですけど(汗)アメリカ人らしくしているのかな。
そう言えば韓国版ミス・サイゴンはアメリカ人役の人も黒髪のままでしたね。無理に金髪の鬘とか被らないで。あれはいいなあと思いました。自然でいいですよ。
私は鈴木ほのかさんが好きだからというのもあるとは思うのですが(笑)「ミス・サイゴン」ではエレンに肩入れしてしまうんですねー。
エレンの解釈があの話の解釈を左右するというか、とにかくエレンは重要な役だと思います。エレンに説得力がないと話が薄っぺらになってしまうと思うんですよね。
キム・ソニョンさんのエレンは、情熱的で愛情深い人だな、と思わせました。クリスがキムを愛していたことを隠していたことに衝撃を受け、悩みながらも、愛情深い故にクリスを赦し、受け入れることを選んだように思えました。
最後も、迷いもなくタムを抱きしめて退場してました。
日本の再演でタムを抱きしめるエレンを見た時は、安易すぎる、嘘っぽい、偽善だ、なんて思ってしまったのですが、ソニョンさんのエレンはなんだか素直に見られました。説得力のあるエレンだったと思います。
日本では、タムは幸せになれないだろうと思えて、その苦さが戦争の愚かさを映していてリアルでよくできてるなあと思ったのですが、韓国では素直にタムがキムが願ったとおり幸せになれるだろうと思えました。もちろんそれでも苦い終わり方ではありますが。
このあたり韓国らしいのかな。いやもしかしたらあんな苦くて皮肉な解釈するのは日本だけだったりして(汗)
韓国版ミス・サイゴンでは、トゥイが今までにない解釈になっていたそうですが・・・全然トゥイに注目してませんでした(大汗)歌はすごく上手いなあと思ってましたが。
そう言えばキムがトゥイを撃った後抱きかかえていたけれど、あれって日本でもそうだったかなあ?
バンコクの客引きの場面?では、ハードゲイ風の男性も踊ってたのがおかしかった(笑)日本でもあんな人いましたっけ???
あと、日本人観光客に日本語で声かけるとき、なんだかメチャメチャ日本語上手かったんですがエンジニア(笑)
だらだらと長くなりましたが(汗)そんなこんなで、なかなかいい舞台だったと思います。言葉がわからないのが残念でしたが。
韓国ミュージカルってこんななんだ、というのも新鮮な体験でしたし。
何よりも、マイケルをまた観られたというのが・・・幸せでした。
公式サイトによると来年来日公演があるらしいです。まだマイケルがクリスをやっているかどうかはわかりませんが(可能性低いんじゃないかな・・・)、来日の際にはまたぜひ観に行きたいです。
過去2回ソウルに来た時に何度か前を通ったこのホールで実際に観劇することがあるとは思いませんでしたねえ。
鑑賞は金曜の夜公演の予定。当日朝10時すぎに世宗文化会館に行ったところ、チケットボックスでチケットを買うことができました。
1階席はなんと3席のみの残でしたが、7列目と11列目をバラバラにゲットできました。並び席だと2階席の後方か3階席になるようでした。
席種がいい順にR席、S席、A席、B席だったのですが、R席のRって何だろう・・・と思ったら、もしかしてSよりさらに上、という意味なんでしょーか(汗)
しかしこの1階R席、130000ウォンとかしました・・・高い(汗)今レートが100ウォン12円くらいなので、日本よりずっと高いことに・・・(汗)
というわけで満席ではなかったようですが、大きい会場だし、平日で1階席ほぼ売り切れはなかなか入っているのではないかと思いました。
普段はクラシックの公演が多いんですね。そのせいか音響もなかなか良かったように思いました。まあスピーカー使っているから単純には言えませんが。
ロビーまでは出入り自由で、座席に入る入り口でチケットのもぎりをしていたのはびっくり。入り口いくつあったのかわかりませんが、人件費かかるなあと余計なことを考えてしまいました(笑)
この出入り自由なロビーでプログラムなどのグッズを売っていたのですが、なんとマイケル・リーのCD"A Voice for Voices"が売っていて狂喜乱舞しかけました(笑)このためだけでも行った甲斐があったというものです(笑)普通には手に入りませんからねえ・・・
このCDの感想はまた後ほど・・・
プログラムは舞台写真もいろいろ載っていたのですが、かなり小さい写真が多くて残念・・・まあ東宝のプログラムよりはずっと安いですけど。(大きさは東宝の昔のプログラムくらいですが(笑))
あ、グッズでベトナム帽とか売ってたんですが・・・あれ買う人いるんかなあ? 私が見た範囲では一人もいませんでしたが(汗)売り子のお兄さんたちは被ってましたけど。
客席はかなり広いものの、1階席もかなり前の方から段差があるので、かなり見やすかったです。後ろの方の席はかなり遠くなるとは思いますが・・・
舞台は、両脇にベトナム風の家を模したセットがあって、舞台手前の両脇にも幕?のようなものが固定されていました。このために両端の席は見切り席としてチケット売ってなかったようです。
この両脇のセット、なかなか素敵なセットではあったんですが、舞台奥に行くほど真ん中にせり出してもいて、かなり舞台を狭くしていました。うーん、なんであんなセットなのかちょっと解せません。
アメリカン・ドリームやホーチミンの場面にはセットが引っ込んだので、引っ込められるならもっと引っ込めておけばよかったのに・・・と思うシーンが多々ありました。勿体無い・・・
狭いなあと思ったシーンは多々ありましたが、中でもアメリカ軍キャンプの鉄条網の場面が・・・
ただし、可動式のフェンスを折りたたんだり、くるっと外側と内側を入れ替えたりしていたのは、フェンスが小さいからならではでしたが。あれは面白かったです。
あ、ヘリコプターがCG映像だったのですが、私的には全然okでした。あれだけの場面のためにわざわざヘリ持って来ることもないと思うし・・・
LotR見慣れている身としては、CGもうちょっと頑張って欲しかった部分もありますが(笑)
あと、どう見てもヘリに乗り込んでいるように見えなかったのが(汗)落っこちてるように見えました・・・
でも、別に映像でもokだなあと思いました。音響とか工夫してたし。
実は客席に入って真っ先に感動したのは、音出しをしているオケが上手かったことでした(笑)特に金管楽器が上手くて感動。
演奏中は弦楽器が合ってないなあと思うところはあったのですが、音は綺麗だったと思うし、管楽器が良かった! 日本でもこのくらいのレベルで聴きたいですだよ・・・(涙)
指揮が女性、しかも西洋人に見えて珍しいなあと思ったのですが、プログラムで名前を見たらKolleen Parkさんとなっていて、韓国語翻訳もやっているようで、もしかしてハーフか韓国系アメリカ人なのかもしれません。
さて、初の韓国ミュージカル観劇でしたが(NANTAは来日公演で見てますが、あれはミュージカルではないですもんね)、韓国キャストの皆さんは予想通り皆歌も演技も上手くて、安心して聴いていられましたね。
ただ、ダンスはもう一息かなと思ったのですが・・・特に男性が。
別にちゃんと踊っているのですが、今ひとつ迫力に欠けるというか・・・ちょうど日本の「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のダンスが物足りなく感じたのと同じような感じでした。
と思ったのですが、ダンスが良かったという感想が多いですねえ。あれ、私の感覚がおかしいのかな(汗)
そんな歌の上手いキャストの中にあって、マイケル・リーの歌は群を抜いて上手かったです! ただ上手くて声量があるだけではなくて、柔らかな表現力が素晴らしかったです。やっぱりマイケルはいいよ~!
韓国キャストの皆さんも上手いのですが、マイケルを聴いた後だと、なんだか力任せのように感じてしまいました。これはスタイルの違いもあるでしょうが、でもやはりブロードウェイの底力?を感じましたねー。
「Why God Why」はもう感動。マイケルの歌をこんなに長く聴けるなんて、というのも含めて(笑)
終盤の、エレン(とジョン)に全てを告白する場面も、クリスの苦しみが伝わって来て、素直に共感できました。クリスに共感するのはなかなか難しいことなので(笑)良かったと思います。石井一孝さんのクリスもいいと思いましたが、マイケルの方が好きだ(笑)
(ちなみに私「ミス・サイゴン」は日本の初演のCDは持っているものの、舞台は日本の再演しか見ておりません)
しかし、マイケルのクリスは「可もなく不可もなく」とか「印象が薄かった」と感想を述べてらっしゃる方もいらして、うーん好みの違いなのかなあ。私はマイケルのやわらかい声にすっかりやられてますが(笑)韓国ミュージカルのパワフルな歌い方がお好きな方にはまた違う印象なのかもしれませんね。
マイケルは長年のロン毛を米兵らしく短くカット。韓国でカットしたせいか、一気に韓国人らしい風貌になってました。
韓国語の発音ですが、前半は私ですら違和感を感じる発音だったように思いますが、後半全く気にならなくなったのは単に馴れたからだけでしょうか?(汗)
キムはダブルキャストのうちのキム・ボギョンさんでした。初登場では田舎から出てきたいたいけな少女というイメージにぴったり。
でも、ちょっと声量がなくて・・・上手いんですけどねえ。
それでも後半、感情が高ぶるところになると気にならないくらいの迫力で・・・とにかく演技が良かったです。日本のキム、再演で二人しか見てませんが、演技的には今まで見たキムの中で一番良かったと思いました。
エレンのキム・ソニョンさんは、上手い! 歌も上手いですが、力任せではなく、なんというか包容力と静かな苦悩と情熱を感じさせる歌と演技でした。
I still Believeは素晴らしく、鈴木ほのかさん以来に泣いてしまいそうになったのですが、うなされて起き上がったクリスがパンツ1枚だったのでドッとひいてしまった・・・(汗)
いやトランクスなんですが、でも青と白の縦じまの・・・(汗)
うーん、せめて下だけでもなんか履いておいて欲しかった・・・アナキンはちゃんと履いてたぞ。
話をエレンに戻して(汗)ちょっと衣装やメイクが派手すぎかなーと思ったんですけど(汗)アメリカ人らしくしているのかな。
そう言えば韓国版ミス・サイゴンはアメリカ人役の人も黒髪のままでしたね。無理に金髪の鬘とか被らないで。あれはいいなあと思いました。自然でいいですよ。
私は鈴木ほのかさんが好きだからというのもあるとは思うのですが(笑)「ミス・サイゴン」ではエレンに肩入れしてしまうんですねー。
エレンの解釈があの話の解釈を左右するというか、とにかくエレンは重要な役だと思います。エレンに説得力がないと話が薄っぺらになってしまうと思うんですよね。
キム・ソニョンさんのエレンは、情熱的で愛情深い人だな、と思わせました。クリスがキムを愛していたことを隠していたことに衝撃を受け、悩みながらも、愛情深い故にクリスを赦し、受け入れることを選んだように思えました。
最後も、迷いもなくタムを抱きしめて退場してました。
日本の再演でタムを抱きしめるエレンを見た時は、安易すぎる、嘘っぽい、偽善だ、なんて思ってしまったのですが、ソニョンさんのエレンはなんだか素直に見られました。説得力のあるエレンだったと思います。
日本では、タムは幸せになれないだろうと思えて、その苦さが戦争の愚かさを映していてリアルでよくできてるなあと思ったのですが、韓国では素直にタムがキムが願ったとおり幸せになれるだろうと思えました。もちろんそれでも苦い終わり方ではありますが。
このあたり韓国らしいのかな。いやもしかしたらあんな苦くて皮肉な解釈するのは日本だけだったりして(汗)
韓国版ミス・サイゴンでは、トゥイが今までにない解釈になっていたそうですが・・・全然トゥイに注目してませんでした(大汗)歌はすごく上手いなあと思ってましたが。
そう言えばキムがトゥイを撃った後抱きかかえていたけれど、あれって日本でもそうだったかなあ?
バンコクの客引きの場面?では、ハードゲイ風の男性も踊ってたのがおかしかった(笑)日本でもあんな人いましたっけ???
あと、日本人観光客に日本語で声かけるとき、なんだかメチャメチャ日本語上手かったんですがエンジニア(笑)
だらだらと長くなりましたが(汗)そんなこんなで、なかなかいい舞台だったと思います。言葉がわからないのが残念でしたが。
韓国ミュージカルってこんななんだ、というのも新鮮な体験でしたし。
何よりも、マイケルをまた観られたというのが・・・幸せでした。
公式サイトによると来年来日公演があるらしいです。まだマイケルがクリスをやっているかどうかはわかりませんが(可能性低いんじゃないかな・・・)、来日の際にはまたぜひ観に行きたいです。
キム・ソニョンさん、「ジキル&ハイド」ルーシー役で来日した時は、
上手いし魅力的なのですが、力任せな発散系だな~と
思っていたのですが、
エレンでは、力任せではなかったのですね。
違う系統の役なので、興味深い配役です。
韓国版来日公演「ジキル&ハイド」でも、
公演評が分かれました。
見た人が何を評価するかによって、
韓国ミュージカル評は違ってくる、
まだ定まった相場がない感じです。
日本人のミュージカルに慣れていると、
韓国ミュージカルの圧倒的な声量に、
まず、やられてしまうかなと、、、。
私は、大声で押して押してなキャストがちょっと苦手で、
抑揚のコントロールできる人が好きなので、
ぐらさんのマイケル評を読んで、ちょっと安心しました。
輸入ミュージカルだと、
他のバージョンや、
オリジナルと比較されちゃう不幸というか、
不利な条件もありますよね。
後発って、有利でもあり、不利でもあると思います。
韓国のエレン、もっと激しいかなと予想していたので、そのせいもあるかもしれません。大人だなーという印象でした。
キム・ソニョンさんは今度エビータを演られるそうで。イメージぴったりのなので観に行きたくなってしまいます~。11月らしいのでさすがに無理だなあ・・・
韓国ミュージカルの評価って分かれるのですか。確かに、普段どんな舞台を見ているかによって視点も変わるでしょうね。
日本のミュージカルしか見ていなかったらすごく上手いと思うでしょうし、逆にブロードウェイやウェストエンドに見慣れていると足りない点も見えて来るでしょうし。
私も海外の舞台はあまり観ないので、マイケルが一緒に出ていなかったら単純に上手いなあと思っていたかもしれません。
役者さんの水準は高いけれど、韓国ミュージカル自体はまだ発展途上なのでしょうね。そのあたりも逆に韓国ミュージカルの魅力かなあなんて思いました。先が楽しみですよね。
輸入ミュージカル、確かに比較されてしまうのは不利ですね。
でもオリジナルで一から作ってもなかなか名作はできないと思うので、やっぱり輸入モノの方が作りやすいでしょうね・・・
こんばんは。
リンクありがとうございました。
「クリスがパンツ1枚」には、
私も最初びっくりしました。
今後共、よろしくお願いします♪
今後もマイケルのお話のほか、ミュージカルのお話も楽しみにしています。
今日はエリザベート千秋楽観てきたのですが、すごく楽しかったです・・・!