ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

つらい思い

2010-08-25 12:18:49 | 日記
山口県の小学校の担任教諭が処分を受けたとか。

児童1人に対する「意見」として、担任の教諭がクラス全員に書かせ、書かれた文書を面談のごとく本人に手渡していたことへの文書訓告処分だとか。

教諭指導による、いじめや体罰は、なくならない。

生徒は先生を選べない。
このケースでは、保護者が、いじめう受けた児童と妹とともに転校させたそうだ。

先生も人の子だし、聖人君子である必要はないと思っている。
しかし、先生の影響は大きいことを、もっと自覚してほしいと思う。

欠点があっても仕方がないし、欠点のない人はいないと思うので、先生とて、失敗
することがあるのは、致しかたがないと思うが、程度問題。
親は、子どもを人質に取られていると公言する人がいたが、そんなのは許していて欲しくない。

文書訓告処分なんて軽い処分ですんでいることを、重く受け止めてほしいと思う。

「児童に直してほしいところがあり、子どもや自分が直接言っても伝わらず実施した。つらい思いをさせてしまい、申し訳なかった」と言っているそうだが、これでは、同じようなことが起きかねない。

今、30歳を超える長男が小学校一年生の時、クラスの子から、担任の先生から促されて悪いところを指摘されたことがあった。
2回ほど、繰り返され、閉口したことがある。

長男は、「学校好き」「担任の先生も好き」というので、親としてはそれ以後、保護者会とか日曜参観とかあっても行くのをやめた。
そして「雨が降っても傘は持って行ってやらないから降りそうな日は自分で持って行きなさい
」と言い渡した。

長男は、小学校を無事卒業。高校も卒業した。
しかし、今でも人間関係が下手。
小学校の時に指摘されたことは、何一つ改善されずに成人した。
保護者も本人も、他人の意見に惑わされることのない信念の持ち主だったか。
人からの影響を受けにくい性格だったのかはわからない。

先日、小学校3年生の自殺があったが、その児童、あるいは、今は30歳の長男が自殺していたとしたら、誰が責任を問われるか。