hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

東電国有化について

2011-03-30 11:08:16 | 日記
 この問題は、まことに根が深く、国鉄の民営化が美化される時代まで、思いを巡らす必要があります。 最近でも、日航の再建問題、少し前には、銀行の不良債権と、数多くの実績があります。 その裏に、どんな策略があったかを全て知る人は、少ないでしょう!
 だからこそ、再びこういった手法が表に出て来るのです。 使うのは、税と預金が大半です。 如何に上手く使って、正当化するか? その上に、関係者の報酬や、配分も出来るだけ多く確保するという策略です。 結局、使われてしまう国民の浄財!
 国鉄清算事業団に残った、債務も最終的には16兆円ほどを、特別会計で処理しました。 銀行の救済につぎ込んだ資金も半分以上が行方知らずで、返済されていません。
 この度の、東電の背負う負債、負担も最後は、国民の浄財で穴埋めすることは、容易に予測出来ます。 長年にわたり政財界が儲けて来たツケを国民が背負うのです。 過去に蓄積された、彼らの多大な富は手付かずで、国民だけが背負うのです。理不尽に思いませんか? この実態を、知らずに被害者となった人達は、幸せな方かも知れませんね!
 利益は自分たちで、リスクは国民という図式は、60年経っても、変わりませんね! 世界大戦に散った若者と同じ立場にあるのです。 日本国民全体が!
コメント
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