「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2018 六神石神社例祭 青笹しし踊りのその後

2018-09-27 00:19:23 | 郷土芸能

板澤しし踊りさんは門掛けが終わると、残っていた白浜虎舞いの方数人と、雑談?でもするのだろうと

勝手に解釈し、その場から離れました。

コップを交わしても話をすれば雑談、実に都合の良い言葉です。笑

 

昨年同様に、門掛けをした家脇の道路に立ち耳を澄ませると、遠くから太鼓の音が聞こえます。

青笹しし踊りさんが門掛けをしている音

それにつられて行くと、ちょうどシシが菊を持ち位牌誉めをするところでした。

 

子供たちも元気です

 

先代も青笹しし踊りに参加し、その息子さんもまた現役で参加しているこの家では、雌獅子狂いが演じられました。

 

この日は、板澤 さんと同じく、準若手中心で参加しており、関係者の家だということもあり、

この演目にしたようです。

 

短縮バージョンでしたが、踊った後は・・・

 

キノコの入った汁物とあんこ餅・胡麻餅が振る舞われ、一緒に行ったまっとさん共々御馳走になりました。

午前9時から午後5時少し前までで、口にしたのはペットボトルのお茶少々

(六神石神社例祭では境内にいる間は、芸能披露が続くので撮っていると食べる時間無し)

ありがとうございました!

(だからといって、来年、押しかけてはダメですよ!)

 

元気が出たところで次へ向かいます。

 

板澤さんと同じお宅です。

明治に荻野酒造さんの家を建てる為に日頃市から移ってきた気仙大工「金野兼作」が棟梁とのこと。

遠野では、この棟梁の家から多くの気仙系大工が輩出されたそうです。

 

余談はさておき、ここでもシシが菊を持ち位牌誉め

 

青笹の良さのひとつは、ふくべ、中太鼓、刀かけの人数がいつも揃っていることですが、

出演前には練習の回数を重ねている成果なのかもしれません。

 

こちらでは、柱掛かり

雌獅子狂いと同じ準若手が種ふくべ

 

6時少し前、やっと終わりました。

 

 

撮っているだけでヘトヘトになった長い一日でした。

ちょうど、ガラ系から、何時頃帰るの?・・・カラスは鳴いていませんでしたが・・・。