自民党の会合で川上和久という人物が非常に興味深い発言を行ったようだ。
改憲派は「反対派を敵と位置付け、名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要」で、
何故なら「野党(と一部マスコミ)による激しい『反』安倍キャンペーン」が生じるからだとか。
川上の過去の著作を見てみると「情報操作」の分析や
「反日プロパガンダ」を批判するものが出ているから、
著作から判断する限り自ら改憲のための「情報操作」を自民党に教え、
「改憲プロパガンダ」を流すよう促したという顛末なのだろうか。
(ぜひ当人もしくはそのシンパの見解を伺ってみたいものだ)
実は川上発言から非常に懐かしい響きを感じていたのだが、
「敵」を名指しで攻撃するという手法は前世紀において多用されていたためだ。
例えば戦前に蓑田胸喜という戦前の思想家がいて、「蓑田狂気」とも呼ばれていた。
その呼称から容易に推測できるようにファナティックな言論で知られており、
天皇機関説問題を大変な政治的騒動に「拡大」させた立役者の一人がこの蓑田だ。
人々に尊敬されていた美濃部達吉博士を「学匪」という異様な言葉で批判したことで知られる。
世界ではアメリカでは「赤狩り」のジョセフ・マッカーシー、
ロシアでは「目的は手段を正当化する」の典型であるソビエト共産党、
ドイツでは有名な「ドイツ国会議事堂放火事件」のナチス、
そして日本においては「天皇機関説問題」や「二・二六事件」である。
こうした攻撃的な言論もしくは弾圧が行われた結果、
ソ連もドイツも日本も大勢の国民が命を奪われ、塗炭の苦しみを受けることになった。
唯一、マッカーシーが批判を受けて失脚したアメリカだけはそうならなかったから、
もし自民党議員が歴史をよく理解しているなら、川上の使嗾に対する正しい対処は自明であろう。
ただ、川上発言は自民党が招き寄せたものとも言える。
何故なら安倍のブレーンとされる日本会議の幹部がこう言っているからだ。
「(現行)憲法の平和、人権、民主主義そのものには当面問題はないとし、
その上でそれをより一層確実なものにするためにも、
憲法の足らざるところは補うという冷静な発想が必要ではないか」
「国民世論はまだまだ憲法を正面から論じられる段階には至っていない。
とすれば、今はこのレベルから固い壁をこじ開けていくのが唯一残された道」
本音を隠して国民を騙し、「加憲」から「こじ開けて」目的を達成したい訳だ。
このように自称保守が執念深く改憲を狙い続ける狡知は、
中南海がアメリカの隙を窺いながら徐々に勢力圏を広げる手法とそっくりだ。
良識ある国民は彼らの意図と策動を見抜いて監視しなければならない。
戦前の史実から言えば、左派より右派の原理主義の方が日本にとって遥かに害が大きい。
▽ 保守の原理主義者は現憲法への憎悪を隠し、国民を油断させて少しずつ目的を達しようとしている
当ウェブログは「自称保守による日本社会の「劣化」は依然として続いている」と警告したが、
「安倍が本性を曝け出し惨めに退陣しても、安倍の害毒は長く残る」との予言も矢張り的中しそうだ。。
「各媒体の世論調査が興味深い傾向を示している。
集団的自衛権をはじめとする安倍内閣の安全保障政策への支持率は低く
概ね半数を割り込んでいるが、自衛隊に対する世論は対照的だ」
「自衛隊への信頼度は安倍内閣支持率より高く、印象も良い。「自衛隊を強化すべき」も過去最高だ。
つまり安倍内閣の安全保障政策より自衛隊への支持率の方が歴然と高いのである」
「人よりコンクリートにカネを使い、土建バラ撒きで寧ろ復興を妨害している安倍内閣より
震災や災害で泥をかぶり必死で生存者やご遺体を探す自衛隊の方が
国民に支持されているのは極めて当然である」
「ただ、そうした「支持率格差」が生じるのは他に重大な理由がある。
戦後の日本が、歴史上初めて安全保障上の脅威を実感しているからだ。
それは言う迄もなく、中国の軍事力強化と膨張主義である」
「そうした現実を理解できず、世論を読めていない保守と安倍政権支持派は
安倍内閣への支持率の主因が「他に人がいない」「民主よりはまし」である事実も見えておらず、
現下の日本の安全保障問題についても誤った認識を持っている」
「現代における安全保障は国力すなわち経済力に裏付けられたものであり、
自衛隊が最前線で何とか優位を保っていられるのも過去の経済成長の「遺産」である。
無意味な異次元緩和でゼロ成長、若者は急減して財政悪化は依然として変わらない日本が、
減速しつつあるとはいえ5~6%成長で10倍の人口を擁する中国に対し、
互角以上に相対していくことには重大な困難がある」
「しかも脆弱極まりない原発銀座を抱え、狭い国土に人口が密集している日本が、
ミサイル戦になったら致命的に弱いという事実も益々明らかになってきている」
「日本の保守はイデオロギーに浸潤されて根本的に戦前の歴史への理解が乏しい。
偉大な明治の先人が立脚していたリアリズムを捨ててしまい、
狂信的なナショナリズムに従った結果があの焼け野原であることを分かっていない」
「メディアからの異論反論にいちいち感情的に言い返すのは
いかに論理的に弱く知的に劣っているかの証左である」
「帝国議会で「黙れ!」とどなった佐藤賢了や、
東條の悪評高い取り巻きである三奸四愚のように
論敵を論破できず、権力と暴力で沈黙させようと図るメンタリティが現代に生きている」
「自民党議員の中には、昭和の悪しき言論弾圧の歴史に無知な輩が確実にいる。
そのような連中が教育を論じるなどとんでもない傲慢不遜である。
(日本史を学んだ高校生にすら劣っている訳だから)」
「中共がメディアを操って日本企業を「懲らしめ」ているのは公然の事実であり、
中共と完全に同じ体質の議員が自民党の中に棲息していることになる」
「「保守」政治家の最大の特徴は、口先では公益や愛国を掲げながら
実際には権力や自己利益(自分の支持基盤の利益を含む)への固執が強いことだ」
「だから、戦後日本の「政治とカネ」の問題はほぼ全て自民党に絡んでいるし、
財界や原子力利権勢力からカネを貰って利益誘導を行っている常習犯も自民党である」
「新国立競技場に限らず現下の日本で建設コストが急騰しているのは
建設業界と癒着した自民党の「国土強靭化」が元凶である。
政権そのものが国民の税金と借金(国債)にたかる獅子身中の虫と言うべきであろう。
そうした本性が発覚して「駆逐」されるのは時間の問題である」
「日本で最も体質が中共に近いのは、間違いなく自民党である。
利益誘導、株価操作、金権体質、情報操作、非妥協的な傲慢。
まさに双子のように似ているではないか」
「おまけに民主党と中韓のおかげで首相の在任期間が伸び過ぎたため、
安倍政権の害悪は今や取り返しのつかない程に深刻な域に達した。
2010年代後半は、程度の低いアベノミクスで日本経済が病み衰えるフェーズになるだろう」
「植松容疑者は犯行直前に「安倍首相を尊敬している」との趣旨の言葉を
友人に対して語って驚かれていたそうだ。
普段は政治に対して関心がないかのような人物が突然そのような話を始めたのである」
「これでは、非理性的で粗暴、かつ攻撃的な精神を、
安倍政権が惹き寄せている可能性が高いと言わざるを得ない」
「現代の日本では、まるで戦前の日本のような
「日本賞賛」の書物や言説が溢れていると指摘される。
人間の精神迄もが戦前回帰しているとすれば大変なことだ」
「戦前の歴史が証明しているように、
経済低迷は極右の台頭と白色テロをもたらす。
人口動態から見て可能性はかなり低いものの、警戒しなければならない」
「終戦の日に「深い反省」と述べられた陛下に対し、
安倍首相は無礼なことにそれを完全無視した式辞を述べた。
両者を比較すれば、数段違う「人品」の大差は明らかであった」
「陛下は幼少期に、同世代の国民が大勢戦争で亡くなったのを心から悲しまれている。
かつての戦地においても、被災地においても、国民の悲しみに寄り添い、
少しでもその痛みを共にしようとされてきたことは全日本国民の知るところである」
「そうした陛下の深甚たる思いを完全無視した首相の独善的な態度は、
必ずや首相自身に報いとなって返ってくることは間違いない。
政治家として不名誉極まりない、惨憺たる終わりを迎えることになろう」
「かつて、国際協調を重んじ、国益の面から対米戦争を避けようとされた昭和天皇に対し、
嘘をつき欺いて自らの野心や思惑のために利用しようとした松岡・大鳥・板垣、
優柔不断で自己弁護ばかり繰り返し日本を誤った道へと陥れた近衛、
彼らは因果応報とは言え汚辱の中で生涯を終えることとなった」
「首相周辺の無礼者は、陛下に対して「国体の破壊者」ととんでもない陰口をたたいていると言う。
彼らの日頃の言動から見て何ら不思議はないが、こうした連中こそ真の「反日」「反社」である」
「陛下は安倍政権になってから「深い反省」を使われるようになった。
「平和の存続を切望する国民の意識」に言及されたのも懸念の裏返しであり、
安倍政権に対する深い憂慮があることは明白である」
「原理主義者達が、天皇陛下は「種」や「存在」だけで良い、
つまり何も主張せず彼らにとって操りやすい「傀儡」になった方が良いと
考えているのは明白だと言えよう」
「有権者は、安倍政権の意を受けた代弁者の醜い本音をよくよく見ておいた方が良い。
昭和天皇にテロの危険すら感じさせた戦前・戦時下のファナティシズムは、
こうしたイデオロギーに隷属した原理主義者たちが主導したものである」
「つまり、日本を滅亡の淵まで追いやった「亡霊」が、安倍政権とともに甦ったのだ。
彼らは「愛国」を自称して天皇陛下に逆らい、自由な言論を攻撃して
メディアを統制化に置き、悪しき道へと戦前の日本を導いたのである」
「そもそも原理主義者の言う「伝統」など皇室の歴史に反する嘘っぱちでしかない。
日本の歴史を偽る嘘つきが有識者会議に複数棲息しているのは間違いなく、
今上陛下を敬愛する日本国民は、こうした歪んだ有識者会議の欺瞞を暴き、
選挙で安倍政権に厳しい審判を下さなければならない」
「日本経済が絶頂であった時代はヘイトスピーチなど存在しなかった。
実際にあるかどうかすら分からない「在日特権」が狂ったように攻撃されることもなかった。
中国や韓国に対する原理主義的な批判や敵意は欠片も存在しなかった。
日本にはそれだけの余裕があったが、今はそのような余裕はなくなったのだ」
「二国関係が悪化したアジア人に対してだけでなく、
沖縄に対しても、国内の弱者に対しても容赦なくなった。
自らの抱える不満を誰かにぶつけたい不機嫌な大衆が多くいる」
「…日本の近現代史における事実が語っているのは、
外国に敵意剥き出しの日本は身の程知らずで敗北に次ぐ敗北を重ね、
外国から謙虚に学ぶ日本は飛躍的な進歩が可能になり強いということだ」
「最近になってやけにリベラル或いは左派が攻撃されるようになったが、
日本が高度経済成長を実現し、勤勉さと技術力によって尊敬された時代は
リベラル或いは左派が強かった、というのが史実である。
(個人的には日本のそれはリベラルではなくバラ撒き派と思うが)」
「逆に、右派が強い時代は粗暴かつ独善的で、碌なことがない。
典型的なのが昭和初期で、白色テロの嵐が吹き荒れただけでなく、
野心の強い軍人達が出しゃばって日本を焼け野原にし、
日本史に消すことのできない汚辱を残した時期であった」
「今になって明治を賞賛する言説が出てきつつあるが、
史実を無視するイデオロギストがとんでもない嘘をつき、
明治時代の日本の躍進が国際協調とナショナリズム抑制によって実現したことを語らない」
「明治は政府が国際協調なのに粗暴な民間のナショナリズムが強く、
日比谷焼き討ち事件や海軍司令官自宅への投石事件が起きた時代だ」
「そうした史実の教訓を忘却したところに、昭和初期の増長と
国力を弁えない覇権主義とが存在するのである」
「悪しきナショナリズムに感染したイデオロギストには論理は通じない。
あれこれ理屈をつけ自らの敵意と憎しみを正当化し、
法の網をかいくぐって日本社会を腐蝕させ続けるであろう」
「軍部の横暴と粗暴に脅かされながらも日本を平和へと導いた昭和天皇、
戦争の惨禍を決して忘れない今上陛下こそ日本の宝であり、良心そのものだ。
その心に背く叛逆的な自称保守が跳梁跋扈するのを、決して許してはならない」
「産経報道によれば安倍首相はトランプと「メディアに勝った」と意気投合したらしいが、
その直後から朝日報道を発端に森友問題で散々な目に遭うことになり、
どもったり声を荒げたり、国会で醜態を晒したのは自業自得と言うべきであろう」
「自称保守はカネと権力が大好きだ。
保守系政権が長く続くと脇が甘くなって「自滅」するようになる」
「これから数年は中国と韓国が人口動態の老化により経済低迷に陥る時期だ。
中韓が内政混乱と経済対策に必死にならざるを得ないから、
日本国内の自称保守も「燃料」が不足して大人しくなると予想される。
日本社会にとっては良い傾向である」
「当ウェブログは、メディア統制が大好きな安倍政権の本質は
中露のような独裁国家に近いと指摘してきたが、
本性を隠せない安倍政権が自らそれを証明したと言える」
「権力に不都合な情報は「隠蔽」する、
教科書につべこべ干渉して子供を洗脳し自らに好都合な国民にしようとする、
(集団的自衛権の件では安倍政権の言い分をそのまま掲載させる始末)
中南海とよく似たやり口を展開するのはもはや「病気」とすら言える」
「但し、安倍政権にとっては不都合なことに日本は民主国家で情報統制に限界があるため、
森友問題や教科書検定への「干渉」が国民にバレるのは避けられず、
安倍政権やその取り巻きの独善的な本性が露見してしまう」
「そもそも文科省自身が「考え、議論する」こともせず
ひたすら「官邸の意向に従う」ことに必死なのだから、
日本の教科書や学校教育をロボット化したいということなのであろう。
だからこそ、大学の定員割れや法科大学院の失敗といった惨状に陥るのだ」
「矢張り、安倍政権は中共の同類だと自ら証明した。
菅官房長官が「地位に恋々としていた」と前川元文科次官を批判したのに、
(批判したと言うより、北朝鮮の国営放送のように罵倒したのである)
同じく地位に恋々として首相におべっかを使い、定年延長された幕僚長には何も言わない」
「河野統幕長は前川氏よりも遥かに「地位に恋々として」いる。
首相発言に賛同するだけで定年が延長されるのだから、
幕僚長が所謂「ヒラメ」であればまさに「ありがたい」話である」
「この醜悪な二枚舌の理由は明白である。
安倍政権の意向に従順な「忠犬ポチ」にはご褒美、
安倍政権に不都合な存在には罵詈雑言を浴びせる、
ただそれだけの器の小さい、利己的な権力主体なのだ」
「自分に忠実な相手にはご褒美を与え、
敵対的な相手や異論には品のない罵声を浴びせるのは、
近年すっかり思い上がった中共の得意とするところである」
「中共を内弁慶にしたような安倍政権の本性は、
「権力に恋々とする」劣化した「自称」保守である。
日本のためでなく、権力を握るための「保守」だ」
「だから奇怪な事件や不祥事が続発しているにも関わらず、
一国の首相がニヤケ顔で公然と開き直るである。
(国会での薄ら笑いに、政治家としての本性が露呈されているのだ)」
「陰湿な手段で「報復」する点では、安倍政権と中共は酷似している。
独善性と増長、国民軽視の権力志向において共通しているからであろう」
「国益など無視して近傍に忠実なイエスマンばかり揃え、
ただひたすら権力を死守する亡者であることが、
これ迄の行動から明瞭に見て取れる」
「客観的に見て失敗間違いない今回の獣医学部新設問題で、
今治市長と前愛媛知事が歴史に残る「迷言」を吐いている」
「「歪んでいるのは岩盤規制の方」だそうだ。
ぜひ両人には、状況のよく似たロースクールがなぜ次々と閉鎖されているのか、
なぜ公務員獣医師になる獣医学生が1割程度しかないのか、
加計学園傘下の千葉科学大学(赤字)に銚子市(財政悪化)が投入した莫大な公費をどう考えるか、
等々きっちりと有権者を納得させられる回答があるかどうか、厳しく問い質したいものだ」
「今、世論調査をして両者の主張への「支持率」を調べたら
断言してもいいが7、8割方は「不支持」になるのは間違いない」
「すかさず文春砲が加計学園職員から経営陣への強烈な批判を公表し、
(職員の指摘の方が、雲隠れしている学園トップより遥かにまともである)
福井新聞が「獣医師を増やしても偏在は解決しない」との関係者証言を報じている。
これで今治市長・前愛媛知事の主張のお粗末さが、早くも証明されたと言って良いだろう」
「今治市長は「ゆがんでいるのは岩盤規制の方」 と国会で歴史に残る「迷言」を残したが、
有権者には全く信用されていないことが分かった。
それどころか有権者は「歪んでいるのは安倍政権の本性」と見ているようだ」
「よりによって読売報道で、「アベはもう要らない」との多数意見が示され、
安倍首相あるいは安倍政権が小手先の改造で何とかやり過ごそうとしても
国民の冷たい不信の目は全く変わっていない現状が判明したのである」
「ここまで散々、嘘と誤摩化しとデマカセで有権者を欺いてきたのだから、
自業自得かつ因果応報と言うべきものであろう」
「しかも読売調査では安倍政権に対する評価は「中の下」で、
経済政策も安全保障政策も大して評価されず、
最も評価できるのは「外交」となっている。
有権者も遂に、口だけ政権の中身のなさに気付いてしまったということだ。
(もう少し早く気付いておけば良かったものを)」
「これまでの高い支持率は所詮、見せかけの虚飾か上げ底に過ぎず、
中身としては民主党政権と大差なく、ただ口だけが達者で
アメリカ経済の回復と「悪い人手不足」で失業率が下がっただけの話だということだ」
「首相を批判した籠池は強制捜査、首相を庇って嘘をつき通した官僚は出世。
これが安倍政権の恥ずべき本性であり、中共と同じく権力の意向によって
行政ばかりか検察までもが歪められてしまうのである」
「安倍首相が小泉元首相と比べるべくもない安物の「鍍金」に過ぎず、
元々質が全く伴っていないため退陣前の支持率で小泉政権に「惨敗」するのは間違いない。
今の内から予言しておく。安倍政権の中身のなさが見抜かれたのだから、支持率が急回復する訳がない」
「北のミサイルと山尾不倫のお蔭で何とか「勝機」があると判断したのか、
衆院解散に打って出るという「末期症状」を呈してきた」
「これは、遅くなればなるほど政権の「実力の無さ」「口だけの本性」が露呈し、
惨めな敗北を喫する可能性が高いと自ら認めていることになる」
「また、働き方改革の法案も放り投げて「逃亡」するのだから
自らが徹底した嘘つきで信用できない人間であると証明した訳だ」
「命名するなら「違うだろーっ解散」「断末魔解散」であろう。
こんなみっともない解散を行うような政権に投票するのは、
余程寝ぼけているか、ドグマで現実が見えない蒙昧な有権者だけだろう」
「安倍政権にとって政策は権力を握るための手段に過ぎず、
国益よりも公益よりも議席と政権維持を優先しているのは明白だ」
「いずれにしても、こうした無能で嘘つきの政権にとどめを刺せるかどうか、
それとも「B層」だらけで愚昧なイデオロギストに同調して口だけ政権を延命させるか。
日本国民の有権者の「民度」も判断できよう」
「もし後者であれば、遠からず訪れる経済危機はより深刻になり、
取り返しのつかない打撃が日本社会に与えられるであろう」
「当ウェブログは今回の衆院選を「断末魔解散」と命名したが、
まさに安倍政権を断罪し権力の座から蹴り飛ばす選挙となりそうだ。
何しろネットで「国難解散」が「ボク難解散」と嘲笑される始末なのだから」
「今の日本経済が甦るためにはアベノミクスとは全く逆の政策が必要で、
保育利権や原発利権のような非効率を撃滅し、
新規投資を増やし女性の就業を増やす政策に変えなければならない」
「「無償化」と称したただのバラ撒き「買票」政策などとんでもない話だ。
安倍政権下での経済低迷と実質賃金低下を完全に終わらせる必要がある」
「口だけ安倍政権が今迄のさばってきたことこそが「国難」なのだが、
それすら自覚できない蒙昧な政権は無惨に滅びるしかあるまい」
「安倍政権を支持する勢力は、良識的世論から完全に浮いていることを自覚できず、
秋葉原で動員されて「偏向報道」と叫び、自らの独善性を完璧に証明した。
(自分と意見が合わない相手を「偏向」と決めつけて自画自賛したい訳だ)」
「また、日本会議会長は「右からパンチ」などと称して
言論と論理で国民を説得できないことを自ら証明した」
「他人を説得できないから「パンチ」としか言えない訳で、
矢張り一般には通用しない議論であることがよく分かる。
本当に「公明党を切る」などしたら今の自民党には大打撃になるし、
「近い将来」朝鮮半島が南北統一するなどと考えている点も傑作だ。
(実現しなかったら是非、責任を取って組織を解散して欲しいものだ)」
「戦前のナショナリストは私財を投じて建艦費を献納したというのに、
戦後は口だけで必要なカネを出さなくなった。情けない限りである」
「こうした異様な現象が複数生じるのも安倍政権の特徴であり、
道理と論理ではなくドグマとイデオロギーが優先される
中露と似た社会に日本が変質しかかっていることが分かる」
「そもそも日本は、戦前の歴史を見れば分かるように
ナショナリズムが非常に強い社会で、凶暴な白色テロを何度も起こしてきた」
「政党が自ら大政翼賛会への合流を選ぶなどという
民主主義としては自殺行為でしかない恥ずかしい史実も残っている」
「メディアに対する凶悪な攻撃性も戦前からだ。
日本のため窮地に身を投げ出すのではなく、
ドグマの争いで内ゲバを始めるという情けない結末で、
言論テロの末に国策を誤って祖国を焼け野原にしたのである」
「こういう喧しくて粗暴な言動を展開する支持層が多いのだから、
安倍政権は惨めなレイムダックに陥るか、急激に転落して嘲笑を浴びる道しかない。
小泉元首相と違い、引き際が分からないからこうなるのだ」
「「賞味期限切れ」で国民が仕方なく延命させている安倍がまた図に乗っている。
世論調査では明らかに国民が慎重姿勢を見せている改憲について、
安倍は「歴史的使命」と性懲りもなく放言しているのだ」
「しかも「大きな声にかき消されがちな声なき声にしっかりと耳を傾け進んでいきたい」と
相変わらず口だけで言行不一致な嘘を正月から重ねている。
安倍政権が政治的野心のため急ぐ改憲に反対する世論などはなから無視する気だ」
「口だけの安倍は言葉と逆の結果しか出せないから、
安倍政権には「歴史的使命」などないこと、
「声なき声にしっかりと耳を傾ける」ことなどする気がないこと、
自らの歪んだドグマや利権勢力の声にばかり「しっかり耳を傾け」る結末になるのは必至だ」
「傲慢で独善的な安倍政権や自民党に唯々諾々と従っているから
公明党は選挙で負けたのである。図に乗る安倍と自民に肘鉄を食らわすのは当然だ」
「対米従属の「ポチ」でしかないことがこの戌年にまたしても証明されよう。
だからこういう全く反省のない、謙虚の「け」の字もない政権には
犬のように厳しくしつけをしないとダメなのだ」
「無気力な有権者や騙され易いB層有権者が自民に投票するとこうなるのであり、
大臣をクビになった稲田や現憲法を「コピペ」などと侮辱した中曽根の言葉は、
自民党の本性が傲慢不遜で「選挙が過ぎれば国民無視」であることを証明している」
「実は自民支持者など「無党派層」に比べれば少数派である。
それでも増長を隠せない安倍政権・自民党は公明党なくては政権を維持できないことすら忘れ、
公明党から改憲へ前のめりな姿勢を牽制されて年頭から躓く間抜けぶりである」
「松本文明がとんでもない沖縄蔑視発言で大臣をクビになったが、
この暴言でも議員に居座れるところがいかにも自民党らしい」
「というのは、自民党にとって「沖縄ヘイト・蔑視」は「第二の本性」に等しく、
骨の髄から偏見と蔑視に凝り固まっているので自覚すらできないからである」
「「野党の戦術」ならまだ理解できよう。「沖縄の戦術」と表現するのは
差別と偏見に凝り固まっているか、小学生以下の日本語能力しかないかのいずれかだ」
「沖縄問題は自称保守の汚れた本性が暴露される典型的な場であり
愛国を騙って自己の倫理的な傷を隠したつもりが
自らの独善と罵声によって却って薮蛇となる「言論的自滅」に他ならない」
「自民党は長らく、沖縄をカネで黙らせて安全保障の重い負担を押し付けてきた。
沖縄の不満はこうした自民の「買収政策」によって蓄積されたものであり、
沖縄からの不満表明が自民党の長年の金権政治の腐敗を抉り出しているのだ」
「だから自民党が沖縄蔑視や沖縄ヘイトを繰り返すのは何ら不思議なことではない。
心理学で言う「自己防衛規制」「転嫁」であり、自分の方がどうみても悪人だから、
相手が劣悪な資質を持っている、批判されて当然の存在と決めつけなければ
不都合な真実に直面せざるを得なくなり、自己崩壊の危機に陥るためである」
「「強きに媚びて弱きをくじく」最低の権力志向が骨の髄まで染み付いていて、
しかも米軍から実質的にコントロールされているのを当然視しているのと同時に、
より弱い立場の沖縄を「政府に従って当然」と考えているのが露骨に分かる」
「産経新聞が沖縄米兵「美談」が取材もしなかった誤報だと謝罪し、
ラジオパーソナリティの近藤氏も沖縄への偏見に基づく誤った発言を謝罪した。
(基地反対運動に「中国や韓国の勢力が紛れ込み、内部から日本を分断」などと非常識な中傷をしていた)
これは質の低い「自称保守」の百鬼夜行がターニングポイントに至った証左だろう」
「安倍政権の成立に大喜びして「我が世の春」を謳歌し
傍若無人に振る舞ってヘイトや偏見を垂れ流していた「自称保守」が、
愈々と言うべきか漸くと言うべきか、衰退の兆しを見せているのである」
「しかも良識ある一般国民の顰蹙を買い、呆れさせてもいるのが
日本青年会議所の「宇予くん」アカウントのみっともない騒動と内情流出であり、
「エンゲル係数」を巡る安倍信者とおぼしき連中のさもしい「情報操作」である」
「こうした一連の事件や騒動は、安倍を支持する「自称保守」勢力が
「事実」を認めず、己がドグマに浸潤されている実態も自覚・反省せず、
あさましい情報操作によって自分達の「同類」を増やそうとする布教活動に必死なことを証明した」
「安倍の支持層は安倍と酷似していて
事実を無視し、自分に都合の良いことばかり持ち出して情報操作する傾向が強い。
だからいまだにアベノミクスを賞賛し、「アベノミクスの成果」などと与太話を叫ぶのだ」
「当ウェブログは「自称保守」が「中韓のナショナリズムと共存共栄」だと指摘してきた。
向こうのナショナリズムがほぼ韓国だけの「片翼」になり迫力が著しく低下したため、
「自称保守」も「燃料」が足りなくなって元々の粗雑さが目立ち始めたのだ」
「この機に自浄力の著しく乏しい「自称保守」を反省させ、
ついでに「似非リベラル」が図に乗らないよう警告しなければならない。
今日の醜態を招いた責任は、「自称保守」の増長だけでなく
「似非リベラル」の当事者能力欠如やイデオロギーの断章取義にもあるからだ」
「内閣人事局で官僚を傀儡のように操った陰湿な独善政治が、
佐川のような惨めな傀儡官僚を生み、前川元次官のような「抗命」を生んだ。
(インパール作戦とそっくりであり、更に「被害者」が増えるのも間違いない)」
「安倍の第五列のような役割を自ら選び、情報操作によって
前川元次官の醜聞を流し権力の走狗となる「傀儡メディア」も出現した」
「かつての満州国もかくの如くであったろう。体質的に中共と酷似した安倍政権の悪行は、
既に「治療不可能」「改善不可能」な域に達したと認定できる」
「安倍も麻生も思い上がった二世議員らしい増長意識全開で
朝日新聞に罵声を浴びせていたが、品格のない政治家に天罰が下った図式と言えよう」
「「天網恢々粗にして漏らさず」、古語の通りの展開となった。
安倍が国益や民意ではなく権力掌握とドグマを優先する低劣な政治家であることは確定だ。
たまたま転がり込んだ権力を悪用して真面目な官僚を死に追いやり、
財務省には歴史に残る深手を負わせた。つまり自ら総裁選での敗北を決定付けたのである」
「安倍が自業自得で総裁選において敗北を喫するのはほぼ確定である。
権力の座に齧り付ける可能性はゼロではないが、その場合は自民党に死活的な大打撃だろう」
「これで一国の首相なのだから、開いた口が塞がらない。
自分のパトロンと党内の重要人物には阿諛追従して、
有権者には睥睨、批判するメディアには攻撃という最低の二世議員である」
「安倍の最も大きな罪は今回の件ではなく、日本経済を衰退させたこと、
ドグマに浸潤され幻惑された自称保守を跋扈させ日本社会を劣化させたことにある」
「安倍が自業自得で権力の座から追放された後にも、
病原菌のように安倍のもたらした害悪が日本を蝕み続けるのである」
「小泉元首相も村上誠一郎・元行政改革相も醜態を晒す安倍に引導を渡し、
「自称保守」の見苦しい百鬼夜行が終わろうとしている」
「世論調査も非常に示唆的で、日テレ調査では「次の自民党総裁」として
石破氏がトップに躍り出て、噓つき安倍は自業自得で小泉進次郎氏にも敗北した。
自民党が強硬に拒んでいる安倍昭恵の証人喚問への賛意も7割に迫り、
財務官僚が自殺に追い込まれた原因が安倍周辺にあると国民も認識してきたのだ」
「従って、これから起きる事態は容易に予想できる。
権力依存症の安倍は首相の座に恋々としてしがみつこうとするが、
完全に形勢不利で非は安倍自身にあるからいずれ諦めさせられる」
「安倍の問題は何より人格的に信頼できないことであり、
いまだに支持しているのは世間知らずか利己主義が原因であると推定できる」
「最近注目されるのは、痛烈に佐川「適任」発言を批判した小泉元首相と、
日本会議の生みの親である村上誠一郎氏の矢張り厳しい批判である」
「村上氏の発言要旨は、安倍政権が様々な問題の元凶であること、
安倍政権には「正義」が欠けており、自らが生み出した問題を
部下に責任転嫁して自分は全く責任を取っていないこと、
このままでは「世の中が闇」「霞が関は解体」だというものだ」
「流石に露骨には言わず、安倍が自発的に退陣することを求めているが、
権力の亡者でしかも噓つきの安倍はその程度では諦めまい。
国益を大きく損なう程に往生際が悪い人間だから、まだ醜い悪足掻きを続けるだろう」
「最初からこのような大噓つきを選挙で勝たせなければ、
日本経済はまだしも再生できる道が残っていただろうが、
もはや完全に手遅れになりつつあると言える」
「同友会は安倍政権の倫理的欠陥を鋭く批判しており、社会的責任を果たしたと言える。
それに対し、つべこべ言い訳する麻生はさすがに勘違い議員らしい所業だ。
自分が首相の時にどれほど日本経済を悪化させたか、完全に忘却したらしい」
「文春報道で、佐川がこれまで大嘘をついていた背後に
安倍が「もっと強気で行け」と命令したメモの存在が明らかになった。
これは「もっとどんどん国民を騙せ」と一国の首相が指示したものであり、
これだけでも即刻クビ、もっと言えば懲罰か議員資格剥奪に値する」
「国民には嘘を並べ、佐川には陰で中共のような独善的な指示を出していた。
これが安倍の本性であり、明らかに「首相にすべきでない」人物であることが分かる。
略称「PM」の実態は、安倍においては「貧しい精神(Povety of mind)」に他ならない」
「陰で国民を愚弄した裏工作をしておきながら、
国会ではぬけぬけと秋葉原での「辞めろ」コールを「選挙妨害」と中傷した」
「村上誠一郎氏が以前に厳しく指摘した点は、いずれも完璧に的中したと言える。
「すべて安倍首相の心の友や後継者にしようとした人たち(が問題を起こした)」
「ところが、問題が起きると「財務省が悪い」「防衛省が悪い」「文科省が悪い」となる」
「身から出たサビの問題に対して、最高責任者が責任をとらないのが最大の問題」
安倍や安倍に騙されるようなB層有権者は治療不可能な水準だからどうしようもないが、
安倍やその取り巻き、或いは第五列によって既に日本社会には深々と傷がついている」
「次元の低い、利益誘導ばかりの安倍政権の体質は韓国政治と酷似しており、
客観的に見れば明らかなクローニーキャピタリスム(縁故資本主義)だ」
「しかし、経済成長率は過去最低レヴェル(民主党政権にすら劣る)、
1人当たりGDPも労働生産性も主要先進国中で最低水準という低能な安倍政権が
ここまで延命できたという事実は、更に深刻な問題を突きつけるものだ」
「それは安倍政権のもたらした「日本国民の劣化」である。
内閣府の調査では「国民全体の利益よりも個人の利益を大切にすべき」と回答する者が
過去最高になった。しかもこの回答の比率は安倍政権下で上昇しているので、
安倍がもたらした害毒とする以外に考えようがないではないか」
「その証拠に、加計と同じく獣医部新設を望んでいた京都産業大学は、
首相側近の腰巾着から露骨に妨害されて諦めざるを得なかったし、
財界からは(財界の望む)政策が進まないという不平が漏れている。
(決して公益の観点からではないという事実に驚愕を禁じ得ない)」
「また、最低なのは言いたい放題の安倍信奉者で、
安倍を弁護する偏見言説を垂れ流したお蔭で
加計学園の客員教授の職をゲットした人間が2人もいる。
(普通、こういう醜悪な行動を「猟官運動」と呼ぶのである)
このままではベジーの斉藤のような日本社会を蝕む連中が更に増殖してくるであろう」
「何か奇妙な現象が起きていると感じたのは2013年のことだった。
安倍の経済政策など、使い古しと利益誘導ばかりで
何一つ新しいものがないばかりか中長期的なリスク極大化でしかないのに、
(それは低成長と実質賃金低下、消費減少といった厳然たる事実が証明しつつある)
安倍を支持する勢力の強硬な姿勢やファナティシズムに驚いたのだ」
「当ウェブログは純粋に政治経済的な側面から判断しているので
こうした奇妙な現象が何故起きているのか、分からなかった」
「しかし最近、興味深い事実に気付いたのだ!
心理学が非常に的確にこの歪みを説明できるのである。
所謂「自己防衛機制」が安倍支持者の行動と様々な点で一致している。
「否認」… 現実を認めない
「歪曲」… 自己に都合良く認識を歪める
「投影」… 自らの感情や欲望を外に映し出し、被害妄想を形成する
「躁的防衛」… 自己の非を認めず、過度に攻撃的になる
これらは全て病理と言えるもので、
安倍支持者のおかしな言動はほぼ全てこれらで説明できる。
一般人から議員まで、見事な程にこれらの説明が適合するのである」
「当ウェブログは所謂リベラルの欺瞞性を厳しく批判してきたが、
安倍支持者の独善とファナティシズムはリベラルよりも害が大きいと判断するに至った」
「民主党政権時にすら劣る成長率、実質賃金、消費。明白な劣等生である安倍は、
口だけ外交と対米従属の安全保障、それに国民の富を収奪し株主に与える利益誘導策。
生兵法の有害な経済政策により、近い将来の経済危機の元凶となるのも確実である」
「また自民党内から愚劣で程度が低く、国民の税金で養われていながら
言いたい放題と頭の悪い炎上発言で無駄な騒動を起こす「国辱議員」が出た」
「例えば下村博文は「日本のメディアは日本国家をつぶすために存在しているのか」と
まさに反社会的な発言を平然と行っている。(真に日本を潰すのは安倍政権である)」
「だから、安倍とその取り巻きの連中が平然と国益に反し
民主主義に敵対して百鬼夜行の言いたい放題、やりたい放題を行のは不思議ではない。
寧ろ彼らの普段の言動と本性から見て完全に予想通りである」
「安倍とその取り巻きの言動を見ていれば碌でもない若手議員が出て来て
騒ぎを起こし顰蹙を買うのは容易に予想出来た筈だ」
「自民党は選挙に負けない限り反省は「ゼロ」で常に口だけだから、
叩き潰さない限り反省しない(自浄力は永遠に働かない)という
自民党の「第二の本性」を完全に忘れているのだ」
「だから、問題の根源にはこうした有害な安倍とその取り巻きを当選させたB層有権者と、
それを傍観することで問題を大きくした有権者の致命的な無気力がある」
「これは「レミングの鼠」であり、安倍とともに日本社会が衰亡へと向かう前兆だ。
当ウェブログはドグマを排しリアリズムに立脚するから、悲しい結論を出さざるを得ない。
戦前の情動的ファナティシズムの亡霊が甦り、この日本に甚大な打撃を与えようとしている」
「幼い頃から戦争の惨禍を深く悲しみ心痛されてきた今上陛下は、
在位中最後となるであろう終戦の日のお言葉で、「深い反省」と4年連続で述べられた」
「この意味するところは明白で、安倍を筆頭とする自称保守政治家が
今上陛下のお心に反して「反省」の欠ける態度と言動を見せるからだ。
だから第二次安倍政権が成立してから毎年、同じ言葉が繰り返されるのだ」
「慈父のように説き聞かせても聞く耳を持たない無礼で傲慢な二世議員は
近現代史に無知で愚昧なイデオロギーに隷属しているだけでなく、
同類のイデオローグ議員や煽動評論家を増やして日本の国際的評価を損ない、
戦前のような独善的・教条的体質を強化して日本社会を劣化させている」
「今上陛下がなぜ沖縄戦の惨禍を強調させるのか、
なぜ遠い海外のかつての戦地にまで赴かれるのか、
なぜ非戦闘員・一般市民(靖国には祀られない)に思いを致されているのか。
自称保守議員はそうした点を全く思考も洞察もできない輩である」
「終戦の日に靖国に行き「平和」とお題目のように繰り返せば済むと思っている
靖国参拝議員達は、完全に今上陛下に背いていると言えよう」
「昭和天皇も今上陛下も靖国に参拝されていない明白な事実を無視し、
(これは姑息な安倍のような「中国への配慮」などでは断じてない)
日本の伝統に真っ向から反する国家神道の残滓を擁護する行為は、
歴史への無知というだけでなく昭和天皇と今上陛下への「叛逆」に等しく、
天皇を傀儡化しようとしたかつての高慢な軍部に限りなく近いものだ」
「最近分かってきたこととしては「安倍一強」ではないということだ。
安倍が大噓つきで口だけであり、自分の碌でもない手柄を針小棒大に豪語すること、
散々に言い逃れと無責任と陰険な人事を行い、官邸に媚び諂う腐敗構造を生んだこと、
これらは議論の余地のない明白な「事実」なので国民もよく理解している。
(カルトのように安倍信奉を続けるのは御用メディアと一部B層だけだ)」
「つまり安倍はただの「傀儡」であり、国民が自ら延命させることを選んだのだ。
国民は努力して成長率を高めることを望んでおらず、本音では問題の先送りを求めている。
安倍のような「口だけ改革」を信じたふりをして自分を誤摩化そうとしている」
「本気で経済成長や改革を望んでいるなら噓つきで自画自賛ばかりの安倍など選ぶ訳がない。
経済成長も真の改革も求めていないからこそ安倍を延命させて問題を先送りするのだ」
「もし石破首相であったなら、安倍よりも実質賃金は間違いなく高く、
消費も成長率も今より良い数字だったのは確実である。
株価や株主利益は振るわなかっただろうが、それが健全な経済である」
「日本が貧しくなり先進国で最悪水準の低成長なのに選挙で安倍を叩き潰さないのは、
腐った利益誘導に喜んでいる利権層や、目先の低失業率で安楽を享受出来る中下層が
安倍の腐敗政策によって必ずもたらされる日本衰退や経済危機から目を背け、
刹那的な安逸に固執して盲目になっているからである」
「真の保守なら社会正義や公正を理解し意見の異なる者とも議論ができる。
自称保守は戦前と同レヴェルかそれ以下なので、中傷と報復と脅しが得意技、
だから戦前のように良識派が「疾しい沈黙」だと自称保守が図に乗って跳梁跋扈する」
「「引き際」を間違えた安倍は、自ら墓穴を掘り始めている。
石破氏にまさかの苦戦で面子を潰され(これが実力だから当然)、
官僚を自殺させた第一の責任者である麻生を留任させる始末」
「三選が決まったら普通は祝勝ムードなのだが世論に歓迎ムードは皆無、
しかも直後に沖縄知事選で往復ビンタを喰らったような大敗を喫し、
遂に安倍の程度の低さと噓付き体質を有権者も知悉するようになったものと見える」
「おまけに共産党の小池書記局長からは痛恨の一撃を受けており、
安倍の「真摯」は「右から左に聞き流す」という意味で、
「丁寧に説明」は「何度も同じ説明を繰り返す」なのだと指摘されている」
「既に小泉元首相にも、日本会議を生んだ村上誠一郎議員にも断罪され、
ただ「選挙で勝てる」という内輪のさもしい理由で延命できた安倍だから、
「選挙で負ける安倍」など役立たずの口だけ二世でしかない」
「安倍政権がのさばる限り、日本の「民度」の悪化は間違いない」とした
当ウェブログの予言も、愚かな安倍自身やその信者達が自ら証明しし続けているのだ。
▽ 安倍もその支持層も戦前のドグマに浸潤されており、民主主義を着実に劣化させている
「独善的なナショナリズムが強まるのは高度成長期にはなかった現象であり、明白な亡国の兆し」
とした当ウェブログの警告は、悲しいことに完全に的中してしまっている。。
「戦前の歴史に通じている者は、ナショナリズムに狂った原理主義者が
いかに危険であるか、いかに国益を破壊するか、知悉している筈だ」
「靖国神社の宮司が天皇陛下を批判するという大問題が露見して
クビにされるという象徴的な事件があったが、これこそ
日本の右巻き「原理主義者」の顕著な特徴であり、危険性の証明である」
「226事件で叛乱を起こし無礼にも天皇を上から目線で批判した将校、
終戦直前の宮城のクーデターで昭和天皇に叛いた陸軍部隊、
今回の叛逆宮司と主張も精神構造も酷似している」
「つまり彼らにとって天皇陛下は「傀儡」であり、
自らの信条やドグマに沿わない存在なら平気で背き、
陛下よりも自分達の方が正しいと信じ行動する独善の塊なのである」
「彼らは太平洋戦争で無数の餓死をもたらした元凶であるにも関わらず、
反省も自省も欠片もない。彼らを絶対にのさばらせてはならない。
日本の長い歴史の中で日本を滅亡寸前に追い込んだ存在は唯一、彼らだけである」
「だからこそ彼らは太平洋戦争を他国のせいであると責任転嫁に必死なのだ。
彼らを永遠の少数派に留めて封じ込めなければ、日本社会が甚大な打撃を受けることになる」
当ウェブログの懸念通り「無気力なB層有権者と安倍が結託して日本を劣化」させているのだ。
↓ 参考
「陛下のご意向でも従わない」「雅子妃は神道が嫌い」- 反皇室・反天皇の靖国関係者、遂に本音を暴露
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/6310157f73ac34258b0bf9ae66a5757c
今上陛下に背く靖国参拝議員たち、日本の近現代史への無知による -「特攻は事実上の強制」が史実
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/e59b80907eee9bb3a2084a85bd708d86
「国民全体より個人の利益が大切」が過去最高、安倍政権の害毒が明確に - 安倍信者は猟官言説で教授に
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/d06f0f0f35e127d63ec7f35d2bc7331b
日本は「好ましい資金源」と米国側が言明していた、沖縄ヘイト政党・自民の怯懦 - ポチ政権にポチ政党
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/e90f9dc76cb40a69d3d3b9fd629cc906
2015年は「保守自滅」、渡辺喜美・百田尚樹・曽野綾子みな炎上 - 中韓が静かになると失速しかない
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/939ea08753fef63361ba7185d73a1aec
▽ 日本会議を支える神社本庁は「新しい宗教」、そもそも伝統的宗教ではない
改憲投票へ反対派攻撃を=自民会合で有識者「指南」(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120500800&g=pol
川上発言は、国民を党によって操作される「傀儡」視するものであり、
中共のメディア「指導」や人民への監視と本質において何ら変わるところがない。
良識ある自民党議員が呆れ果ててメディアに異変を伝えるのは当たり前の行動だ。
安倍政権下の改憲「反対」58% 朝日世論調査(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASL4R4HT3L4RUZPS005.html
川上が「激しい『反』安倍キャンペーン」と呼んでいるのは、
世論調査で安倍の改憲案に対する反対が強いという不都合な事実を糊塗するためなのだろうか。
(上記は今春の調査だが、イデオロギーでは中道寄りの日経調査でも直近は安倍改憲への反対が増加)
世論調査の結果を「メディアの反安倍キャンペーン」と強弁すれば改憲派の体面を取り繕うことができる。
大内彰訓(腹BLACK)さん運営の「netgeek」集団訴訟へ、被害者の会が結成され会社情報公開も(BUZZAP!)
https://buzzap.jp/news/20181119-hara-black-ouchi-netgeek/
実は、川上の言う「名指しして批判」「ネガティブキャンペーン」は既に実施されている。
しかも自民党との関係まで暴露された自称イノベーターは深刻な司法リスクにまで晒され、
逆効果どころか墓穴を掘りかねない始末である。(状況を見る限り自業自得なのであるが)
相当リスクが大きく、恐らく政治的にも碌な結果しか予想されない川上提案にどう対処するか。
果たして自民党議員に良識があるかどうか、今テストされていると言えよう。
改憲派は「反対派を敵と位置付け、名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要」で、
何故なら「野党(と一部マスコミ)による激しい『反』安倍キャンペーン」が生じるからだとか。
川上の過去の著作を見てみると「情報操作」の分析や
「反日プロパガンダ」を批判するものが出ているから、
著作から判断する限り自ら改憲のための「情報操作」を自民党に教え、
「改憲プロパガンダ」を流すよう促したという顛末なのだろうか。
(ぜひ当人もしくはそのシンパの見解を伺ってみたいものだ)
実は川上発言から非常に懐かしい響きを感じていたのだが、
「敵」を名指しで攻撃するという手法は前世紀において多用されていたためだ。
例えば戦前に蓑田胸喜という戦前の思想家がいて、「蓑田狂気」とも呼ばれていた。
その呼称から容易に推測できるようにファナティックな言論で知られており、
天皇機関説問題を大変な政治的騒動に「拡大」させた立役者の一人がこの蓑田だ。
人々に尊敬されていた美濃部達吉博士を「学匪」という異様な言葉で批判したことで知られる。
世界ではアメリカでは「赤狩り」のジョセフ・マッカーシー、
ロシアでは「目的は手段を正当化する」の典型であるソビエト共産党、
ドイツでは有名な「ドイツ国会議事堂放火事件」のナチス、
そして日本においては「天皇機関説問題」や「二・二六事件」である。
こうした攻撃的な言論もしくは弾圧が行われた結果、
ソ連もドイツも日本も大勢の国民が命を奪われ、塗炭の苦しみを受けることになった。
唯一、マッカーシーが批判を受けて失脚したアメリカだけはそうならなかったから、
もし自民党議員が歴史をよく理解しているなら、川上の使嗾に対する正しい対処は自明であろう。
ただ、川上発言は自民党が招き寄せたものとも言える。
何故なら安倍のブレーンとされる日本会議の幹部がこう言っているからだ。
「(現行)憲法の平和、人権、民主主義そのものには当面問題はないとし、
その上でそれをより一層確実なものにするためにも、
憲法の足らざるところは補うという冷静な発想が必要ではないか」
「国民世論はまだまだ憲法を正面から論じられる段階には至っていない。
とすれば、今はこのレベルから固い壁をこじ開けていくのが唯一残された道」
本音を隠して国民を騙し、「加憲」から「こじ開けて」目的を達成したい訳だ。
このように自称保守が執念深く改憲を狙い続ける狡知は、
中南海がアメリカの隙を窺いながら徐々に勢力圏を広げる手法とそっくりだ。
良識ある国民は彼らの意図と策動を見抜いて監視しなければならない。
戦前の史実から言えば、左派より右派の原理主義の方が日本にとって遥かに害が大きい。
▽ 保守の原理主義者は現憲法への憎悪を隠し、国民を油断させて少しずつ目的を達しようとしている
『徹底検証 神社本庁: その起源から内紛、保守運動まで』(藤生明,筑摩書房) | |
当ウェブログは「自称保守による日本社会の「劣化」は依然として続いている」と警告したが、
「安倍が本性を曝け出し惨めに退陣しても、安倍の害毒は長く残る」との予言も矢張り的中しそうだ。。
「各媒体の世論調査が興味深い傾向を示している。
集団的自衛権をはじめとする安倍内閣の安全保障政策への支持率は低く
概ね半数を割り込んでいるが、自衛隊に対する世論は対照的だ」
「自衛隊への信頼度は安倍内閣支持率より高く、印象も良い。「自衛隊を強化すべき」も過去最高だ。
つまり安倍内閣の安全保障政策より自衛隊への支持率の方が歴然と高いのである」
「人よりコンクリートにカネを使い、土建バラ撒きで寧ろ復興を妨害している安倍内閣より
震災や災害で泥をかぶり必死で生存者やご遺体を探す自衛隊の方が
国民に支持されているのは極めて当然である」
「ただ、そうした「支持率格差」が生じるのは他に重大な理由がある。
戦後の日本が、歴史上初めて安全保障上の脅威を実感しているからだ。
それは言う迄もなく、中国の軍事力強化と膨張主義である」
「そうした現実を理解できず、世論を読めていない保守と安倍政権支持派は
安倍内閣への支持率の主因が「他に人がいない」「民主よりはまし」である事実も見えておらず、
現下の日本の安全保障問題についても誤った認識を持っている」
「現代における安全保障は国力すなわち経済力に裏付けられたものであり、
自衛隊が最前線で何とか優位を保っていられるのも過去の経済成長の「遺産」である。
無意味な異次元緩和でゼロ成長、若者は急減して財政悪化は依然として変わらない日本が、
減速しつつあるとはいえ5~6%成長で10倍の人口を擁する中国に対し、
互角以上に相対していくことには重大な困難がある」
「しかも脆弱極まりない原発銀座を抱え、狭い国土に人口が密集している日本が、
ミサイル戦になったら致命的に弱いという事実も益々明らかになってきている」
「日本の保守はイデオロギーに浸潤されて根本的に戦前の歴史への理解が乏しい。
偉大な明治の先人が立脚していたリアリズムを捨ててしまい、
狂信的なナショナリズムに従った結果があの焼け野原であることを分かっていない」
「メディアからの異論反論にいちいち感情的に言い返すのは
いかに論理的に弱く知的に劣っているかの証左である」
「帝国議会で「黙れ!」とどなった佐藤賢了や、
東條の悪評高い取り巻きである三奸四愚のように
論敵を論破できず、権力と暴力で沈黙させようと図るメンタリティが現代に生きている」
「自民党議員の中には、昭和の悪しき言論弾圧の歴史に無知な輩が確実にいる。
そのような連中が教育を論じるなどとんでもない傲慢不遜である。
(日本史を学んだ高校生にすら劣っている訳だから)」
「中共がメディアを操って日本企業を「懲らしめ」ているのは公然の事実であり、
中共と完全に同じ体質の議員が自民党の中に棲息していることになる」
「「保守」政治家の最大の特徴は、口先では公益や愛国を掲げながら
実際には権力や自己利益(自分の支持基盤の利益を含む)への固執が強いことだ」
「だから、戦後日本の「政治とカネ」の問題はほぼ全て自民党に絡んでいるし、
財界や原子力利権勢力からカネを貰って利益誘導を行っている常習犯も自民党である」
「新国立競技場に限らず現下の日本で建設コストが急騰しているのは
建設業界と癒着した自民党の「国土強靭化」が元凶である。
政権そのものが国民の税金と借金(国債)にたかる獅子身中の虫と言うべきであろう。
そうした本性が発覚して「駆逐」されるのは時間の問題である」
「日本で最も体質が中共に近いのは、間違いなく自民党である。
利益誘導、株価操作、金権体質、情報操作、非妥協的な傲慢。
まさに双子のように似ているではないか」
「おまけに民主党と中韓のおかげで首相の在任期間が伸び過ぎたため、
安倍政権の害悪は今や取り返しのつかない程に深刻な域に達した。
2010年代後半は、程度の低いアベノミクスで日本経済が病み衰えるフェーズになるだろう」
「植松容疑者は犯行直前に「安倍首相を尊敬している」との趣旨の言葉を
友人に対して語って驚かれていたそうだ。
普段は政治に対して関心がないかのような人物が突然そのような話を始めたのである」
「これでは、非理性的で粗暴、かつ攻撃的な精神を、
安倍政権が惹き寄せている可能性が高いと言わざるを得ない」
「現代の日本では、まるで戦前の日本のような
「日本賞賛」の書物や言説が溢れていると指摘される。
人間の精神迄もが戦前回帰しているとすれば大変なことだ」
「戦前の歴史が証明しているように、
経済低迷は極右の台頭と白色テロをもたらす。
人口動態から見て可能性はかなり低いものの、警戒しなければならない」
「終戦の日に「深い反省」と述べられた陛下に対し、
安倍首相は無礼なことにそれを完全無視した式辞を述べた。
両者を比較すれば、数段違う「人品」の大差は明らかであった」
「陛下は幼少期に、同世代の国民が大勢戦争で亡くなったのを心から悲しまれている。
かつての戦地においても、被災地においても、国民の悲しみに寄り添い、
少しでもその痛みを共にしようとされてきたことは全日本国民の知るところである」
「そうした陛下の深甚たる思いを完全無視した首相の独善的な態度は、
必ずや首相自身に報いとなって返ってくることは間違いない。
政治家として不名誉極まりない、惨憺たる終わりを迎えることになろう」
「かつて、国際協調を重んじ、国益の面から対米戦争を避けようとされた昭和天皇に対し、
嘘をつき欺いて自らの野心や思惑のために利用しようとした松岡・大鳥・板垣、
優柔不断で自己弁護ばかり繰り返し日本を誤った道へと陥れた近衛、
彼らは因果応報とは言え汚辱の中で生涯を終えることとなった」
「首相周辺の無礼者は、陛下に対して「国体の破壊者」ととんでもない陰口をたたいていると言う。
彼らの日頃の言動から見て何ら不思議はないが、こうした連中こそ真の「反日」「反社」である」
「陛下は安倍政権になってから「深い反省」を使われるようになった。
「平和の存続を切望する国民の意識」に言及されたのも懸念の裏返しであり、
安倍政権に対する深い憂慮があることは明白である」
「原理主義者達が、天皇陛下は「種」や「存在」だけで良い、
つまり何も主張せず彼らにとって操りやすい「傀儡」になった方が良いと
考えているのは明白だと言えよう」
「有権者は、安倍政権の意を受けた代弁者の醜い本音をよくよく見ておいた方が良い。
昭和天皇にテロの危険すら感じさせた戦前・戦時下のファナティシズムは、
こうしたイデオロギーに隷属した原理主義者たちが主導したものである」
「つまり、日本を滅亡の淵まで追いやった「亡霊」が、安倍政権とともに甦ったのだ。
彼らは「愛国」を自称して天皇陛下に逆らい、自由な言論を攻撃して
メディアを統制化に置き、悪しき道へと戦前の日本を導いたのである」
「そもそも原理主義者の言う「伝統」など皇室の歴史に反する嘘っぱちでしかない。
日本の歴史を偽る嘘つきが有識者会議に複数棲息しているのは間違いなく、
今上陛下を敬愛する日本国民は、こうした歪んだ有識者会議の欺瞞を暴き、
選挙で安倍政権に厳しい審判を下さなければならない」
「日本経済が絶頂であった時代はヘイトスピーチなど存在しなかった。
実際にあるかどうかすら分からない「在日特権」が狂ったように攻撃されることもなかった。
中国や韓国に対する原理主義的な批判や敵意は欠片も存在しなかった。
日本にはそれだけの余裕があったが、今はそのような余裕はなくなったのだ」
「二国関係が悪化したアジア人に対してだけでなく、
沖縄に対しても、国内の弱者に対しても容赦なくなった。
自らの抱える不満を誰かにぶつけたい不機嫌な大衆が多くいる」
「…日本の近現代史における事実が語っているのは、
外国に敵意剥き出しの日本は身の程知らずで敗北に次ぐ敗北を重ね、
外国から謙虚に学ぶ日本は飛躍的な進歩が可能になり強いということだ」
「最近になってやけにリベラル或いは左派が攻撃されるようになったが、
日本が高度経済成長を実現し、勤勉さと技術力によって尊敬された時代は
リベラル或いは左派が強かった、というのが史実である。
(個人的には日本のそれはリベラルではなくバラ撒き派と思うが)」
「逆に、右派が強い時代は粗暴かつ独善的で、碌なことがない。
典型的なのが昭和初期で、白色テロの嵐が吹き荒れただけでなく、
野心の強い軍人達が出しゃばって日本を焼け野原にし、
日本史に消すことのできない汚辱を残した時期であった」
「今になって明治を賞賛する言説が出てきつつあるが、
史実を無視するイデオロギストがとんでもない嘘をつき、
明治時代の日本の躍進が国際協調とナショナリズム抑制によって実現したことを語らない」
「明治は政府が国際協調なのに粗暴な民間のナショナリズムが強く、
日比谷焼き討ち事件や海軍司令官自宅への投石事件が起きた時代だ」
「そうした史実の教訓を忘却したところに、昭和初期の増長と
国力を弁えない覇権主義とが存在するのである」
「悪しきナショナリズムに感染したイデオロギストには論理は通じない。
あれこれ理屈をつけ自らの敵意と憎しみを正当化し、
法の網をかいくぐって日本社会を腐蝕させ続けるであろう」
「軍部の横暴と粗暴に脅かされながらも日本を平和へと導いた昭和天皇、
戦争の惨禍を決して忘れない今上陛下こそ日本の宝であり、良心そのものだ。
その心に背く叛逆的な自称保守が跳梁跋扈するのを、決して許してはならない」
「産経報道によれば安倍首相はトランプと「メディアに勝った」と意気投合したらしいが、
その直後から朝日報道を発端に森友問題で散々な目に遭うことになり、
どもったり声を荒げたり、国会で醜態を晒したのは自業自得と言うべきであろう」
「自称保守はカネと権力が大好きだ。
保守系政権が長く続くと脇が甘くなって「自滅」するようになる」
「これから数年は中国と韓国が人口動態の老化により経済低迷に陥る時期だ。
中韓が内政混乱と経済対策に必死にならざるを得ないから、
日本国内の自称保守も「燃料」が不足して大人しくなると予想される。
日本社会にとっては良い傾向である」
「当ウェブログは、メディア統制が大好きな安倍政権の本質は
中露のような独裁国家に近いと指摘してきたが、
本性を隠せない安倍政権が自らそれを証明したと言える」
「権力に不都合な情報は「隠蔽」する、
教科書につべこべ干渉して子供を洗脳し自らに好都合な国民にしようとする、
(集団的自衛権の件では安倍政権の言い分をそのまま掲載させる始末)
中南海とよく似たやり口を展開するのはもはや「病気」とすら言える」
「但し、安倍政権にとっては不都合なことに日本は民主国家で情報統制に限界があるため、
森友問題や教科書検定への「干渉」が国民にバレるのは避けられず、
安倍政権やその取り巻きの独善的な本性が露見してしまう」
「そもそも文科省自身が「考え、議論する」こともせず
ひたすら「官邸の意向に従う」ことに必死なのだから、
日本の教科書や学校教育をロボット化したいということなのであろう。
だからこそ、大学の定員割れや法科大学院の失敗といった惨状に陥るのだ」
「矢張り、安倍政権は中共の同類だと自ら証明した。
菅官房長官が「地位に恋々としていた」と前川元文科次官を批判したのに、
(批判したと言うより、北朝鮮の国営放送のように罵倒したのである)
同じく地位に恋々として首相におべっかを使い、定年延長された幕僚長には何も言わない」
「河野統幕長は前川氏よりも遥かに「地位に恋々として」いる。
首相発言に賛同するだけで定年が延長されるのだから、
幕僚長が所謂「ヒラメ」であればまさに「ありがたい」話である」
「この醜悪な二枚舌の理由は明白である。
安倍政権の意向に従順な「忠犬ポチ」にはご褒美、
安倍政権に不都合な存在には罵詈雑言を浴びせる、
ただそれだけの器の小さい、利己的な権力主体なのだ」
「自分に忠実な相手にはご褒美を与え、
敵対的な相手や異論には品のない罵声を浴びせるのは、
近年すっかり思い上がった中共の得意とするところである」
「中共を内弁慶にしたような安倍政権の本性は、
「権力に恋々とする」劣化した「自称」保守である。
日本のためでなく、権力を握るための「保守」だ」
「だから奇怪な事件や不祥事が続発しているにも関わらず、
一国の首相がニヤケ顔で公然と開き直るである。
(国会での薄ら笑いに、政治家としての本性が露呈されているのだ)」
「陰湿な手段で「報復」する点では、安倍政権と中共は酷似している。
独善性と増長、国民軽視の権力志向において共通しているからであろう」
「国益など無視して近傍に忠実なイエスマンばかり揃え、
ただひたすら権力を死守する亡者であることが、
これ迄の行動から明瞭に見て取れる」
「客観的に見て失敗間違いない今回の獣医学部新設問題で、
今治市長と前愛媛知事が歴史に残る「迷言」を吐いている」
「「歪んでいるのは岩盤規制の方」だそうだ。
ぜひ両人には、状況のよく似たロースクールがなぜ次々と閉鎖されているのか、
なぜ公務員獣医師になる獣医学生が1割程度しかないのか、
加計学園傘下の千葉科学大学(赤字)に銚子市(財政悪化)が投入した莫大な公費をどう考えるか、
等々きっちりと有権者を納得させられる回答があるかどうか、厳しく問い質したいものだ」
「今、世論調査をして両者の主張への「支持率」を調べたら
断言してもいいが7、8割方は「不支持」になるのは間違いない」
「すかさず文春砲が加計学園職員から経営陣への強烈な批判を公表し、
(職員の指摘の方が、雲隠れしている学園トップより遥かにまともである)
福井新聞が「獣医師を増やしても偏在は解決しない」との関係者証言を報じている。
これで今治市長・前愛媛知事の主張のお粗末さが、早くも証明されたと言って良いだろう」
「今治市長は「ゆがんでいるのは岩盤規制の方」 と国会で歴史に残る「迷言」を残したが、
有権者には全く信用されていないことが分かった。
それどころか有権者は「歪んでいるのは安倍政権の本性」と見ているようだ」
「よりによって読売報道で、「アベはもう要らない」との多数意見が示され、
安倍首相あるいは安倍政権が小手先の改造で何とかやり過ごそうとしても
国民の冷たい不信の目は全く変わっていない現状が判明したのである」
「ここまで散々、嘘と誤摩化しとデマカセで有権者を欺いてきたのだから、
自業自得かつ因果応報と言うべきものであろう」
「しかも読売調査では安倍政権に対する評価は「中の下」で、
経済政策も安全保障政策も大して評価されず、
最も評価できるのは「外交」となっている。
有権者も遂に、口だけ政権の中身のなさに気付いてしまったということだ。
(もう少し早く気付いておけば良かったものを)」
「これまでの高い支持率は所詮、見せかけの虚飾か上げ底に過ぎず、
中身としては民主党政権と大差なく、ただ口だけが達者で
アメリカ経済の回復と「悪い人手不足」で失業率が下がっただけの話だということだ」
「首相を批判した籠池は強制捜査、首相を庇って嘘をつき通した官僚は出世。
これが安倍政権の恥ずべき本性であり、中共と同じく権力の意向によって
行政ばかりか検察までもが歪められてしまうのである」
「安倍首相が小泉元首相と比べるべくもない安物の「鍍金」に過ぎず、
元々質が全く伴っていないため退陣前の支持率で小泉政権に「惨敗」するのは間違いない。
今の内から予言しておく。安倍政権の中身のなさが見抜かれたのだから、支持率が急回復する訳がない」
「北のミサイルと山尾不倫のお蔭で何とか「勝機」があると判断したのか、
衆院解散に打って出るという「末期症状」を呈してきた」
「これは、遅くなればなるほど政権の「実力の無さ」「口だけの本性」が露呈し、
惨めな敗北を喫する可能性が高いと自ら認めていることになる」
「また、働き方改革の法案も放り投げて「逃亡」するのだから
自らが徹底した嘘つきで信用できない人間であると証明した訳だ」
「命名するなら「違うだろーっ解散」「断末魔解散」であろう。
こんなみっともない解散を行うような政権に投票するのは、
余程寝ぼけているか、ドグマで現実が見えない蒙昧な有権者だけだろう」
「安倍政権にとって政策は権力を握るための手段に過ぎず、
国益よりも公益よりも議席と政権維持を優先しているのは明白だ」
「いずれにしても、こうした無能で嘘つきの政権にとどめを刺せるかどうか、
それとも「B層」だらけで愚昧なイデオロギストに同調して口だけ政権を延命させるか。
日本国民の有権者の「民度」も判断できよう」
「もし後者であれば、遠からず訪れる経済危機はより深刻になり、
取り返しのつかない打撃が日本社会に与えられるであろう」
「当ウェブログは今回の衆院選を「断末魔解散」と命名したが、
まさに安倍政権を断罪し権力の座から蹴り飛ばす選挙となりそうだ。
何しろネットで「国難解散」が「ボク難解散」と嘲笑される始末なのだから」
「今の日本経済が甦るためにはアベノミクスとは全く逆の政策が必要で、
保育利権や原発利権のような非効率を撃滅し、
新規投資を増やし女性の就業を増やす政策に変えなければならない」
「「無償化」と称したただのバラ撒き「買票」政策などとんでもない話だ。
安倍政権下での経済低迷と実質賃金低下を完全に終わらせる必要がある」
「口だけ安倍政権が今迄のさばってきたことこそが「国難」なのだが、
それすら自覚できない蒙昧な政権は無惨に滅びるしかあるまい」
「安倍政権を支持する勢力は、良識的世論から完全に浮いていることを自覚できず、
秋葉原で動員されて「偏向報道」と叫び、自らの独善性を完璧に証明した。
(自分と意見が合わない相手を「偏向」と決めつけて自画自賛したい訳だ)」
「また、日本会議会長は「右からパンチ」などと称して
言論と論理で国民を説得できないことを自ら証明した」
「他人を説得できないから「パンチ」としか言えない訳で、
矢張り一般には通用しない議論であることがよく分かる。
本当に「公明党を切る」などしたら今の自民党には大打撃になるし、
「近い将来」朝鮮半島が南北統一するなどと考えている点も傑作だ。
(実現しなかったら是非、責任を取って組織を解散して欲しいものだ)」
「戦前のナショナリストは私財を投じて建艦費を献納したというのに、
戦後は口だけで必要なカネを出さなくなった。情けない限りである」
「こうした異様な現象が複数生じるのも安倍政権の特徴であり、
道理と論理ではなくドグマとイデオロギーが優先される
中露と似た社会に日本が変質しかかっていることが分かる」
「そもそも日本は、戦前の歴史を見れば分かるように
ナショナリズムが非常に強い社会で、凶暴な白色テロを何度も起こしてきた」
「政党が自ら大政翼賛会への合流を選ぶなどという
民主主義としては自殺行為でしかない恥ずかしい史実も残っている」
「メディアに対する凶悪な攻撃性も戦前からだ。
日本のため窮地に身を投げ出すのではなく、
ドグマの争いで内ゲバを始めるという情けない結末で、
言論テロの末に国策を誤って祖国を焼け野原にしたのである」
「こういう喧しくて粗暴な言動を展開する支持層が多いのだから、
安倍政権は惨めなレイムダックに陥るか、急激に転落して嘲笑を浴びる道しかない。
小泉元首相と違い、引き際が分からないからこうなるのだ」
「「賞味期限切れ」で国民が仕方なく延命させている安倍がまた図に乗っている。
世論調査では明らかに国民が慎重姿勢を見せている改憲について、
安倍は「歴史的使命」と性懲りもなく放言しているのだ」
「しかも「大きな声にかき消されがちな声なき声にしっかりと耳を傾け進んでいきたい」と
相変わらず口だけで言行不一致な嘘を正月から重ねている。
安倍政権が政治的野心のため急ぐ改憲に反対する世論などはなから無視する気だ」
「口だけの安倍は言葉と逆の結果しか出せないから、
安倍政権には「歴史的使命」などないこと、
「声なき声にしっかりと耳を傾ける」ことなどする気がないこと、
自らの歪んだドグマや利権勢力の声にばかり「しっかり耳を傾け」る結末になるのは必至だ」
「傲慢で独善的な安倍政権や自民党に唯々諾々と従っているから
公明党は選挙で負けたのである。図に乗る安倍と自民に肘鉄を食らわすのは当然だ」
「対米従属の「ポチ」でしかないことがこの戌年にまたしても証明されよう。
だからこういう全く反省のない、謙虚の「け」の字もない政権には
犬のように厳しくしつけをしないとダメなのだ」
「無気力な有権者や騙され易いB層有権者が自民に投票するとこうなるのであり、
大臣をクビになった稲田や現憲法を「コピペ」などと侮辱した中曽根の言葉は、
自民党の本性が傲慢不遜で「選挙が過ぎれば国民無視」であることを証明している」
「実は自民支持者など「無党派層」に比べれば少数派である。
それでも増長を隠せない安倍政権・自民党は公明党なくては政権を維持できないことすら忘れ、
公明党から改憲へ前のめりな姿勢を牽制されて年頭から躓く間抜けぶりである」
「松本文明がとんでもない沖縄蔑視発言で大臣をクビになったが、
この暴言でも議員に居座れるところがいかにも自民党らしい」
「というのは、自民党にとって「沖縄ヘイト・蔑視」は「第二の本性」に等しく、
骨の髄から偏見と蔑視に凝り固まっているので自覚すらできないからである」
「「野党の戦術」ならまだ理解できよう。「沖縄の戦術」と表現するのは
差別と偏見に凝り固まっているか、小学生以下の日本語能力しかないかのいずれかだ」
「沖縄問題は自称保守の汚れた本性が暴露される典型的な場であり
愛国を騙って自己の倫理的な傷を隠したつもりが
自らの独善と罵声によって却って薮蛇となる「言論的自滅」に他ならない」
「自民党は長らく、沖縄をカネで黙らせて安全保障の重い負担を押し付けてきた。
沖縄の不満はこうした自民の「買収政策」によって蓄積されたものであり、
沖縄からの不満表明が自民党の長年の金権政治の腐敗を抉り出しているのだ」
「だから自民党が沖縄蔑視や沖縄ヘイトを繰り返すのは何ら不思議なことではない。
心理学で言う「自己防衛規制」「転嫁」であり、自分の方がどうみても悪人だから、
相手が劣悪な資質を持っている、批判されて当然の存在と決めつけなければ
不都合な真実に直面せざるを得なくなり、自己崩壊の危機に陥るためである」
「「強きに媚びて弱きをくじく」最低の権力志向が骨の髄まで染み付いていて、
しかも米軍から実質的にコントロールされているのを当然視しているのと同時に、
より弱い立場の沖縄を「政府に従って当然」と考えているのが露骨に分かる」
「産経新聞が沖縄米兵「美談」が取材もしなかった誤報だと謝罪し、
ラジオパーソナリティの近藤氏も沖縄への偏見に基づく誤った発言を謝罪した。
(基地反対運動に「中国や韓国の勢力が紛れ込み、内部から日本を分断」などと非常識な中傷をしていた)
これは質の低い「自称保守」の百鬼夜行がターニングポイントに至った証左だろう」
「安倍政権の成立に大喜びして「我が世の春」を謳歌し
傍若無人に振る舞ってヘイトや偏見を垂れ流していた「自称保守」が、
愈々と言うべきか漸くと言うべきか、衰退の兆しを見せているのである」
「しかも良識ある一般国民の顰蹙を買い、呆れさせてもいるのが
日本青年会議所の「宇予くん」アカウントのみっともない騒動と内情流出であり、
「エンゲル係数」を巡る安倍信者とおぼしき連中のさもしい「情報操作」である」
「こうした一連の事件や騒動は、安倍を支持する「自称保守」勢力が
「事実」を認めず、己がドグマに浸潤されている実態も自覚・反省せず、
あさましい情報操作によって自分達の「同類」を増やそうとする布教活動に必死なことを証明した」
「安倍の支持層は安倍と酷似していて
事実を無視し、自分に都合の良いことばかり持ち出して情報操作する傾向が強い。
だからいまだにアベノミクスを賞賛し、「アベノミクスの成果」などと与太話を叫ぶのだ」
「当ウェブログは「自称保守」が「中韓のナショナリズムと共存共栄」だと指摘してきた。
向こうのナショナリズムがほぼ韓国だけの「片翼」になり迫力が著しく低下したため、
「自称保守」も「燃料」が足りなくなって元々の粗雑さが目立ち始めたのだ」
「この機に自浄力の著しく乏しい「自称保守」を反省させ、
ついでに「似非リベラル」が図に乗らないよう警告しなければならない。
今日の醜態を招いた責任は、「自称保守」の増長だけでなく
「似非リベラル」の当事者能力欠如やイデオロギーの断章取義にもあるからだ」
「内閣人事局で官僚を傀儡のように操った陰湿な独善政治が、
佐川のような惨めな傀儡官僚を生み、前川元次官のような「抗命」を生んだ。
(インパール作戦とそっくりであり、更に「被害者」が増えるのも間違いない)」
「安倍の第五列のような役割を自ら選び、情報操作によって
前川元次官の醜聞を流し権力の走狗となる「傀儡メディア」も出現した」
「かつての満州国もかくの如くであったろう。体質的に中共と酷似した安倍政権の悪行は、
既に「治療不可能」「改善不可能」な域に達したと認定できる」
「安倍も麻生も思い上がった二世議員らしい増長意識全開で
朝日新聞に罵声を浴びせていたが、品格のない政治家に天罰が下った図式と言えよう」
「「天網恢々粗にして漏らさず」、古語の通りの展開となった。
安倍が国益や民意ではなく権力掌握とドグマを優先する低劣な政治家であることは確定だ。
たまたま転がり込んだ権力を悪用して真面目な官僚を死に追いやり、
財務省には歴史に残る深手を負わせた。つまり自ら総裁選での敗北を決定付けたのである」
「安倍が自業自得で総裁選において敗北を喫するのはほぼ確定である。
権力の座に齧り付ける可能性はゼロではないが、その場合は自民党に死活的な大打撃だろう」
「これで一国の首相なのだから、開いた口が塞がらない。
自分のパトロンと党内の重要人物には阿諛追従して、
有権者には睥睨、批判するメディアには攻撃という最低の二世議員である」
「安倍の最も大きな罪は今回の件ではなく、日本経済を衰退させたこと、
ドグマに浸潤され幻惑された自称保守を跋扈させ日本社会を劣化させたことにある」
「安倍が自業自得で権力の座から追放された後にも、
病原菌のように安倍のもたらした害悪が日本を蝕み続けるのである」
「小泉元首相も村上誠一郎・元行政改革相も醜態を晒す安倍に引導を渡し、
「自称保守」の見苦しい百鬼夜行が終わろうとしている」
「世論調査も非常に示唆的で、日テレ調査では「次の自民党総裁」として
石破氏がトップに躍り出て、噓つき安倍は自業自得で小泉進次郎氏にも敗北した。
自民党が強硬に拒んでいる安倍昭恵の証人喚問への賛意も7割に迫り、
財務官僚が自殺に追い込まれた原因が安倍周辺にあると国民も認識してきたのだ」
「従って、これから起きる事態は容易に予想できる。
権力依存症の安倍は首相の座に恋々としてしがみつこうとするが、
完全に形勢不利で非は安倍自身にあるからいずれ諦めさせられる」
「安倍の問題は何より人格的に信頼できないことであり、
いまだに支持しているのは世間知らずか利己主義が原因であると推定できる」
「最近注目されるのは、痛烈に佐川「適任」発言を批判した小泉元首相と、
日本会議の生みの親である村上誠一郎氏の矢張り厳しい批判である」
「村上氏の発言要旨は、安倍政権が様々な問題の元凶であること、
安倍政権には「正義」が欠けており、自らが生み出した問題を
部下に責任転嫁して自分は全く責任を取っていないこと、
このままでは「世の中が闇」「霞が関は解体」だというものだ」
「流石に露骨には言わず、安倍が自発的に退陣することを求めているが、
権力の亡者でしかも噓つきの安倍はその程度では諦めまい。
国益を大きく損なう程に往生際が悪い人間だから、まだ醜い悪足掻きを続けるだろう」
「最初からこのような大噓つきを選挙で勝たせなければ、
日本経済はまだしも再生できる道が残っていただろうが、
もはや完全に手遅れになりつつあると言える」
「同友会は安倍政権の倫理的欠陥を鋭く批判しており、社会的責任を果たしたと言える。
それに対し、つべこべ言い訳する麻生はさすがに勘違い議員らしい所業だ。
自分が首相の時にどれほど日本経済を悪化させたか、完全に忘却したらしい」
「文春報道で、佐川がこれまで大嘘をついていた背後に
安倍が「もっと強気で行け」と命令したメモの存在が明らかになった。
これは「もっとどんどん国民を騙せ」と一国の首相が指示したものであり、
これだけでも即刻クビ、もっと言えば懲罰か議員資格剥奪に値する」
「国民には嘘を並べ、佐川には陰で中共のような独善的な指示を出していた。
これが安倍の本性であり、明らかに「首相にすべきでない」人物であることが分かる。
略称「PM」の実態は、安倍においては「貧しい精神(Povety of mind)」に他ならない」
「陰で国民を愚弄した裏工作をしておきながら、
国会ではぬけぬけと秋葉原での「辞めろ」コールを「選挙妨害」と中傷した」
「村上誠一郎氏が以前に厳しく指摘した点は、いずれも完璧に的中したと言える。
「すべて安倍首相の心の友や後継者にしようとした人たち(が問題を起こした)」
「ところが、問題が起きると「財務省が悪い」「防衛省が悪い」「文科省が悪い」となる」
「身から出たサビの問題に対して、最高責任者が責任をとらないのが最大の問題」
安倍や安倍に騙されるようなB層有権者は治療不可能な水準だからどうしようもないが、
安倍やその取り巻き、或いは第五列によって既に日本社会には深々と傷がついている」
「次元の低い、利益誘導ばかりの安倍政権の体質は韓国政治と酷似しており、
客観的に見れば明らかなクローニーキャピタリスム(縁故資本主義)だ」
「しかし、経済成長率は過去最低レヴェル(民主党政権にすら劣る)、
1人当たりGDPも労働生産性も主要先進国中で最低水準という低能な安倍政権が
ここまで延命できたという事実は、更に深刻な問題を突きつけるものだ」
「それは安倍政権のもたらした「日本国民の劣化」である。
内閣府の調査では「国民全体の利益よりも個人の利益を大切にすべき」と回答する者が
過去最高になった。しかもこの回答の比率は安倍政権下で上昇しているので、
安倍がもたらした害毒とする以外に考えようがないではないか」
「その証拠に、加計と同じく獣医部新設を望んでいた京都産業大学は、
首相側近の腰巾着から露骨に妨害されて諦めざるを得なかったし、
財界からは(財界の望む)政策が進まないという不平が漏れている。
(決して公益の観点からではないという事実に驚愕を禁じ得ない)」
「また、最低なのは言いたい放題の安倍信奉者で、
安倍を弁護する偏見言説を垂れ流したお蔭で
加計学園の客員教授の職をゲットした人間が2人もいる。
(普通、こういう醜悪な行動を「猟官運動」と呼ぶのである)
このままではベジーの斉藤のような日本社会を蝕む連中が更に増殖してくるであろう」
「何か奇妙な現象が起きていると感じたのは2013年のことだった。
安倍の経済政策など、使い古しと利益誘導ばかりで
何一つ新しいものがないばかりか中長期的なリスク極大化でしかないのに、
(それは低成長と実質賃金低下、消費減少といった厳然たる事実が証明しつつある)
安倍を支持する勢力の強硬な姿勢やファナティシズムに驚いたのだ」
「当ウェブログは純粋に政治経済的な側面から判断しているので
こうした奇妙な現象が何故起きているのか、分からなかった」
「しかし最近、興味深い事実に気付いたのだ!
心理学が非常に的確にこの歪みを説明できるのである。
所謂「自己防衛機制」が安倍支持者の行動と様々な点で一致している。
「否認」… 現実を認めない
「歪曲」… 自己に都合良く認識を歪める
「投影」… 自らの感情や欲望を外に映し出し、被害妄想を形成する
「躁的防衛」… 自己の非を認めず、過度に攻撃的になる
これらは全て病理と言えるもので、
安倍支持者のおかしな言動はほぼ全てこれらで説明できる。
一般人から議員まで、見事な程にこれらの説明が適合するのである」
「当ウェブログは所謂リベラルの欺瞞性を厳しく批判してきたが、
安倍支持者の独善とファナティシズムはリベラルよりも害が大きいと判断するに至った」
「民主党政権時にすら劣る成長率、実質賃金、消費。明白な劣等生である安倍は、
口だけ外交と対米従属の安全保障、それに国民の富を収奪し株主に与える利益誘導策。
生兵法の有害な経済政策により、近い将来の経済危機の元凶となるのも確実である」
「また自民党内から愚劣で程度が低く、国民の税金で養われていながら
言いたい放題と頭の悪い炎上発言で無駄な騒動を起こす「国辱議員」が出た」
「例えば下村博文は「日本のメディアは日本国家をつぶすために存在しているのか」と
まさに反社会的な発言を平然と行っている。(真に日本を潰すのは安倍政権である)」
「だから、安倍とその取り巻きの連中が平然と国益に反し
民主主義に敵対して百鬼夜行の言いたい放題、やりたい放題を行のは不思議ではない。
寧ろ彼らの普段の言動と本性から見て完全に予想通りである」
「安倍とその取り巻きの言動を見ていれば碌でもない若手議員が出て来て
騒ぎを起こし顰蹙を買うのは容易に予想出来た筈だ」
「自民党は選挙に負けない限り反省は「ゼロ」で常に口だけだから、
叩き潰さない限り反省しない(自浄力は永遠に働かない)という
自民党の「第二の本性」を完全に忘れているのだ」
「だから、問題の根源にはこうした有害な安倍とその取り巻きを当選させたB層有権者と、
それを傍観することで問題を大きくした有権者の致命的な無気力がある」
「これは「レミングの鼠」であり、安倍とともに日本社会が衰亡へと向かう前兆だ。
当ウェブログはドグマを排しリアリズムに立脚するから、悲しい結論を出さざるを得ない。
戦前の情動的ファナティシズムの亡霊が甦り、この日本に甚大な打撃を与えようとしている」
「幼い頃から戦争の惨禍を深く悲しみ心痛されてきた今上陛下は、
在位中最後となるであろう終戦の日のお言葉で、「深い反省」と4年連続で述べられた」
「この意味するところは明白で、安倍を筆頭とする自称保守政治家が
今上陛下のお心に反して「反省」の欠ける態度と言動を見せるからだ。
だから第二次安倍政権が成立してから毎年、同じ言葉が繰り返されるのだ」
「慈父のように説き聞かせても聞く耳を持たない無礼で傲慢な二世議員は
近現代史に無知で愚昧なイデオロギーに隷属しているだけでなく、
同類のイデオローグ議員や煽動評論家を増やして日本の国際的評価を損ない、
戦前のような独善的・教条的体質を強化して日本社会を劣化させている」
「今上陛下がなぜ沖縄戦の惨禍を強調させるのか、
なぜ遠い海外のかつての戦地にまで赴かれるのか、
なぜ非戦闘員・一般市民(靖国には祀られない)に思いを致されているのか。
自称保守議員はそうした点を全く思考も洞察もできない輩である」
「終戦の日に靖国に行き「平和」とお題目のように繰り返せば済むと思っている
靖国参拝議員達は、完全に今上陛下に背いていると言えよう」
「昭和天皇も今上陛下も靖国に参拝されていない明白な事実を無視し、
(これは姑息な安倍のような「中国への配慮」などでは断じてない)
日本の伝統に真っ向から反する国家神道の残滓を擁護する行為は、
歴史への無知というだけでなく昭和天皇と今上陛下への「叛逆」に等しく、
天皇を傀儡化しようとしたかつての高慢な軍部に限りなく近いものだ」
「最近分かってきたこととしては「安倍一強」ではないということだ。
安倍が大噓つきで口だけであり、自分の碌でもない手柄を針小棒大に豪語すること、
散々に言い逃れと無責任と陰険な人事を行い、官邸に媚び諂う腐敗構造を生んだこと、
これらは議論の余地のない明白な「事実」なので国民もよく理解している。
(カルトのように安倍信奉を続けるのは御用メディアと一部B層だけだ)」
「つまり安倍はただの「傀儡」であり、国民が自ら延命させることを選んだのだ。
国民は努力して成長率を高めることを望んでおらず、本音では問題の先送りを求めている。
安倍のような「口だけ改革」を信じたふりをして自分を誤摩化そうとしている」
「本気で経済成長や改革を望んでいるなら噓つきで自画自賛ばかりの安倍など選ぶ訳がない。
経済成長も真の改革も求めていないからこそ安倍を延命させて問題を先送りするのだ」
「もし石破首相であったなら、安倍よりも実質賃金は間違いなく高く、
消費も成長率も今より良い数字だったのは確実である。
株価や株主利益は振るわなかっただろうが、それが健全な経済である」
「日本が貧しくなり先進国で最悪水準の低成長なのに選挙で安倍を叩き潰さないのは、
腐った利益誘導に喜んでいる利権層や、目先の低失業率で安楽を享受出来る中下層が
安倍の腐敗政策によって必ずもたらされる日本衰退や経済危機から目を背け、
刹那的な安逸に固執して盲目になっているからである」
「真の保守なら社会正義や公正を理解し意見の異なる者とも議論ができる。
自称保守は戦前と同レヴェルかそれ以下なので、中傷と報復と脅しが得意技、
だから戦前のように良識派が「疾しい沈黙」だと自称保守が図に乗って跳梁跋扈する」
「「引き際」を間違えた安倍は、自ら墓穴を掘り始めている。
石破氏にまさかの苦戦で面子を潰され(これが実力だから当然)、
官僚を自殺させた第一の責任者である麻生を留任させる始末」
「三選が決まったら普通は祝勝ムードなのだが世論に歓迎ムードは皆無、
しかも直後に沖縄知事選で往復ビンタを喰らったような大敗を喫し、
遂に安倍の程度の低さと噓付き体質を有権者も知悉するようになったものと見える」
「おまけに共産党の小池書記局長からは痛恨の一撃を受けており、
安倍の「真摯」は「右から左に聞き流す」という意味で、
「丁寧に説明」は「何度も同じ説明を繰り返す」なのだと指摘されている」
「既に小泉元首相にも、日本会議を生んだ村上誠一郎議員にも断罪され、
ただ「選挙で勝てる」という内輪のさもしい理由で延命できた安倍だから、
「選挙で負ける安倍」など役立たずの口だけ二世でしかない」
「安倍政権がのさばる限り、日本の「民度」の悪化は間違いない」とした
当ウェブログの予言も、愚かな安倍自身やその信者達が自ら証明しし続けているのだ。
▽ 安倍もその支持層も戦前のドグマに浸潤されており、民主主義を着実に劣化させている
『日本会議 戦前回帰への情念』(山崎雅弘,集英社) | |
「独善的なナショナリズムが強まるのは高度成長期にはなかった現象であり、明白な亡国の兆し」
とした当ウェブログの警告は、悲しいことに完全に的中してしまっている。。
「戦前の歴史に通じている者は、ナショナリズムに狂った原理主義者が
いかに危険であるか、いかに国益を破壊するか、知悉している筈だ」
「靖国神社の宮司が天皇陛下を批判するという大問題が露見して
クビにされるという象徴的な事件があったが、これこそ
日本の右巻き「原理主義者」の顕著な特徴であり、危険性の証明である」
「226事件で叛乱を起こし無礼にも天皇を上から目線で批判した将校、
終戦直前の宮城のクーデターで昭和天皇に叛いた陸軍部隊、
今回の叛逆宮司と主張も精神構造も酷似している」
「つまり彼らにとって天皇陛下は「傀儡」であり、
自らの信条やドグマに沿わない存在なら平気で背き、
陛下よりも自分達の方が正しいと信じ行動する独善の塊なのである」
「彼らは太平洋戦争で無数の餓死をもたらした元凶であるにも関わらず、
反省も自省も欠片もない。彼らを絶対にのさばらせてはならない。
日本の長い歴史の中で日本を滅亡寸前に追い込んだ存在は唯一、彼らだけである」
「だからこそ彼らは太平洋戦争を他国のせいであると責任転嫁に必死なのだ。
彼らを永遠の少数派に留めて封じ込めなければ、日本社会が甚大な打撃を受けることになる」
当ウェブログの懸念通り「無気力なB層有権者と安倍が結託して日本を劣化」させているのだ。
↓ 参考
「陛下のご意向でも従わない」「雅子妃は神道が嫌い」- 反皇室・反天皇の靖国関係者、遂に本音を暴露
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/6310157f73ac34258b0bf9ae66a5757c
今上陛下に背く靖国参拝議員たち、日本の近現代史への無知による -「特攻は事実上の強制」が史実
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/e59b80907eee9bb3a2084a85bd708d86
「国民全体より個人の利益が大切」が過去最高、安倍政権の害毒が明確に - 安倍信者は猟官言説で教授に
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/d06f0f0f35e127d63ec7f35d2bc7331b
日本は「好ましい資金源」と米国側が言明していた、沖縄ヘイト政党・自民の怯懦 - ポチ政権にポチ政党
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/e90f9dc76cb40a69d3d3b9fd629cc906
2015年は「保守自滅」、渡辺喜美・百田尚樹・曽野綾子みな炎上 - 中韓が静かになると失速しかない
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/939ea08753fef63361ba7185d73a1aec
▽ 日本会議を支える神社本庁は「新しい宗教」、そもそも伝統的宗教ではない
『神社崩壊』(島田裕巳,新潮社) | |
改憲投票へ反対派攻撃を=自民会合で有識者「指南」(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120500800&g=pol
”自民党憲法改正推進本部は5日の会合で、国際医療福祉大の川上和久教授(政治心理学)を招き、「憲法改正国民投票の最大の壁とは」をテーマにヒアリングを行った。出席者によると、川上氏は、投票に向けて改憲派も反対派を敵と位置付け、名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要と説いた。
川上氏は配布資料で、国民投票となれば「野党(と一部マスコミ)による激しい『反』安倍キャンペーン」が始まり、「不安があおられる」と予測。その上で「改憲派自身も何らかの『敵』を作り、国民の不安、怒りなどを覚醒させるしか方法はない?」と世論対策の重要性を訴えた。”
川上発言は、国民を党によって操作される「傀儡」視するものであり、
中共のメディア「指導」や人民への監視と本質において何ら変わるところがない。
良識ある自民党議員が呆れ果ててメディアに異変を伝えるのは当たり前の行動だ。
安倍政権下の改憲「反対」58% 朝日世論調査(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASL4R4HT3L4RUZPS005.html
”5月3日の憲法記念日を前に、朝日新聞社は憲法を中心に全国世論調査(郵送)を実施した。安倍政権のもとで憲法改正を実現することに「反対」は58%(昨年調査では50%)、「賛成」は30%(同38%)で、昨年調査よりも「反対」が増え、「賛成」が減った。安倍晋三首相が昨年の憲法記念日に打ち出した9条1項、2項を維持して自衛隊の存在を明記する改正案には、「反対」53%が「賛成」39%を上回った。
憲法に関する郵送調査は年1回行っており、今回で6回目。3月中旬から4月下旬にかけて実施した。
安倍政権下の改憲に「反対」が増え、「賛成」が減ったのは、内閣支持率の急落が影響しているとみられる。この調査の内閣支持率は36%(昨年調査では55%)、不支持率は56%(同35%)で、支持と不支持が逆転。
〔中略〕
安倍政権下の改憲への賛否を支持政党別にみると、自民支持層では「賛成」54%に対し、「反対」は35%。公明支持層では「賛成」40%、「反対」38%と拮抗(きっこう)、無党派層では「賛成」20%を「反対」67%が大きく上回った。
安倍首相が9条改正の理由を「『自衛隊は違憲かもしれないけれども、何かあれば、命を張って守ってくれ』というのはあまりにも無責任」と述べていることについても尋ねると、この改正理由に「納得できない」55%が「納得できる」の37%を上回った。
このほか、この調査で毎年尋ねている質問として、いまの憲法を変える必要があるかどうかを質問したところ、「変える必要はない」49%(昨年調査は50%)が「変える必要がある」44%(同41%)を5年連続で上回り、数字も昨年調査とほぼ変わらなかった。9条を変えるほうがよいかどうかについても、「変えないほうがよい」63%(同63%)が「変えるほうがよい」32%(同29%)を上回り、こちらも昨年と比べ、ほぼ横ばいだった。”
川上が「激しい『反』安倍キャンペーン」と呼んでいるのは、
世論調査で安倍の改憲案に対する反対が強いという不都合な事実を糊塗するためなのだろうか。
(上記は今春の調査だが、イデオロギーでは中道寄りの日経調査でも直近は安倍改憲への反対が増加)
世論調査の結果を「メディアの反安倍キャンペーン」と強弁すれば改憲派の体面を取り繕うことができる。
大内彰訓(腹BLACK)さん運営の「netgeek」集団訴訟へ、被害者の会が結成され会社情報公開も(BUZZAP!)
https://buzzap.jp/news/20181119-hara-black-ouchi-netgeek/
”何の罪もない番組制作会社を無関係の人間まで巻き込んで「偏向報道の元凶」と糾弾し、一般人であっても容赦なく実名・顔写真晒し。もちろんデマで攻撃も当たり前。
そんな大手フェイクニュースサイト「netgeek」に対し、ついに被害者が立ち上がりました。詳細は以下から。
◆netgeek、集団訴訟案件に
netgeekのデマで名誉を毀損された経験があるストラテジスト・永江一石氏の公式ブログによると、被害者の会でnetgeekに対する集団訴訟を起こす方針が表明されており、原告団に加わりたい人物が募集されています。
永江一石氏が自身のツイッターで公開したnetgeek運営会社の謄本。大内彰訓さんが代表を務めるinnovator’s base(京都府福知山市)という会社が運営しています。ちなみに登記は公開情報のため、個人情報には該当しません。
【拡散】netgeekの運営会社情報大公開と、被害者集団訴訟のお知らせ https://t.co/eUqERwSNxS @Isseki3さんから pic.twitter.com/jBrOYTQmMK
— Isseki Nagae/永江一石 (@Isseki3) 2018年11月19日
大内彰訓さんの名前をGoogle検索すると、(PDFファイル)2009年時点で一橋大学大学院商学研究科経営学修士コース1年に在籍していたことが明らかに。おそらく現在30代前半といったところでしょうか。
永江一石氏によると大内彰訓さんは首都大学東京を出て旧三商大の一角、一橋大大学院に進学。元SEALDsの奥田愛基氏が一橋大大学院に進学した際、netgeekは「学歴ロンダリング」と揶揄していましたが、自らもロンダリング組でした。
取材を申し込んだねとらぼやBuzzfeed記者の名刺を晒すなど、とにかく個人攻撃に走りたがるnetgeek。
かねてからBuzzap!でも泉放送制作や朝日新聞首相動静削除をはじめとしたnetgeekのデマについて検証記事をお届けしたところ、なぜか反論記事で記者が個人攻撃された上でツイッターをブロックされてしまいました。
【悲報】Buzzap!、netgeek(@netgeek_0915)にブロックされていた pic.twitter.com/xq49wz4fm9
— Buzzap!(総合) (@Buzzap_JP) 2018年9月27日
比較的低コストで訴えられるなど、netgeekから被害を受けた人に救いの手が差し伸べられる形となっている今回の集団訴訟。実名や顔写真付きであからさまに名誉を毀損された人は、原告団に加わってみるのも一つの手ではないでしょうか。
また、退職を申し出たスタッフに運営者・大内彰訓さんが損害賠償を求めようとしたという証言がBuzzfeedの記事で紹介されるなど、netgeekは雇用体制にも問題があったとみられています。
◆実家は自民党議員の連絡事務所
大内彰訓さんが登記した株式会社innovator’s baseの所在地は実家とみられますが、Googleマップでチェックしてみると家の前に京都府議・家元優(まさる)氏および福知山市議・柴田実(まこと)氏の連絡事務所である旨の看板が置かれています。
家元氏は自民党の公認を受けた府議。西田昌司参院議員公式ブログでは、家元氏と西田議員が並んで写っているところを見ることができます。
◆まとめブログを30近く運営していた
さらに大内彰訓さんはもともとテーマの異なる30近いまとめブログを運営していた、生粋のまとめブログ運営者。
現在も運営されている「AKB48速報」。特定のメンバーを貶めるなど、ファンを刺激するような話題を率先して選んでいる印象。
〔中略〕
「まとめ」という体ではあるものの、コメントを選別しているのはもちろん管理人。自分でコメントを書いて自分でまとめる自作自演すらできます。
つまり「まとめ」に掲載されたレスは管理人の意見そのものと考えても差し支えなく、「まとめただけ」と言い張ろうとしたまとめブログ「保守速報」は名誉毀損裁判で敗訴しています。
今は削除されているものの、AKB48速報でnetgeek立ち上げを告知していました。「これからはウェブメディアの時代」と言っていた腹BLACKこと大内さんですが、どうしてフェイクニュースの代名詞のような存在と化してしまったのでしょうか……。〔以下略〕”
実は、川上の言う「名指しして批判」「ネガティブキャンペーン」は既に実施されている。
しかも自民党との関係まで暴露された自称イノベーターは深刻な司法リスクにまで晒され、
逆効果どころか墓穴を掘りかねない始末である。(状況を見る限り自業自得なのであるが)
相当リスクが大きく、恐らく政治的にも碌な結果しか予想されない川上提案にどう対処するか。
果たして自民党議員に良識があるかどうか、今テストされていると言えよう。