新年おめでとうございます。
昨年も更に多くの方々に当ウェブログを見て頂きまして有り難うございます。
どうか少しでも多くの方々が経済をより正しく理解し、
日本経済と日本社会に希望が見られる年になりますように。
311以前から一貫して日本の原子力政策を批判していた当ウェブログ、
最近は漸くエネルギー政策の現実が追いついてきて、
今年も多くの方からツィッターで取り上げて頂きました。
昨秋から掲載されていたBLOGOSからのアクセスが余りにも
質が低いのと、運営側の対応がネット系特有の朝三暮四なので
縁を切る方向に運びました。
(因に当ウェブログの昨年のアクセス数ピークはtwitter要因、BLOGOS貢献度は低い)
その後のアクセス数は大して変わらなかったので選択は正しかったと考えます。
BLOGOSはいまだにマネタイズできていないらしいのですが
あのアクセスの質の悪さでは仕方のないところでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投資においては特に富士重工・トーセイ・マツダ・竹内製作所への注目は
ほぼ完璧だったと自負しております。12月だけで150%を超える数値が出ており、
外国株式が主力の投資家の大多数をアウトパフォームできたと思われます。
↓ 昨年年頭の予想
2012年の日本は緩やかな回復基調、原油価格高止まりへ ― 海外市場はNY・インドネシアに注目
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/363a76331875cb1bd7136034ce321d00
今年の株式は波を描きながら上向きを予想します。
ユーロ危機と中国の引締めの影響がまだ残り、
すんなり上に抜けることは難しいでしょう。
今年前半での焦点は日米中露独による協調ユーロ圏支援です。
これでかなりの規模のリスクオンラリーが期待できます。
コモディティは原油が強くゴールドは終わりでしょう。
為替については原油高に支えられた豪ドルのじり高、
米ドルとユーロ両方の反転を予想します。
東証に関しては原油高から恩恵を受ける総合商社、
アメリカ経済回復インパクトの大きい富士重工、
国内経済回復を受けてUAに引き続き注目。
ユーロ圏の協調支援こそなかったものの、
「米ドルとユーロ両方の反転」が見事に実現し
富士重工もUAも素晴らしいパフォーマンスを見せました。
↓ 富士重工(Rakuten.sec) 2年チャート、言う迄もなく今年の花形
↓ 丸紅(Rakuten.sec) 10年チャート、600円の壁を6年ぶりに突破する気配
↓ 東京建物(Rakuten.sec)10年チャート、3年ぶりに500円台に迫る勢い
↓ トーセイ(Rakuten.sec) 10年チャート、4年ぶりの50,000円台に
楽天証券のサイト
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/
昨年は、注目を浴びるのが大好きな言説を売り歩く輩が
愚かな大衆を不安に陥れて自分の信者を増やそうとしているのを見て
ドルとユーロの反転を改めて確信しました。
▽ 見事なまでの逆指標ぶり
▽ 韓国経済危機を煽った時と同様、着々と逆指標の実力を発揮している
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2013年はドル円次第でまた更に良い年になるでしょう。
しかしドル円は本格反転上昇のフェーズではありません。
調子に乗りすぎず、市場心理を見抜いてポジションを変えましょう。
皆が強気過ぎるのは天の警鐘です。一本調子の上昇はありません。
必ず中だるみの時期があり、それを見抜けるかどうかでパフォーマンスが変わります。
昨年はECBのユーロ圏防衛、米経済回復で市況が明るくなっていたところで
日本の金融政策転換期待で日経平均が大幅上昇しており、
円安株高の動きが継続すると思われます。
2012年の日経平均は2割超上昇、05年以来の伸び率で震災前水準を回復(reuters)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE8BR04120121228
円安への大転換により、輸送機器セクターが最も有望です。
しかし富士重工はかなり先の収益まで織り込んでいるので
輸出比率の高いマツダが最右翼となるでしょう。復配決定の可能性も高い。
米住宅市況回復で竹内製作所も大きく期待できます。
但し双方とも為替感応度が非常に高いので
円高に振れる際に株価が落ち込み、一直線の上昇にはなりません。
▽ こちらが参考になる
不動産関連も2005年ほどの活況ではないものの
PERが急上昇して収益回復を先取りする展開が予想されます。
UAのようなブランド力の高い中小型株も引き続き有望です。
……しかしこれはまた改めて書きますが、マーケットが良くても
一般国民に及ぼされる恩恵は悲しいほど限定的でしょう。
今年は「悪い円安」が始まった年として記憶されることになるからです。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
(当ウェブログの こちらのカテゴリーも御覧下さい。)
昨年も更に多くの方々に当ウェブログを見て頂きまして有り難うございます。
どうか少しでも多くの方々が経済をより正しく理解し、
日本経済と日本社会に希望が見られる年になりますように。
311以前から一貫して日本の原子力政策を批判していた当ウェブログ、
最近は漸くエネルギー政策の現実が追いついてきて、
今年も多くの方からツィッターで取り上げて頂きました。
昨秋から掲載されていたBLOGOSからのアクセスが余りにも
質が低いのと、運営側の対応がネット系特有の朝三暮四なので
縁を切る方向に運びました。
(因に当ウェブログの昨年のアクセス数ピークはtwitter要因、BLOGOS貢献度は低い)
その後のアクセス数は大して変わらなかったので選択は正しかったと考えます。
BLOGOSはいまだにマネタイズできていないらしいのですが
あのアクセスの質の悪さでは仕方のないところでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投資においては特に富士重工・トーセイ・マツダ・竹内製作所への注目は
ほぼ完璧だったと自負しております。12月だけで150%を超える数値が出ており、
外国株式が主力の投資家の大多数をアウトパフォームできたと思われます。
↓ 昨年年頭の予想
2012年の日本は緩やかな回復基調、原油価格高止まりへ ― 海外市場はNY・インドネシアに注目
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/363a76331875cb1bd7136034ce321d00
今年の株式は波を描きながら上向きを予想します。
ユーロ危機と中国の引締めの影響がまだ残り、
すんなり上に抜けることは難しいでしょう。
今年前半での焦点は日米中露独による協調ユーロ圏支援です。
これでかなりの規模のリスクオンラリーが期待できます。
コモディティは原油が強くゴールドは終わりでしょう。
為替については原油高に支えられた豪ドルのじり高、
米ドルとユーロ両方の反転を予想します。
東証に関しては原油高から恩恵を受ける総合商社、
アメリカ経済回復インパクトの大きい富士重工、
国内経済回復を受けてUAに引き続き注目。
ユーロ圏の協調支援こそなかったものの、
「米ドルとユーロ両方の反転」が見事に実現し
富士重工もUAも素晴らしいパフォーマンスを見せました。
↓ 富士重工(Rakuten.sec) 2年チャート、言う迄もなく今年の花形
↓ 丸紅(Rakuten.sec) 10年チャート、600円の壁を6年ぶりに突破する気配
↓ 東京建物(Rakuten.sec)10年チャート、3年ぶりに500円台に迫る勢い
↓ トーセイ(Rakuten.sec) 10年チャート、4年ぶりの50,000円台に
楽天証券のサイト
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/
昨年は、注目を浴びるのが大好きな言説を売り歩く輩が
愚かな大衆を不安に陥れて自分の信者を増やそうとしているのを見て
ドルとユーロの反転を改めて確信しました。
▽ 見事なまでの逆指標ぶり
『EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日』 | |
▽ 韓国経済危機を煽った時と同様、着々と逆指標の実力を発揮している
『ユーロ崩壊!』 | |
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2013年はドル円次第でまた更に良い年になるでしょう。
しかしドル円は本格反転上昇のフェーズではありません。
調子に乗りすぎず、市場心理を見抜いてポジションを変えましょう。
皆が強気過ぎるのは天の警鐘です。一本調子の上昇はありません。
必ず中だるみの時期があり、それを見抜けるかどうかでパフォーマンスが変わります。
昨年はECBのユーロ圏防衛、米経済回復で市況が明るくなっていたところで
日本の金融政策転換期待で日経平均が大幅上昇しており、
円安株高の動きが継続すると思われます。
2012年の日経平均は2割超上昇、05年以来の伸び率で震災前水準を回復(reuters)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE8BR04120121228
”2012年の日経平均は3年ぶりのプラスとなった。年間で22.9%上昇と2005年以来の高い伸び率となり、東日本大震災前の水準を回復した。
〔中略〕
TOPIXは18.0%上昇だった。
日経平均は前日比72円20銭高の1万0395円18銭で今年の取引を終了。東日本大震災直前となる2011年3月10日以来の水準を回復した。2011年12月30日終値8455円35銭に対し、22.9%の上昇となり、郵政解散があった2005年の40.2%以来の伸び率となった。
年初は世界景気の回復期待と2月14日の日銀の「サプライズ緩和」などの効果から日本株は上昇、3月27日には1万0255円15銭を付けた。だが、その後、ギリシャやスペインなど欧州債務問題への懸念が強まると、世界的なリスクオフの流れに飲まれ6月4日には年初来安値となった8238円96銭まで下落した。
海外環境が落ち着くと徐々に下値を切り上げ、11月半ばに野田前首相が解散を明言した後は、新政権への期待から海外勢の買いが強まり上昇基調に転換。安倍晋三首相が選挙前から掲げた大胆な金融緩和と積極的な財政政策という、いわゆる「アベノミクス」を好感した円安・株高が続き、総選挙で自民党が圧勝すると政策実現への期待がさらに強まるなか、日経平均は年末に年初来高値を更新した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券シニア投資ストラテジストの吉越昭二氏は、海外勢の日本株買いは来年に入っても続くと指摘。「海外の年金基金などは12月を決算期にしているところが多く、基本的に決算月には動かない。早目に先物を買っているところもあるかもしれないが、大部分は新運用年度としての1月に入り動き出すとみている。1月前半にはこうした海外勢の年金やファンド資金なども入ってくる」とし、来年初めもしっかりした相場展開を予想している。”
円安への大転換により、輸送機器セクターが最も有望です。
しかし富士重工はかなり先の収益まで織り込んでいるので
輸出比率の高いマツダが最右翼となるでしょう。復配決定の可能性も高い。
米住宅市況回復で竹内製作所も大きく期待できます。
但し双方とも為替感応度が非常に高いので
円高に振れる際に株価が落ち込み、一直線の上昇にはなりません。
▽ こちらが参考になる
『現代(ヒュンダイ)がトヨタを越えるとき: 韓国に駆逐される日本企業』(小林英夫,筑摩書房) | |
不動産関連も2005年ほどの活況ではないものの
PERが急上昇して収益回復を先取りする展開が予想されます。
UAのようなブランド力の高い中小型株も引き続き有望です。
……しかしこれはまた改めて書きますが、マーケットが良くても
一般国民に及ぼされる恩恵は悲しいほど限定的でしょう。
今年は「悪い円安」が始まった年として記憶されることになるからです。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
(当ウェブログの こちらのカテゴリーも御覧下さい。)