farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

冬景色

2019-12-02 06:08:38 | Weblog
早朝6時過ぎ。外はごーごーと唸りを上げて風がうなりあげています。
谷筋に位置している村では、冬吹く風の音は自然なのか、最近やたらと気になっています。
冬が来た、冬が来た、備えは大丈夫かと問われているみたいです。
風のうなり音もなかなか音楽的です。
畑近くの大きないちょうの葉も散り始めました。
我が家でも庭先は柿の葉がちらばり、芸術的です。
ストーブの赤い色がほっとさせます。

さて今日は?
忘れずモチ米の注文。
ヘアーカット。
耳鼻科にも行ってこようかな。
息子達に送る準備もしなくては。。。
離れの整理整頓も私の出番をずっと待っています。
つい母屋で母と過ごすことが多くなり、離れはいろんな箱や物が交じり合って、常に
混乱状態でだれにも見せられません。
いつも整理中途で散乱気味。
かたずけなくては。これから農閑期のおおきな課題です。
また母の昔話をしっかり理解しながら聞くことも大きな課題です。
何回聞いても真剣に聞いていなかったので、記録も必要です。
今中曽根元首相の死を悼みながら、自由民主党の会で出会ったことがあり、とてもキレイ方だったと、つまりハンサムだったと
繰り返し話しています。もう一度ゆっくり政治の話も聞きたいです。
我が家の下澱の部屋にはずっと中曽根さんの色紙、人生感意気という言葉が掲げられています。
もう外していいよ、と母は言いますが、掲げ続けます。
父母の思いでしょうから大切です。

この冬はいろんな意味で大切な季節になります。
母に
寄り添って過酷でもある農作業から解放された母の言葉の端々に謙虚に耳を澄ませましょう。
高齢の母が元気を取り戻し回復途上なのがうれしいです。
この間の寒さでやっと紅葉し始めたと愛でていたのに、今朝の強風で散り始めています。
今の話です。
人生も高齢期の季節も多分こんなふうにあっという間に過ぎるのかと象徴的な朝です。
私達もいつか散って土になるのだと思うと、今年の秋はなかなか味わい深いものです。
でもいいや、いつか風になってそよいだり、荒れ狂ったりするんでしょう。
絵本から習っていましたね。
これからの季節を十分に味わいたいものです。
ああ、そろそろ冬タイヤをはかなくっちゃ。

朝時間、黄金時間。母も犬のこころもすやすや、どんな夢を見ているのでしょうか?
コメント
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