雪風が吹き始めると

お天気だけど、風が吹いている。母は雪風という。雪が降り始める前に吹く風。
野菜の搬入後、畑へ行く途中、近所の猟師さんに出会う。大きないのししがいるので捕ってねと言っていましたが、ついに捕れたようです。奥さんがいないので、手伝ってと言われ、えっ？と思いましたが、引っ張るぐらいならいいかといいですよと、答える。息を止めてからなので、暫くしてから来られて、軽トラに二人で引っ張りあげた。
９０キロくらいらしい。まだ暖かいとのことでした。
これで見るのは、昨年に次ぎ、二回目。もう恐いとは思わず、うんとこしょ、どっこいしょでした。
どのように殺されたのか、聞きもしなかった。鉄砲の音もしなかったので、ナイフかしら？電信柱が傾きそうな仕事をしたのは、たしかに、今日のいのしし君。
冬風が吹き、ボタン鍋になるのですね。これからが本格的な猟の季節なのでしょう。やっと猟師さんのみこしも上がりました。

やっと、夏野菜に使った杭をかたずけています。

また、また、いのしし

朝夕の散歩時、またいのししの畦崩しが見つかる。水が止められている。
また鍬、スコップ持参で畦の修理。
よほどおいしいものがあるのでしょうか？多分ドジョウ、イモリでしょうか？

猟師さんがうろうろされているのですが、解禁なのに、まだ本格的な寒さが来ないので、時期待ちのようです。早くと思うのですが、いのししの価格がまだたかくないからでしょう。副業的なので仕方がないようです。
畑の近くでは、電信柱が倒れそうなほど、掘って荒らしています。農道のアスファルトも壊れています。すごい鼻息です。あちこちにいのししの耕運跡が見られるのに、猟師さんはまだうろうろ。早く。

今旬のダイコンの収穫で母大忙し。私はすーぱーへ搬入で大忙し。価格が強気ではつけられないようになり、ダイコンだらけです。暫くこんな状態が続き、いやな時期。寒くなったり、年末になると少しまし。でも寒い中抜くのは大変です。寒くなったら私の出番にしなくてはと思っています。
これからは、白菜、ダイコンで追われそうです。
今は収穫のみの仕事になりました。
年末までこんな状態で、忙しい。でも合間をぬって、色々行事もあります。１２月に入ると、宮講の当番。そのうち、観音講もあるでしょう。これも親睦会なので大切。

明日は雨。ゆっくりでなく、そろそろ家の掃除もし始めなければなりません。
忙しくなるぞ。

米保冷庫設置

やっと先ほど設置が終り、全て玄米もついでに入れてもらいました。もうこれで温度を気にしなくていいので安心して保存できます。
入れてもらったので、気持ちで玄米一袋お礼に。転がっている冬瓜も沢山プレゼント。でも奥様に大変と叱られないかな。
これで今年のお米の始末が出来ました。

レストランから新鮮なサラダ素材が欲しいとの注文。即人参、サラダ菜類、カリフラワー、プチホウレンソウ、ミズナ、竹の子白菜はプレゼント、菊芋、カブ、大根などを搬入。即ダイコンは使われていきました。エンダイブだけでは物足りないサラダ。新鮮さがおいしさを一層際立てるでしょう。私のたのしみはサラダ用野菜のようです。これは楽しいのです。でも何時も作っている何かが今年の暑さで抜けています。
来年はしっかり作付けしたいと考えています。やっとこの頃、私の野菜は何かが見えてきました。来年はどうなるのでしょうか？


来年結婚する二男、ハワイで結婚式を考えているようです。それもいいですね。
私も勿論行く予定で頑張らなくてはと思っています。三度目のハワイになります。
ついでにハワイの農業も見て来たい。欲張りになります。
どんなハワイになるのかとても楽しみにしています。

さあ、これから野菜の収穫に出ます。明日は雨なので沢山取り込んでおきます。冷たい時は寒くて大変なのですよ。
もう給食用のダイコンは用意済。主にダイコンを抜いてきます。なかなか力の要る仕事です。うんとこしょ、どっこいしょです。
お天気のいい日の畑仕事は気持ちがいい。

せかっくチェンバロのサロンコンサートにお誘いを受けたのに、今日は行けなくなった。残念。

ダイコン、ダイコンの季節

ダイコンも見事に生育し、大忙しです。母が全て抜いて、洗ってくれるので大助かりです。白菜も少しずつ、キャベツ、カリフラワー、ホウレンソウ、菊菜、カブなど品数が豊かになりました。価格も今年は高めに推移し、結構なことです。暫く休んでいたので、感覚がもどりませんが、何とか高めで売れているようです。お客様も名前で選んでくださっているので助かります。これも母のお陰です。名前を見て買ってもらっているようです。もう来年のブルベリーやアスパラガスのお願いもされます。アスパラ畑はいのししが掘り、草だらけなので何とかしなきゃ。

日が短くなって、なんとなく忙しい季節になり、まだ杭がかたずいていないし、すること一杯。１２月にはいる前に何とか。
この忙しさにまたメタボ教室へ参加、作業場がかたずいて、やっと二台目の米保冷庫が週末に入ります。何時も言われるままに購入していたのですが、二男の助言に従って、価格交渉をしました。お陰で現金で安くなりそうです。これからはもっと交渉上手にならなくてはと思いました。


家ももみじの木二本がきれいに紅葉してきました。
みかんも黄色になって、秋が深まります。
寒くなります。
タイヤも冬用に替えなければと冬支度が急がれる季節になってきました。
年賀状もとあれやこれやが押し寄せます。

京都へと丹波路走る

やっと京都から帰宅。ああ疲れました。緊張の連続の高速道路での運転。手には汗が出ます。久しぶりのドライブで、春、ぶつかられてから、遠出にはあまり気が進まなかったけれど、恐怖心を一掃できました。高速を降りてからからもスピードが出すぎて、困ります。二台のパトカーにも出会いましたが、問題なし。でも何故か普通道路でも速度が速くなり、要注意です。無事往復をクリアー。でも疲れる。京都市内で、一時間も走らなければ京都に家に着かない。長年京都に住んでいたので、何とか走れますが、初めてなら恐い道路です。

到着して、あるはずの鍵がなく、連二男と連絡をつけ、待ち合わせ場所まで時間にせかされながら走れました。場所は伏見の御香宮神社。桃山御陵の森を走りぬけ、無事走れました。もう慣れました。途中携帯が入り、走りながら聞くこともやってぬけ、自分にびっくりしました。これは危険なのでいやな行動です。
二男にな何で来たの？問われ、何でと私。約束の食事会の為なのに。どうも私の早合点で、１ケ月早かったらしい。何だと京都の家へ。

二男、三男の二人暮らしの家はきちんと守られていて安心しました。２日間、久しぶりの母親業をしてきました。もうそろそろ母親の仕事も終わりになりそうです。
お布団を干したり、洗濯、アイロン、買い物、朝取りたての魚類の処理、ダイコンを炊いたり、ずっと前持って帰らせた、ダイコン、白菜、カブ、サトイモがまだ食べられずに、あり、料理。何時も沢山作りすぎるのを注意されながら、昔のままのたっぷり。もう子供達も大人になり、そんなに作らなくてもいいのです。昔の癖でたっぷり。
遅く帰宅する息子達。忙しそうです。
久しぶりにお弁当ももたせて、母親力発揮。でも、何時帰るの？と聞く。そろそろ、うるさい母親になって来たようです。離れ時です。


久しぶりに二人に会えてよかったです。京都に行ったら、あちこち出かけようと思ったけれど、結局家ばかりにいました。少し年齢を感じます。以前だったら、行きたい所が優先したのに、今は大事なところが、最優先です。もう結婚適齢期の子供達を前にお母さん業の最終段階に来ているからだと、また、生活を共にしていないからだと思います。

疲れたけれど、久しぶりにゆっくり過ごす休暇でした。
紅葉も天候のせいで、きれいでなかったけれど、心地よく帰ってまいりました。

来月の京都行きは、もう冬なので、電車です。

帰宅して、ダリの反応はいつものように、尻尾を振って、いつものダリでした。
平常にもどりました。
野菜が待っていました。

大根大安売り

やっと大根も大根らしくなり、３コンテナ一杯に出した。今年は価格が高めに推移し、最近は強気で値段をつける。でも大根が沢山残っていた。価格も訂正しても、尚残っているあわれな大根。夕方見に行くと空っぽでした。安くしていたので、お買い得です。
お天気の日は大根の売れ行きがかんばしくない。多分煮物をたべたくないのでしょう。寒くなったりすると、大根は売れ出す。昨年は安くて安くて大変だったけれど、今年は安いといっても高い。
近所の方に、大根を少しあげました。するとおいしい大根のお皿を頂き嬉しくいただきました。
下記がおいしい大根のレシピです。

>だいこんの醤油煮A
ダイコン　２本（大）　イチョウ切り
　しょうゆ　　１カップ
　　酢　　　　　二分の一カップ
　砂糖　　　　１５０グラム
　しょうが　　　１ぱっく　千ぎり
　梅干　　　　　４ヶ



昆布
鷹の爪
塩、おおさじ　２

　　ダイコンの皮をむきイチョウの薄きりにする。
　　塩を振り半日から一日おき、水切りする。しっかり。
　　Aをにたてせダイコンを入れて、沸騰させ１０プンくらい煮る。
　　煮汁が少ないので押し蓋をする。
最後に胡麻を入れる。

　お漬物のような一品でした。お試しを！


癖のないダイコンもいろいろ工夫でおいしくいただけます。

夕方すっきり売れていて良かった。明日から暫くお休みするので、店でしなびた姿を見せられません。

安いダイコンも寒くなると高くなりますよ。
扱いがとても冷たくて大変。母が全て抜いてくれているので助かります。
８７歳の母、元気です。ダイコンから元気をもらっているのでしょうか。
これから本格的な冬野菜の出番です。
年末は忙しくなります。
だから明日から暫くお休みして京都へ。
帰ったらまた頑張ります。

油断禁物

メタボ予備軍になって以来、とても健康には留意しています。毎日の一万歩、甘いものを控えるを中心に頑張っているはず。でもついおこたつに入ると、何か甘いものに手がついです。今年初めて作ったピナッツも息子達にと思って煎っていたのに、私がつい沢山食べてしまった。スケールに乗ると、体重がふえつつある。要注意。やはり食欲の秋。お腹がすきます。食べます、太りますの悪循環に陥りそうです。毎朝の血圧チェックに響くのが恐い。今年は健康に要注意のシグナルが光りだしたので、油断禁物。

久しぶりに作業場の整理。新しい米用の冷蔵庫をもう一台設置するので父の工具類の整理。色んなものが色々あり、大変です。まあ設置準備完了。
次は倉庫へ不要になったテーブルなどを運んで、野菜の調整ように使います。
倉庫も使いやすいように整理する必要があり、農作業がない時も忙しい。
効率的に作業が出来るように工夫が必要です。

また、上の減反田に行き、草刈り。沢山すすきがあり、いい堆肥になるので、また後から積んで土に還します。ここは、いのししや熊がいそうなので、ただ草を育てて、刈る、そして、堆肥へとと考えています。
若狭への高速道路のお陰で日照に問題がある田畑が多いのですが、ここはお日様たっぷりで、いい場所ですが、草だらけ。柿木は熊やさるの餌。でもゆずだけは黄色の実をたわわにつけていいかんじです。これからはゆずの木を植えようかと考えています。昨年植えた山椒の木も折られています。多分動物がさわったようです。剪定待ちのおおきなスモモの木が３本、ゆず２本、柿木が５本、大きな山椒の木、ブルーベリーなど草の中に育っています。ここも私の楽しみの田畑です。昔は山の中にあるのに、父たちは田にしてお米を作っていました。昔の人はいろいろ工夫をして耕していました。今減反地です。

忙しい季節は終ったけれど、色々することは一杯です。今の季節は楽しんでできるので幸いですが、母は畑でキャベツを植えたり、ねぎを植えたり忙しくしています。８７歳の農婦です。母の白菜も巻き始めました。今年は天候不順で生育が思わしくなかったのですが、やっと野菜畑らしく、色々な野菜が元気です。
私のフランスねぎのポワロも大きくなりました。初めて作る野菜で何時収穫するのか分かりませんが、寒くなってからでしょう。ターサイも元気な色になりました。
疲れているのですが野菜から元気をもらっている老女二人です。

作物統計調査 お断り

忘れもしない９月２日の稲刈り。午後２時までノンストップでした為、調子を狂わした日。その日に何の連絡もなく近畿農政局から調査に来られ、私はアポイントメントがなかたので、暑さで赤い顔してお断りした。
今回は郵便物で調査依頼が来た。私、今回はもうお断り。
ばあちゃん農業に調査にふさわしい内容なし。

本当に農業のことを考えているのなら、鳥獣害のことをもっと真剣に農水省は考えるべきである。自給率４０パーセントの日本農業をもっと真剣に考えてからにして欲しい。
中山間地域は本当に大変である。私が帰ってからでも、その状況は大変になっているのに、暢気に調査になんて協力できないわ。
紙の上でなくもっと現場に出てみるべきである。
あちこちであらされている田畑で何ができましょうか？
無駄な調査なんてやめて頂きたい。税金の無駄使いみたいです。
国も、市も農協もばらばらで何も出来ないのに、もっとしっかりして欲しいものです。


それにしても国会討論を聞いていると本当に馬鹿らしい。呆れてしまう。信じがたい。
あれでは、日本、どうしようもない。民主党には少し期待していたのに、最悪です。
こんな中で、まともに調査に協力できないわ。残念ながら。

来週は久しぶりに京都に出てきます。ちょっと変わった空気を吸ってきます。
田舎にどっぷりしてきて、ちょっとと感じています。

でも多分デパートの野菜売り場など見て歩く事でしょう。錦市場にも出かけようかな。
それとも美術館。都の香りを楽しんできます。
観光の季節で人ごみにうんざりするかもしれないけれど、久しぶりの京都。楽しみ！

田の改良

軽トラに一杯の石の混じった土を田に運び、スムーズに農機具を下ろせるように、緩やかなスロープにしました。コンバインがバウンドして恐い。一度振り落ちた事があったのです。
今は鋤き残しの隅を掘り起こしをりしたいと思っています。
何時も散歩で通る度にさわりたくなるから不思議です。またいのししが土手を荒らしています。こんな光景を見るのも日常茶飯事になり、こまったものです。猟期も始まったらしく、猟師さんに捕ってねといいますが、高齢になられて無理かもしれません。昔はアライグマなどは毛皮などに使われて捕られたそうですが、今はそんな需要なしで、小さな動物もうろうろでトイレにまで入ってきます。ハクビシン、アライグマ、いたちなど夜は走り回っているのでしょう。
こんな状態ですから農業も魅力がなく、後継者はすくない。高齢化。過疎化もわが村にも迫ってきているようです。
そろそろ山近くの土地は山に返す時期なのかと思いつつ、きれいにしたいので草を刈ります。いま紅葉してきて美しい山里になってきました。でもすぐ荒れてくるのかもしれない。

ジョー 岡田宅へ おしゃべりの楽しみ

田舎の町にしては珍しい名前だとなんとなくひかかっていた岡田さん。ちょんまげを結って、りんご切りの技でちょっと異色の方。その奥さんがなんと遠い遠い縁のある方であったのが不思議でした。京都で通訳の草分け的な方のようで、ユニークなお方です。
年齢は８１歳、奥様の陽子さんは俳句の先生をされている。そんな彼女からお米が欲しいと電話があり、早速お届けしてきました。
引越しされて、駅前通りに素敵なお店をオープンされて、ゆっくりする空間でした。音楽も枯葉の季節にぴったりのイブ　モンタンの歌声が偶然流れていました。いい感じです。
店前には枯葉がさりげなく撒かれていていい雰囲気です。
久しぶりにゆったりとおしゃべりを楽しんできました。
ちょっと面白い方なので、興味のある方はジョー　岡田で検索してご覧になってくださいね。京都新聞に連載されて岡田さんのことが紹介されていた事がありました。
田舎町では珍しい方で、お元気なのが印象的です。
元気の秘訣はどうも好奇心豊かさだと思いました。それに若い奥様の存在。６１歳です。

お付き合いしている方は皆一度田舎をでて生活されていた方々が多いなあと思っています。
たまに町で出会う、高校生時代の男の子達に声をかけられても誰かさぱっり分かりません。でもこの頃だいぶ認識出来るようになり、昔は話なんかしたことがなかったのに、今はよく喋る私。年齢を重ね、恐いものなしになったせいでしょう。年を取るのも悪くない。面白い。楽しみましょう。

農作業は雨の為お休み。ゆっくり、ゆっくりです。