明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



3種類の痛み止めのおかげで夜も寝られている。痛みの少ない姿勢で制作するが、ズキンと来る痛みを考えると、食事の用意で台所に立つ気になかなかなれない。 手漉き和紙のプリントを、田村写真の田村さんに依頼する。改めて陰影のない〝石塚式ピクトリアリズム“を眺めると、独学我流者が、何が根拠なんだか、人間も草木同様自然物、肝心な物はあらかじめ備わっている。と他人の作品見て感心していている場合じゃない、と美術館にも行かなくなり、長い旅路の果て。あるいは、幼い頃夢見た、どこかの王様に石の塔に幽閉され〝算数、宿題やらないで良いから、ここで一生好きなことをやっておれ“そんな人物が、発見されて出て来たら、こんな物を持っていた、という感じがしないでもない。

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