崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国はノーベル賞を期待できなくなった

2015年10月10日 05時20分55秒 | エッセイ
 先日日本がーベル賞受賞者が二人であること、中国にも受賞者がおり、韓国には一人もいないことをとても残念だということに触れ、「嫉妬心」がその要因だと書いた。それに読者からいろいろ参反のコメントがあった。中には私の友人で著名な文化人類学者の姜信杓氏が反対の意見、韓国は研究の年輪が浅いせいだと言ってくださった。参反の意見とは関係なく韓国からも優れた研究が進行し、受賞者も出るかもしれないと期待するところである。しかしFBで異様な記事をみて驚いた。ノベール賞委員会のクンナル ベルゲ委員長は"S.Korea韓国は真におかしな国"オルラブ ヨルスタドゥ ノーベル研究所研究室長は"韓国はノーベル賞を期待できなくなった。"という絶望的な発言が出ている。金大中のノーベル賞受賞を反対する手紙が数千通届いた"韓国は真におかしな国だと。" なぜ韓国人は自分たちの偉大な指導者を非難するのか訊ねたい。嫉妬のためか?"。おかしな国の韓国は今後どんなノーベル賞も夢見るなと書かれている。
 日本人の嫉妬心もいじめ、差別などの形で表出されることがあるが教育や倫理などでは「和」を強調する教育に努力している。しかし韓国では競争を教育に積極的に取り入れて行うなど能力主義に走っている。競争に勝った人は優勝者であるが、敗者は生きる場がなく、外国へ生きる場を求める人も多い。競争は嫉妬により強化されている。韓国は日本をその対象にして競争する。競争より協力への転換が今欲しい。
 昨日韓国出版社一行が門司、調布、そして下関市内を観光し我が家へ。ミミも大いに喜んでたくさんのお客さんを迎え、小学校2年生の社長の息子が一日の報告をしてくれた(写真)。