こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

みんな行けちゃう!?民間宇宙旅行

2022年07月10日 | プラネタリウム

 昨年は民間による宇宙飛行が次々に行われましたね。今まで「ロケット」と言えば「国家事業」であったものが今や民間で行うようになるようになったのですね。

 そんなワケで今月の「久喜プラネタリウム」の番組は「みんな行けちゃう!?民間宇宙旅行」と題し、民間宇宙船による宇宙旅行について取り上げています。

 現在民間で宇宙旅行ができるのは3社あり、「ヴァージン・ギャラクティック」「ブルー・オリジン」そして「スペースX」でして、その中で比較的簡単に宇宙旅行ができるのが「ヴァージン・ギャラクティック社」。

 「VSSユニティ宇宙船」は、弾道飛行により高度80Km以上へ上がり、無重力を体験し地上へ戻るタイプの宇宙旅行でして、なんといっても特徴的なのが、「飛行機」によって打ち上げる方式であることでしょう。専用の飛行機である「スペースナイツⅡ」により、高度14Kmから「VSSユニティ」が分離し、そこからロケットエンジンにより高度80Kmへ到達させるのです。通常の地上からのロケットエンジンによる飛行に比べ簡易的かつ低費用で運営できるそうです。

 それでもこの宇宙旅行の費用は3000万円ほどとなり、日本での受付の旅行代理店は「クラブツーリズム」だそうです。

 「ブルー・オリジン社」の「ニューシェパード」は垂直離陸式の再利用可能ロケットで、高度100Kmまで上がり、5分間無重力状態で飛行して、再び地上へ戻ってくる宇宙旅行で、費用は5000万ほどらしいです。ただし、こちらはどこの旅行代理店が窓口になっているかは不明で、多くの有名人、著名人が飛行しているので、一般の人はまだまだ募集はしていないかも知れません。

 そして「スペースX社」。こちらは現在「ISS」への有人飛行で使用されている「クルードラゴン」を使用した宇宙旅行となるのですが、「スペースX社」自体が宇宙旅行を企画販売しているわけでは無く、他の宇宙旅行代理店が、「貸切」という形で飛行する事になります。また、他の2社よりも高い「ISS」の飛行高度である400Km前後まで飛行可能になります。ただ、費用も60億など数十億単位となるので、現実味は全くないですね。

 今後20年後にはさらに宇宙旅行が身近になり「100万円」くらいでできるようになるなんて話もあるようですが、それでもまだまだ庶民としては「現実的」な値段ではないですね…。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。民間宇宙船による宇宙旅行。行けるようになったとは言え、まだまだ現実的な値段ではないですね…。

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