昨日は「天文自然クラブ」の臨時会がありまして、内容は「鴻巣児童センター」で「プラネタリウム運営」のボランティア団体である「いちばんぼし」さんたちとの交流会をする事になったのです。
この「鴻巣児童センター」の「プラネタリウム」は「児童館」なので、大人だけでは入れないと、かなり条件が難しいので、なかなか見る事ができないんですよ、ちなみに投影は「土曜日か日曜日」で土曜日の場合は11時から、日曜日は14時からの投影になるそうです。詳しくは児童館にある「案内」をご覧になった方が良いでしょう。
まずは代表の方と挨拶をして、館内を見学。それからプラネタリウムを見学する事に。
ドーム径は10mで、投影機は「ミノルタ MS-10」。昭和54年から稼動しているのでもうそろそろ40年近く稼動している事になる機械。その為、色々とガタがきているようです。それでも投影は十分にできていましたので、これからも頑張ってもらいたいものです。席は平面、同心円型の100席。さすがに「児童館」でお子様向けだけあり、席は少し小さめでした。
今回は実際に投影はせず、「こんな流れでやっています」といったデモンストレーション投影をしていただきました。番組は20年前に制作されたもので、職員さん自ら書いた絵から作った「スライド」にこれまた、自ら「カセットテープ」に録音したナレーションで投影しているのです。さすがにスライドやテープの劣化は否めませんが、「パワーポイント」に落とし込めは十分通用する内容でしたね。現在は新たに製作をしていないそうですが、20年前の当時は毎月1本作っていたとの事で、そのクオリティの面から考えるととてもスゴイ事ですよ。
しばらく、投影を堪能したら、今度は投影機等の「ハード」に関しての話となり、老朽化して使えなくなってしまった機能や、現状の話に。老朽化による修復改造も数箇所見られたりと、苦労と工夫を感じる事ができました。
そんなこんなで、話しているうちに18時も過ぎ、今度は屋上にある、「Nikon製 150mm屈折望遠鏡」で、丁度見え始めた金星に木星を見せてもらいましたよ。このお話はまた別の日に詳しくしたいと思っていますよ。
参加メンバーは少なかったですが、とても有意義な交流会でした。また機会がやってみたいですね。
それでは、本日の登場人物は「天文自然クラブ」が関連している話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。「他館」との交流会をしてみて…。ちなみに背景が「鴻巣児童センター」の「プラネタリウムドーム内」、「MS-10」なのです。