自分でもチョット驚きですが、33館もプラネタリウムへ行っているんですね。それで本日は34館目になった「相模原市立博物館 プラネタリウム」へ行ってきました。まずは施設から紹介しましょう。ここ「相模原市立博物館は平成7年に完成した「学習施設」で「相模原市」の大まかな歴史と文化についての展示が主で実際私が見た感じでは「土器」が結構多かったですね。建物は完成から約13年経っているのですが、白を基調とし、大きなガラス戸で自然光をふんだんに取り入れているので明るく、とてもきれいでしたね。入場料は「無料」で「プラネタリウム」は「大人500円」「子供200円」と標準的な値段です。駐車場は立地が立地なだけにしっかり完備されて収容台数は95台」ですが、自転車、モーターサイクル用の駐輪場は無いようですね。今日は空いていたので「車用」の駐車場にそのまま停めてしまいましたが。公共交通機関ですと「相模原・相模大野」からですと「相02系統」で「宇宙科学研究所」で下車して徒歩5分です。プラネタリウムは「神奈川県内最大級」の「直径23m」で。ドーム形式は「傾斜型」のキャパは210名です。投影機は「五藤光学」の「GSS-HELIOS」と充実した施設です。大きく取られたエントランスは周囲がガラスでかなり囲まれているので明るく、広々とした感じがします。そのエントランスの右に「プラネタリウム」があり、券売機」もそこに設置されています。近くには「天文展示室」と「天文研究所」があり、展示室はそんなにたいしたものは置いてありませんが時間をつぶすには良い「天文クイズ」と「PC」での「簡易プラネタリウム」があるので、時間までそれで遊ぶのが良いでしょう。それと「研究室」は常時職員がいるようで、質問等には答えてくれるようです。あと、展示室前には「天文かわら版」なるものがあり、天文に関する情報はここに掲示されています。会場は投影の10分前からで、時間になると「アナウンス」が入るので気が付いたら…って事はなさそうです。さて中はさすがに広く、傾斜も30度近くでしょうから上がるのが結構キツイですね。シートはレバー式リクライニングでレバーは右手摺りに設置されています。クッションは固めで前後左右の幅は標準的ってトコでしょうか。時間になり上映が始まる前に「ジングル」が入り、それから注意事項の説明が入ってから開始です。この相模原市立博物館」屋上からの景色のスカイラインが映し出され、正面は「西」で始まります15:30の太陽が登場してすぐさま高度を落とし沈んでいき、空は20:30に。相模原あたりになるとプラネタリウムでも空は結構暗く普通に4等星近くは見えるのですが、さらに街灯かりをなくした状態にして満天の星空に。それでは星座解説の始まりです。まずは「方位」を知ることからと言うことで「北斗七星」を見つけてから定番の方法で「北極星」を見つけます。ここで「おおくま」と「こぐま」それと「カシオペヤ」での方法も紹介して、正面は南にへ移します。ちょうど今の時期ですと南中している明るい星「シリウス」から「おおいぬ」そして「冬の大三角」を探して「ベテルギウス」から「オリオン」、「プロキオン」から「こいぬ」。次は「こいぬ」より天頂方面にある二つ並んだ明るめの星、「カストル」と「ポルックス」で「ふたご」。西へ行ってまだ明るい「火星」とそのさらに西「カペラ」から「ぎょしゃ」。次は南に下がって「おうし」です、「ヒヤデス星団」と「アルテバラン」。それから「すばる」と紹介して、「東の空にはもう春の星座が出てきています」とのことで「レグレス」と「ししの大鎌」で「しし」です。そして「レグレス」の近くで明るく輝く「土星」。2月25日に「衝」を向かえ今が明るい時期であり、しかも来年は「環の消失」現象が起こる事もあってか結構時間を費やしてましたね。ちなみに「環の消失」の時期の観察条件はあまり良くないようです…。最後にこの空で見える星座絵を出して、テーマ番組「太陽美術館 光と影のシンフォニー」の始まりです。この番組は「太陽」が「可視光線」以外での見方と「プロミネンス」や「フレア」の状態から太陽を探っていきます。それでこの番組で一番感心したのは「黒点が出来るワケ」ですね。太陽は27日周期で自転しており、地球と同じように磁力線が南北の極よりあります。ただ赤道上は27日で1周するのに対して極点付近では35日かかるのです。そうすると極端な自転の差の影響で磁力線にゆがみが生じ、それは太陽内部まで影響を及ぼすのです。磁力線がゆがみ集中した所に「黒点」が出没するようなのです。映像は「太陽観測衛星 ひので」からの物が主に使われていました。
相模原市立博物館は番組スパンが結構長く、この「太陽美術館」は7月13日まで上映されています。
それでは、本日の登場人物は「名前」が「アマテル」つまり「天照」の「マドカ・メハビア・アマテル」さんです。現在「太陽のフレア」による磁気嵐による通信障害を予防するため「宇宙天気予報」なるものがあるらしいですね。「天気」も地上だけの問題では無くなってきたんですね。ともかく「太陽の恵みに感謝」です。