そんなワケで昨日は「千葉市動物公園×ぬまがさワタリのゆかいないきもの㊙図鑑」のお話をしましたが、それ以外でも千葉市動物園、堪能してきました。
その中でも特に印象に残ったのが14時からの「キリンへの給餌解説」ですね。これは普段はあまり人の方へ近づくことが少ないキリンさんたち。さすがにえさがあれば、人間たちの近くまで来てくれるのですよ。その距離3mくらいと、とても近い。そして通路と飼育場との高低差が「キリンの頭」と同じくらいなので、普段はよく見る事ができないキリンの顔や食事風景を見る事ができましたね。
近くで見れたというと、オランウータン。こちらもなぜか、ガラスの部分にピッタリくっついていて、ガラスを挟んで直ぐ近くで見れましたし、「動物科学館」の「バードホール」では「カンムリバト」に「オニオオハシ」がホント手を伸ばせば届きそうなほどの近さで見る事ができましたね。
そして、一番私として印象に残ったのが「子ども動物園」の「フンボルトペンギン」。
2019年2月26日に、子ども動物園で飼育しているフンボルトペンギンの雛が孵化し、誕生直後の200gから5月12日の時点で約3000gまで成長し、巣穴から出てきてプールで親げるようになったそうです。大きさは親鳥とそんなに違いはないですが、外見は大きく違い、幼鳥はくちばしの周囲のピンク色の部分が無く、特徴的な模様もハッキリしていません。ちなみにフンボルトペンギンの野生種では「100日ほどで巣立ち」をし「成鳥」と同じ模様になるには2年ほどかかるそうです。
そんな幼鳥ですが、やはりまだ色々と成鳥とは違く、運動能力も低いので、歩き方もなんとも頼りないんですよ。飛び石の所ではギリギリ届くのですが、うまく登る事ができず、ズルズルと落ちて行ったり。とてもかわいらしい姿を見せてくれます。
そんな感じで見ていて飽きさせない行動をしてくれたのですが、一番驚いたのはメインの岩場(?)の所を歩いていたのですが、ちょっとした段差のあるところで、いきなり転落!もう泳げる状態ですし、水面との高さも30cmくらいなので心配はないのですけど、トテトテ歩いていたのが急に落ちると見ていて驚きますよ。まぁ本鵝が一番驚いたでしょうが…。
ともあれ、そんなこんなで、昨日は開園時間の9時半から閉園時間15分前の16時15分まで、たっぷり千葉市動物公園を堪能したのでした。
それでは、本日の登場人物は「ペンギン好き」なこの方。「フンボルトペンギン」が大好きな中学1年生で、将来はペンギンの飼育員になりたい「蒲葺 紫桃(ガマブキ シトウ)」さん。あだ名が「がぶちゃん」だそうです。「フンボルトペンギン」の幼鳥が見れるという事で「千葉市動物公園」へ来た「がぶ」ちゃん。子ども動物園で「フンボルトペンギン」の幼鳥を見ていたら…。ちなみに背景がその幼鳥が足を滑らせた瞬間なのです。後ろの成鳥がまた良いですね。