先日寝過ごして行くのを止めてしまった「歴博」コト「国立歴史民俗博物館」へ行ってきました。
この「国立歴史民俗博物館」は、「昭和58年3月」に「開館」した「日本の歴史と文化」について総合的に研究・展示する「歴史民俗博物館」でして、「古代」、日本で言う「縄文時代」から「現代」、すなわち「近代」までの「日本の歴史」と「日本人の民俗世界」をテーマに、実物資料や精密な複製品などの学問的資料とされる復元模型などを使用して「日本の歴史と文化」について解りやすく展示してある施設なのです。ただ、私としては場所が不便な所にあると思うのですよ。所在地は「千葉県佐倉市城内町」。最寄り駅は「京成佐倉駅」でそこから「徒歩15分」。で「佐倉」って「どこら辺?」って思われるでしょう。簡単に言えば「成田の手前」です。参考までに「京成上野駅」からですと「京成本線経由特急」を利用した場合「約55分」もかかります。当然そんな場所なので「無料駐車場」は完備されていますけどね。でも「成田街道」が狭く大型車両が多く通るのでアベレージが低く、「国道357線」で「船橋」から「成田街道」へ入ってで1時間は余裕でかかりました。モーターサイクルで。まぁ「東関東自動車道」で「佐倉I.C」か「四街道I.C」から「約15分」で到着するようですが。ちなみに「入館料」は「大人420円 高校・大学生250円 中学生以下無料」となっています。
さて展示ですが、メーンとして「6つの展示室」からなっており、「第一展示室 原始・古代」でして、「縄文時代」から「奈良時代」まで、「第二展示室 中世」では「平安時代」から「安土桃山時代」で「戦国時代」も入っていますね。「第三展示室 近世」で「江戸時代」になります。「第四展示室 民俗」とここで一旦「時代」から離れ「祭り」や「風習」などを紹介しています。ちなみに「第四展示室」は今年の3月19日にリニューアルオープンされました。「第五展示室 近代」となり、また「歴史」に戻ります。ここでは「明治・大正」と「19世紀後半」から「1920年代」までですね。「第六展示室 現代」、コレはまぁ「現代」で「昭和」、つまり歴史的には「ちょっと昔」を紹介しています。
各展示会場はさすがに「国営」だけあり「複製」とはいえかなり精度が高い物を多用していたり、ジオラマや模型もかなり精巧に作られています。しかも「街」などの縮尺が大きな物をどーんと「1/60スケール」で作られていたりと、豪華ですね。そして「教科書」に出てくるような物は大抵ありますので、なんだか「歩いて、見られる日本史の教科書」みたいな感じです。まぁ展示スペースの問題で「説明」や「解説」は少ないですが、やはり自分の目で複製品がありますが実物を見る事ができるのは情報量が違う感じがします。それと「各展示室」には「ガイドパンフレット」が用意されていますので、帰った後でも展示の大体のポイントは押さえられるのでは無いでしょうか?
それでなんですが、実は、私「歴博」へ来たのは2回目だったりします。1回目は「中学2年」の「春休み」でどういう経緯で行く事になったのか覚えていませんが「学校」の「有志」で行ったと記憶しています。その時は「なんだかえらい遠くの博物館に連れて行かれた」としか思っていませんでしたからね。一応大体の館の外観や「成田の近く」なんかは覚えていましたが、「館名」と「展示」は全く覚えていませんでしたし…。でもエントランスや建物の構成で「やっぱり、あの時に来たのはココだったんだ」と言うことは思い出せました。あと、やはり私は「自然科学」の方が好きなようで、同じ「縄文時代」や「江戸時代」でも「かはく」の「縄文人展」や「江戸人展」の方がテンションが上がりましたからねぇ。
それでは、本日の登場人物は「博物館」と「歴史」の話題でしたので、この方。「ベルジアンタービュレン」の「Chiefille」で「人類学」の中 でも「古代美術」を専攻している「ベルギー国立博物館」の「学芸員」である「リリアーヌ・コラフェイス」さんコト「リリア」さんです。「歩いて」「見る」事のできる「歴博」はまるで「日本史の教科書」のよう。ってコトで「リリア」さんも「学生服」っぽい服装です。ちなみに背景は「第一展示室」の入り口付近です。