こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

母の最期のきのコン作品

2023年10月31日 | 博物館・科学館

 昨日からの続きになります。園内を一通り回り、「研修展示館」へ入り、1階、2階を見て、3階の「きのコン」会場に入ったのは11時頃。

 驚いたのは今年は応募作品数が少なく、130作品だそうで、ここ最近としては久々の少なさです。応募期間などは例年と変わっていないので、何が原因なんでしょうかね?それと入選者はレベルが高い作品が多いですが、それ以外はそこまでレベルが高くないとなんだか極端化してきている感じです。

 今年母が他界した事を、「きのこ博士」に直接伝えるのもなんだか厚かましい感じでしたし、それもどうかな?と思い、少々「きのコン」の趣旨から外れてしまう感じになりましたが、過去の母が初めて受賞してから、殿堂入りするまでの5作品を年を追って1枚にまとめて、コメント欄に母が他界した旨を記載して提出したのです。

 コンテストの趣旨から外れているような作品ですので、どうなるか心配でしたが、キチンと「殿堂入り」の所に掲載されていました。そして、コメント欄にもコメントをいただきました。

 そして、受賞式が始まる12時少し前に「きのこ博士」が会場へ現れ、お話する事に。

 作品を見た時は「今までの受賞作品をまとめてきたのかな?」と思ったそうで、コメント欄を見て驚かれたそうです。その後は私の方から一方的に母が他界した経緯をお話しする事に。

 その際に授賞式で受賞作品の紹介の時に母が他界した事と、子である私の作品もある事を紹介してよいか?聞かれましたので、していただく事にしました。

 授賞式の最後に母の受賞経歴と、脳梗塞で半身マヒとなりつつ、きのコンに作品を提出してくれた事などをお話され、最後に「車イスをいつも押していたお子さんの作品もこちらに」という形で作品を紹介していただき、「作風はかなり違いますが」とのコメントも。

 授賞式が終わり、帰る前に「きのこ博士」に挨拶をして、少し話て、その際に来年も母の過去作品を掲載するかもしれないとのお話もありました。

 ある意味母が一番年間で、一番力を入れていた「きのコン」。その会場で、母が他界した事をお知らせできたの事は、私にとっても一つの区切りみたいな感じがありましたので、きのコンが無事に過ごせて一安心した所もありますね。

 それでは、本日の登場人物はきのこ関連で登場する事が多くなってきたこの方。「霊魂監査室 霊魂回収担当」の「精霊」ですが、一般的には「死神」としての認知がされている、「白い死神」の通り名を持つ「レン」さん。私の母の最期の「きのコン」作品にしんみりなのです。ちなみに背景が「きのコン」で「殿堂入り展示」された今回の母名義の作品なのです。

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雨のきのこ展

2023年10月30日 | 博物館・科学館

 さて、この時期私が一番に楽しみにしているのが「国立科学博物館 筑波実験植物園」で開催される「きのこ展」。今年で14年目になるこの時期の定番企画展で、毎回きのこに関した事を中心にテーマが決められており、今年は「日本のきのこ学をつくってきた巨人たち」と題し、日本のきのこ学・菌類学の基礎を築いた方々を紹介しています。

 そして、昨日が「きのこ展」の最終日。私はある理由で毎年最終日に行く事にしているのですが、朝雨の音で目が覚めましたからね。しかもこの雨、小降りになってきたのが昼過ぎくらいで完全に止んだのは夕方でしたからね。

 「きのこ展」は当然ながら植物園内ですので、屋外がメインとなりそうですけど、実際は入り口の「教育棟」と「研修展示館」でのパネル展示と「きのコン」がメインとなるので、意外と屋内メインなんですよ。ただ、今年は「多目的温室」が改装工事中とあって、「野生きのこ・栽培きのこの展示」は屋外中央広場で「テント」での展示会場となっています。テントですから雨が上から滴る事は無いので傘ナシで見る事ができました。

 「野生きのこ・栽培きのこの展示」は開催期間が1週間あるので、初日から最終日までもたないきのこもあり、毎日展示に耐えられなくなったきのこは入れ替えているようで、昨日は亜寒帯に生える事が多い「ベニテングタケ」がありましたよ。しかも採取したそんなに日が経っていないようで、かなりしっかりしており、関東近辺ではまず生えているのを見る事ができないですから、初めて実物を見ましたね。思った以上に鮮やかな朱色でしたね。また特徴的なイボもあり、当然ながら図鑑や写真の通りでした。

 「研修展示館」の「1F」では「日本のきのこ学をつくってきた巨人たち」でこちらは「北陸きのこ図鑑」を執筆した故・池田良幸氏の紹介を中心に、パネルと関連資料できのこ学の巨人たちが紹介されています。

 植物園ですから、当然ながら「園内」でもきのこが生えている場所があり、その近くに誘導するように「きのこ展 クイズラリー」が開催されていまして、さすがに雨が強かった午前中は積極的に参加している人は少なかったですよ。

 クイズラリーをしながら、私は園内のきのこを探していたのですが、思ったよりもきのこはありませんでしたよ…例年なら「カニノツメ」や「サンコタケ」、「スジオチバタケ」や「ツルタケ」などが見られるのですが、今年は定番の「カキシメジ」がかなり大量発生しており目立ちましたね。ただそれ以外の「イボテングタケ」や「タマゴタケ」も数は少なく、「ノウタケ」「ニガイグチモドキ」「カワリハツ」はほとんど見ませんでした。

 実際に「きのこ展」の責任者である「きのこ博士」さんも「今年は少なめ」との事を言っていましたからね。やはり夏の猛暑が影響している感じです。

 園内を一通り回り終え、「きのこ画コンテスト」、「きのコン」の会場へ向かい…。

 「きのコン」については明日。

 それでは、本日の登場人物はきのこ関連で登場する事が多くなってきたこの方。「霊魂監査室 霊魂回収担当」の「精霊」ですが、一般的には「死神」としての認知がされている、「白い死神」の通り名を持つ「レン」さん。今年は「雨」のきのこ展なのです。ちなみに背景が「研修展示棟」の「きのこ展撮影スポット」なのです。

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任意保険の更新をしてきた。

2023年10月29日 | BMW Motorrad

 先週に私がお世話になっているBMW MotorradディーラーよりTELがあり「任意保険の期限が近いので更新をお願いします。」との事でした。

 TELでも更新をする旨を伝えれば更新はできるのですが、プラン等の検討や普段は行かないショールームにたまには顔を出しておかないと忘れられてしまいそうなので、なるべくなら対面で更新するようにしているのですよ。

 そして、昨日行ってきましたよ。

 ともあれ、今の私の保険等級は20等級でこれ以上は割引が無い状態。それでも昨年よりも5000円ほど安くなっており、3年くらいぶりの保険料値下げになっていました。

 20等級で、さらに保証もかなり厚くしてあるので、このまま前年度と同じプランで。と思ったのですが、「人身傷害諸費用補償」が追加のプランでも1000円くらいの差しかないので、こちらを追加したプランにしておきました。

 コレでまた1年安心してモーターサイクルに乗れますよ。

 ただ、10年近く担当していたセールスさんが、移動となってしまい、新しい方に担当が変わってしまいましたよ。でも基本的にはショールームは購入時か保険の更新のときくらいしか行きませんから、本格的にお世話になるとしたら、予定として7年後の乗り換えの時になるでしょうけど。

 それでは、本日の登場人物は私の「R1250RT」のキャラクターであるこの方。今期「精霊士官学校」を卒業したばかりの「ハイイロオオカミ」系「キャニン族」であり「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象精霊」、階級は「第三階位第三級」で精霊の種類としては「火の上等精霊」。「灯りの妖精」の意味である「アルフル」を称号に持つ「レナータ・アルフル・トラヴァス」さん。「現地観察員」と危険も伴う職に就いている「レナ」さん、保険にはしっかり入っているのですよ。

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うん、いい月だね。

2023年10月28日 | 天文・科学

 昨日ですが、先月の中秋の名月から約ひと月。中秋の名月後初の十三夜。つまり「後の月」なんですよ。

 中秋の名月を見た後の十三夜の月を見ないと「片見月」として縁起が悪いと言われており、地方によっては「同じ場所」で見ないと、片方しか見ない「片月見」と同じく「縁起が悪い」とされているのです、さらに、実は来月もう一回あって「十日夜」を見れば「お月見」は完了なそうです。なお、この「十日夜」は「11月23日」になりますね。

 昨日の朝は「天気が不安」など言われていましたが、夜にはきれいな月が見れましたね。シーイングも良く久々にキレイな月が見れた気がします。

 それでは、本日の登場人物は「月」の話題といえばこの方。「月の智霊 マルカ」の称号を持ち、階級は「第二階位第二級」。「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 東亜支局長 気象参謀」と「日本周辺」の気象制御では「局長」と一番偉いポストである「セルフィーヌ・マルカ・アクティナ」さんです。昨日の「後の月」はしっかり見れたようで、そのキレイさに…。ちなみに背景が昨日、勤務先帰りに撮影した「後の月」なのです。

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自分でチョコチップを作らなくても…。

2023年10月27日 | 食品

 ここ最近は随分と涼しくなってきましたが、それでも「アイスクリーム」は食べたくなるもので、何か面白いのはあるかな?と探してみると…。ありました。「赤城乳業 自分で砕く!!セルフチョコレートクラッシュ!チョコミント」なるのが。

 しかもコレ、セルフチョコレートクラッシュが「日本初」だそうですから、面白そうだなと思い購入してみました。

 カップ側面に「セルフチョコレートクラッシュ」の仕方が書いてあり、それを読むとどうやら、カップの外側にある板チョコをカップを押して砕いてチョコチップを作るようです。

 さて実際にしてみましょう。蓋を開けて、常温下に少しおいて、アイスクリームが柔らかくなったところでカップ側面を押して、チョコレートを割っていきます。がこれが結構大きな破片に…。しかもチョコレートがカップの壁面にしかないので、中心部に当然ながらチョコレートは行かず、砕いたチョコレートも大きいので、結局はスプーンで満遍なく混ぜる事になる。と自分でチョコチップを作る意味が解らなくなりますよ…。

 さらに元から、チョコチップが入っているので、わざわざ砕かなくてもよい感じですし。チョコレートもカップ側面と底面についてしまい特に底面はカップにへばりついてしまっており、こそぎ落とす事になりました。

 結局、自分でチョコチップを作らなくてもいいんじゃない?と事が解りましたよ…。

 ちなみに味としてはよくある「チョコミントアイス」でした。

 それでは、本日の登場人物は「アイスクリーム」が大好きなこの方。「ハンガリー」出身でモスクワで「バレリーナ」をしている「コモンドール」の「Chefille」である「エリアナ」さん。「セルフチョコレートクラッシュ」と面白そうなセールスコピーにつられて購入してみたのですが、実際にしてみると…。ちなみに背景が「赤城乳業 自分で砕く!!セルフチョコレートクラッシュ!チョコミント」なのです。

 

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ホントにコレで年末調整ができたの?

2023年10月26日 | 一般

 私の勤務先で今年から「年末調整」が「web」にての申告となり、今週に入ってから申告ができるようになったようでして、その催促メールがきましたので、やってみました「ウェブ年末調整」。

 10月下旬あたりにウェブ申告のサイトにログインをして「年末調整」に向けての準備をしており、今回で本申請をするわけですね。

 申請の仕方ですが、一応「マニュアル」は貰っているのですが、読んでも今一つ実感がないので、実際にやってみるしかない。と覚悟を決めて、専用サイトからログイン。

 すると、「いくつかの質問」に答えるだけで年末調整が完了するらしいのです。

 今までは専用用紙に記載したり、生命保険の年末調整用の書類を貼ったりしていましたが、そんな事はせずにただ単に質問に答えていくだけなのです。

 質問と言っても、住所に変更が無いか、見込みの年収はどのくらいか?と思った以上に簡単な質問。

 それを14ほど答えて、最後に質問内容が合っているかをチェックして、終了でした。

 ホントにコレで申告ができたのかいまいち実感はありませんが、ともあれコレで良いようなので、大丈夫なんでしょうね。まぁ何かあったらその対応どおりにすれば良いでしょうし、税務関係ですから、間違いがあれば、即修正を求められるでしょうからね。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「ゆうメイド」の「神田 文芽」さん。今年から年末調整が「専用サイト」でのウェブ申告となり、実際に申告をしてみたのですが、今一つホントにコレで良いの?感があるようで…。

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チョコ感で考えると、こっちの方が好きかな。

2023年10月25日 | 食品

 今日までになるのでしょうかね。「コメダ珈琲店」での「季節のシロノワール」である「シロノワール 白いブラックサンダー」と「シロノワール 黒いブラックサンダー」。

 「黒いブラックサンダー」は昨年の11月に提供されており、一回食べているという事で、とりあえず「白い」方を先に食べてみたのですが、どうしても「黒い」方も気になるので、改めて「黒い」方を食べてみました。

 構成としてはベースのシロノワールにたっぷりのチョコレートソースにクラッシュココアクッキーとプレーンビスケットをまぶし、デニッシュパンにはブラックサンダーに使用しているクッキーを配合したチョコスプレッドを挟みこんであります。ソフトクリームにもココアパウダーがかけられており、結構チョコレート感が強い印象です。

 実際に食べてみますと、クッキーのザクザク感とほろ苦いチョコレートソースでブラックサンダーの味と食感を再現していますが、ソフトクリームで、マイルドな味わいとなり、ブラックサンダーともシロノワールとも違った味わいが楽しめます。

 ただ、デニッシュパンに挟まっているチョコスプレッドは粘着力が弱く、すぐ剥がれてしまうのが残念ですね。

 「黒い」方はチョコレート感が強いので、ある意味「白い」の比べると、味に幅があるんですよ。

 「白い」方は「練乳」にホワイトチョコと、ただ単調に「甘い」だけですが「黒い」方は「チョコレート」のビター感があるので、甘さがあっても味に幅があるって感じです。

 結果として、私個人としては「黒い」方が好きですね。

 それでは、本日の登場人物はこの方です。「紀州犬」の「Chefille」でチョコレートが大好きで、チョコが無いと生きていない、「チョコは空気」という名言を持つ「真祐佳」さん。「チョコ好き」とあってl「白」「黒」の両方の「シロノワール ブラックサンダー」を食べた「真祐佳」さんの答えは…。ちなみに背景が「シロノワール 黒いブラックサンダー」なのです。

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木枯らしが吹いてもおかしくない時期になりました。

2023年10月24日 | 一般

 なんだかんだで、徐々に気温は下がってきて「秋らしく」なってきましたよね。それでもまだ日中は日があれば暑いくらいですけど、日が沈むと急激に冷え込みますよね。朝晩も気温は20℃以下になってもきましたし…。

 それでもって今日は「霜降」なんですよ。

 「霜降」とは、二十四節気の第18目でして、旧暦9月内を指し、現在一般的に使われている「定気法」ですと、「太陽黄経が210度」のときで、コレは「10月23日・24日ごろ」になります。暦ではそれが起こる日ですが、「天文学」となると、「その瞬間」になるのです。また、もう一つの「恒気法」では「冬至から10/12年」、日にちにすると「約304.37日後」で、こちらは「10月22日ごろ」です。

 また、期間としての意味もあり、この日から、次の節気の「立冬」前日までが相当します。それと、西洋占星術では、霜降を天蠍宮、さそり座の始まりでもありますね

 実は、「霜降から立冬までの間に吹く寒い北風」を「木枯らし」と呼んでいるのです。ただ、この短い期間ですから「木枯らし」が吹かない事もあったりするんですよ。

 それでは、本日の登場人物は、この方。今周期、「精霊士官学校」を卒業し、「水の上等精霊」、「第三階位第3級」の階級を拝命した、「灌漑用水の女神」である「ミヅハノメ」を称号にもつ「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室  東亜支局」に配属されたばかりの新人「気象参謀」の「ロッカ・ミヅハノメ・アズマモトミヤ」さんなのです。「霜降」と「霜」が降りる時期ですが、木枯らしも吹く時期でもあるんですよ。

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久々に「がぶ」ちゃんが泳いでいる姿を見ました。

2023年10月23日 | 動物園・水族館

 昨日は「秋らしい」よりは少し暖かな日でしたね。そんなワケでもないですが、「羽村市動物公園」へ行ってきました。

 天候も良い事から、開園直後でも多くの人、特に家族連れが多数見受けられましたよ。

 今月に入ってから「ヨーネ菌」により「なかよし動物園」の閉鎖が終了したので、ほぼ全滅状態となってしまたヤギの展示場を横目に「カピバラ」の「よる」ちゃんと「ひつじ」たちに挨拶をしながら、「フンボルトペンギン展示場」へ。

 ぺんぎんの展示場はプールの水を入換えたのか、夏の藻による汚れがキレイになっていましたよ。

 そして、暑さが抜け、すっかり過ごしやすくなったからでしょうか、かなり真夏の時と比べて活気があります。さらに久々に日曜に朝からの「ごはんタイム」と清掃が入っていたので、ぺんぎんたちの動きはかなりあります。

 その中で目に付いたのが久々にプールで泳いでいる「がぶ」ちゃん。

 ここ最近は自分の巣の近くや中で寝ている事が多かったのですが、プールに入っており、しかも水中が見える場所にいたので、ホントに久々に遊びましたし、近くで見る事ができました。多分「かじき」ちゃんが生まれてからしばらくなかった気がしますので3年ぶりくらいになるんでしょうかね?

 その後も頻繁に泳いだり、たまに陸に上がって、またプールにを繰り返していましたね。陸にいるよりも泳いでいる時間が長かったのも久々ではないでしょうか?

 9月に「ぺんぎんガイド」で聞いた話ですが、どうやら「がぶ」ちゃんは「趾瘤症」がヒドイらしく歩くのがつらいようです。その為に最近はあまり歩く事がなくなっていたようですね。

 ちなみにこの「趾瘤症」とは「(公)日本動物園水族館協会」の「適正施設ガイドライン ペンギン科」によると

 踵瘤症は、足裏の循環障害や細菌感染などによって発症し、炎症部分がウオノメ状に角質化して痛みによる跛行や起立障害を引き起こす。症状が進行すると痛みによる衰弱や敗血症などによって死亡する。趾瘤症は、平坦な陸地で足裏の特定箇所に加重がかかることや排泄物による床面の汚染が発症の原因となる。予防対策として、擬岩、玉石、砂利、砂、人工芝、マット、グレーチング等で陸地に凹凸部分を造ることにより、足裏にかかる加重の分散、足裏汚染の軽減を図り、発症や症状の進行を予防する。

 「羽村市動物公園」の「フンボルトペンギン展示場」はコンクリに玉石を埋め込んだ地面になっており、予報対策としての床面はできていますが、「歩かない」と「趾瘤症」になってしまう事が多いようです。また「足裏」に痛みを生じる事から、「歩くと痛い、なので歩かなくなる。さらに趾瘤症が悪化する」という悪循環になりやすくなってしまうのも難しい所です。

 「趾瘤症」は見て解るのもあり、「羽村市動物公園」では「のり」ちゃんがそうですね。左足裏に黄色い円形のが見えますが、それが「趾瘤症」なのです。ただし、「のり」の場合はまだ子供なので皮膚が柔らかいためにそこまで重症ではないようですね。一方「がぶ」ちゃんの方は見た目は解らず、皮膚の深い所で発症してしまっているようです。

 今回はその「治療」も見れました。飼育員さんが確保して展示場とバックヤードの出入り口付近で患部をキレイに洗い、イソジンで消毒し、その後「軟膏」を塗っていました。

 この「趾瘤症」はぺんぎんの死因で上位に入る物で病気としては「肺にカビが生えてしまう」事による「アスペルギルス症」と同じ位危険な病気なのです。

 「がぶ」ちゃんは私が「羽村市動物公園」の「ぺんぎん展示場」で一番初めに遊んでくれた「ぺんぎん」なので、早く良くなってほしいですね。

 それでは、本日の登場人物は「ペンギン好き」なこの方。「フンボルトペンギン」が大好きな中学1年生で、将来はペンギンの飼育員になりたい「蒲葺 紫桃(ガマブキ シトウ)」さん。あだ名が「がぶちゃん」だそうです。最近涼しくなってきたからでしょうか、久々に「がぶ」ちゃんが泳いでいる姿を見て…。ちなみに背景は気持ちよさそうに泳いでいる「がぶ」ちゃんなのです。

 

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プラネタリウム100周年記念投映 『プラネタリウムを作った男』

2023年10月22日 | プラネタリウム

 1923年10月21日。世界で初めて「光学式」のプラネタリウムが試験投影された日でして、それを記念して各地のプラネタリウムでは「プラネタリウム100周年記念」番組が投影されたようですね。

 私が、常連である「久喜プラネタリウム」も昨日「プラネタリウム100周年記念投影」として「プラネタリウムを作った男」という番組が投影されました。

 さて、現在「プラネタリウム」と言えば、投影機があって、そこから半球状の、「ドーム型天井」に星を投影する機械、及び設置場所が「プラネタリウム」と呼ばれています。

 そして、この「カールツァイス社」が10月21日に世界で初めて試験投影された日なのですが、それ以前にも「プラネタリウム」という物は存在していたのです。

 元々「プラネタリウム」とは「惑星」を意味する"planet"と「場所」を意味する"arium"が合体した造語であって、惑星運行を歯車とゼンマイで再現する太陽系運行儀を指す言葉でした。そんな「プラネタリウム」を自宅の居間を改造して製作したのが「オランダ」に住む「アイゼ・アイゼンガ」。オランダ的な発音だとこのような発音が近いそうで、多くは「エイセ・エイシンガー」と表記されています。

 「アイゼ」は当時の「初等教育」しか受けていませんでしたが、独学で天文と数学を学び「誰もがみて惑星の運動を直観的に理解できるように、機械で動く太陽系を縮尺した模型」を作ろうと「1774年」に自宅を改造して「プラネタリウム」の製作を開始。

 当然ながら当時は現在のように工作機械が出回っている事もなく、木を削り、鉄釘を打ち歯車を作っていくのですが、大小の歯車は100以上、使った手作りの鉄釘は1万本以上。これを実際の太陽系の「1兆分の一」のスケールで再現したのです。

 このプラネタリウムは重錘の動力で駆動する振り子で、このたった一つの振り子によって、惑星の運行と暦の表示の全てを制御しているのです。ただし、時間の加減速はできず「実時間」で表現されているので、目視で動いている事を確認するのは困難です。

 番組では「アイゼ・アイゼンガ」がプラネタリウムを作った背景と、このプラネタリウムの機能を紹介しており、当時としても、現在でも通用する精度には驚かされます。

 この「アイゼのプラネタリウム」は現在は「ユネスコ世界遺産」として登録され実際に見る事も出来るようです。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。「光学式プラネタリウム」だけが「プラネタリウム」じゃないんですよ。ちなみに背景は昨日の久喜プラネタリウムでの「15時30分投影回」の注意書き看板なのです。

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