「R1250RT」はスマートフォンと接続する事によって、様々な機能が使えるようになり、スマートフォンに入っているミュージックを聞く事ができたり、電話をかけたりする事も可能。さらに「BMW コネクテッド」を使用すれば「NAVI」も使えるようになるのですが、この「NAVI」機能は「日本未導入」で使う事ができないんですよね。ある意味かなり重要なファクターなんですが、かれこれ2年ほど経った今でも「未定」のままですけど。
この「接続」するディバイスは「android OS」か「iOS」が対象になりますけど、基本的には「スマートフォン」だけになるようです。実際に「ウォークマン」で「android OS」を使用している「Aシリーズ」とペアリングさせようとしたのですが、対応していないような旨のメッセージが表示されましたからね。
そこで、先日「Xperia5 Ⅲ」を購入して、ペアリングをしてみました。さらに「BMW コネクテッド」アプリもインストールしてみました。
「NAVI」機能の中核となる「BMWコネクテッド」ですが、「NAVI機能」が日本未導入だけあり、日本語には対応していません。とりあえず英語表記はできるので、それから大体な事を読み取りましたよ。
アプリとしては「NAVI」を主に使うような感じになりますが、そい以外にも「車両情報」も取得でき、アプリから「ODO」を確認する事ができるので、「もう何キロ走った?」と思ったときにすぐに確認する事ができるのはチョットだけ便利ですね。それと「サービス」までの残り距離も確認する事ができます。
そして車体とのペアリングはBluetoothで行います。ペアリングは説明書通りに「設定」から「接続」でペアリングさせたいスマートフォンを選んで。と多くのBluetoothと同じなので、簡単にできますね。そしてヘッドセットともペアリングすると、ヘッドセットからNAVIの音声や音楽を聴くことができます。
今回私がXperia5 Ⅲを導入した一番の理由が「音楽を聴く事」ですので、そちらの操作方法はこんな感じ。
車体の方で「音楽」を選んでマルチコントローラーから再生を開始する事も停止する事も出来ます。さらに早送りや巻き戻しも可能です。「オーディオ設定」から「音質」も設定可能ですが、コレはスマーフォンの機種によっては音質設定できないようで、Xperiaではできませんでした。ただ、Xperiaの方での設定が使われるようですから、そちらの方で設定する事になります。また、音量もマルチコントローラーからできるのですが、コレもヘッドセットによっては「ヘッドセットの方」での調整のみが有効になるようです。「Freecom4+」ではヘッドセットの方で音量調節が可能でした。
また、音楽プレーヤーは「スマートフォン」で使用しているアプリが元になるので、音楽プレーヤーアプリが無ければ再生する事はできないので要注意です。それと、再生パターン、シャッフルやリピートもスマートフォンからの設定が優位になりますから、基本的にスマートフォンの音楽プレーヤーアプリでの設定をする事になるでしょう。
Bluetoothでの接続になりますから、接続してから機能がフルに使えるようになるまで少し時間がかかります。流れとしては、まずは「スマートフォンとの接続」、それから1分以内で電話と音楽の機能が使えるようになり、そこから再生を開始する事になります。急いている時はもどかしいですが、普段なら、接続し、使えるようになるまでを出発準備時間として考えればそこまでもどかしくは無いと思います。
ちなみに「モーターサイクル」自体もそうですし、私が知る限りで「ハイレゾ」に対応している「ヘッドセット」は無いので、スマートフォンの方で「ハイレゾ対応」でもその音質を全て生かす事ができないですが、再生は可能です。
使ってみるとやはり便利なものですが、K1600GTの「USBメモリ」からの方がやはり立ち上がりが早く、ディスプレイの表示も常時だったので、R1250RTだと面倒な部分がありますね。どうせディスプレイの最下部、「ラジオOFF」とかの表示が出ていた場所に「再生中の曲」表示がされれば良いんですけどね。
それでは、本日の登場人物は私の「R1250RT」のキャラクターであるこの方。今期「精霊士官学校」を卒業したばかりの「ハイイロオオカミ」系「キャニン族」であり「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象精霊」、階級は「第三階位第三級」で精霊の種類としては「火の上等精霊」。「灯りの妖精」の意味である「アルフル」を称号に持つ「レナータ・アルフル・トラヴァス」さん。先日支給された「情報端末」をしてみた「レナ」さん、意外と使い勝手は良いようで…。