活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

符号7

2018年10月02日 | 法理

しかし、本来忘れなければならない「自己」はないのです。

忘れなければならない「自己」はなかったと気付くことが「悟り」なのです。


それが即ち「本来の自己に巡り逢うことが出来た」ということなのです。


間違えてはならないのは「仏道をならうというは自己をならうなり」というと、

今の自分を修行に因って軌道修正をするとか、路線変更をしなければならないと

理解しがちですが、そうではありません。