今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

酷暑の湿地で

2020-08-29 14:49:00 | 
朝起きると既に29度。
庭の植物は何とか生きている状態だ。
昼前に意を決して湿原に。











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盆休みの最後の日  ホンゴウソウのその後       2020.08.16.(2)

2020-08-21 21:50:54 | 山、花、山野草

ベニヒガサ



 今年の盆休みは最後まで、兎に角、暑かった。最後の日はクーラーの効いた部屋でのんびりしようと考えていたが、やはり退屈。
午後からひと汗かきに出掛けることにした。出掛けた先はホンゴウソウの咲いていた場所だ。新しく出始めていた個体のその後が知りたかった。

 自宅を出ていつものように走り、車を停めて歩いた先の針葉樹林の一角に到着。ホンゴウソウの発生している場所は限られている。
暑い日が続いているし、雨もほとんど降っていないからきのこの姿も全く見なかったのだが、山からの湧水が沁み出すこの場所では、
ひとつだけ、ベニヒガサが出ていた。

 ホンゴウソウは?





        







        







        





 相変わらずなのだが、こころなしか数が減っているような気がした。







ロクショウグサレキンだろうか、干からびて枯れ木にへばり付いている。










 そして、問題の新しく出始めていたホンゴウソウは・・・・





        

相変わらず、小さいまま。これで2cmくらい。光が少ないうえにバックが乾燥していて白っぽい。ホンゴウソウにもう少し光を当てれば良かった。




        




 やはり、これだけ暑い日が続くとホンゴウソウの生長も止まってしまうようだ。本当の見頃はもっと前だったのかもしれない。
それを確かめるのは来シーズンになるだろう。

 針葉樹林を出て車に戻り、湿地でサギソウを様子を確認した。


















        




 サギソウの花数は増えたようには感じなかった。でも前回に咲いていた場所とは違うところに咲いている感じ。
晴天が続いているので花の寿命が短くなっているのだろう。つぼみも沢山見えているのだが、このままだとパラパラと咲き続けて、
いつの間にかシーズンを終えてしまいそうだ。やっぱり、雨が欲しいところ。








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高原に涼しさを求めて 終章 思い出     2020.08.14.(7)

2020-08-20 22:00:30 | 山、花、山野草

オタカラコウ
まだ、咲き始めなのだ。



 
 湿原の木道を歩いて戻り、日陰の林の中に入って行く。植物園の入り口の下の林だ。この散策も終わりが近づいてきた。







何で、クリスマスローズの葉が見えている?


 白い斑入りの葉は何処かで見たことがある。神戸森林植物園のケスハマソウの近くに植えてあった・・・
思い出した、ツルオドリコソウだ!!黄色い花が咲くはず。それが蕗や福貴草と一緒に生き生きと育っている。
拘りのない植物園というのも面白い。


















        







フシグロセンノウ




 植物園を出て帰路についたが。途中で懐かしい場所を通り、車を停めた。10年くらい前だろうか、兎和野高原できのこの観察会があって、
参加していたのだが、その時に聞いた話。兎和野高原にはヤマナラシの木が沢山あって、その木の根にヤマイグチがついている。
生えていたヤマイグチを沢山採って、変色性を調べていたら、土突きの辺りを切った時に青変するものとしないものがあることに気が付いた。
そして、青変するものはヤマイグチではなく、ヤマナラシノアオネヤマイグチと命名されたという話。






        

そのヤマナラシの大木が広場の真ん中に立っている。周囲を歩いてみたが、残念ながらヤマイグチの類は出ていなかった。




 その代わりに出会ったのは沢山の赤い実を付けた木。







ガマズミの仲間であることは分かるけれど、鮮やかな赤い実。樹高は3m以上はあるだろう・・・・







この木の大きさ、赤い実の数などからガマズミだろうと思うのだが、葉の形が違うように思う。





        

葉の先が随分と尖っているではないか。であればこれはミヤマガマズミなのか?


 相変わらずガマズミの仲間は良く分からない。



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高原に涼しさを求めて 和池の大カツラなど     2020.08.14.(6)

2020-08-20 07:58:10 | 山、花、山野草

トチバニンジン




 薄暗い森の中を緩やかに登る道があった。脇に水量の多い沢が流れている。その先に和池の大カツラが立っていた。





        








驚いたことにこの大カツラの幹の中を川が流れている・・・・





        
        ミズ?



 来た道を戻り、湿地に戻る途中で・・・





        
        ツチアケビ













カリガネソウ
大きな株の植物。何だろうと思って良く見るとカリガネソウだった。条件が良ければこんな大株に育つようだ。






ポリゴナム・アンプレキシコール
草叢にポツンと咲いていた。




        







オタカラコウ



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高原に涼しさを求めて カリガネソウ、ナツズイセンなど     2020.08.14.(5)

2020-08-19 21:25:26 | 山、花、山野草

アカバナ




 湿地の中の木道を歩いているけれど、ほとんど花は咲いていない。端境期なのだろう。でも、見つけた。





        







西洋フジバカマ








瀞川平湿原にこの植物園がある、そしてこの湿原が植物園の中心にある。





    
ゲンノショウコ
一応、紅白で。




 また、日陰の森の中に道は続いている。






カリガネソウ






        









好きな花でウチの庭にも植えてあるのだけれど、花が咲くのはまだまだ先のこと。何でだろう・・・・






カワミドリ
これは育てるのは難しい。この辺りは一度は庭で育てたことのあるものばかり。。。






サラシナショウマ つぼみ




















ナツズイセン
あぁ、これも。今年、ウチでは初めて花が咲いた。来年はもっと沢山、咲くと良いなぁ


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高原に涼しさを求めて ハンゲショウ、きのこなど     2020.08.14.(4)

2020-08-19 07:21:30 | 山、花、山野草

ハンゲショウ




 相変わらず森林植物園の中を散策しています。ハンゲショウは群生しているけれど見頃は過ぎた様子。白色が冴えません。










 この後、木陰のベンチで昼食・・・。











    
左:ツルボ   右:桔梗の咲き残り




 さて、散策を再開。





ツリフネソウ






オオワライタケ






アイタケ













ミネアカゲシメジ(クロアザアカシメジ)






ノササゲ



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高原に涼しさを求めて タイマツバナなど     2020.08.14.(3)

2020-08-18 21:24:40 | 山、花、山野草

口紅?





 フシグロセンノウのつぼみ。





        














フロックス?
この植物園の不思議なところ、植えてあるのか、自然に咲いているのか分からないところ。何に出会うか分かりません。。。






梅花藻
もう、シーズンもおわり。最後の一輪?





タイマツバナ
もちろん、植栽。




    
左:シモツケ   右:ミツバヒヨドリ?













サルビア グアラニティカ?






        






        
        クサレダマ?






カワラナデシコ



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高原に涼しさを求めて レンゲショウマなど     2020.08.14.(2)

2020-08-18 07:23:15 | 山、花、山野草

マルバマンネングサ



 但馬森林植物園に着いて駐車場に車を停めた。その駐車場の端をマンネングサの仲間が覆う。


 少し進んだ植物園の入り口の建物の脇にミズヒキが植えてあった。





ミズヒキ



そして、入場料500円を払って植物園の敷地に入った。もう10年以上前だと思うけれど、一度、ここに来た時には入口近くに
ヒメサユリが咲いていたっけ。季節は違うので今回は咲いてはいないが、5月くらいに来れば咲いていたのだろうか・・・












キレンゲショウマ




















レンゲショウマ





        
         コバノギボウシ?













ママコナ



 入って直ぐの広葉樹林内の小径にはいろいろな花がさりげなく咲いていた。


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シロシャクジョウの棲家から戻る道  小川とクサギとバーベナ  2020.08.12.(Last)

2020-08-17 21:22:37 | 山、花、山野草

気になる花  バーベナの仲間なのか?




 車に戻り、汗でずぶ濡れになったTシャツと長袖のシャツを、こっそりと着替えた。相変わらずの大量の汗には自分でも驚くほどだ。
帰路、田んぼの中の道を進むと遠くの山裾にクサギの群生が見えた。そのクサギの花はまだ、赤味を帯びているので状態は良さそうだ。
クサギの花は今シーズン、車を運転しながら沢山見ていたけれど、撮る前に盛りを過ぎてしまい、最近はみすぼらしい姿にしか出会っていなかった。

 帰り道とは方向が90度違うが、寄ってみることにした。川沿いの道の脇に車を停めて・・・・、冒頭の花は道と川の間の斜面に咲いていた。
そして花の向こうを流れる川は砂利底で浅く、澄んだ水が流れている。






クレソンなどが生えている。カワニナなども住んでいるらしく、少し前までは蛍が飛んでいたに違いない。










 そしてクサギの花は・・・・














クサギ
思った通り、見頃の花。咽るようなクサギの香り。



 川の手前の土手の花だが、やはり気になる。以前、ウチの庭に長いこと住みついていたバーベナ・ボナリエンシスに似ているが、
遥かに華奢な造りだ。悪くない。でも、ウチの庭にはちょっと無理だな。大きくなり過ぎる。











    








帰化植物だろうが、気になる花。名はまだ分からない。



 視線をクサギの上にあげると山の木に絡みついた藤が実を付けていた。









 そして、川の反対側に広がる田んぼでは、稲が早くも穂を垂れはじめていた。








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これだけ暑いと、花も呆ける。      2020.08.16.(1)

2020-08-17 08:07:01 | 

月見草



 朝、六時に起きてトイレに行くと、温度計は29℃の示していた。何てこった!! 寝床に戻り、扇風機をつけてゴロゴロしていた。
八時に二階から下りる途中、玄関ドアのガラス窓から月見草が開いているのが見えた。気温はもう30℃を超えている。
この時間でまだ開いているとは・・・・、暑さで月見草もおかしくなってしまったようだ。





ハイビスカス
その向かいにはハイビスカス。夏の花ではあるが、余りの暑さのせいか、この所、花数が少ない。





ノコンギク
ピンク色のノコンギク。チラホラと咲いている。まだ、ちょっと早いんじゃない?


 月見草、ハイビスカス、ノコンギク。朝から不思議な組み合わせの花を見た日。今日も暑くなる。


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シロシャクジョウの棲家から戻る道    2020.08.12.(4)

2020-08-16 22:23:21 | 山、花、山野草

シロシャクジョウ



 昼なお薄暗い針葉樹林の中の道を歩いて戻る。いつもとは逆の方向に歩いて行くのだが、車に戻れる保証はないのだ。
山の周囲は柵で囲ってあって、鹿や猪が里に降りて来られないようにしてある。その柵に幾つか設けられている出入り口が
何処にあるのか・・・・

 しばらく歩くと、道は林から少し離れ、草原の中に続いていた。林との境目辺りに生えている野草は・・・・












アケボノソウ
こんな環境でアケボノソウを良く見る。ここのアケボノソウは良く育っていて、秋には花を沢山付けてくれるだろう。



 アケボノソウの群生する場所の先は土手になっているようだ。登って行って見ると・・・・













野池
池の水は比較的澄んでいて、ヒルムシロが生えているのが分かる。そして、岸側から水草が広がっている様子。






この水草は何だろう?陸生から水生に変わって伸びているように見える。


 池にはオタマジャクシの他にイモリも住んでいるようだ。




この水草については調査が必要・・・・

(追加)子供の頃から随分と長いこと通っていた熱帯魚店で見たことのあるような気がしていたが、調べてみると、
ルドウィジア・オバリスという水草のようだ。日本名はミズユキノシタ。車に戻る途中の地上にも同じものが生えていた。



 土手から下りて草原の中の道を進むと、鹿除けの柵の出入り口があった。良かった! 外に出て停めておいた車の方に戻って行く。





ゲンノショウコ





        
        クルマバナ




 鹿よけの柵に巻き付いた・・・・











ヤマノイモ 雄花




 草原の中に大きなカヤツリグサを見つけて、撮っていると・・・・













その向こうにベニシジミがとまっていた。


 
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高原に涼しさを求めて 兎和野高原へ フシグロセンノウ     2020.08.14.(1)

2020-08-16 08:21:04 | 山、花、山野草

フシグロセンノウ




 あまりにも暑いので、どこか涼しい所に行こうと思った。県内では涼しさや山野草を求めると言っても、思い浮かぶ場所が無い。
いつもの年であれば、岡山森林公園周辺や伊吹山に行っているだろうけれど・・・・

 氷ノ山の周りの林道を走り、所々で車を降りて散策しようかとも思ったが、あまり収穫もなく走るだけになりそう・・・・、
それならいっそのこと兎和野高原にある但馬森林植物園に行って、園内、園周辺の花やきのこを探して見ようということになった。

 今回は高原に登って行く途中の道の脇に咲いていたフシグロセンノウの花。





        









植物園内にもフシグロセンノウは沢山咲いていたけれど、この場所のものが状態も育ちも一番良かった。







これは同じ花をスマホで撮ったもの。この写真を見ると、周囲には花は付けていないけれど、ツリフネソウやボタンヅル、ススキやヨモギ?
などが生えていたことが分かる。

寄り道もほどほどにして植物園へ登る。



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シロシャクジョウ  2020.08.      2020.08.12.(3)

2020-08-15 22:10:28 | きのこ など





 それでは、目慣らし、カメラ慣らしを終えたところで、2020年のシロシャクジョウの写真をアップすることにする。
と言っても、予告と特に変わることもないか。





            











 ところでシロシャクジョウは斜面ではどのように見えているのかというと・・・・






薄暗い杉林の中、落ちて朽ちた枝が広がっているところにポツポツと、場所によっては集まって発生している。近づいて見ると・・・・








こんな感じ。






普通は重力には従って真上に向って伸びて行くが、倒れているシロシャクジョウは動物が歩いて倒したか、枝が落ちてきて倒したか。。
最近の先行者の存在は感じなかったが、発生している場所に不自然に枝を立てた痕が一箇所だけあった。去年のもの?










 アップで・・・・












        














        











 今年はこれで見納めになるだろう。


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高原に涼しさを求めて  予告      2020.08.14.(0)

2020-08-15 10:20:50 | 山、花、山野草

フシグロセンノウ




 今年はコロナ禍のせいで県外には出られず、自宅近くのキノコ・植物の観察をしていたけれど、流石に暑くて堪らず、ちょっと、
標高の高い場所に行ってきた。といっても、600mくらい。





ママコナ






ナツズイセン






カリガネソウ






アイタケ






?ガマズミの仲間





        
        ヤマナラシ



 日陰は涼しいと感じたけれど、陽の当たる場所はやはり暑かった!



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昼前に家を出て、シロシャクジョウを見に行く      2020.08.12.(2)

2020-08-14 23:01:09 | 山、花、山野草

シロシャクジョウ



 
 ヒナノシャクジョウを観察して、それからホンゴウソウを探索。となると、シロシャクジョウは見に行かないのか?
ということになる。シロシャクジョウを見られる場所はちょっと遠いし、場所自体をうろ覚えで行けるかな・・・と思うと腰が重い。

 でも、今年は with corona で県外には出ていけないし、休みは多いし、重い腰を上げざるを得ない。何とか、迷いながらもいつもの
場所に到着して、車を停めた。この場所は杉・檜林なのだが、人家が近いので蚊が多い。蚊の対策をして林の中に入って行く途中・・・・





ヒメイワダレソウ
シロツメクサにそっくり 近くの家の前にいつも咲いている。



 薄暗い針葉樹の林の中を進む・・・・






何処にピントを合わせて良いか分からず・・・・、失礼。。。





ベニナギナタタケの幼菌




 毎年の事ながら、今年もシロシャクジョウは出ているだろうか、と不安に思いながらも林の中を歩いていて見つけた最初の一つ。




        
         シロシャクジョウ




 正直なところ、ホッとする。今年も咲いている・・・・、でも目が慣れていない。撮るのもブランクがあって上手くいかない。
ちょっと、トレーニングしようか。










        
















 ヒナノシャクジョウよりは大きいし、開花しているものも多いので写しやすいような気がする。






冒頭と同じ写真。



 シロシャクジョウも開花を始めてからそれほど時間が経っていないという印象だった。個体数が少ないし、新鮮な個体ばかり。
そろそろ、目も慣れてきたし、撮るのも何とかなりそうだ。良い個体に出会えるか・・・・、が問題。



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