今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

梅雨が明けてから、少しの間は夕立もあったけれど・・・      2021.07.25.

2021-07-31 12:17:15 | 
          
    




 このところは連日、暑い日が続いている。こんな天気では自宅周辺ではきのこは出てくるはずもなく、さりとて、遠出する気にもなれず、
週末は花の終わったアジサイの花を摘み取り、庭に蔓延るツタの類を取って過ごしたりする。それだけでごみ処理場に運ばないと処理できない
程の量になってしまう。

 そんな天気だから庭にも咲いている花は余りなくて寂しい。最近、買い求めたクレロデンドルム・ウガンデンセがようやく鉢に落ち着いて、
花を次々と咲かせている。これは白花のカリガネソウの苗を何処かで売っていないか、と探していて見つけた花なのだが、見た目がまるで
カリガネソウなのだが、クレロデンドルムの仲間というから驚きだ。

 ウチには既にクレロデンドラム・ウォリッキーという花があって冬は家の中で育てていたが、暖かくなって庭に放り出した。
一鉢は1m以上に育ってしまい、おまけに折れた枝を花瓶に入れておいたら根が出てきて、鉢に下したら大きくなり花をつけたし、
種からも芽が出て殖える。ウォリッキーの花は如何にもクサギの仲間という姿かたちをしているが、ウガンデンセはちょっと違う。
どれだけ大きくなるのか知らないが、早くも冬の自宅内が大変なことになりそうな気がしている。












ノリウツギの仲間
随分前に買って植えておいたノリウツギの多分、園芸品種二種が咲き始めている。毎年のことだけど、花が終わるころからドウガネブイブイが、
沢山やってきて葉を食べてしまう。余程、美味しい葉なのだろう。





オニユリ



 紫陽花が咲き終わった庭ではオニユリが花盛り。庭で水撒きをすると花粉だらけになって困ったものだし、むかごで無限に殖える。
だから、最近は花が終わったところで茎の半分くらい上を切り取ってしまうことにしている。百合だったら山百合とか鹿子百合を植えたいが、
大抵、一年でウィルスに感染してダメにしてしまう。やっぱり、ウチの庭では雑草のように逞しいものしか生き残れない。





アメリカリョウブ
これは去年、小さな苗木を買って鉢植えにしたもの。咲き始めは綺麗なんだけれど、じきに褐変してゆくのが残念。
順調に育っていて、来年くらいには地植えしなければならないだろう。それほど大きくなる木ではないようだから、
日陰の欲しい東側の庭に植えたいとは思うが、スペースがないかも・・・・



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新聞に出ていたキヌガサタケの出る神社を探す      2021.07.17. (3)

2021-07-21 22:20:04 | きのこ など






 7月14日、LINEに3人から隣町の神社の竹林にキヌガサタケが出ている!という記事を知らせる連絡があった。
キヌガサタケが新聞になんて、大袈裟だなとは思ったけれど、隣町の神社なら場所を確認しておこうと思って出かけてみた。
この日、ソライロタケを見に行った後にもう一か所を歩いて帰宅してからだったから、神社に到着したのは午後3時過ぎ。

 まあ、新聞には神社の場所も名前も書いてあったくらいだから、今更、秘密にすることもないんだろう。でも、注意!この街には同じ名前の神社が、
少なくとも2つあるんだ。

 神社についてまずは境内を歩いてみるが何もない。ある筈の竹藪もない。あれ?と思って一度外に出て神社の裏に廻ってみた。
裏の疎らな林を歩くと・・・・




          
          ドクツルタケ・・・だろう。
干からび始めている。朝、歩いた杉混じりの林は朝方に雨が降ったようで、しっかりと濡れていたのだが、この辺りは全く降っていなかったようだ。





          




 それにしても、やぶ蚊が酷い。蚊除けを吹き付けながら歩くと小さいけれど、竹藪があった。





          
          Amanita sp.




 そこから少し進んで行くと、ここしかない!って感じの場所があり・・・・





          

あれ、これキヌガサタケのバラバラ死体じゃないか。。。。



 なぜ、このような姿になってしまったのかはさておき、隣町の神社の竹藪のキヌガサタケは確認できた。でも、来年また来るかと聞かれると・・・・
どうかなぁ・・・・、という感じ。



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梅雨明けの日、ソライロタケから始まって・・・・      2021.07.17. (1)

2021-07-20 22:11:18 | きのこ など






 この日のことは予告編でいきさつはもう書いたから、撮った写真だけ並べようか。撮った順に・・・

 後で気が付いたのだけれど、ここの状況を教えてくれたKさんは一番最初に出会った状態の良いソライロタケをそのまま、僕に見せようと、
ブログにアップするのを遅らせてくれていたのだ。ソライロタケは傘にちょっと触れただけで黄色っぽく変色してしまうから。
ブログを見た人が来てしまうことを恐れたんだろう。ありがとう・・・・





ソライロタケ
変色済み・・・、幼菌なのに・・・





アカイボカサタケ



径から少し、林の中に入ると・・・・





    





アカイボカサタケ




 また、径に戻り・・・・





















アワタケ・・・
径の山側の斜面に5㎝くらいのイグチがいくつも出ている。多分、アワタケ・・・・




 また、径の脇から山側に入り、細流に沿って登ってみた。














ヤマドリタケモドキ















entoloma sp.
キヌモミウラタケ?



 また、径に戻る。途中で斜面で滑って落ちた・・・・。





















ミドリニガイグチ




 径の下側の斜面に大きなきのこが見える・・・・






アカヤマドリ
傘径が25㎝くらいあるけれど、とても良い状態。以前なら持ち帰って網焼きにして食べるんだけど・・・・、知人へのお土産にして・・・・







近くに出ていた幼菌の方を自分用に持ち帰る。



つづく


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翌朝、昨日見つけたタマゴの正体を見に行く      2021.07.11.

2021-07-19 22:16:53 | きのこ など

タマゴタケ




 前日、帰りがけに見掛けたタマゴの正体をやっぱり確かめたくなって、翌朝も訪れた。で、やっぱりタマゴタケ。
思ったより育っていなかった。。。

 このところ、雨が降り続いているので、地面に落ちた枯れ枝には花が咲いている。






アシグロホウライタケ??






    
ハナオチバタケ
まだ、出始めだけど、雨が止んだらすぐに干からびてしまう・・・・。






ベニイボカサタケ







ダイダイイグチ



 きのこの姿は少なく、昼までには観察を終えて帰宅。昼飯後は家でダラダラ過ごそう・・・・。


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帰りの道、慌てて車を停めた オオマツヨイグサとヤブカンゾウ  2021.07.10.(4)

2021-07-19 08:07:13 | 山、花、山野草
          
          オオマツヨイグサ



 自宅への帰り道、車道脇に見えたオオマツヨイグサのつぼみを見て、慌てて車を停めた。もう咲いている。そういえば、メマツヨイグサもぼつぼつ、
咲き始めているから不思議ではないのかもしれない。

 車を降りて見に行ってみると、近くの草むらにヤブカンゾウが咲いていた。




          
          ヤブカンゾウ




 ヤブカンゾウの花芽を中華料理の材料に使うということを友人に聞いたところだったので、ちょっと失敬。





          

 帰宅してからつぼみを軽く洗い、晩飯に炒め物にしてもらった。






きのこはスーパーで買った舞茸・・・



 その夜、猛烈な下痢をした。そういえば、何年か前にも道端のカンゾウの花芽を炒めて食べて同じような状態になったことがあった。
こういう時、大抵飲みすぎているので、不調の原因が何にあるのか分からなくなるのだが、何となくヤブカンゾウの花芽が原因だったような気がした。





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遅い昼飯を食べた後、再度きのこ探し      2021.07.10.(3)

2021-07-18 21:33:42 | きのこ など

ヤマドリタケモドキ




 山から戻ったのは午後の二時過ぎで、昼を食べずに待っていた妻は怒っていた。連絡は入れようと思っていたけれど、山は圏外なんだよね。
帰り道の途中で車を停めて連絡をしたが、帰宅してから何を食べたか覚えていない、素麺だったかな、何だったかな。

 一時間ほど休んでから再度、きのこの様子を見に行く。川沿いの道ではそろそろ、タマゴタケが出るころなのだが・・・・







せいぜい、傘の大きさは3㎝ほど。イグチの仲間・・・・





          
          ミヤマベニイグチ





                
                キイボカサタケ ピン暈け失礼
ようやくキイボカサタケに出会った。アカイボカサタケの薄い色の個体とはやはり色が違う。





    

イロガワリの仲間ですかね。傘の大きさは5㎝くらい。青変性強く、管孔はオレンジ色。



 タマゴタケは出ていたけれど、数は少なく傘はすでに開いていた。残念。




          
          タマゴタケ





          
          ノギラン



 車に戻る道で・・・・




          
          ワタカラカサタケ






タマゴタケのタマゴ
この写真でタマゴタケと分かるわけじゃないけれど・・・・、この場所は絶対、タマゴタケ。


 タマゴタケには微妙なタイミングだった。気が済んだので帰宅することにした。



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梅雨明けの日、ソライロタケから始まって・・・・      2021.07.17. 予告

2021-07-18 10:52:53 | きのこ など

ソライロタケ




 ようやく週末になり、去年、友達から教えてもらったソライロタケの様子を見に行くことにした。実はその場所でソライロタケが出始めている、
という情報も貰っていたのだ。朝食も早々に済ませ自宅をでようとすると、携帯には近畿地方は梅雨明けする見込み、とのニュースが入る。
確かに、晴れていて眩しいくらいだ。その後、30分ほどで目的地に着き、薄暗い過ぎ混じりの林の中の小径を歩いてきのこ探し。
この日は、この場所の散策後に、あと2か所を歩いて帰宅したのは午後4時だった。

 それでは、出会ったきのこを少し選んで予告編。












アカイボカサタケ
薄暗い杉林ということもあって、Entoloma sp. には多く出会った。この日は赤、白、橙、水色、紫系といったところ。














ヤマドリタケモドキ
環境的には大きく育つことはなさそう。






アカヤマドリ
大きく健康にそだったアカヤマドリ。25cmくらいあったかな。とても状態が良かったのできのこ好きな友人へのお土産に持ち帰った。





          
          ミドリニガイグチ








去年も出会ったホウキタケの仲間 沢山出ていた。






Agaricus sp.
この日はハラタケの仲間にも多く出会ったけれど、同じものかどうかも判断が難しかった。



 良く汗をかいた一日だった。


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寝ぼけた月見草からオオマツヨイグサの開花      2021.07.14.

2021-07-16 21:45:13 | 





 朝食を済ませてから着替えて家を出ると、昨夜、帰宅したときに咲いていた月見草がまだ開いていた。
夜は真っ白だった花がピンク色になっている。6月、咲き始めた頃の月見草はちゃんと夜に開いて朝にはピンク色に色付いて萎んでいた。
季節が進むにつれて締まりが悪くなるようだ。でも、ピンク色の月見草も綺麗じゃないか。

 勤め先の駐車場に車を置いて、歩いてゆく途中、今年の梅雨は雨が良く降っているので、いろいろなきのこが出ている。




    
左:シロソウメンタケモドキ
右:Lpiota sp.






ムジナタケに似ているけれど、傘が平開するのが違和感。何だろう?






キツネノハナガサ




 仕事を終えて帰宅して車を降りると・・・・・





               
               オオマツヨイグサ



 庭のプランターから咲いていた。これは近所のオオマツヨイグサが咲く場所を覚えておいて、晩秋に種を採ってきてプランターに蒔いておいたもの。
芥子粒のような種だから発芽しなかったら困ると思って沢山蒔いておいたら、山ほど発芽したのだ。間引かなきゃとか、苗を地植えしなきゃ、
とか考えていたけれど、庭には良い場所は見つからず、そのままプランターで育てていた。

 夜、照明のないところで育てて、開花の様子を撮りたくて種から育てていたのに、庭は光も入るし、何より蚊だらけで写真どころじゃない。
この辺のオオマツヨイグサは雑種ではないかと疑っていたけれど、採った種からちゃんと大きな花が咲くことが確認できたから、次はちゃんと移植して、
何処かにオオマツヨイグサの群生をつくろうと思う。


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ホンゴウソウを確認した後、キノコを探す      2021.07.10.(2)

2021-07-15 21:58:09 | きのこ など
 ホンゴウソウを見た後、山道を登りきのこを探した。正直なところ、この場所は秋にならないときのこは余り出ない。
だから秋以外にはあまり来ない場所なのだ。道の脇、急に下る斜面の端にきのこが出ていた。






中型のアマニタの仲間。


 アマニタの仲間は調べても分からないものばかりだから、抜き取るか、そのままにしておくかしばらく迷った。でも・・・・





          




 気を付けて抜き取ろうと思ったのだが、大きい方は柄の途中で千切れてしまった。薄い膜質のつばがあり、明瞭なツボはないようだ。
柄は白いが大きい方の個体は鱗片とまではいわないが、薄茶色のささくれがある。





          

傘の周辺には条線があり、傘につくイボは白かったり、茶色だったり。




    

これはキリンタケではないかな。正直なところ、これぞキリンタケというものを知らないのだが、イメージとしてはこれが近いと思う。



 結局、ま、いいか!ということになり、斜面を下る。






アカイボカサタケ
ちっとも赤くないけれど・・・・





            
            シロイボカサタケ







アカイボカサタケ




 これで、キイボカサタケが出ていればイボカサタケ三兄弟の揃い踏みとなったところなんだけど・・・・





          

これ、キイボ? アカイボ?


色が微妙。一年振りのイボカサタケで勘が鈍った感じで駐車場に戻って来てしまった。


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ホンゴウソウ、ヒナノシャクジョウの自生地を偵察する      2021.07.10.

2021-07-14 22:16:42 | 山、花、山野草






 週末になった。今日は昼から天気が崩れて雨になる予報なので、朝飯の後に家を出て友達に頼まれていた自宅近くのホンゴウソウ、
ヒナノシャクジョウ自生地の様子を見に行くことにした。どちらもきのこ観察のついでに見つけたものなので、秋以外に観察したことがない。
何時くらいから出始めているのかも知らないのだが、友達からその自生地へ辿り着けるような地図を作って欲しいと頼まれているのだ。

 食後、庭仕事をしていて出発するのが昼前になってしまった。現地近くの駐車場に着いたのは正午過ぎ。途中の目印を写真に撮りながら進む。
車を停めた場所の斜面に傘径3cmくらいのきのこがポツポツと出ていた。




    



コクサウラベニタケ?
襞は薄くピンク色で、イッポンシメジ科っぽい。



 しばらく登山口への平坦な道を歩いてから山へ入り込む。登山道から右に折れて林の中に入り、山からの湧水の流れに沿って奥に進む。









 そしてしばらく進んだ行き止まりの場所。






山からの湧水が溜まって、真夏でも湿り気がある場所。この周囲にホンゴウソウやヒナノシャクジョウが秋には出ているのだ。



 去年、ホンゴウソウを見つけた辺りを探すとすぐに見つかった。7月にはもう、既にホンゴウソウは沢山、出ているんだな。











          







ホンゴウソウ





          













          

せいぜい、高さが2cmくらいの植物なので、ピンボケはご容赦下さい。



 水溜まりの周囲を探していたが、少し先を見てびっくり。ヤバい奴がとぐろを巻いている。










 ホンゴウソウを探しているうちに蝮を怒らせてしまいそうなので、水溜まりの反対側に渡りヒナノシャクジョウを探すことにした。



















ヒナノシャクジョウの芽生え?
まだ地面から顔を出したばかり。開いていない・・・・




 この場所への案内図を作るための写真も撮れたので、帰路につく積りで林を出た。






サンコタケ



つづく


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ある公園から始まるきのこ探し アケボノタケなど      2021.07.04.

2021-07-12 21:48:26 | きのこ など

アカイボカサタケ





 京都へキヌガサタケを見に行った翌日、Kさんからアケボノタケの出る場所を朝方に見に行くけれど、とお誘いがあった。
家でのんびりしたい気もしたが、折角、ポイントを教えてくれるというので出かけることにした。公園の駐車場に朝、9時半に待ち合わせ、森に入る。
最初のポイントではすっかり褪色して薄いオレンジ色になったアケボノタケの残骸を見た。

 それから細い道を登り、公園内を進んだ先の斜面の上下ににアカイボカサタケを見つけた。




    

アカイボカサタケにしては色鮮やかな個体・・・


 道の下側斜面にアケボノタケが出るというので探してみると・・・・





アケボノタケ
ちょっとくたびれているけれど、まだ色褪せてはいない。



 しつこく探していると、下の斜面にも出ていた。




            




 

スジオチバタケ




 結局、二時間ほどKさんに案内してもらって公園の中を散策してから別れた。Kさんは午後はきのこの観察会に行くらしい。
僕は公園の近くの園芸用品店に寄り、ヤフオクオークションで落札したセッコクを植え付けるウッドチップを探しに寄ったのだが見つからず・・・・
帰路にいつもの沢沿いの道を歩いてきのこの様子を見ることにした。

 車で30分ほど走り、いつもの場所に車を停めた。





タマゴタケ






コガネヤマドリタケ






アカイボカサタケ
公園で見たものよりは色がかなり薄い・・・・






タマゴタケ



 いろいろと出始めているが、まだイグチの類は見掛けない。来週くらいからは夏きのこの本番になりそうな様子だ。帰宅して・・・・






自宅の西洋ニンジンボク

また、西洋ニンジンボクの花が咲く季節になった。一年はあっという間に過ぎてゆく・・・・


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竹林から京都御所へ チャタマゴタケを探して      2021.07.03.(2)

2021-07-11 20:24:12 | きのこ など






 京都市内を走って京都御所へ向かう。ナビだけが頼りだ。確か御所の川側の通りの脇に駐車場があったはず。その近くの門から入ると、
以前、チャタマゴタケを見つけた場所はすぐ近くのはず。40分ほどかけて駐車場に入ったが、空いていた場所はとても狭くて枠内に入れるのに
随分時間がかかった。相変わらず、狭い場所への駐車は苦手だ。

 問題の場所へ行ってみたが・・・・、それらしい??個体は一つだけ。




    

らしくない姿、だけどチャタマゴタケじゃない?


 せっかく来たので周辺を歩いてみるが、キノコの姿は少ない。






コウジタケだろうか・・・






これもコウジタケかなと思ったけれど、粗いひだがわずかに覗いている。





キヒダタケだったようだ。



 Kさんは朝、早かったし、竹林の中はとても蒸し暑くてバテている様子。早々に退散することにした。昼飯抜きで高速で名神、中国道と
乗り継いで、13時には自宅近くのICに着いた。

 折角なので自宅近くのキタマゴタケの出る場所に案内する。




    






                  
                  キタマゴタケ





                  
                  ヘビキノコモドキ



 キタマゴタケは持ち帰ることを家人から禁じられているのでそのままにして帰宅した。



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お久しぶりです。再開はロングスカートのキヌガサタケから      2021.07.03.(1)

2021-07-10 08:14:51 | きのこ など

キヌガサタケ



 ほぼ、4ヶ月ぶりの投稿です。ご無沙汰でした。最近はこういうことが度々あるのですが、また、何人かの方から生きているのか、打診を頂きました。
大丈夫です。ちょっと、仕事とブログを併行して続けるには体力と気力が足りなくなっているのかな。でも、週末の散策はいつもの通り続けています。
でも、コロナ禍で遠出は少なくなりました。そのせいで、こんな出会いもあるわけなのですが・・・・


 この日、朝7時過ぎにKさんが自宅に来てくれて、車を乗り換えて京都へ。今日はKさんがキヌガサタケの出る場所を案内してくれることになっている。
キヌガサタケは自宅近くの小さな竹林にも出ることは出るのだが、宅地に近いせいか、夜のうちに開きそうなタマゴは持ち去られてしまうことが多くなり、
行かなくなってしまった。

 自宅から直ぐのICから高速に入り現地には約一時間で到着。意外なほど早く到着できた。この時間なら、キヌガサタケが出ていればまだ倒れてはいないだろう・・・
車を出ると驚くほどの湿気と暑さ。歩き出すと同時に汗が噴き出す。キヌガサタケが出ていそうな天気だが、心配は朝方まで雨が強く降っていたこと。
孟宗の竹林に入ってゆき、前週にKさんがキヌガサタケを見掛けた辺りを案内してもらうが、キヌガサタケの残骸が幾つか残っているばかり。
嫌な雰囲気が漂い始めたところで、倒れたキヌガサタケを見つけた。状態は良いのだけれど・・・・、この際、助け起こして撮ることにした。



              



 その後、周囲を歩いて探すが見つからず、でも竹林の中の溝を覗くと白くて丸い籠のようなものが二つ転がっているのが見えた。
籠の網目はずいぶん広くて、キヌガサタケのマントではないみたい。廻り込んで溝の中に入ってみると・・・・





カゴタケ
カゴタケだとは思ったけれど、今までに出会ったことのあるのはアカカゴタケだけで、何でこれは白いんだろう・・・、と頭が混乱してしまった。



              


 よくよく考えてみると、こいつは初見のカゴタケで、雨でグレバが綺麗に洗い流されていたようだった。



              
              クリイロムクエタケ?


 溝は幅が1mくらい。斜面を見て回ると5cmくらいの大きさのタマゴを一つ、見つけた。






筋が入り始めているけれど、これが開くのは明日か・・・・



 溝を後にして、広大な竹林の中を歩いて移動した。






こういう明るくて開けたところにはキヌガサタケは出ない・・・・、というKさんの説明つき。


 兎に角、蒸し暑い。汗が止まらない。昨夜の酎ハイが噴き出しているような・・・・。Kさんもバテているようだ。






歩いていると、竹林の奥に入り込む道があった。奥は薄暗くて竹が茂っている様子。入って行こうとするがKさんは休んでいるという。
何か見つけても呼ぶ必要はないという。こう暑くてはキヌガサタケよりも休憩の方が大事だ。


 さて、細い薄暗い道を進んで行くと幾つかの分岐の後、一段下がった竹林があり、一人、竹林の整理をしている人がいた。
挨拶をしてから、何をしているのか聞いてみると、生えてきた細い竹を切って来年のタケノコ採りに備えておくのだという。
その人の周りを見ると幾つかのキヌガサタケが出ているではないか。竹林の中に入って写真を撮っても良いか聞くとOKとのこと。






倒れたキヌガサタケの脇から今朝、展開したキヌガサタケ。グレバはちゃんと残っている。


 遠景に映っているキヌガサタケはちゃんと立ってはいるが、グレバは洗い流されていて薄黄色になっている。




              

急斜面に出ていたキヌガサタケもグレバは残っているが、上から落ちてきたキヌガサタケにマントを壊されていた。


 この場所だけで10個程のキヌガサタケが出ていたが、見ごろのものは少なかった。竹林の持ち主の話では最近、キヌガサタケの発生は増えているとのこと。
でも、今シーズンはもう、盛りは過ぎたようだ。





キヌガサタケ



 来年は盛りの時期に来て、林立するほどのキヌガサタケを撮ってみたいものだ。

 帰りは迷うことなく車に戻ったが、まだ10時にもなっていない。せっかく京都にきたのだから御所まで足を延ばして御所に行ってみよう。
運が良ければチャタマゴタケに出会えるだろう。


 
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