今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ノササゲの実の収穫        2021.11.20.

2021-11-28 21:27:19 | 山、花、山野草

クリタケ




 迎えた週末、満を持してノササゲの実の収穫に行った。ノササゲの鮮やかな紫色の鞘を見たのは11/03、自宅近くの峠に向かう道の脇。




          

 

 余りに綺麗な紫色にびっくりした。今まで、ヤブマメ、ヤブツルアズキ、ノアズキやトキリマメなどの実は見ているのに、
何で今までノササゲのこんな鮮やかな紫色の実を見たことがなかったんだろう・・・。当然?、ノササゲを庭で育てたくなった。

 ノササゲの実はきっと熟すと鞘が弾けて種は飛んでしまうだろう。となれば、あの峠に向かう道を再度、歩いて鞘にネットを掛けることに。




          
          11/07



鞘が弾ける頃に回収に行く日の判断が難しかったが、11/14に他の場所を歩いているときに、僅かだったけれど鞘の弾けたノササゲを見つけた。
それで、一週間後の今日、三度、この峠に向かう道を歩いている。さすがに、三回目ともなると車を停める道の脇のスペースもすぐ分かったし、
ノササゲの生えている場所も分かった。





          
          11/20




          

弾けた鞘の下には、おそらく実生のノササゲが育っていた。




 タイミングも丁度だ。鞘は完全に弾けている。でも、種は弾けた鞘にしっかり付いたままだった。ネットごと収穫するが予想以上の数だった。
帰宅後、2日ほど部屋の中で乾燥を兼ねて鑑賞する。





          




















 後は種をいつ、何処に蒔いて育てるか・・・・・。

 今年の自宅庭ではヤブマメが無数に生えてきて駆除に大変だった。ヤブマメの花は野原で見ると可愛くて好きなのだが、庭に生えると大変だ。
ノササゲでもそんなことが起こらないように慎重に考えなければならないなぁ。。。。



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サネカズラ、再び        2021.11.14(2)

2021-11-24 08:06:38 | 山、花、山野草

サネカズラ




 もう一か所、気になっていたところというのは、イヌセンブリを探しに行った帰り道で見つけた沢山の実を付けたサネカズラだった。
沢山、実を付けてはいたけれど、まだ赤みが十分じゃなかった。そろそろ、みんな真っ赤になっているかなと思ったのだけれど・・・・













もうちょっとかな。思ったよりも色付くのは遅いようだ。





        

それにしても、これほど実つきの良いサネカズラは初めて見た。







もう一度、来れるかな・・・・。




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大阪から帰った日、午後の散策       2021.11.14(1)

2021-11-23 22:24:25 | 山、花、山野草

クサギ





 大阪から戻った日、午後から散歩がてらハタケシメジが出ていないか、見に行った。車を降りてから道の脇を眺めながら進む。






ノササゲ
気をつけて見てみると、結構あるようだ。でも、実が成ってないと似たマメ科の植物と見分けがむずかしい。



 ハタケシメジは結局、全く出ていなくて・・・・、これで今年は諦めがつきそうだ。出ていたのは・・・・






コガネタケ老菌




 収穫なしは決定的。仕方なく辺りをウロつく。




        
        ハンショウヅル
結構、何処にでも居るのかな・・・・






ヤブムラサキ






ニガクリタケ
今年は毒菌でも見れるだけで貴重かな。






アケボノソウ
まだ咲いている!












アオキ?で良いのかな。葉が異様に小さいように思うけれど。。。






ムラサキシキブ













ムラサキシキブ
この辺りにはヤブムラサキとムラサキシキブが混じっている?





センボンヤリの閉鎖花



 もう一か所、20㎞以上離れているけれど、気になっているものがある。行ってみようか。



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冬へ向かう一週間 川霧と紅葉       2021.11.15-19

2021-11-23 10:13:42 | その他
        




 前週末、所用があり大阪で一泊、娘夫婦たちと一時を過ごした。ホテルに戻る途中に立つマンション。夜目、とてもきれいに見えるけれど、
40年ほど前に建ったものらしい。当時としてはアールのかかったデザインでいまだに人気のマンションとのことだ。

 日曜の昼に帰宅し、月曜からまた、仕事が続く。毎年のことだが、晩秋の晴れた日には朝霧が出て、地面が冷え切るまでそんな日が続く。





月曜日の朝、自宅近くの川に向かう坂道




 今年も朝霧が始まった。坂を下った所には小さな川が流れているが、5kmほど下流で加古川に合流しており、毎年、広い範囲で霧が出るのだ。
勤め先の駐車場に着いて歩く道。


















カエデの多くは紅葉し始めている。







 翌、火曜日も朝から霧が出て、9時過ぎには快晴となり・・・・、水曜日の朝も・・・・






これで3日連続。






駐車場の奥の紅葉






近づいて・・・・



 そして金曜日も霧。















 駐車場の反対側の目隠しの山茶花の生け垣の一角だけ、つぼみが開き始めていた。



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これからの小菊たち       2021.11.13(3)

2021-11-18 08:08:49 | 






 野紺菊と同じように、名前の書けないいろいろな小菊たち。咲き始めています。




        













        













        










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庭の咲き残り野紺菊、これからの小菊たち       2021.11.13(2)

2021-11-17 20:33:48 | 






 秋も深まり庭がまた賑やかになってきた。野紺菊は盛りを過ぎているが、遅く咲き出した場所ではまだ綺麗。








































        







オビトケノコンギク
毎年、この野紺菊が咲き出したら終わりが近い。



 そして、野紺菊に混じって小菊が咲き出す。




















        




















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冬を迎える準備 その一       2021.11.13(1)

2021-11-14 21:04:56 | 





 庭の主役は野紺菊から小菊に移っている。今年は秋からの少雨で育ちは悪いけれど、小菊は次々と開花している。










 そして、朝晩の冷え込みも強くなってきて、最低気温が一桁にもなってきている。春過ぎに庭に出した鉢植え達もそろそろ、家に入れてやらねば・・・。







玄関と下駄箱の上に・・・・
クレロデンドルム・ウォリキー 満開





        

二階の踊り場の左右に・・・・
ウォリキーとクレロデンドルム・ウガンデンセ、ハンカチの木、胡蝶蘭、などなど。





        

居間に・・・・、母の家から持ち帰ったニオイバンマツリ。






        

居間。背の高さを超えてしまったハイビスカス。これも母の家から持ち帰ったもの。




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採種計画 その2 セトウチホトトギス       2021.11.07(2)

2021-11-13 09:34:54 | きのこ など

ヤブムラサキ




 ノササゲの鞘にネットを掛けてから、ちょっと辺りを見て帰宅。でも、ハンショウズルの大きな株を見つけたので収穫はあったかな。
帰宅してから昼飯を食べ、次の採種計画を実行する。

 実はセトウチホトトギスの自生地の内の一つの様子を、前週に見に行ったのだが、咲いていた場所が分からなくなってしまったのだ。
場所は間違っていないはずだが、山道のうちのだいたいの場所しか分からない。2往復したけれど???

 というわけで、もう一つの自生地の様子を見に行って、葉が枯れても絶対場所が分かるようにしておくことにした。




        
        セトウチホトトギス



 この場所の他、数か所に目印をした。これで枯れてしまっても場所は分かるだろう。問題は採りに来るタイミングだけ。
採種はちょっとで良いはずだ。去年、Kさんに貰ったセトウチホトトギスに残った鞘3つの種から、10程の芽が出てきて育っている。
蒔いた場所が悪くて全然育っていないけれど・・・・






帰りに薄暗い苔の生えた道を歩いていると、ハタケシメジの老菌がポツンと出ていた。



 今頃、出ているのかと思って気を付けて歩いて行くと・・・・











ハタケシメジ



 それなら、いつものハタケシメジのシロを見に行こうかとも思ったけれど、もう時間がない。ハタケシメジは諦めて、これから蒔く筈の種用の、
プランター2つ、鹿沼、赤玉、腐葉土を買いに行くことにした。プランターを置く場所・・・・、後で考えよう。



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ノササゲの鞘の紫色が忘れられない       2021.11.07(1)

2021-11-12 22:16:13 | 山、花、山野草
 




 数日前に見たノササゲの実の鞘の鮮やかな紫色が忘れられない。自宅の庭では今年はヤブマメが大繁殖して除去するのに大変だったし、
トキリマメも生えてきて予想外の頑丈な蔓に手を焼いたのに、あの紫色を見たら自宅で這わせてみたいと思ってしまう。

 種を採って来たいが、きっと種が熟す頃には鞘が弾けて採種できなくなってしまうだろう。大体、ノササゲの生えていた場所にもう一度、
辿り着けるのだろうか。。。

 日曜の昼前に思い切って同じ峠の道を歩いてノササゲの鞘にネットを掛けに行くことにした。我ながら、アホだと思う・・・・。
今まで、トキリマメ、ノアズキやヤブツルアズキなど、いろいろ見てきているけれど、ノササゲの紫色の鞘を見たことが無かった。

 数日前と同じ場所に車を停めて、車道を登って行く。





マムシグサ













ヤブムラサキ
まあ、当然、同じようなものしか出会わない。



 道から林の中を覗き込むと・・・・、まさか・・・・





        

まさか、立ち木に熊の引っかき跡が・・・・、と思ったのだが、近づいてみるとかき跡の上にNの傷。誰かの悪戯だろうか。






太い蔓のハンショウヅル?
これは、来シーズンには必ず見に来なければ・・・・。これで、ハンショウヅル系を確認しに来なければならない場所が二ヶ所になった。












ブドウヅル




 そして、漸く・・・・





        

無事に網かけ終了。やれやれ。







 いつ頃、種を回収しに行こうか。


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昼飯の後の散歩          2021.11.03(3)

2021-11-09 22:11:08 | 山、花、山野草






 帰宅後、昼飯を食べてから何をしようかと考えていると、妻は何処か散歩に行きたいという。
この週の初めから実家に戻り、義母の世話をしていて帰ってきたところで、気分転換をしたいのだろう。その間、こっちは独りで羽を伸ばしていたので、
出掛けることにした。

 里山は色付き始めたところで、樹種によっては綺麗に紅葉しているけれど、まだ、何処かに紅葉を見に行こうという季節でもない。
いつもきのこ探しに行く山の上にセンブリが咲く場所があるので行ってみることにした。そのついでに、きのこが出ていればとも思って。





        






        
        センブリ



 センブリは相変わらず咲いてはいたが、驚くほど育っていなかった。やっぱり、9月からの少雨のせいなのだろう。そして、キノコの姿は皆無。

 さて、どうしよう。一度、車まで戻り隣町への向かう途中の峠辺りをぶらつくことにした。といっても車道なので、たまに走ってくる車に気を付けて。












ゴンズイ?
木の葉をちゃんと撮っていないから、分からない・・・・





サルトリイバラ





        
        ノササゲ
びっくり! 種が熟していたら採ってきたのだけれど、まだ早い様子。





??
綺麗に紅葉していたけれど、何の木かは分からない・・・・














ヤブムラサキ






    
ハンショウヅル?
種が出来ていたので採ってきた。蒔いてみようかな。それよりも、どんな花が咲くのか確認したいところだ。





サルトリイバラ




 種が熟したころにノササゲの実を取りに来よう。でも、鞘が開いて種が飛んでいかないように、ネットを掛けに来なければならないかも・・・・
ハンショウヅルの種も蒔く準備をしなければ・・・・、などなど、考えながら帰宅した。



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昼飯前にちょっと、散歩          2021.11.03(2)

2021-11-08 21:39:13 | きのこ など

センブリ





 今年の秋のきのこはとっくに諦めているけれど、ホンシメジだけはいつも遅く出るのでこれからでも出るだろうと思っている。
だから、ダメ元でも様子を見ておこうと出掛けることにした。近くの山だから、一回りしても昼までには戻れるだろう。







今年は本当に異常。川沿いの薄暗い道、いつもは苔しか生えないような場所にセンブリが咲いていた。毎年、ここ10年以上、
歩いているけれど、この辺りでセンブリなど見たことがない。



 いつもきのこを探して歩く道を辿るけれど、ようやく見つけたきのこは・・・・・




    
ウラベニガサ?
細い、コナラの枯れ木から出ていた。



 いつも、初秋にサクラシメジが沢山でる辺り、何も出ていない。見上げれば・・・・







良い天気だけれど、立ち枯れのコナラが正面にあった。この木もいずれ倒れて道を塞ぐのだろう。



 早々に山を下ることにした。





        





 立ち枯れのコナラの木から落ちてくる枯れ枝が道を塞ぐ。そして、その先には3年ほど前の台風で倒れたクヌギの木?
倒れても枯れずに何とか、葉を付けている。






シイタケ







これを見て、思い出した。



 帰る下り道の脇、細い枝から生えたシイタケ。そういえば、去年も同じ枝からシイタケが出ていたのを見たっけ。
ほんの3cm程の枯れ枝から、2年続けてシイタケが出るとは。。。他にきのこらしいきのこが出ていないにも関わらず・・・・・

 今年も収穫するのは止めた。あまりに小さすぎるシイタケ。来年はもう少し、太い枝から沢山出てきておくれ。



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今年も庭の秋は野紺菊から       2021.11.03(1)

2021-11-07 21:36:53 | 

秋明菊




 朝起きて、もう、庭を一周して来た。9月になってから雨が降らず、草丈の低いままの野紺菊達だけれど、花はいつの間にか盛りを過ぎている。
食卓に座り、カーテンを開いて、のんびりと庭の眺めていると、朝の光が、もう、すっかり盛りを過ぎた秋明菊の花びらを透かして、
浮き立たせるのを見て、慌ててカメラを取りに行き、庭に出たがすでに遅かった。





野紺菊




        
















 野紺菊は基本的には園芸種として売られていたものを植えたのだが、交配したり先祖返りしたりで、可笑しなことになっている。











        




 野紺菊は盛りを過ぎたようだが、小菊の方はこれからだ。

























        






        



 これらの菊はほとんど、アシズリノジギクとクニサキノギクが、庭に元々咲いていた菊と交配したものだろう。
肝心のアシズリノギク、クニサキノギクは秋の少雨で生長が遅れていて、まだ花を開いていない。雑種は強くて姿も大きくて支配的だ。






イソギク
今年は背も低く、貧相。





銀葉サツマノギク
同様に生長が遅れている。



 庭の菊達は、まだしばらくは楽しめそうだ。



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野池から車までの戻り道 2 ビナンカズラとムベの実    2021.10.31(3)

2021-11-05 20:33:16 | 山、花、山野草
        
ビナンカズラ




 
 行きと違う道を通って酷い遠回りになった話はもう書いた。今日はそのお陰で出会えたものの二つ目の話。因みに一つ目はイシミカワの実だったね。

 車道脇の常緑広葉樹に紛れてビナンカズラの実がぶら下がっているのに気が付いた。実はこんなに沢山、実がついたビナンカズラを見たことがなかった。
ビナンカズラって、実が赤くなって綺麗だけど、葉も常緑の割に部分的に赤く色づいて、緑と赤の対比が綺麗なんだよね。














葉が赤みがあるのは春なのかな・・・・。



 庭に植えてあるけれど、実が付くのは10年くらい先のことかも。





        




 この場所にはもう一度、行って実が真っ赤になったところを撮って来たいものだ。

 この場所を過ぎてようやく車に向かう三辺目に入った辺りの道の脇の木に大き目な赤い実を発見。





ムベ
アケビの常緑版。実は赤くて球形に近い。










 やっと車を停めたところまで戻ってきた。







再掲。



 池の奥に見える湿地から戻ってくるのに50分もかかってしまった。行きと同じ道を歩いたら10分くらいで戻っていただろうけど、
イシミカワやサネカズラは見れなかったのだから、良しとしようか。少し、疲れた。



 




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野池から車までの戻り道 1 イシミカワのおもちゃみたいな実    2021.10.31(2)

2021-11-05 07:20:13 | 山、花、山野草






 湿地への入り口まで戻ったけれど、来た道とは逆方向に進んだ。野池の車道側とは反対を歩いて帰ることにした。
でも、道はあるのだけれど車を停めている方向に進むと道は消えてしまったり、行き止まりになったり。
消えかけた道を無理して進んだけれど、道は車に近づく方向には続いていなかった。

 結局、四角形の三辺を歩くようにして戻る。随分時間がかかった。

 途中の野池の縁で見つけたおもちゃみたいな実。




        
        イシミカワ























イシミカワ




 この色合いはノブドウと似ているよね。野池のノブドウ?



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懲りずにイヌセンブリを探しに行く。懲りたかも・・・・      2021.10.31(1)

2021-11-04 22:09:34 | 山、花、山野草






 昨日は午後に訪ねた湿地でイヌセンブリを探したけれど、今年も出会うことが出来なった。時期が合ってない?絶えてしまった?
かつて、毎年会いに行っていたイヌセンブリの別の場所を歩いてみることにした。大きな野池の奥に見える湿地に咲いているはず、
ここ3年くらい見に行ってないかな。

 車を停める場所がかなり厳しいので、今回は独りだけだし、車を此処に停めて目的地まで歩いて行く積りだ。

 今回は目的地まで歩くのでなるべく装備は軽くしようと、カメラはズームレンズを付けたデジイチ一つだけ持つ。車道脇を歩いて目的地近くで、
車道から5mほど下の田圃に降りた。さて・・・・、と思った時に雨が降り出した。携帯で雨雲レーダーを確認すると・・・・、
線状に伸びた雨雲・・・・





        

        潔く、雨宿りして雨が止むのを待つ。



 思ったより早く小降りになったので歩き始めた。田圃の脇の小道を進んで湿地に入る場所を探したが、見当たらず、そのまま通り過ぎてしまった。
そんな筈はないぞ、と戻りながら確認すると・・・・





        




 また、これか!! これがかつての湿地への入り口だったようだ。これも新型コロナの緊急事態宣言のせいなんだろう。誰も来ていない。
笹原を掻き分けて進むと見慣れた湿地の景色だ。







草紅葉とヤマラッキョウの花。昨日見た湿地の景色と何も変わらない・・・・


















 スイランを探してみるが、ちょっと季節が進んでいるのだろうか、数は少ない。












        





 その後、湿地の周囲や野池の水が残る場所を歩き回ったけれど、イヌセンブリの花を見つけることは出来なかった。此処も同じ?
イヌセンブリは絶えてしまったのかもしれない。諦めて、来た道を戻る。










 でも、車道の脇を通って車に戻るのは嫌だった。野池の反対側の山側にも道が有るに違いない。その道を探しながら戻ろうと思った。
それが、間違いだったのか、正解だったのか。どちらにしても、新しいことをしなければ、新しいものには出会えないということなんだ。



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