たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

法語カレンダーと志納金割り当て

2016年12月15日 | お寺参り

「東本願寺」の画像検索結果

年末なので手次寺から毎年の恒例「法語カレンダー」が郵送されました。「・・べし」「・・であれ」とか古風な教訓調の法語で深く心に訴える法語ではない。京都の東本願寺真宗大谷派で、カレンダーは真宗教団派10ヶ寺の共通のもの。
「仏恩深く おもいつつ つねに弥陀を 念ずべし」古いね。いまどき弥陀本願なんてほんとに信じ、念ずる人はいるのかな。数年前、岐阜別院の親鸞聖人750回御遠忌のテーマは「まなこを開く 心を開く」という法語で、仏教講座で某老師はいい法語だと言われた。

昨日カレンダーと共に振込み通知書が添付されていた。手次寺の表門、鐘楼、トイレなどの改修が必要と住職が便りにいつも書いて送って来て、檀家総代等と相談中である由であった。その計画が決定し、いきなり20万円を払えって振込み通知書が送られてきた。総額は1億円を超え、すでに寺社建築業社も決まったとのこと。

お寺は5千万円は自弁すると書いてあるが、残余6千万円余を檀家に均等割りしたのか、家柄を見て格差をつけた請求書なのかは不明。檀家の総数も不明で予算案のみ見送ってきた。

とにかく乏しい年金暮らしで、余生のための預金も乏しい私などハイそうですかと応じるには抵抗感がある。
それに志納方ご協力とかお願いではなく、いきなり請求額は20万円ですって書いてあった。檀家総代の通知文の形式ではあるが、ちょっと待ってね、少し以上の抵抗がありすぐ応じるわけにはいかない。

妻が亡くなって在所からも遠く離れた近くの同派の寺にお願いして葬儀をし、檀家になってきたが、どうしても今の寺でなければならないこともない。同派の寺は近くにいくつもある。
20万円は当方の年間のタバコ代、ゴルフ代に相当する。当分保留するかな。このお寺は20年ほど前本堂を建て替え3億ほど檀家負担があったはずだ。在来仏教はビジネス化して宗教観を感じることができない。


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