再発したよ（６）

診察してもらって帰宅したら病院から電話で、
画像が入っているUSBメモリを受付で返されてそのまま持ってきてしまったので
月曜に持ってきてください、と。

あのあと、前の手術をしてくださった先生と電話でいろいろ話したそうで
さすがに局所麻酔はなくなったけど
「全身麻酔で悪いところだけとって、まぶたですから腫れます、腫れが引いたら退院ということで」
硬口蓋ではなく耳の軟骨と。

「あの、粘膜側にできているところは、表皮まで全部とるんですか」
「いえ、粘膜だけです」
ESMLだっけなんだっけ、そんな感じなんだろか
「あともう１こ、目尻から外側に広がってきてますよね表面。ここも採るんですね」
「はい」

これ縫われたら目の横幅が半分くらいになるからオープンにしてほしいなあ（願望）

そのまま目から離れる方向で広がってくれれば
ごるしの春天に乗ったノリさんではないが「もう、お願いするだけです」

年明け14日に麻酔科の診察を受けてください、で27に入院して28に手術します、と
なんか現実感ないところでどんどん話が進んでいく

手術なので胸部X線撮影と心電図と呼吸機能検査して、も、なんか実感わかない。



がん保険の証書を見ていたら、診察を受けていれば処置とかなくても通院給付金が出ることがわかり
退院から180日までだから大した金額ではないけどもらえるものはもらおうと思って
通院証明書をもらって（診療科３つだから大散財！）あ、眼科は退院後半年はなかったな、と思いつつ、郵送したら

なんか銀行口座の残高が多い

？？？

眼科の生検が外来手術だったので手術給付金が出てる！
まあ、がん保険的には外来の日帰り手術でも手術なんだろうけど
あの、3×3cmくらい採って皮弁をごっそり持ってきて1週間ラコールと日帰り手術の給付金が同じですか(@_@)


まあ、もらえるものはもらっておく。

再発したよ（５）

てことで正式な紹介状とプレパラートと画像データをもらって転院先へ。

先々週セカンドオピニオンをくださった先生から
「根治を目指すのではなく、完全切除して眼球摘出までして、が200としたら、100か90かもしれないけど、そういう治療をするということでいいですね」
顔におできができて見苦しいから出てきたら取るっていう（とりあえずは）方針は、自分も納得してたので
それでしのいで時間を稼げば三級も二級も取れるかもしれない（ｲﾐﾌ

担当の先生の診察。
前回の手術の詳細がわからないから、最初に手術した先生に問い合わせて、年明けまでに方針を決めておきます、それで手術しましょう、ということになり
「あの、入院はどのくらい？」
「この部分を取るだけですから局所麻酔でも」

は？
がんきゅうてきしゅつ、かも、から、きょくしょますい？
なんか話が全然違い過ぎておろおろ。

「悪い部分だけ取って、眼球摘出までは必要ない、というのが、（セカンドオピニオンをくれた先生）と私の認識ですから」
「前回、硬口蓋を取って１週間ラコールで、３週間入院したんですけど」
「耳の軟骨を使う方法もありますし、人工真皮も使えるかもしれません」

へ？
そんな話聞いたことないぜ

場所がちょうど目尻なので、
「前回の手術で目が小さくなってるから、ここ切ったままにして目をちょっと大きくするってできますか？」
わがままを言ってみる嫌なおばさんは私ですｗ
「オープンにする方法もあります。眼瞼下垂もあるからそれも少し触れるかもしれません」


なんか誰を信用したらいいのかわからなくなってきたｗ

もちろん、病理検査の結果とか、前回の手術の処置によっては、そんなことでは済まない大手術になる可能性も考えておかないとだが




とりあえず年内は処置はありません。
よいお年を。

再発したよ（４）

もとの病院にお返事をもって、転院したいので、とお願いする
べつにその先生が悪いわけじゃないけど、３つの科を行ったり来たりしてると時間もかかるし話も通じなかったり、いろいろややこしいし。

話は理解してるのよ。
眼球問題なくてもまぶたって複雑な機能のところの再建が難しい、再建できなければつぶすしかない、ってのは。
でも頭でわかってても「はいそうですかおねがいします」と言えないのよ
人間できてないんで。
まだ仕事してるし、ていうか、なんでもなくても死ぬまで仕事しないと生きていけないし国民年金受給者だし、
治療費のこと考えたら（がん保険は入ってるけど）「治療に専念します」と言い切れるほどお金ないし
ヘンな話だけど片眼失明は障害者じゃないんだよね、パラリンピックも出られない（もともと不可能だけどｗ

根本原因が先天性の血管腫へのラジウム照射で、あざとケロイドがこどものころからあって
嫌な思いをさんざしてきたので、見た目コンプレックスがあるんですよ。
もちろん先天性のものだから誰も悪いわけじゃないし、両親だってよかれと思ってやったことだから何も言えないけど
あれだけ嫌な思いをしたのに、それは前回の手術で取ったけど「またお前か！」って感じですよ
なんで自分だけこんな目に遭うんだよ何か悪いことしたか？（したかもｗ
いやもちろん世の中にはもっと理不尽なことがあることはわかってます、わかってますけど、頭では、納得できないのよ未熟者なので

ぶっちゃけ、これ以上ブサイクになるの嫌なのはっきり言って。今でも十分ブサイクなんだからｗ


あと10歳上だったらかまわないけどさ（いやそれでもかまうかもｗ


両親そろって認知症だから直接介護はしなくてもケアマネさんだ市役所だ介護サービス事業所だと全部対応しないといけないし
家に残ってる母親のわけわからない話や電話にも反応しないといけないし





はあ。

再発したよ（３）

きっちり２週間あって、いろいろかんがえる。

バイト先の薬局では「眼帯着用でもいいから来てもらえるとありがたい」と言ってくださる。
まあ3時間のパートだし、入力とピッキングで投薬しない（接客しない）って選択肢もあるかもだし。
講義は、色の濃いサングラスにするかぁ・・
ダイビングはまあ片目でもできるよね。スキーも飛ばさなければだいじょぶだろ、
でも乗馬は無理かな、乗馬ほんと面白くなってきたとこなのに、できないのはいやだ。

とかいろいろ考えてるうちに

ちょっと待て、最初に発症してから手術まで数年間は診断がつかないで、
傷（潰瘍）で下眼瞼の瞼板がくずれただけで、ほかに症状ってなかったよね。
てことはよ、

基底細胞癌って骨とかに浸潤してなければ命にかかわるものじゃないじゃん、
大事なところに転移したら話は別だけどその可能性はかなり低い、
だったら、数か月単位で経過観察してて出てきたらそこだけ取る、ってのはありじゃないのか？

とか思いついたのが月曜日。


金曜日にセカンドオピニオン予約したのでその日は気合入れて朝から仕事入れずに（違
30年前に出向で通ってたんだよね、もう全然変わっちゃったけど。第一自分がいた建物も立て直されてるし。

紹介状とDICOMデータのCDを渡してしばらく待って、
幼少時のラジウム照射歴と初回の診断手術について（紹介状にも書いてあるとおもうんだけど）説明する。
データに画像（写真）がないと、紹介元の先生に電話したけど画像はCDに入っていないというので
自分のスマホの画像データをお見せして。

「マージン10mmだと眼球ぎりぎりなので再建が難しくしかも再発のリスクがあるからと眼球摘出を勧められています」
まあ紹介状に書いてあるだろうけど。
「そのマージンを小さくしたらどうなのか、とか、聞いてみた？」
「いえ、『眼球摘出』と言われてびっくりして頭が回らなくて・・・・」
「じゃあ例えばマージンを2mmにして切除しましょう、もちろん再発のリスクはあるけど、そういうのはどうですか」
そういうアプローチは全然念頭になかった。
「うーん、まあ、前回、10mmマージンで、術後は断端陰性と言われていたのに再発したんですからねえ、、
できればもういじりたくないのですが、そんな大きな手術でなければ・・・
化学療法とかはないんですか？治験でもいいので」
基底細胞癌はたいがい手術で取れちゃうので化学療法ってあんまりないんだそうだ。
でも「治験、調べてみましょう」とおっしゃってくださったので、お願いすることに、つまり、転院することにした。

「基底細胞癌って、命にかかわる癌じゃないじゃないですか。
それで眼球摘出っていうのも、なんだかなあと思うんです、外科としてはそれが正しいんでしょうけど。
まだ仕事もしてますし、、、」
先生がちゃんと話を聞いてくださるのでだんだん大胆になって言いたい放題。
「できれば切りたくないのですが、放射線治療はラジウム照射歴があるからダメだと聞いたんですが、粒子線とかは」
「そのへんも放射線科と相談してみましょう」

術前術中の画像と病理検査のデータをもらって持参するように、と言われて、お返事のお手紙をもらってきた。

さてどうなりますか。
通院証明書もらいにいかないとね。
もらえるものはもらう（笑）