フォトブック-3


FUJIFILM X100V

大きな画像

お店で選べるのは、A4サイズの場合、最高で28ページまでであった。(確かそのうち2ページは表紙と裏表紙)
(ネットで発注するともっと多くのバージョンがあるようだ)
ケント紙のようなしっかりした紙に印刷し、重ねて中央をホチキスで留めてふたつに折り曲げるので、製本できる枚数に限度があるのかもしれない。
後からページをもう少し追加しようとしても出来なかった。
(最初に全部で何ページのアルバムにするか選ぶところから作業を始めるのだが、これってかなり難しいと思うのだが・・・)

140枚以上の画像を持って行ったが、これを28ページに全部入れると、かなり窮屈になると分かった。
小さく碁盤の目のように並べるなら別であるが、ある程度大きく印刷されないと母親には見えないし、紙にプリントする意味がない。
選別の基準を厳しくして、不要な画像をどんどん削除していくしかない。
アルバムを作りながらやったために、そのたびにページを遡って作り直すことになった。

最終的に140枚から90枚くらいまで絞ることになった。
泣く泣く落としたものもあるが、まあ仕方がない。
あまり写真の量ばかり多くても、見る人がうんざり・・になりかねない。
アルバムとしてはこれでいいのだろう。

全体の配分を常に意識することは(かなり難しい作業ではあるが)重要だと感じた。
全部で28ページとして、たとえば今回の旅行では、足立美術館の風景画像に3ページ、美術館で家族の写ったものを1ページ、その日の宿の室内での画像を1ページ、夜の食事と料理を1ページ・・という具合に、バランスよく配分する必要がある。
これを意識していないと、終わりの方になりページ数が足らなくなり慌てることになる。
次回は先に大まかなページ配分を決めておいて、1ページあたり平均3、4枚の画像と決めて、あらかじめ選別して臨むべきであると思った。

という訳で、頭と時間をそうとう使った(笑)
最初にやり方が分からずロスしたこともあるが、お店で3時間以上も端末の前に座っていた。
前日は写真の選別と現像で寝たのが夜中の3時過ぎなので、もう疲れ果ててしまい完全にグロッキー状態であった。

作業が終了して、受付に伝票を持って行くと、1時間半ほどで完成するという。
その間食事をしたり、近所の喫茶店で時間をつぶしたりした。
出来上がりのアルバムを受け取ると、待ちきれずにまた喫茶店に入り、早速開けて見てみた(笑)

ソフトカバーの簡易アルバムなので、印刷のクオリティは確かに程々であるが、パソコンの画面で見るのとは違う迫力がある。
さすがもとフィルム屋のフジだけあり、記憶色の活かし方が上手く、程よく強調されているため、けっこうハッとさせられる。
立体感があり、その場の空気までが蘇ってくるのを感じた。
これはプリントするのも悪くないな・・・

母親が大喜びして、何度も出してきてはアルバムを見ている。
一生これを見て思い出しながら生活するなどと言っている。
それを聞いて、疲れも解消される思いであった。


(iPhone 13 Pro)


(iPhone 13 Pro)
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