★日米同盟は、親子関係？

　安倍総理が、「日米同盟は、世界で一番、強固な絆で結ばれている」と力説するたびに、私は、逆に不安を感じる。

　同じ同盟関係にあるイギリスの場合、アメリカの方針に異を唱えるが、日本の場合、アメリカの立場に理解を示す受動的な印象を受ける。

　北朝鮮の脅威のように、利害が一致する場合は良いが、「核拡散防止条約vs核兵器禁止条約」のように、核保有国と非保有国で意見が対立する中で、「橋渡し役」を務めるという器用な外交が出来るのかに、確信が持てない。

　「橋渡し役」とは、両方に加盟するか、両方に入らない立場でないと、片方の主張をベースに折衝することになり、「総論賛成・各論反対」に行きつく。

　韓国の従軍慰安婦の賠償金や徴兵工問題のように、玉虫色の決着で、過去を引きずっているだけに、信頼を置けない。

　「Trust me!]で、こけた総理大臣がいたが、「ていねいな説明」だけでは、信頼は勝ち得ませんヨ！

★安倍外交の真髄って？

　女子レスリングで、３階級金、男子卓球団体で銀と、日本選手が大活躍するニュースが相次ぎ、政治問題は影が薄くなりがちだ。　しかし、政情不安定では、オリンピックの開催も危うくなると......

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