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時悠人chosan流処世術

★義父の17回忌(孫勢ぞろい)

2004-09-22 09:41:53 | 日記・エッセイ・コラム
EPSN0009EPSN00042004年9月20日。義父の17回忌が妻の実家(群馬県)で営まれた。日頃、なかなか会う機会がない親戚一同が集うのは、冠婚葬祭の時と相場が決まっているが、年月の経過とともに、故人を偲ぶ悲しみの情も風化し、出席者同士の団欒の場となる。義父の兄弟姉妹はもとより、金沢や水戸、東京など、方々に散らばっている娘や孫が勢ぞろいすると広い家も一気に手狭になる。くしくも、この日は「敬老の日」。3人の娘と5人の孫に囲まれ、記念写真のポーズをとる義母の嬉しそうに輝いた顔が印象的だった。

 核家族化の進展により家族の絆は希薄になり、親戚付き合いもしだいに疎遠になってきているが、久しぶりに元気な顔がそろい、旧きよき日本の風習に感謝。最近、殺伐とした事件が相次ぐが、共同体での他人を思いやる心を失ったからに他ならない。子供に行儀作法を教え込む立場の親でさえしきたりを知らなくなっている。法要時の立ち居振る舞いに不慣れな我が娘を見てしつけ不足を反省させられた。同時に、おじいさん・おばあさんの存在価値を再認識したしだいである。


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